5月 04, 2025

久し振りだな。。。

 GWを利用して、函館と言うか、七飯町というか、大沼公園の中のエプイというホテルに来た。ここに来た理由は部屋に温泉露天風呂がついている、ただそれだけの理由だ。あいにく天気が悪かったので、朝早くから夜遅くまで幾度となく風呂に入るという贅沢三昧を(笑)。

やや大きめの部屋付き浴槽の湯に浸かりながら、久し振りにマインドフルネスにトライ。

聞こえてくるのは鳥のさえずりと掛け流しのお湯の音のみ。無心になりながら呼吸のみを意識して目の焦点をどこかに合わせず宇宙の果てを見る。ふと、イワノフの小説が頭をもたげるが振り切る。ただただぼーっとして時間をやり過ごす難しさに直面する。そう、これこそが忘れていた本当の時間という「時」の流れかもしれない。達観した境地には至れないが、何か、運だとかカネだとか生き様だとか力だとか堅持だとか煩雑だとか混沌だとか、全て己の心の雑音でしか無く、今自分が元気に生きていることだけが真実だと、誰にも頼らず感じてくるのだ。言い換えれば、世の中のコンサルと言われる人達はその雑音を整理する怪しい仕事だなとふと思う。

車を借りて出かけた先、恵山灯台から遠くを見ると、時代を間違えたかの帆船が見えた。海はひたすら荒れていた。目を離した隙にもう一度探すが見つからない。幻?夢?風はかなり強い。

その後、素敵な灯台を後にあえて恵山から鉄山方面に山中を走る。昔の開拓の痕跡が消えかけた集落に、100年前の思いの痕跡をたどる。キタキツネが子ギツネと道を渡る。流れる温川は人の手が殆ど入らない昔の川のまま、イギリスのコッヅウェルを思わせる素敵な川の両岸になぜかひたすら懐かしい思いが、、なぜだろう。魂の記憶だとこういうこの感覚はいつも大切にしている。ちなみに私の前世はギリシャのイオス島の犬だったが、その前は中国の鉄道作業員、時間軸が前後しているけれど列車にはねられて死んだらしい(笑)。犬の時は老衰(笑)。そんなものだと思えば今の「欲」とはなんだろうなと思う。人が生きて死ぬのは当たり前だから、これからどうなるかでは無くLet it beなのだと今更だ。小賢しい過去の自分を反省するのも今だからだ。


帰るなり部屋の温泉風呂の贅沢。入る出る入る出るの至福也。大沼は鏡のようになっていて雨上がりのコントラストが羊蹄山を引き立たせているよう。昔、カヌー乗りだった(自称)私としては、この湖面に静かに流すカナディアンカヌーはまことに持って美しいに違いないと心に思った。

明日から日常に戻るが、この平凡と見えるいつもの日常を維持することの難しさと美しさに改めて感謝するとともに、だからこそ幸せなのだと感じる日常が、如何に素敵な毎日なのか忘れてはいけないだろう。旅日記としては各地の詳細な報告が出来ない稚拙さがあるけれど(笑)、思いは感じてくれるんじゃないかと邪推する楽しさかな(笑)。





5月 01, 2025

日本亡国論

西尾先生が亡くなってからまだ1年も経ってはいないが、今だに読み返すと西尾先生の論がまさしく正確に的を得たものであることがひしひしと伝わってくる。この論に及ぶ論客は私の知る限りでは島田洋一先生しか思い浮かばない寂しい現実である。いつも言うが、私は生粋の自民党員だったのだ。

さて、、、、

 「人口減少という国民的不安を口実にして、世界各国の移民導入のおぞましい失敗例を見て見ぬふりをし、2018年12月8日未明にあっという間に国会で可決成立された出入国管理法の改正(事実上の移民国家宣言)を私は横目に見て、あまりに急だったな、とため息をもらした。言論人としては手の打ちようがない素早さだった。」(西尾幹二)

既に5年以上が経過し、安倍氏射殺事件以来、岸田-石破の国家崩壊ラインは今までにも増して自国を蔑ろにし続けている。まさしく自民党崩壊ラインでもある。私は後で気がついたが、移民政策だけで無く政府与党の決議事項は、例えばEV車助成金など、国産のEV車のみならず海外製のEV車まで助成金を出す始末。我が国の国民の税金が他国の一企業の利益になっている事実を国民の多くはわからないでいるかもしれない。このロジックが移民政策にも繋がる事実なのだ。

ある自治体の骨のある職員の言葉

「牛馬ではなく人間を入れるんですよ。入ったが最後、その人の一生の面倒を日本国家がみるんですよ。外国人を今雇った企業が利益を得ても、健康保険、年金、住宅費、子供の教育費、ときに増加する犯罪への対応はみんな自治体に降りかかってくる。私は絶対反対だ」


『日本の希望』西尾幹二著

外国人は自分の欲望に忠実で、先進国に入ってくるや否や徹底的にそれを利用し、そこで出世し、成功を収めようとする。何代かけてもである。当然、日本人社会とぶつかるが、そのために徒党を組むので、外国人同士──例えば中国人とベトナム人との間──の争いが、日本社会に別の新たな民族問題を引き起こす。その争いに日本の警察は恐らく無力である。 日本国民は被害者でありながら、国際的には一貫して加害者に位置づけられ、自由に自己弁明できない。一般に移民問題はタブーに覆われ、ものが言えなくなるのが一番厄介な点で、すでにして日本のマスメディアの独特な「沈黙」は始まっている。


本気で私は考えてみるが、近年の外国人受け入れ政策には法的不備が目立ち、背景には2008年に自民党が提案した「移民一千万人受け入れ」構想がある。当時から「労働力として外国人を受け入れたい」という目的は変わっていないが、近年は「人口減少の対策」や「日本文化の寛容性」を前面に出すようになった。勿論八戸のような地方都市でも役人の挙動から実感している。

しかし実際は、日本文化の「寛容さ」は表面的で、実際には異文化を本当に受け入れることが難しい。キリスト教、イスラム教、儒教などの強い価値観をもつ宗教や思想は日本に根付いておらず、「多文化共生社会」は現実的でない。すでにモスクや外国人街、朝鮮学校などが日本各地に存在しており、「寛容」にも限界がある。外国人受け入れが進むと、最初の計画を大きく超える人数になるのは欧州の例でも明らかで、日本語や日本文化の喪失につながる恐れがある。歴史上、多くの民族が政策の失敗で消滅してきたことを忘れてはならない。

これこそ、血を流さない近代戦争なのだ。

4月 21, 2025

誕生日に絡めて休みを取った・・の巻、、長いよ

 久し振りに、自分の誕生日にからめて休みを取った。勿論色々用事があったのも影響している休みだ。4/18は移動日で休みをもらう。4/19はクラプトンコンサートなんで休み(笑)。4/20は本格的に誕生日日曜日。翌日月曜4/21はまあ、移動日ね。と言うことで久し振りに備忘録のように時系列で日記風にブログってみたい。主要用事の部分は追記なし。

4/18(木)朝一の飛行機は30分ほど遅れて三沢空港を出たわけだが、さすが平日の三沢空港は米軍のエアフォース所属戦闘機や航空自衛隊のF18等がひっきりなしに訓練飛行している。航空祭じゃ無くとも、アクロバティックなというか、「なんかいっちゃってる」飛び方をしているのは米軍ね(笑)。エアラインが飛び立つ直前も滑走路は戦闘機優先だから、目の前を飛んでく機や着陸機が観察できるのです。ちなみに数日前に三沢基地配備された爆撃機B1は圧巻でした。東京は八戸の夏で、それなりに着込んできた私は意地でも脱がなかったのでした。常宿に到着し午後はまったりと休憩(笑)。夕方からインペリアルバーでギネスとアイリッシュウヰスキーをいただき、早めに就寝したのでした。はい、常宿ここ20年近く帝国です。理由は、ちょい高めでも突然の震災時、宿泊者のための食料等を備蓄しているからですね。

4/19日(金)なだ万朝食がついているので遅めに頂き、クラプトンコンサートは16時開場なのでそれまで散歩することに。銀座に出かけたのだけれど、まあ、ここは外国か?ここは支那か?と言うくらい日本人以外で賑わっているのは良い事なのだろうか?私は違うと思うが。最近の政府は、財務省は国の借金が〜〜とか嘘ばかりつくし、外務省は支那朝鮮大好き外交で日本人より外国人が大切な予算政策。そして肝心の総理は、全国自民党員の意思を無視した生い立ちの悪い下品なしょうもない国の代表(笑)。まあ、夏の選挙でどうなるか(笑)。


銀座があんまり外国臭だったので、徒歩で浜離宮まで歩いてみた。FB先輩の「河原のタンポポ」さんも同時刻銀座にいたらしく「ここはどこ?私は誰?」状態だったらしい。まあ、浜離宮もけっこうな外国人だろうなと思っていたら、いることはいるがそんな酷いわけではなかった。とても気持ちの良い散歩になったと思っている。その後ホテルに戻り、さあ、武道館へ。九段下の地下鉄駅からけっこうな行列で、東京のこの無尽蔵な人混みに酔いそうになる田舎者(笑)。いつも思うが、ここで地震でも来たら絶対死ぬだろうなと頭をよぎる。

クラプトンコンサートは想像通り。聞いてる人も演奏している人もそれなりの歳なので(笑)、複雑なコード進行の曲は敬遠され、3コードのブルースがとても多くなったと思うのは私だけ?その代わり魂を込めやすいのかもしれない(笑)。周囲のおじさんおじいさんおばさん達は腕組みをして腹の上に腕を組みリズムを取る。勿論私も。誕生日プレゼントとしてはとても素敵なコンサートでしたわ。終了後青木先生家族とちょっと会う。何でも奥さんは19日、4女さんは20が誕生日だという。素晴らしい(笑)お土産を渡して軽くご挨拶をしておいた。なんと言ってもとても良い席を手配してくれた青木「大」先生ですからね。

4/20(日)誕生日当日の朝からサトチュウ先生におこされた!!。「先生!もう11時半ですよ、いつまで寝てるんですか?起きてください!時計を見ると朝の5時半。なんて夢だ(笑)え”え”え”なんで?サトチュウ先生???これで目が覚めてしまった(笑)ベットの中で犬夜叉の続きを読んでいたらなおさら目が覚めてしまったのでした。朝食後、妻に相談。板橋に行きたいと。当然「なんで?どゆこと?」となるが、誕生日なので付き合ってくれるらしい。

47年前、昭和53年、ヤクルトが初優勝をした年、私は板橋から池袋にかけホームグラウンドとしてうろついていた。その時の記憶を整理アップデートしたくて、ときわ台や大山を探索。結論から言うと、全く記憶からずれていることは間違いない。なぜか記憶に鮮明で場所も正確なのは「パチンコヤスダ」だけだったとは(笑)。毎度通った図書館もわからなくて何か違った建物になっていたような気がする。しかし、半世紀経っても板橋界隈の雑多な活気と商店街は恐ろしく懐かしいような気がするのだった。FBで居場所をなにげに洩らしていたのでなんと自転車で近所の渋谷先生がお土産を持って駆けつけてくれた(笑)。電話もなしで素晴らしい。渋谷先生は在宅のエキスパートとして2度ほど八戸に呼んでご講演していただいているが、私の嚥下患者に係わるEKO聴診器と超音波エコーのお師匠さんなのだ。ありがたや、ありがたや。

池袋に抜けて地下街を通り中央口まで出てきた。半世紀前の記憶では、この中央口の所に大きな伝言板が有り、よく色々書き込んだなぁ。地下道はタバコのフィルターが燃える臭いで充満していてレゲエおじさんのような風貌のとても臭いホームレスが何人かいた。そう、、遠い昔の話。サンシャインシティに向かい、当時できたばかりのワールドインポートマートや地下のモールをうろついていたら見事に迷子になる。こんなもんだろう記憶とは(笑)。東池袋から地下鉄に乗って市ヶ谷で乗り換え、今まで何度か時期を外して残念だった亀戸のフジ祭りに行く。実にキレイなタイミングで最高でしたわ。丁度後ろにスカイツリーが見事なコントラストで聳えているのでした。

浅草の雷門近辺で食事をしようと考えたのが大きな間違い。あのあたりは数年前まで私のテリトリーで飲み食いする店は結構知っていたが、どうやら様子が違う。やはり外国人しかいない町となり、人混みにやられてしまったので、もう一度夕方の銀座に抜けて、突然の予約でも大丈夫だった洋食屋さん「みかわや」でめでたく美味しい食べ物にありつきホテルに戻ってきたのでした。。

4/21(月)今回のお休みプレゼントだけでは気が済まなくなって(笑)ホテル内アーケードのハンティングでご褒美を買うなり。そして移動日なので空港ラウンジでこれを書き殴っている、そんな素敵なホリデーでした。写真などはFBですね。


3月 18, 2025

弾丸な旅行 久し振りだけど・・身体が(笑)総括?(3)


帰国前日、なんだかちょっと腹の調子が悪い。やはり旅には赤玉必携。そんな身体を押して、孫二号の高校合格祝いのロンドンらしいお土産を探しにリバティロンドンまで出かけた。すぐにリバティらしいものが見つかり一安心。後は誰かのために帰りのヒースローかバンターでお菓子やら何かの缶詰(笑)やら買えば良い。海外からのお土産という奴は本当にいつも苦労する。理由は二つあって、一つは自分が誰かにもらってもピンとこない性格なのと、では選ぼうかと言う時、多分嬉しいかもしれないというグッズが全く種類や数が想像できないからだろう。そういう人沢山いるんじゃないかなぁ。だから、もらっても全く使い物にならない、ベタでも無いおかしな土産は意外と選べる(笑)。

ちなみに、皆さん気になるイギリス飯ですが、個人的感想としては以前よりは色々美味しくなっているかもしれませ。しかし、相対的にはひたすら茶色で凄く美味しいわけではないと付け加えておきます。ところがお酒(地ビール・地ウヰスキー)はべらぼう美味いのが不思議でなりません。もう一つ。ロンドン土産を売っているお土産屋さんの商品の90パーセントはmade in chinaと書いてあります(笑笑)。買う気が失せます。



リバティロンドンデパート街あたりの通りは、大変な人で賑わっていたがけど、混んでるときの銀座ほどじゃないかな。高級ブランドが軒を並べ、ガラス張りから通して見える中の買い物の人達、ホント一目でわかる支那人が多いなと感じる。ただでさえロンドンは人種が入り乱れていて、そこから派生する色々な衝突を経験するらしい。ロンドン子にとっては、ロンドンでのインド人とパキスタン人の血を見る争いなど知ったことでは無いけれど、そこに驚くほどの税金が投入されている事が非常に腹立たしいらしい。

これもう既に我が国日本でも、自民党(岸田石破)の世紀の大愚策としての外国人移民大作戦政策で酷いことになっているが、全く世界の例を考えない目先の利益だけを考える現自民党執行部なのであるわね。

話を戻すと、支那人だが、最近は景気悪化で経済成長は頭打ちになってきているにもかかわらず、お金持ちはとても多い。人口14億人の10パーセントが現金資産100万ドル以上の超お金持ちで、後は並以下らしい。特に農村部の年収は上海のIT企業のサラリーマン半日分で、この貧富の差は想像を絶するだろう。それでも日本の人口と同じくらいの人数の超お金持ちがいてるわけで、この人達は現金は勿論、海外資産も豊富、日本の不動産も爆買い、もちろん支那にも大豪邸。ただ、景気が悪くてお金があまりない支那人はどうするかというと、日本に来て医療費ただ乗りと生保搾取で押し寄せる。この中流支那人はお金持ち達の何十倍もいるという恐ろしさを、我ら日本人のどれ位の人が認識しているのかしら。いずれにせよ、かなり前から支那とズブズブの現政府に何か期待してももう遅く、日本という国は音を立てて壊れてきている。いまや、自分で自分の身を守らなければならない時代に戻ってしまった。

ロンドンの人種のごった煮を見るとこんな事を考えるには最適だったかも。


帰国の日は前日早めに寝て5時頃起きる予定だったけれど、相変わらず何時に寝ても夜中に目が覚め眠れなくなるのでもう起きていた。朝6時頃電車で空港に向かい、以前から行きたかったキャセイパシフィック(香港の航空会社)のファーストラウンジ。理由はここの担々麺がとても美味いというのをYouTubeで何度か見たから(笑)。支那人のことを今までこれだけ書き連ねてきて嫌いなはずなのにメシが美味いのでついついなびいてしまうだらしなさよ(笑)。


ヘルシンキ行きもオンタイムで問題なくバンターへ。ヒースローでは特にお土産っぽいものは何も無かったため、フィンランドに行ってもいないのにフィンランド土産を少々(笑)。お決まりのムーミンもののお菓子やらマリメッコのなんやら、そしてフィンランドのクマ肉の缶詰(笑)。北海道土産のクマやトドの肉の缶詰はそれはそれは食べられたものではないが、これも美味いからと言うことでは無く面白いからと言うことで。だって、フィンランドのクマだよ。



帰りの便はヘルシンキから羽田まで南回り14時間くらい。ベラルーシやウクライナとかのボーダーを飛ぶので怖い気もする。もう時計は日本時間にしてあり相当きついが起きたまま(でも3時間くらいは寝たかも)。寝ない。WIFIが使えるのでこうやってブログを書いたりフライトレーダーを見たりで。三沢最終便で八戸へ帰る予定。

あっという間の旅行も意外と良いものだなと今更ですがそういう感想でした。かつて幾度となく欧州や米国に行っていた頃(言い過ぎ、年に3~4回ね)、時差ぼけ解消フライトの極意は、地球の自転に逆らって飛ぶときは寝ない、自転方向なら寝る,,と言うのが根拠の無い持論でしたが、どうやら老人になった今、これは意味が無いことに気がつきまして、確実なのは「ひたすら機内では寝ない!」でありますね。知らんけど。



3月 17, 2025

弾丸な旅行 久し振りだけど・・身体が(笑)(2)

 

ロンドン到着の翌朝、と言うか、深夜、バッチリ目が覚めた。睡眠時間は3~4時間かな。そして目がさえてもう眠れない。本日はロンドン大学と隣接する大英博物館に行く予定。気温を見るとほぼ八戸と同じ気温で、要するに寒い(笑)。ところが以前もそうだったが、これほど雨の多いロンドンやアイルランドのダブリンとかで、かつて一度も雨に当たったことが無い。これは奇跡だ。ロンドンで気になることの1つに、地下鉄が何でこんなに小汚いのだろうということ。雨が降るからほっとく習慣があるのかしら。でも地上に出ることは殆ど無いから、洗う習慣だけないのかな。まあとにかく異常に小汚い(笑)。

さて、天気は良いが寒いのだ。日向と日陰の気温差が凄いので、なるべく日向を選んで歩き回る。と言っても殆ど地下鉄移動なのだが。ロンドン大学から裏通りをぐるりと回り大英博物館へ。ここは入場無料なのに予約が必要とは知らなかった。以前はそんなことは無かったと記憶している。訪館社が多くなりすぎたのだろうか。WEBで時間を指定した証拠を見せないと入場させてくれない。しかし、その時間がとても適当で13時予約でも11時頃入れてくれたりするもんだから、確かに中はごった返しているわね。2万歩近く歩いて色々勉強させてもらった。一番行きたかったアフリカと人類発祥の歴史は休館中と、、なんともはや。大英博物館のアプリがあるので各展示室の解説が満載だからiPodsでとても快適に中を回れる。ここに来るのは3回目になるけれど、毎度思うが、よくぞこれほど世界中から貴重な資料をかっぱらって集めたものだと感心するのだ。

地下鉄を乗り継ぎ、ホテルに帰ってきて今晩のメシの予定を予約する。日本ではどうなのかは知らないけれど、欧州ではオープンテーブルと言うアプリが実に使い心地が良い。直接電話するストレスも無く(英語脳じゃ無いからね)空き時間にすんなりと予約が出来、お店に着いたときも名前を告げるだけで全てオーケー。メニューも前もって頼める場合が多く、行く前にあれこれ時間をかけて悩めるのがとても良い。日本でもガンガン使っている人はいるんだろうな。


ところで、アイルランドギネスをロンドンパブで注文すると結構対応が塩(笑)。イギリスにはもっと美味いラガーとかピールとか沢山あるだろうと、目がそういっている感じ(笑)。しかしまた、ダブリンで飲む生ギネスと同じくらいロンドンで飲む生ギネスも十分に美味いからね。

3月 16, 2025

弾丸な旅行 久し振りだけど・・身体が(笑)(1)


昨年は、急な不幸ごとや特別な急用が重なり、国際学会など長距離飛行機に乗る機会が全く無かったので、今年の4月で、航空会社ステータスの一番上から陥落してしまう。スターアライアンスのスーパーフライヤーズゴールドとワンワールドのJGCサファイヤのみになって、どちらに乗ってもラウンジは普通のラウンジそして搭乗時はグループ2となる。と言うことで、ロンドン大学に行くことにして、多分最後だろうなの羽田のJALファーストラウンジを大満喫する計画を立てた。3泊6日の無謀な計画(若ければ特に問題ないが、齡66ではかなりきつかろう(笑))なのだ。世界中を股にかけている諸氏には、なんてつまらない話をと思われるかもしれないが、これは私の精一杯(笑)のリポート。


初日、三沢空港を早めの便で出発。今回は羽田からロンドンまでFINNAIRを選択(via ヘルシンキ)。JALより20万ほど安いからと言う理由と、FINNAIRの新しくなったビジネスクラスシートが話題だったからだ。JALと違いFINNAIRはカウンターチェックインが2時間前なので、出発の2時間前というと午後9時ちょっと前。上記の王様気分を満喫できない。と言うことで僅か2~3日の滞在なのだからと全て手荷物にして、カウンター預け荷物はなしにして、FINNAIRのWEBチェックイン手続きをし、なんと出発は夜の11時近くだというのに夕方4時頃にはファーストラウンジに居た。なんて貧乏くさいと言われようが気にしない。

JALファーストラウンジは実に快適で住んでも良いと思う(笑)。ファーストクラス(以下FC)での4大陸世界一周乗り継ぎツアーでは、確かFCラウンジ生活をして世界を回る修行があるが、どうなんだろう。食べ物は全て美味しいしなんと言っても酒類が豊富。とても上質なシャンパンや日本酒そしてワイン等々、飲み放題の天国最上位クラスではないか。。私のような酒好きには身震いするほどたまらない。それはそれは6時間もいれば、腹は一杯だしベロベロは確定なのだ。酔い覚ましにシャワーを浴びてグルーミングも出来るし、マッサージも。喧噪から離れたい人は上層階に素敵なバーもあるし、いや、やはりここで暮らしたい(笑)。




とも言っていられないので、出発時刻に搭乗口に。WEBチェックインなので搭乗口前で呼び出しをくらう。搭乗前のパスポート確認をしていないからなのね。納得、で、私だけだった。さっそく新発売のFINNAIRエアバスA350−900に乗り込んで目を見張るのは、ANAのザ・ルームのような完全個室では無いけれど、リクライニングできないけどとてもカウチな素敵な座席空間。これはとても良い!寝るでもなし、起きるでもなし、普段読む時間の無い本を読んだり映画を見たり、眠くなったら寝るしダラダラと過ごす、予定14時間はとても充実した時間なのだ。

話によると、かつてFINNAIRは北極点通過証明書をくれていたが、今回はもらえなかった。しかも機長は相当とばしたのか、1時間以上も早く到着し、朝の3時半にはヘルシンキに到着した。ついたは良いけど、バンター空港、何処も何も開いていない(笑)。唯一コーヒーショップが一軒だけで、ラウンジのオープンは6時半。ロンドン出発は朝7時半の予定。しかし直前で欠航になり、午前11時台の便に変更。あれあれ、8時間近く何するの????途方に暮れてもしょうがないので、ラウンジが開くのをひたすら数時間待って開いたらそりゃ飲むしか無いわね(笑)。


午前11時、ヘロヘロしながら、ロンドン行きに搭乗。ヒースローからは新しくできた路線エリザベスラインでロンドンパディントン駅まで。ベーカーローラインに乗り換えてメアリルボーン駅で降り歩いてすぐのホテルランドマークロンドンに到着したのは、家を出て48時間近くかかっていたわけで、これは今までロンドンに来た移動時間の最長時間かもしれない。

疲れとジェットラグと食い過ぎと飲み過ぎで、かなりまいった感じで速攻部屋の風呂に入り、夕方ホテルのパブで軽い食事後、爆睡したは良いけれど、まあ、夜中の2時過ぎには目がさえて今度は眠れず大変ですわ(笑)。八戸との時差9時間ですからねぇ。



3月 03, 2025

 財務省解体デモがすごいことになっているにもかかわらず、全くそれを報道しないオールドメディアを尻目に有能な(笑)媚中政府が今まさにやろうとしている事をネットから拾いましたが、次の参議院選挙何とかしないとこの国は滅びるんじゃないかとまじめに思っていますが。。。

おかげでウチは、倒産の危機をおみまいされそうな中小企業です。
財務省は政府を通した答弁で、社会保険料を企業が半分負担していることをひたすら隠していますね。中小企業には腹を切れと行っているわけですが、まあ、弱い奴は○ねと行っているんですね(笑)
月曜の朝から憂鬱な書き込みで申し訳ない(笑)

厚生年金保険料の引き上げ → 現役世代負担増、手取り減額
高額療養費の上限引き上げ → 難病や高額薬剤が必要な患者の治療打ち切りが捗る
年収の壁を引き上げ → なぜか高齢者優遇に化ける
教育無償化 → 増税で実現、外国人枠も拡充
社保改革 → 謎の協議体を設置して財務省の意向を伺う
※以下、検討中
国公立大学の学費を三倍増
出国税
中国ビザ拡大
再生エネルギーの買い取り価格値上げ

ふざけるのもいい加減にしてほしい。。

2月 13, 2025

私様を誰だと思っているんですか?という人達が増えてきてませんか?

 翔んで埼玉というお話に、「私を誰だと思っているの?」と言うフレーズがよくよく出てくる(笑)。まあ、強いて言えば「私様を、、」だけれど。

患者さんの中には、地方都市ではごくまれだけれどこういう方が少しずつ増えていらっしゃって、なぜか首都圏にはかなり生息していると聞く。こんな世の中に誰がしたんだろうと考察してみると、個人主義が台頭するよりも早く個人の権利がむくむくと頭をもたげ、その権利を思考するための義務を果たしていない現実と、同調主義から来る匿名の身勝手な書き込みの増加がそうさせているのだろうか。私様は相当立派な人なのだろう。

以前から何度も問題視している、いわゆる患者のカスハラならぬペイハラ?自分が気分良くなければ、周りに対して何処から目線かわからないが批判的注意喚起?(否定)し、それがあたかも事実であるかのような風評をまき散らす。自分の満足は個々それぞれのはずなのに「私様」が満足しない限り皆そうであろうという天からのお言葉のごとくの振る舞いには辟易する。

考えてみると、数百年前から「ワシを誰だと心得るか!!」という言葉が、身分制度時代に生まれ、それが近代まで引き継がれると「俺を誰だと思っている!!」になり、平等多様性とか一億総中流とか言う、よくわからない時代になると「私様を誰だと思っている!」に変化してきているような気がする。基本的には単なる威嚇なのだが。

誰のおかげでここまで来たと思っている!、、と周囲に威嚇する政治家はことごとく落選し、リベラルが台頭し始めると、このロジックは崩壊している風に見えるが、そのリベラルがくせ者で、背景には「私様」が隠れていることは事実だ。左翼活動家達が異常とも思える世や人に対する攻撃性を増す背景には「私様」が中心の、身分制度以上のエゴがそこにはあることは間違いないだろう。

そんな強気の、あたかも車のハンドルの遊びが全く無い方々は、実は個人的に直接お話をすると非常におとなしくこちらがかまえても面食らってしまう。そう、そこには天下の匿名性が隠れていて、かつての朝日ネットというパソコン通信が衰退した背景の、実名だけの投稿に限る、、は、今やSNSでは無法地帯と化した匿名天国での「私様」なのだろう。

もっと楽しく平和な思考と相手を思いやる道徳を、もう一度考えてみては如何だろうか。このままではただただ殺伐とした「私様」の監視の下、住みにくい世の中になることは必然では無いだろうか。

さあ、サヨク諸君。この文章を得意の切り貼りで攻撃してみてくれ。ただし実名で(笑)。





1月 06, 2025

新年です。初夢です。

 新年、開けましておめでとうございます。喪中なのでおめでとうと言ってはいけないと言われていますが、日本の神様は寛容ですから大丈夫だと思います。どうぞ今年も宜しくお願いいたします。


くまさか歯科は今年で36年目です。八戸では、一代での閉院が相次ぐ中、どちらかというと長く続いている方ではないでしょうか。40周年記念パーティーは3年後ですから気合いを入れておきます(笑)。デンタルサロンKは15年目、ベルメゾンKは11年目、それぞれ色々な節目の年になりそうですね。私は経営音痴なので基本お金は貯まらずキャッシュフローで死にそうになります(笑)。経営が得意な人は凄いなと思う反面、まあ、医療業界では患者さんに見えないところで手を抜くヤカラもそれなりにいるので、コンサルなる物は全く信用していません。誰のための仕事なのかのベクトルが違いますから

さて、、、初夢を見ました。多くの人に囲まれて私の胸部レントゲンを見ながら、肺がんステージ4という話をしています。原発巣は膵臓でそこから転移しているようです。夢占いを見ると、癒やされていない傷や心の負担が多くなるとそうなるとAI君が分析してくれました(笑)。傷や心の負担とは??じいさまになったときのお金が貯まる予定がない以外(笑)思い当たる節がありません。

翌日、初夢セカンドを見ました。テーブルにトランプ氏とバイデン氏、そして亡くなったはずのカーター氏と(オバマ氏はいない)私が一緒に会食をしています。ここは我が家のようです。デリバリーフレンチシェフがいて料理の準備をしています。私が、「When the food is brought in order, an aperitif will probably be served, so why don't we have a cup of coffee and chat until then?」「料理が順番に運ばれてきたら、食前酒が出るでしょうから、それまでコーヒーを飲みながらおしゃべりしませんか?」と言ったところ、そうしようと言うことになり、私は布のコーヒードリッパーをあちこち探していました。なかなか見つからないのです。そうこうしているうちに目が覚めました。そういえばその昔キューバのフィデル・カストロ将軍とメシを食べた夢を見たことを思い出しました(笑)やはり気になるのでAI君に尋ねると、、おぉ、仕事運と金運が爆上がりだと(笑)まじか。。。。。そして

翌日、初夢サードを見ました。前夜の続きでした。会話をし食事をしていました。が、ここで気になることが。捜し物の布のコーヒードリッパーがまだ見つからないのです。さあ、AI君の出番です(笑)。満たされない深層心理の表れ・現実逃避したい気持ちの表れ・「諦めることも大切」というメッセージ・・だそうで、やはりそこに来ましたか(笑)。

そして4連チャン初夢(?)最後は、なんと、なんと、暗闇を超低速で左折したら人がいて人身事故の巻!これは焦るよね、しかもはねられた人は私の知人のおじいさん。すぐ脇に知人がいましたわ。なんと言うことでしょう。幸い大きな怪我はなかったのですが、転倒した際に傷を負った模様。ドキドキしながら目覚めます。さあ、またまたAI君の夢判断。さてさて、自分の人身事故の夢は、深層心理における不安や恐怖、強いストレスが反映されるのだそう。またこれですね。やれやれ。

前期高齢者になって、これからの人生に対する不安や恐怖や貧困や挫折が、どうやら今年の夢のメインテーマだったようですな。トランプ氏と話しはしたけど(笑)なんだそれ。歯科医師になって40年弱、常に最良のスキルとブツを求めて精進してきた結果が「不安」だとしたら、なんてつまらない人生だったのかしら(笑)。いや、色々な日本の先生方に刺激され、群れずにマイペースで世界中20カ国以上をを回ったじゃないか、海外の有名じゃない先生方とマブな飲み友達になったじゃないかと、言い聞かせる今年の抱負です(笑)。何だそれ(笑)。自慢??




12月 31, 2024

今年も色々お世話になりました

 本日大晦日。私の関係諸氏には今年も色々大変お世話になりました。年賀状をやめて数年経ちますが、その辺はご容赦の程。

さて、今年を振り返り、何がどうしたと言うことがそれはそれは沢山あった年でした。今年の初めに次男夫婦が歯科医師として八戸に来てくれて、それはもう嬉しい限りです。もし許されるならあと一人ドクターがいれば私はもっとユックリ仕事が出来るのになぁと贅沢なことを考えていますが、実際は10年前ドクターが6人ほどいたときに比較して数倍は働いている自分がいます。しかし、前期高齢者ですからパワーの不足は否めず、夕方16時を過ぎると一気に脱力してくるのでした。

今年一年のノートを振り返ると、今年実現できなかったものにデイサービスの復活があります。人手不足でやむなくクローズしたデイサービスは、またもや来年への課題として残ってしまいました。逆に、計画の中で実現した項目としては、本院や分院の患者マネージメントのアップデートや老人ホームでの今まで以上に食と嚥下とケアに重点を置いた介護形態の実現。しかしこれらはどれもこれも直接収入になるものではなく、今年は10年ぶりくらいに右肩が下がってしまいました。キャッシュフローもこの数年最悪だし(笑)いつ閉院してもおかしくないキャッシュフロー倒産は目前でした。しかし、スタッフ皆の頑張りと根性で何とか乗り切ってきていることは事実でしょう。一日の平均来院患者数は90名ほどですが、歯科医師法19条応召の義務もきちんと守り、食事の間を惜しんででも、突然飛び込んでくる困った難民患者を助けてきました。しかしこれも、直接収入には繋がらないのです。それでも歯科としてのプライドと倫理と道徳を持ってお金には換えがたい日常をひたすら繰り返してきた1年でした。

その、道徳は三段階と言われます。コンサルの口車に乗り道徳破りの歯科医院が多い中(笑笑)是非皆さんも胸に手を当てて考えてみては如何でしょうか。道徳心理学では第一段階として罪を避けるために振る舞う道徳というのがあります。第二段階では、法律やルールに従って道徳的に振る舞うことです。そして最後の段階としては、自分の内なる心の倫理的良心に基づき、己で判断して社会に対して道徳的に振る舞う事です。こんな大切な事を文科省では道徳の授業時間をはずそうとしました。そりゃ世の中声の大きな少数に振り回されるわけです。声の大きい人が大騒ぎすると、そこに耳を奪われ思考停止と洗脳が始まります。それがわかっているので皆漠然と生きる方を選択するでしょう。だから、重要なのはルールに従い一生懸命まじめに生きていれば報われるかもしれないという漠然とした現実を打破することで、ルールは作った人だけが優位になると言う原則を忘れてはいけないわけです。

私たちの仕事の殆どが理不尽だと感じるそのわけは、ルールを作っている役人が優位になるわけですから当たり前です。道徳的倫理観念の背景にある「経験したこともない事をあたかも経験したかのようにルールを作る」人達が優遇される仕組みを現場が変えていかなければ自分たちは絶対に優位にはなれないという言うことですね。

さて、来年に向けて今年の総括がめんどくさい事になりましたが、皆様におかれましても、今年一年を振り返り、そして来年に向けてのポジティブな思考回路でのトライアンドエラーを祈念いたしまして、本当にお疲れ様でした。ありがとうございました。