1月 06, 2025

新年です。初夢です。

 新年、開けましておめでとうございます。喪中なのでおめでとうと言ってはいけないと言われていますが、日本の神様は寛容ですから大丈夫だと思います。どうぞ今年も宜しくお願いいたします。


くまさか歯科は今年で36年目です。八戸では、一代での閉院が相次ぐ中、どちらかというと長く続いている方ではないでしょうか。40周年記念パーティーは3年後ですから気合いを入れておきます(笑)。デンタルサロンKは15年目、ベルメゾンKは11年目、それぞれ色々な節目の年になりそうですね。私は経営音痴なので基本お金は貯まらずキャッシュフローで死にそうになります(笑)。経営が得意な人は凄いなと思う反面、まあ、医療業界では患者さんに見えないところで手を抜くヤカラもそれなりにいるので、コンサルなる物は全く信用していません。誰のための仕事なのかのベクトルが違いますから

さて、、、初夢を見ました。多くの人に囲まれて私の胸部レントゲンを見ながら、肺がんステージ4という話をしています。原発巣は膵臓でそこから転移しているようです。夢占いを見ると、癒やされていない傷や心の負担が多くなるとそうなるとAI君が分析してくれました(笑)。傷や心の負担とは??じいさまになったときのお金が貯まる予定がない以外(笑)思い当たる節がありません。

翌日、初夢セカンドを見ました。テーブルにトランプ氏とバイデン氏、そして亡くなったはずのカーター氏と(オバマ氏はいない)私が一緒に会食をしています。ここは我が家のようです。デリバリーフレンチシェフがいて料理の準備をしています。私が、「When the food is brought in order, an aperitif will probably be served, so why don't we have a cup of coffee and chat until then?」「料理が順番に運ばれてきたら、食前酒が出るでしょうから、それまでコーヒーを飲みながらおしゃべりしませんか?」と言ったところ、そうしようと言うことになり、私は布のコーヒードリッパーをあちこち探していました。なかなか見つからないのです。そうこうしているうちに目が覚めました。そういえばその昔キューバのフィデル・カストロ将軍とメシを食べた夢を見たことを思い出しました(笑)やはり気になるのでAI君に尋ねると、、おぉ、仕事運と金運が爆上がりだと(笑)まじか。。。。。そして

翌日、初夢サードを見ました。前夜の続きでした。会話をし食事をしていました。が、ここで気になることが。捜し物の布のコーヒードリッパーがまだ見つからないのです。さあ、AI君の出番です(笑)。満たされない深層心理の表れ・現実逃避したい気持ちの表れ・「諦めることも大切」というメッセージ・・だそうで、やはりそこに来ましたか(笑)。

そして4連チャン初夢(?)最後は、なんと、なんと、暗闇を超低速で左折したら人がいて人身事故の巻!これは焦るよね、しかもはねられた人は私の知人のおじいさん。すぐ脇に知人がいましたわ。なんと言うことでしょう。幸い大きな怪我はなかったのですが、転倒した際に傷を負った模様。ドキドキしながら目覚めます。さあ、またまたAI君の夢判断。さてさて、自分の人身事故の夢は、深層心理における不安や恐怖、強いストレスが反映されるのだそう。またこれですね。やれやれ。

前期高齢者になって、これからの人生に対する不安や恐怖や貧困や挫折が、どうやら今年の夢のメインテーマだったようですな。トランプ氏と話しはしたけど(笑)なんだそれ。歯科医師になって40年弱、常に最良のスキルとブツを求めて精進してきた結果が「不安」だとしたら、なんてつまらない人生だったのかしら(笑)。いや、色々な日本の先生方に刺激され、群れずにマイペースで世界中20カ国以上をを回ったじゃないか、海外の有名じゃない先生方とマブな飲み友達になったじゃないかと、言い聞かせる今年の抱負です(笑)。何だそれ(笑)。自慢??




12月 31, 2024

今年も色々お世話になりました

 本日大晦日。私の関係諸氏には今年も色々大変お世話になりました。年賀状をやめて数年経ちますが、その辺はご容赦の程。

さて、今年を振り返り、何がどうしたと言うことがそれはそれは沢山あった年でした。今年の初めに次男夫婦が歯科医師として八戸に来てくれて、それはもう嬉しい限りです。もし許されるならあと一人ドクターがいれば私はもっとユックリ仕事が出来るのになぁと贅沢なことを考えていますが、実際は10年前ドクターが6人ほどいたときに比較して数倍は働いている自分がいます。しかし、前期高齢者ですからパワーの不足は否めず、夕方16時を過ぎると一気に脱力してくるのでした。

今年一年のノートを振り返ると、今年実現できなかったものにデイサービスの復活があります。人手不足でやむなくクローズしたデイサービスは、またもや来年への課題として残ってしまいました。逆に、計画の中で実現した項目としては、本院や分院の患者マネージメントのアップデートや老人ホームでの今まで以上に食と嚥下とケアに重点を置いた介護形態の実現。しかしこれらはどれもこれも直接収入になるものではなく、今年は10年ぶりくらいに右肩が下がってしまいました。キャッシュフローもこの数年最悪だし(笑)いつ閉院してもおかしくないキャッシュフロー倒産は目前でした。しかし、スタッフ皆の頑張りと根性で何とか乗り切ってきていることは事実でしょう。一日の平均来院患者数は90名ほどですが、歯科医師法19条応召の義務もきちんと守り、食事の間を惜しんででも、突然飛び込んでくる困った難民患者を助けてきました。しかしこれも、直接収入には繋がらないのです。それでも歯科としてのプライドと倫理と道徳を持ってお金には換えがたい日常をひたすら繰り返してきた1年でした。

その、道徳は三段階と言われます。コンサルの口車に乗り道徳破りの歯科医院が多い中(笑笑)是非皆さんも胸に手を当てて考えてみては如何でしょうか。道徳心理学では第一段階として罪を避けるために振る舞う道徳というのがあります。第二段階では、法律やルールに従って道徳的に振る舞うことです。そして最後の段階としては、自分の内なる心の倫理的良心に基づき、己で判断して社会に対して道徳的に振る舞う事です。こんな大切な事を文科省では道徳の授業時間をはずそうとしました。そりゃ世の中声の大きな少数に振り回されるわけです。声の大きい人が大騒ぎすると、そこに耳を奪われ思考停止と洗脳が始まります。それがわかっているので皆漠然と生きる方を選択するでしょう。だから、重要なのはルールに従い一生懸命まじめに生きていれば報われるかもしれないという漠然とした現実を打破することで、ルールは作った人だけが優位になると言う原則を忘れてはいけないわけです。

私たちの仕事の殆どが理不尽だと感じるそのわけは、ルールを作っている役人が優位になるわけですから当たり前です。道徳的倫理観念の背景にある「経験したこともない事をあたかも経験したかのようにルールを作る」人達が優遇される仕組みを現場が変えていかなければ自分たちは絶対に優位にはなれないという言うことですね。

さて、来年に向けて今年の総括がめんどくさい事になりましたが、皆様におかれましても、今年一年を振り返り、そして来年に向けてのポジティブな思考回路でのトライアンドエラーを祈念いたしまして、本当にお疲れ様でした。ありがとうございました。


12月 24, 2024

個別指導の感想をクリスマスイブにおみまいしよう

今回、30数年ぶりにくまさか歯科の個別指導を受けさせていただいた。クリスマスイブの本日、その詳細をおみまいしよう。

新規指導大綱による個別指導の詳細考察は、こちらに書かせていただいたので、まだお読みになっていない方は是非こちらの考察にも目を通してほしい。

12月18日が個別指導当日だった。1週間前に20件の持参カルテの案内があり、前日に10件の持参カルテの案内がある。日程調整は正当な理由があれば指定された調整は出来る。しかし、正当な理由というのが曖昧であることは本省で確認した。死亡とか事故とかはそれにあたるが、正規に診療所営業中(笑)とか言うのはそれにあたらない解釈になっている。私は当日八戸市福祉高齢課の重要会議があったが、個別指導を優先させた。だって、後になればなるほど気づかれするじゃぁないですか。

かつて持参カルテは4日前に15件、前日に15件だったが、成田裁判で裁判長がその理不尽さを同情し改善するよう求め、本省としても仕方なくと言う感じで今の状況になっている。まあ、個別指導のあり方が東北厚生局のA先生のような考え方なら何も心配せずにディスカッションすれば良いのだが、技官次第の解釈や指導、そして人間性が、多くの混乱と恐怖を植え付けられていることは間違いない。特に首都圏では、その数は激減したが、臨床現場の適切な保険歯科医療指導より自身の保身が何よりも大切な技官も散見されるので。

さて、話を戻そう。私の指導内容は、手書きのカルテの所為もあり、煩雑な書き込みと、算定を満たさない要件と、カルテ記載における基本的なルールを遵守していない等が、それなりの数指摘された。治療の医学的流れや根拠は特に指摘されなかったが、この青本通りの算定要件は、当たり前だがとても重要だと思われる。基本診療料はもちろん、医学管理そして在宅関連も、驚くほど多くの算定要件が存在するが、書いてあるのと書いてないのでは雲泥の差があることは間違いない。書いてあったと勘違いしているものもそれなりにあったと思うが、相当頑張って臨床現場で書き込んでいるのも是非見ていてほしいものだと思った。

持参物の話をしよう。今回持参したもので一番膨大だったのが、個人を特定できる日計表だ。平成26年に本省指導監査室と日歯から持参物についての通知が出ている。作っていなくて保存していないものは持参する必要なし、、と言うものだが、これが厚生局と直に電話して一番もめた。厚生局は直近1年分という。これを当院で計算すると、約1800枚以上の印刷が必要となるが、交渉の結果半年分約800枚に収めた。これとて膨大な枚数で、うちでは作成も保存もしていないが、レセコンにデータとしてある以上保存していると解釈するらしい。指導が終わればこの枚数はシュレッダーにかけられ破棄される。紙代とトナー代と作成作業の時間と残業したスタッフ代と誰が出すと思っているのだろうか。指導終了後、質問として「どう思います?これ!この2時間過ぎたら全部破棄するんですよ?おかしくないですか?」と強く言っておいたのは、皆のあるいは私の次の指導のためでもある訳だ。

このデジタルの時代に、デジタルからおこしたアナログのミスを探すアナログ様式とか不要であろう。デジタルはミスすればすぐにつじつまが合わなくなるのだから、大昔の指導のようにそこで重大な不正が発覚するわけがない。役人の意識がアナログだからだろうと思うので、今度本省に意見交換で行ったときに指導監査室相手に直に提言しようと思う。何処まで歯科医師を信用してないのか?程があるだろうと。

この指導週間で、私は夕飯を連日食べ損ねて、書類の突合を行ったために2キロ痩せた。指導ダイエット。指導を苦にして心を病む繊細な先生もおられるようだが、指導現場は威圧的であろうが何だろうが、己の正義を主張するべきで、時に「すみません気がつきませんでした。以後直したいと思います。」でキャッチボールは成り立つのだ。こちらは悪人ではない。技官は代官面するのもいるかもしれないが、どこまで行っても役人。悪いことなどしてはいないのに苦にする必要は全くない。勘違いや間違いは誰にだってある訳で、あの青本を隅から隅まで暗記して臨床を行う変人はなかなかいないと思う。

かつて、私は個別指導の立ち会いを長い間やったが、昔はこんなに付随書類や書かなければならない算定要件などあまりなかった。近年、異常に増えたのは悪評高い2018年改定からで、その傾向はまだまだ続いている。歯科で試験的にやって皆で言うこと聞きそうだとふむと、医科に組み込まれる仕組みはまだ存在し、今回の改定で医科は大変なことになっているようだが。

社保委員として30年うち委員長で10年ほど、審査委員として18年、歯科医師会ではズッと社保畑を歩いてきた。保険医協会では30年社保を担当してきた。厚労省にも何度も行った。厚労族の議員にも何度もあって陳情もした。行政の中枢に知り合いは沢山いる。そんな私が個別指導になったわけは、あくまでも高点数。さあ、みんな、月の平均2000点を目指そうじゃないか。底が上がらなければ全体が貧乏になってしまうのだよ。




11月 08, 2024

東大出てもバカじゃないのか??

 自民党が選挙で大負けして石破氏が総理になってその理由は下記理由だが、自民党の議員の多くは全くわかっていない方が大勢いるおかげで次の参院選はまた崩壊するだろう。自民党員として本当に情けなく、バカなんじゃないかと真剣に考えている。

自民党惨敗原因 1.審議不十分でLGBT法強行採決 2.移民促進治安悪化 3.在日中国人から政治資金パーティで資金調達 4.領土問題進展なし 5.外国人不動産購入規制なし 6.外国人生活保護優遇 7.スパイ防止法不作為 8.改憲やる気なし、 9.メガソーラ太陽光発電による再エネ賦課金負担 10.中国渡航危険レベルゼロのまま 12.韓国ホワイト国移行し優遇 13.外国人留学生優遇 14.尖閣諸島領海中国に侵犯され放置 15.中国国際警察の東京設置を放置 16.故安倍総理暗殺事件真相究明せず 17.在日外国人に自動車免許を安易に付与し事故増加 18,能登半島地震・豪雨災害対応悪い 19.ウクライナ支援巨額。 20.総裁選で高市議員排除策謀 21.今回の選挙酷い安倍派排除 22.EEZの中国のブイ放置。 23.あり得ない女系天皇策謀 24,夫婦別姓で戸籍制度・家族制度破壊策謀 25.北朝鮮による日本人拉致被害者救済不作為。 26.可処分所得減額+ステルス増税

米国大統領がトランプ氏になったのは、リベラルが異常にに米国人に嫌われているといる証拠だというのに、それすら気がつかない自民党って。。。。。だから、日本も米国のマスゴミも右傾化を危惧する発信ばかりなのが笑う。右傾化じゃない。リベラル左傾化を元の中道に戻そうとしているだけでしょ。

さてそんな中、綺麗な水を異常に使う我々歯科関係者だが、まあ、水商売と行っても過言ではないし昔からそう言われている。で、上記5番に絡む話。日本では何処でも蛇口をひねれば綺麗な水が出てきて、美味いとかまずいとかは別に普通の飲み水として安全なのである。それも24時間ね。

世界中193カ国中、水道水が飲めるのは僅かに16カ国しかない。ネスレというスイスのブベに本社のある(行ったことあります)グローバル企業で、ネスプレッソとかの会社。そこが2022年に次のような警告を出した。「2025年までに世界中の人口の1/3は綺麗な水にアクセスできなくなる」これは何を意味するかというと、人類は水の奪い合いになり高価な値段が付けられるようになると言うことだ。日本は水道料金を払っていく仕組みである意味取りっぱぐれはない仕組みで払わなきゃ水止めるわけね。これが高額になる可能性がひしひしと進みつつある。

この水の重要性にいち早く気がついていたのは水道水が飲めない支那だった。かつての悪夢の民主党時代に支那人の土地売買が限りなくゆるくなって、あろうことかそれを今の支那寄り自民リベラルは容認してきた。結果北海道をはじめとする美しい水源を含む土地が日本人以外に買われたという事実を、お花畑日本人は気にも留めていなかった。

しかし、今回の選挙ではそういう安全保障に係わる重要な政策に関して、あまりに無能な自民党リベラルに批判票が流れたんだと言うことを、、、、、気がつかないから、また野党にすり寄る政策でダラダラしているわけで、これでは絶対に次の選挙もボロ負けだろうね。

事もあろうか、れいわ新選のような中核派ファウンデーションのオウム真理教のようなカルト政党にまで票が流れて、8議席とか異常事態でしょ。あるいは、野党第一党はカネの批判だけで「無策」(笑)と言うのも痺れる。こんな目先政党などが細々ながら暗躍すれば、株式会社米国と独裁国家支那は虎視眈々と日本の有形無稽な財産を狙ってくるのは目に見えている。

これにガチで抵抗できるのは、自民右派と国民民主と保守党に期待しますね。何とか反日野党を理論武装で潰して頑張ってほしいものです。

さあ、今宵はコンフュージョンなゆめみるぞ(笑)


9月 16, 2024

なんだか、インプラント学会に参加して

 私が口腔インプラント学会に加入したのは1986年頃だったので30年以上前になる。だから登録ナンバーはすごく若い(笑)。高木先生ほどじゃないだろうけど。当時のインプラントは大学ではなく臨床開業医がその主導を持っていたと思う。特に関西方面。そして、殆ど埋入経験のない大学の先生が認定医や指導医だったりした(笑)。

そういう感じの集団の延長だか先端だかにあったらしい日先研というなんだかよくわからない組織の、仙台でのインプラント100時間コースというセミナーに、多分第1回生として参加した。1年に及ぶ長い講義で強烈に印象に残っていたのは、最初の数時間の一条先生の解剖と、最後の2日間における小宮山先生の講義だろう。この小宮山先生の講義後、「これだけで良いじゃないか、今までの講義は何だったんだ??」とその理論と哲学と科学に心底傾倒したのだった。最終の講義後、小宮山先生に出来た直後(というか作る予定だったかもしれない)の赤坂のブローネマルクインプラントセンターに来て勉強しないかと誘われた。当時貧乏な開業医で、もうお金がそこをついていて、残念ながらお断りした。これが最大の後悔かもしれない。これ以降クラブ22にはそっぽを向かれる、そっぽを向く、、インプラント人生だった。以後、ほぼ一匹オオカミ、、いや一匹犬で、しかして、ありったけの力でインプラントを正しく進めてきたはずだ。

海外のAOやEAO、ICOI等は欠かさず参加したのに、日本口腔インプラント学会は殆ど参加したことがない。理由は大人の事情(笑)。しかし、不思議な物で、山形の高木先生の人柄にやられたのが20年ほど前で、それ以降は、高木先生や今回のチェアマンの遠藤先生に誘われるとなんだかいやと言えない感じで、いやむしろ楽しみだったりして。


と言うことで、今回の山形のインプラント学会は400名以上が集まる盛大な大会となって幕を閉じた。今回の演題で特に素晴らしかったのは,最近特に気になる自分の30年以上ケースの患者さんが著しい高齢となり介護の現場で手に負えなくなる臨床の崩壊状況の共有だった。ロングタームの症例報告は沢山あるが、訪問診療現場のエキスパートの菊谷先生の「毒」(今回はそうでもなかった弱毒かな)や黒嶋先生のデータ分析から来るインプラントとフレイル理解の重要性や米山先生の実際の崩壊現場報告考察等など、ここまでの素敵な話は日本のインプラントの学会では殆ど聞かなかった。むしろもっと時間を割くべきだったと思う。

6〜7年前からEAOにおいて鹿児島は都城の田中先生のお師匠さんであるところのジュネーブ大学のイレーナ先生は、口を酸っぱくして何度も何度も「皆年をとるんだよ〜、だれでもだよ〜、あんたもあんたもあんたもね〜!」と偉そうな、私は知らん(笑)ドクターを指さししていた。その背景のフィロソフィーは今回の話と同じなのである。

チャンピオンケースの手技と結果の自慢話に終始していたインプラント学会のそれなりの歴史に、チェアマン遠藤先生は石を投げたのかなと。この石は当たり前の普通の石なのだが、なぜか皆避けてきたので、訪問診療を一生懸命進めている先生方は憤りを感じていただろう。

インプラント野郎達から、天然歯だって同じじゃないかという声を実は沢山聞く。しかしそれ、先生!、訪問診療で崩壊現場を見てないでしょ(笑)。全然違うんだから。歯科医師が何処まで責任を持ってその人の人生に関わっていくのかという哲学を、インプラントだけではなく全ての補綴に当てはめて考えなければならない。そして黒嶋先生や菊谷先生のデータが裏付ける「年老いることとインプラント治療との明確な相関関係の光と影」を各自真摯に考察するべきなのだ。お互い頑張っても頑張らなくても「ピンピンコロリは10%」の事実とフレイル下降線の歯科的救済の有無、、だろうか。

まあ、兎に角、普段私が思っていたことを、見事に代弁してくれたメインシンポジウムでした。最後に、河奈先生の外科の基本のキの字の再確認や、夏堀先生のメカニカルな考察とリカバリースキルと、どちらの先生のお話も秀逸であったことに疑問の余地はないのです。

最後に、何で特別講演の話ばかりなの?と聞かれたらこう答えます。それ以外は聞いてませんでした(笑)。


8月 08, 2024

google独禁法違反と口コミレギュレーション

久々に毒吐く(笑)

 googleの検索が、日本で言うところの独禁法違反というニュースが来たが、よく理解出来なかった。まあ、いろんな検索サイトに飛べば良いのじゃないのと思ったが裏があるのかな。メジャー級の検索なもんだから、袖の下で上位にのっけますよとか、変な口コミ消しますよとか、その手のビジネスがらみで盛んになっているわけで、まあ独禁法?? しかし、それとは別に特に私が気に食わないのは、口コミで星一つ付けてコメント無しでとんずらする奴(笑)。例えば、SBY先生のところがとんでもない無能営業人に嫌がらせの星一つの評価されたりね(笑)嫌がらせな星(笑)姑息だよなぁ。。私も何度か経験あり(笑)

しかし、これって規約違反だけじゃなく立派なカスハラだろう。そんな姑息な奴の他の書き込みとか覗くと、まあまあ独りよがりの自分が王子様お姫様みたいな対応じゃないと気に食わないヤカラだったり(笑)、星沢山付けてる所は自分の言いなりになって上げ奉ってくれるとことか(笑)しょうもないわね、勝手にしてね。

つい最近も、うちに(笑)星一つ付けて無言でどっか行った奴がいる。医院としての評価とかを私が気にするとかじゃなく、何よりこの人間性に無性に腹が立つ。こんな奴が増えてきたので、日本社会は不毛になってきているんだと実感。例えば医院の評価なんて千差万別で当たり前。お互いが「人」なので星一つ付けてもコメントしてくくれれば、状況も理解出来るし、反論も出来るし、同意も出来る。そしてなお、嗚呼、この人はこういう人ねと納得も出来る。そして、よく考えてほしいのは、全員が全員最高な感想持つわけがないでしょ。物品や食品じゃないんだから。いや、物でも好き嫌いはあるわね。

笑ったのはとある高級ブティックの幾つかの口コミ評価。星5個付けた人はで「素晴らしい品質デザインとサービスに脱帽」星1個付けた人は「非常識な価格に憤り」。ゲラゲラゲラ。物でさえこの有り様。ましてや形のないサービスや人となりならなおさら。

まあ、あなたの思うような医院にしたからもう一度来てみませんかなんて冗談じゃない。他の気に入っているか、特に気になるわけでもないような方々1000人に対して、私は気分悪かったと感じた1人の何をサポートするのかしら?ま、これこそカスハラの典型だから昨今の企業も自分とこのスタッフを守る方が優先順位は上のはず。三波春夫以来の、「客は神様思考」も、もうそろそろそのおかしさに気がついてきたというわけですかね。特にこの国は顧客に対しての態度が異常にへりくだって、こりゃおかしいと感じる事が沢山ある。日本特有の心のこもったおもてなしとは違うからね。ただのモラルレスなわがままを許容している感じの対応は、海外に幾度となく出かけて感じる事の一つですわ。

そもそも、なにか悪くしよう!なんて考えてお仕事している人はいない。そこが理解出来ないのだろうね、カスハラ野郎は。100点ばかり取れるわけがないが60点は頑張って行けそうと言うのが理解出来ないのだろうね。「オレの私の前で100点取れよ」というカスハラ。じゃあおまえ達は完璧な人間なんだねと問おうが、なんて言ったって匿名万歳野郎達だから(笑)。卑怯千万!!

昼食など取る時間もなかったり、夕食など午後10時を過ぎたり、しかし自分の仕事は天職だと思いながら家族や子供達を犠牲にして成り立っていたり、想像できない過酷な時間があったり、理不尽な事象が多々出てきたり、だからといって、凄い大変なんだよとは微塵も見せず黙々と頑張っている多くの人達に対して、あくまで個人の意見とは言え、好き勝手なことを書いたり星付けたり、そんな世の中を良しとしているこの人達の気が知れないわね。アマゾンの不良品や詐欺まがいのレビューとは違うんだからね。

ホント腹立つわ。誰だよおまえ(笑)名乗れよ。と言いたくなる気持ちわかりますか?さ、炎上させなよ、このブログ。ただし何処の誰かがわかる実名だよ(笑)。卑怯な戦いに負けてはダメだと思っている。




6月 30, 2024

一年ぶりのタイに思う

東南アジアは多分、水が合わない。東南アジアメシ不可欠の香草も好きじゃない。特にパクチーは私にすればドクダミ臭で、小学生の時、学校裏のくみ取りトイレ(小学校が水洗になったのは昭和45年5年生の時(笑))の周りの大量のドクダミ草取りを何かの罰で何度も命じられたときの匂いなのだから。


今回一年ぶりに来たタイはバンコック。到着して2日ほど腹を壊した 。拾い食いなどはしてないし、超怪しい屋台メシもいただいてはいない。なのにだ。しかし水が合わないのにまた来たくなるのは、大きなエネルギーを感じもらえるからなのかもしれない。数年前、タイじゃないがベトナムのダナンに分院を作ろうと思い立ち、エージェントを絡めて色々動いた矢先、円がドンドン安くなっていき途中で断念した。この時の工作情報は全て保存しているので、コレから興味のある方にはあげますので連絡ください(笑)実はコレはもっと以前に企画したホーチミンプランに続いて2回目なのですがね(笑)。その時も挫折(笑)。


だから、タイも悪くない。貧富の差がとんでもないが、バンコックの意識高い系な高所得な人々は確実に増えているようだ。私は嫌いだが、この手の人達を相手にビジネスをするにはとても良いチャンスなのかもしれないと思っている人が増えたんだろうか。兎に角、バンコックのエネルギー量は毎日の交通渋滞に代表されるように大変なカオスとなっている。これは20年前のムンバイで感じた同じエネルギー量かもしれない。アイコンシャムに代表されるようなどでかいショッピングモールが幾つかあり、何処も大賑わいなのに、方や小さな裏路地の商店街や市場、そして別の国に迷い込んだかのような薄汚れたゴミだらけの中華街(タイの人口約7000万人に対して支那人は1%の70万人らしい)の賑わいも相当な物で、まあ、田舎者の私は確実に「人に酔う」「なんだかわからない匂いに酔う」。

市場の中は、特に花市場の中は、若い職人さんから高年齢の職人さんまで豊富で、継承も今のところかなり上手くいっているようで、引きこもりの若者の話は殆ど聞かないし、横暴な老人の話も殆ど聞かなかった。ただ、やはり気になるのは圧倒的な貧富の差。コレに拍車をかけているのが支那人らしいとの話をタクシー運転手から聞いた。だから彼は支那人は本当に大嫌いで、この国から出て行ってほしいと。もちろん彼らは相応のお金は持っているけれど、自分たちの国はそんな支那金に頼るほど落ちぶれちゃいない、、、、えっ、どこかの国の岸田首相に聞かせてやりたい話だな(笑)。

正直な経済感想としては、今のタイはほぼほぼ日本の物価価値と同レベルだと思う。コレ日本だったらこれくらいの値段だな、、と思う現地値段がほぼ同じ。これは脅威じゃないのか?支那の顔色ばかり気にしている我が国はダメなんじゃないか?

昔のように、東南アジアの旅行は物価が安くて助かるわ、、、じゃないね。カンボジアも急成長、ベトナムだってもちろん。ラオスはまだらしいが支那がどっぷり入り込もうとしているのに抵抗しているらしい。そして東南アジアを語るときどうしても外せない、かなりの数の支那工作員の暗躍。もうさ、何処にでも湧いてるバグじゃない?

今、一帯一路の選択をして苦しんでいる国々の一つにタイがあるかどうかは知らない。でも、今回、そういえば、支那の不動産経済が崩壊寸前なのか、高層ビルの建設途中で廃墟になっているらしい高層ビルを幾つか見た。支那の会社だそうだ。その昔、山田長政が日本人村を作ってタイに貢献した理由は、今の支那が貢献しているふりをしている状況とは、そもそもがまるで違うんじゃなかろうか。

空港までの帰りのリムジンタクシーの運転手さんに250バーツチップを渡したら、めっちゃ喜んでいた。まあ、手持ちのバーツを全部渡しただけなんだけどね。そういう所がまだまだ嬉しいタイ。多分、近いので、、、また来ると思う。(笑)


6月 11, 2024

様変わりしたように感じる今年の顎咬合学会

 1993年(平成5年)まだ保母先生がこの学会の会長時代、咬合の問題を詳しく勉強したい思いで入会した。と同時に認定医の試験を受けた。自分も若かったし、これからの歯科を考える上で咬合の重要さと面白さを、アプローチとベクトルの違う他の研究会学会と同時に参加していたため、とにかく楽しい学問だと感じた。日常臨床にすぐに落とし込める学問の中で、ダイレクトに結果がわかるのもとても有意義だった。

この30年の間、コロナの4年間?を除き確実に毎年参加はしている。臨床医の集まりというだけでなく、世の中の動向やトレンドに反応していく学会が、大学主体とは違いやはり面白いと感じていたからだ。


しかし、15年ほど前からの少しずつの変化に私は敏感ではなかった。そして10年ほど前からは基調講演だけを拝聴し、あとはスーパー後輩の茂木先生なんかと裏ぶれた下町屋台や居酒屋に強引に連れ出して飲みに行くのがこの学会のお決まりになっていた。なぜかというと、非常につまらないと感じていた内容になっていたからだろう。上から目線で申し訳ないが、お金になるペリオとインプラントとマーケティングだらけで、本来ならペリオと咬合とかインプラントと咬合とか、そもそもの考えなければならない話題が皆無になってきていた。私のブログで「顎咬合」で検索してみるとどうやら大きく変化してきたのは2010年過ぎたあたりのようだ。その時期の会長や主催者の苦悩がよくわかる。・・・・咬合では人が集まらない、、、、咬合では経営に繋がらない、、まあ、そんなところか。仕方ないかもしれない。開業医の集まりの開業医の学会なので学問的視点の切り口が別なのだから。



で、今年だが、咬合が戻ってきた!メインディシュが戻ってきた。かつて私が感じたデザートばかりが多くて
メインディシュにありつけないと言った感想を思い出す。今で言うならサブスクだらけで、元のアプリって何だっけ?という状態が長く続く。大会長の主張もあるのだろうけど、苦悩の末の客寄せ感が満載すぎた。


今年の開催は実にメインディシュが並んでいる感想。これなら私が一番脂がのっている時分なら「ワシにも話させろ」という感じ。一番あれこれ出来ていた時期、あちこちでプレゼンした物だが(最近の私の咬合の話はこれ)、この学会だけはやっていない一番の理由は肌の違いだったのかもしれない。まあ、誘われもしなかったし、私もそれほどの物じゃなかっただろうし(笑)。そういえば、苦手な先生だらけの時があった。その頃、大学の四国は高知の後輩が興味深い咬合関係のプレゼンを小さな部屋で何度かやったが、やはり彼もまた、私が肌の会わないイケイケ先生方が嫌いらしく、数度のプレゼンの後「ダメだここは最低だ」と言う台詞の後、参加しなくなったのを覚えている。かなり優秀な後輩だったが、咬合理論に一途すぎたのかもしれない。


当院卒業生の小澤先生の、短いながらのプレゼンはとても秀逸だった。こういう話を20年前から様々な視点と様々な地域で繰り返す先生方が、この学会に沢山いたとしたら、是非とも私も参加して盛り上げただろう。なんていう感想が今回の非常に有意義な内容だったのかもしれない。来年これにも増して素晴らしい学会に進化することを期待して楽しみにし様と思っている。私は佐藤先生や青木先生グルーブに内心とても感謝している。顎咬合学会を本来の形に誘導してくれた今回のプレゼンの数々だったのではないでしょうか。来年もお願いいたします。






5月 22, 2024

ホント話にならない内閣だと心底思う

日本政府が中国の分裂に加担すれば「日本の民衆が火の中に引きずり込まれる」 

今の政府与党にこのトンデモ発言大使を強制帰国させるほどの腹の据わった政治家は見当たらない。日本人が火の中に行くだと??

今の自民党は「遺憾砲」と「抗議砲」という空胞ばかりで現実的な対策は何一つない。岸田内閣は我々のために何をした??スパイブイさえ撤去できない。

世紀の最低支持率を何とか回復させようと4万円の減税だが、給与明細に明記せよとか超煩雑になる事務方の想像も出来ないダメダメ岸田内閣。しかも、何のために??とくだらない野党に揚げ足を取られるに決まってるじゃないか。

こんな大変な中での減税ですとか言うために、国の借金という相変わらずの詭弁も財務省の言いなり。そんな訳ないだろ!と、気がつく国民は少なく、財務省のキャンペーンに総乗りのマスコミ。
支那にもの申せない何も出来ない、朝鮮にもの申せない何も出来ない、米国の犬に成り果て何も出来ない。我が国は本当に独立国家としての体を成しているのだろうか?

あげくの最低野党はこの駐日大使に同調するという。特に鳩ぽっぽ(笑)何人だおまえは。
だからこその、、何なんだ?自民党。こいつらと同じ狢か。
早急に我が国を立て直す肝の据わった政治家を求む!

しかし、間違っても甘言垂れ流しのれいわ党(教)信者にだけはなってはいけない。そういえば、選挙妨害で摘発されたつばさの党が唯一選挙妨害していなかったのが「須藤元気」候補。なぜなら山本太郎が出入りしていたため。と言うことはつばさの党の裏方は「れいわ」という構図になる。民主主義を根底から否定しているその親玉と言うことか。

かつてマルクスに傾倒した現老人世代の人は、マルクスの予言が次々的中してきている事を指摘したりする。資本主義はこうやって終焉を迎えると。
確かに、資本が暴走して庶民の暮らしが破壊され、空前の貧富の差が出てくることや、環境破壊による資本主義の疲弊、そしてグローバル資本の不平等搾取などは確かにあたっているかもしれない。自然を壊してそれを金にする構図は今も昔も変わらない。

しかし、我々は新たな自由資本主義というか、真の民主主義に移行していくのは必然であると認識しているわけで、まあ、そもそも我々は何のために生きていくのかと思考すれば、お金がそれほど必要なのかしらと自問自答すること自体が、世を捨てるわけではない証拠だと思うのだが。

そんな気の利いた奴はまあ、どこにもいないという事ね(笑)。

5月 11, 2024

スウェーデンの幻想を見る紹介本と

 美しい森と湖と小島が散在する国、スウェーデン。インプラントの父であるお方も、この国出身。そして予防歯科を始め歯科医学的システムの最先端を今でも継続していると思う。当院の衛生士数名も、カロリンスカ大学やマルメ大学の講義に参加させ、帰国後結構多方面で活躍している。

かくいう私も、インプラント関係でストックホルムの学会やイエテボリの講義に数度参加した。ついでに訪れたゴットランド島の閑静な美しさは、京都のそれではないけれど、実に心落ち付き、出来るなら数ヶ月でも住んでみたいと本気で思っていた。そして、歯周治療でも一定のレベルを維持し、スカンジナビアペリオの代名詞として、そのプロトコルは類を見ないだろうし、世界の教科書にもなっている。

しかし、訪問の回を追うごとにスウェーデンの暗部が段々見えてきた。日本で紹介されるこの国は、何故かいいとこ取りの話や景色ばかり。福祉の話にしても良い話ばかり。実はそれが全てではないはずなのだが。


数年前ストックホルムに滞在したとき、ストックホルム中央駅の回りは、スラブ系の人間でごった返していた。旅行者を品定めでもするかの目つきが、本当に怖い。集まっている理由はかつての上野公園のような炊き出しだ。北欧の福祉国家であったスウェーデンは、2015年、社民党左派政府の主導でシリアやイラク、アフガニスタンから16万3千人などのイスラム難民を大量に受け入れ、その後、人口の25%を占めるイスラム移民との社会統合に失敗し、麻薬組織と銃器犯罪で強盗犯罪率が欧州トップクラスに急上昇した。スウェーデン法務省の2022年9月の集計によると、両親がともに外国人移民である家庭の子供は、両親がスウェーデン生まれの家庭の子供よりも犯罪率が3.2倍高いことが分かった。安定していたスウェーデンの治安も急速に悪化し、社会問題となっている。まあ、そもそも世界的に武器輸出国として有名なわけでそういう暗部を元から見ないようにしている我が国なのだが。

そう、左傾化している我が国は、ひたすらこの道を歩む覚悟らしい。我が国の場合、島国という非常に不利益な地政学的条件なので、スラブに加えて支那朝鮮の大量流入は確実に国家を滅ぼすし、そのために我が国の野党と与党の一部が躍起になっているのは、相当美味しい利権が絡んでいるんだろう。

我が国日本をを我が国として愛し護りそのためには、腹をくくれる少数の政治家をきちんと育てる義務が私たちにはあるはずです。現自民党の媚中為体、空洞野党の無意味な反日立ち回り。外国人に支配されるマスコミ。全て私たちの責任ですというには重すぎますが、まあ、そうでしょう。