7月 18, 2023

ここは自由が丘なんだよ青森のような田舎じゃないんだよ(その4)

 八戸は、青森ねぶたの前に八戸三社大祭というとても穏やかだけれども素敵なお祭りがある。ねぶたは夜の大人の火祭りだと感じます。三社大祭は主役が子供達で、祇園祭のような山車祭りが数百年のモディフィケーションを繰り返し今の形があるらしい。だから主役は子供達だし大人はサポート。

さてさて、そろそろお祭りでも見たあと、少しづつでも復帰しませんかと打診をした、件の衛生士。そう、自由が丘の歯科クリニックKで、これでもかと言うパワハラと日々の罵詈雑言で心身ともに傷ついた彼女である。彼女からの返事は、「まだ仕事のことを思い出すと手が酷く震え仕事に対しての自信がありませんので、もう少し待ってもらえませんか?」と。こちらとしては3ヶ月は経つけれど急がせる理由もないので、了解はした。これは、かなり重傷な心的外傷による心的外傷、、つまりPTSDではないかと。東京での経験した仕事の全てを忘れたいと言う。忘れられるのだろうか。

私は顧問弁護士を通じて、この件のハラスメント訴訟を考えている。本人は思い出したくもない事なのだけれど、被害者をこれ以上増やすわけには行かないし、それよりも何よりも何とか彼女を多方面から救済したいと考えた。本人が表に出ることはないという前提で打診してみたが、それどころではないストレスのようで、これ、世間一般で見る訴訟に至るケースというのは、本人のものすごい覚悟と心臓が張り裂けそうなストレスを乗り越えてのことなんだろうなと思う。現に直面して心底そう思う。だから、ハラスメント訴訟とか表に見えているのは氷山の一角なんだろう。もちろんそれ(訴訟)目的のおかしな訴訟もある事は認める。しかし、今回は彼女の保全が目的だから全く別だ。

明るく受け流すことの出来る本人の性格を考えるに、余程執拗なハラスメントがあったことが想像できるが、立証の難しさも本人の負担になる。診断書1枚で事が済めば良いのだけれど、そうはいくまい。詳細な時系列での経緯を思い出さなければならないだろうしその作業は大変なご苦労だろう。さて、どうしたものかと考える。が、まずは顧問弁護士と相談して本人の負担を限りなく軽減した状況でハラスメントを立証する手段を考えようと思っている。