12月 29, 2020

今年は今年、そう、来年は新年ですから(笑)

 今年もあと数日で終わります。なんていう年だったのでしょうか。先のない暗闇を手探りで進むしかなかった訳ですが、その手探りの暗闇を、マスコミや風評が灯りをともさせないという、劣化した我が国を象徴するような一年で、とても残念でした。支那ウイルスは世界を飲み込み、肝心の支那は素知らぬふりで、偽データを流し続け、政府与党は支那に頭が上がらず野党は我が国以外の国の利益を求める。そんなので、良くなるわけがないと感じる今日です。

この自分のブログもかなり劣化度が激しく、左傾化したFBというSNSにその手軽さで思考を流してしまい、一時期は1000人近くいた読者は(笑)事実上100名以下にまで落ち込んでいるのです。自分の意志をきちんと文章にする、自分の思いをきちんと文章にする、そんなことをおろそかにしてしまった今年でした。

本業は、勤務医が不足しても衛生士が不足しても当たり前のことを当たり前に粛々とやってきたおかげで、何とか例年と同じ水準で終わろうとしています。介護分野の「恐縮」感も、スタッフ達の根っからの素晴らしい光るオーラで、何するものぞと空気は吹き飛ばされ、やはり例年通りの水準で終わるでしょう。(でも、介護の世界に年末年始はありませんね(笑))

東京のクレバーなSBY先生が、劣化してきた「池袋」の記事を載せていました。高校を卒業し、頭の悪さとカリキュラム不足で一浪した田舎者の私の東京の初舞台は池袋。今は無き池袋「英進予備校」に入学。そこには有名な数学の神様と言われた「ナベツグ先生」がおりましたが、自身は数学は「大学への数学」以下、多分一番得意だったので、それ以外の勉強を結構やらかしたのが「池袋」でした。(沖縄のMYZT先生も池袋で予備校也(笑))住処は朝霞だったので、行き帰りの日々は東武東上線で板橋の各駅を散策し、こぎれいな図書館を見つけては勉学と昼食を探索していました。(当時仕送り3万円/月(笑))


今年、奇跡的に当時の予備校仲間「しのぶ」をFBで発掘。行き先こそ違ったものの、それはそれは嬉しいものです。なぜなら、今年と同じように浪人生は先が見えないので、その時分の友人はまた特別な思いがあります。そういう彼らと、特にうろついたのが、その年に出来たばかりのサンシャインシティ。これが東京だ!あこがれの超高層ビルだ!40年以上前の東京の人口は1000万人いなかったはずで、サンシャインも平日は中のベンチで昼寝できるくらい人通りはまばらでした。

一人で巡るサンシャインの秘密通路は、ワールドインポートマート(現在のサンシャインショッピングモール)からオリエンタル博物館や、メゾンサンシャイン(マンション)まで迷路のように繋がっていたのです。もちろんセキュリティはあまく、意外とどんなドアも開くという(笑)。その時私は5000万で売り出されていたメゾンサンシャインに、いつの日かここに住んでやる!と言う野望をかすかに持ったものでした。今はどうなっているんだろう?と、SBY先生の池袋劣化記事を元に、SUMOとか調べると、賃貸でも築43年とは思えない素敵な値段がついているのです。私の東京の原風景は、やはりこの泥臭い「池袋」と板橋区エリアという結 果で今年を締めくくるのでした。

余談ですが、白飯30円、味噌汁30円、納豆20円、牡蠣フライ1個30円、沢庵一皿10円、のり佃煮ボトルキープ(後で白飯だけ食べるため(笑))とか、いわゆる安い飯屋の原型が今の大戸屋東池袋店で、そして後のその一号店「大戸屋食堂」は私の腹を格安で毎日満たしてくれたのでした。

皆さん、来年は素晴らしい年になりますように!! (年賀状御免)