12月 25, 2019

科学への芽

孫に、クリスマスプレゼントでどうかなと思い買った絵本はまだ早かった(笑)。

私が小学生の時に、この「海」という絵本に出会った。全部ひらがなだったのでもっと下の子向けだったのだろうが、夢中でページをめくった記憶がある。ちょうどその頃テレビで海洋学者の「クストー船長海の旅」とか、ベルヌのSF小説で「ノーチラス号」とか夢中で見たり読んだりしていた。中学の時に北杜夫の「どくとるマンボウ航
海記」に出会い、海の街八戸だもの、、少年は完全に海洋学者として海洋進出を夢見ていた。

この加古先生の絵本は「海」「地球」「宇宙」とスケールがドンドン大きくなる。そして最後にはこの本をきっかけにそれぞれの分野をより詳しく研究する将来の子供達へのメッセージが添えられる。「このほんをよんで、あきらかにしたり、けんきゅうしたりするひとがでてくるでしょう、わたしもあなたもがんばりましょう」なんて言うことが書いてある。すばらしい。こうして理系(自然科学系)の子供は誕生する(笑)。

見事(笑)完全理系の高校に進学した私を待っていた最初の理科は「地学」で、「実習」から始まった。白い長い白衣を着てバスに乗り河岸段丘や海岸段丘を歩いて観察する。地層や地質を観察する。石を愛でる(笑)。宮沢賢治状態だと思った。海とは関係がなかったが、他の普通クラスでは国語とか日本史とかやっているときに、こんな事をしていたクラスだった。楽しくて仕方なかった。
受験の時に次年度からは共通一次試験という難題が降ってくる。9教科試験(笑)。国語はもちろん古典や歴史など受験用知識は皆無だ。何とか現役のうちに受験しないと行き場がなくなる理数科だったが、地頭がダメだったので浪人(笑)。共通一次試験は無理。理系のみの選択教科の大学を探す。東海大学海洋学部が目にとまり子供の頃の夢が吹き出してきた。そして、親に、猛反対された(笑)。海に出たらいつ帰るか分からない生きてるか死んでるかも分からない仕事は勘弁してくれ、、そんな感じだったか。東京商船大学はもっと大反対された(笑)。その前に入る頭がなかったけど。

もう一度「海」をしっかり読んでみる。忘れていたことを思い出す。小学生の頃の思いを思い出す。知らないことを知る喜びがふつふつとわいてくる。歯科と言う仕事を始めたときもそうだったが、知識が増えることはある種の快感を伴う。加古先生の思いが伝わってくる。未知の世界への探検はなんとワクワクするのだろうと。今の仕事を振り返りながら、最近ワクワクが少なくなってきたのかな。
サトチュウ先生の命名したワクワク系歯科医院とはかなり意味が違うからね。



11月 18, 2019

突然の父の死に寄り添う

人の死は唐突にやってくる。
11月11日午後、日赤病院の呼吸器内科の部長から、昨日夕方入院した父の容態に関して説明があると言うことで呼ばれた。画像診断の結果、肺の大部分が機能していないほどの肺炎になっており、長くとも数日しかもたないのではないかと告知された。
それこそ数日前まで、多少疲労感を訴えてはいたが元気に車椅子生活を送っていた。父は冠動脈造影検査後その場の日赤病院で脳梗塞で倒れ右半身不随の生活を10年続けていた。その時の処置の手際がいかがだったか等、今は言いますまい。
しかしそれなりに元気で、昨年まで車も運転していた。私たち家族もその障害の程度になれてしまっていて、元気だしねということで、多少の発熱や倦怠感も健常者と同じように捉えていた節もある。延命は本人が生前強く否定していたこともあり、いざその時になると涙が止まらなかった。

12日の明け方、就寝している私の枕元を誰かが数回叩いた。強く叩いた。驚いて目を覚まし起き上がったが、寝室はしんと静まりかえっている。何だろうと思いまた寝たのだが、次に目を覚ましたのは入院先からの緊急の電話であり、家族は集まってほしいとの内容だった。横浜や千葉に居る妹や孫にすぐさま連絡をして、また、父の兄弟にも電話をした。永眠したのはその数時間後だった。横浜方面からのグループは間に合わなかった。あまりにも早い急な展開に、家族親戚一同言葉を失い涙だけが流れた。

父の人生はどうだったんだろうと、今更ながらに思うが、多くの教え子に慕われた教師生活三十数年、そして多くの従業員に慕われた当院事務長として三十数年、決して不幸ではなかったと息子ながらに考えてしまう。
私にとっての父の思い出を考えた。鮮明に思い出すのは昭和39年東京オリンピックに父と向かい、チャフラフスカの演技を見た。しかしそれよりも嬉しかったのは、開業間もない新幹線の前で写真を撮り、一緒に乗ったことだろうか。ほんのわずか熱海までの往復だった。確かに思い起こせば色々なところに連れて行ってもらった。大阪万博では、日本海回り普通列車で家族で京都まで行き、非常に親しくさせていただいていた柄本先生のご親戚の家に泊まらせていただき、月の石を見に行った。
ある日父はキノコを採りに行くと言って車で出かけ八甲田山中で遭難しかけたことがある。深夜になっても帰らぬ父を皆で心配して警察まで出動したことがある。朝になり這々の体で帰宅した父を何故か私はじっと眺めていた。
亡くなってからと言うのもおかしな話だが、忘れていたことを次々思い出す。それこそ供養となれば良い。

通夜、葬儀ともに、本当に親しかった人達が涙してもらった。火葬の前日湯棺していただいた。髪を洗い、体を綺麗に洗い、温かいお風呂に浸かって、着替えをし、生前一番のお気に入りのシャツと背広を着てもらい、本当に穏やかな優しい笑顔でお送りした。

心傷として一番辛いのは母だが、気丈に振る舞うその姿もまた息子とすればやはり心は痛い。しかし、父の死に直面して人の生命の尊さは物質や時間とも違う価値があることを実感している。父の親しい友人達のその多くはすでに鬼籍入りしている。向こうの世界があるのならさぞかし楽しいだろう。
そんなことを考えて、ふと今更だが、自分の気持ちが少し楽になるような気がした。
今まで本当にご苦労様。息子はこんな人生をあなたからきちんと譲り受けてもう少し生きていきます。ありがとうございました。
安らかに旅立ってください。




11月 07, 2019

万巻の書を読み、万里の道を往く

勉強抜きでレポートする今回の旅行は、わずか、4泊の3回目の倫敦。うち1泊は調整だから実質3日間の倫敦滞在で得るものは大きかった様な気がする。ドライバーさんに、「冬の倫敦ってどうなんですか?」と尋ねると「曇り、雨、夜」という答えが速攻で返ってきた(笑)。嵐はほとんどないが、とにかく暗いのだとか。なるほど、土地風土と知識や学問は比例するのだろう。することがないから、暗い部屋で研究に没頭するにはうってつけの人も多いかもしれない。

夏目金之助がわずか1年ほどのイギリス留学において「夏目発狂」と言われるまでの神経衰弱を引き起こした本当の原因は、この気候にあったのではないかと言われている。来る日も来る日も雨の倫敦で、暗い部屋に閉じこもる様子を下宿人の女主人は「驚くべきご様子で、猛烈の神経衰弱」(土井晩翠記)とまで言われていたのだから。

 水曜どうでしょう、、の鈴井君が(笑)、欧州制覇の旅でどうしても行きたかったコッツウォルツの村々を車で訪ねてみた。彼らが到着したのは日も暮れており番組ではただ真っ暗だった場所。
美しい昔の村々が残っており、川を挟む素晴らしい地形に家が建ち並ぶその姿は、日本人でも「住んでみたい」と思わせる素晴らしい景色。川沿いの一軒家が売りに出ていた。650年前に建てられたという小さなその家は8000万円ほどの値がついていた。その値段は便利性や快適性ではなくあくまでも歴史の値段なんだと思った。

2度目の大英博物館に行った。やはりここは、6£で借りる音声ガイドではなく学芸員レベルの本物のガイドさんに案内してもらわないと面白くない。あるいは万書を読みそこまで自分の知識を持っていかないと、ただただ見て回るだけの博物館になってしまう。倫敦大学と繋がっていることに初めて気がついた。大英博物館と倫敦大学は隣同士なのは知っていたが、同じ建物だとは知らなかったので、どちらにも用事がある場合は非常に利便だ。略奪の限りをして世界中から集めた名品の数々と言われるが、半分は当たっているものの、半分は誤解であることも理解出来た。ここにあるから保存できているものも相当数に上る事実は、決して過去を否定ばかりしてはいけないと感じる場面もある。

トラファルガー広場前のナショナルギャラリーで、これだけの名画をいっぺんに見られると言う幸福も、少ない時間を惜しんで出かけた甲斐があるというもの。金で雇われたゴーギャンをウザいほど愛してしまったゴッホ。この両方の絵が同じ部屋に並ぶ、やはり歴史感の妙がまた、日本的に粋だと思うのは私だけなんだろうか。

万感の書を読み万里の道を往く、、事を否定する方々もそれなりに多いと聞くが、それはとても合理的な米国的開拓の発想。歯科的発想は合理的でなくてはならないかもしれないけれど、日本的発想こそ「書を読み街に出よ」と寺山が(?笑)言うように、本質の分からない医療人にはなりたくないものだと思った。えへん。


10月 18, 2019

厚労省への質問と参議院議員懇談

今回、青森県保険医協会のミッションは、午前中の東北ブロック(東北6県)としての厚労省要請ディスカッションと午後からの参議院議員懇談でした。

厚労省要請に関して、直近の台風被害に遭われた方々への医療費負担問題や東日本大震災で被災された方々の負担金免除が解除された問題が重要項目となり、時間の関係上個別指導問題は影を薄め、また別個に持ち込もうとした衛生士における麻酔の可否に関する法的問題は次回持ち越しにしました。

負担金免除に関する要望はまさに現場の憤りと解決であり、当たり前の話なのでここでは深く述べない。また、個別指導問題は当県技官のみならず「技官の個体差」をクローズアップさせたかったが、年に数回の情報共有という至極当たり前の解答は想像はしていた。個別指導は必要であり、適正なシステム維持には不可欠であると個人的には思っているが、本省の思いと地方技官との指導内容に関する乖離はもう少し詳しく話したかった。特に地方厚生局に対して我々が幾度となく要請した「担当技官の講師依頼」が拒否されていることに関し、本省は個別に地方厚生局に対してものを言えないという状況が明るみに。続けて粘り強く要請してほしいという解答にはやや驚くと供に、まあ、水面下では色々ご苦労されているんだろうと半ば同情もする。どんな世界にも「しょうもない奴」はいる

衛生士の麻酔に関しては、前日別件で消息筋(笑)と会食。法的な問題はさておき、要は日歯にお伺いを立てた過去、そして日歯が反対した、、、日歯が積極的に動けばそうなりますと言うこと。それだけのよう。なんだかなぁ、な感じで尻すぼみでした。その昔、歯科医師達がパラデンタルスタッフのことを何処まで本気で考えていたのかという代償が今私たちの周りでおきていることなんでしょう。これは技工士も含みます。次世代へ残すことの出来ない負の遺産は早く消却したいものです。

午後、与党から野党まで、くまなく懇談。内容は多岐にわたりましたが、主には非常に裾野の広い歯科医師法17条に関して。これはなかなか難しい問題で、非常に参考になるお話を、そして非常に納得のお話を島村先生から頂戴した。さすが現在の歯科界を牽引するだけのことはあるなぁと非常に勉強になりました。やはりこれからの歯科界をどうすればよりよい方向へ持って行けるのか、考えている人は考えています。何か安心しました。
しかし、本当に法的な担保がない状況で、グレー部分の医業を歯科医師が歯科医業として行った場合、過去の判例を紐解いて問題なしとなっていても、時代の変遷と供に解釈は複雑怪奇になり、はたして、本当に次世代にそういう形で引き継いでいくことが正しいのだろうかという疑問は、個人的にはぬぐえません。過去からここまで頑張って引き継いできた歯科麻酔科医や歯科口腔外科医達の努力は、ある意味ある時突然無駄にならないように、慎重に事が進むことを期待して止まないわけです。


10月 05, 2019

エバースマイル、、そう笑顔と歯科は大切

 先般、両親の家の物置を整理(断捨離)していたら懐かしい映画が出てきた。1989年のアルゼンチン映画。エバースマイル。知ってる人は少ないだろうなぁ。

サイドカーを診療台にしたハーレーダビッドソンで南米パタゴニアを旅するファーガス(ルイス)は、慈善事業に熱心な財団の支援の下、行く先々で歯を無償で治療する「巡回歯科医」。
道中で知り合った女性エステラを助手に旅を続けますが、歯磨きはしても今までまともに歯の治療を受けたことがない村民達は彼を怖がって近づこうとせず、啓蒙活動は思うように進みません。人々の困窮の中に歯科治療など入り込む隙などありませんから。

ていうか、ここまで来て考える諸氏も多いのでは?歯科医師が主人公の映画で、しかも良い人の役なのは、後にも先にもこの映画だけではないかと記憶する。
本来、途中で出会ったガソリンスタンドで働いている女の子とのラブストーリーなのだが、その物語のバックに広がる荒涼としたパタゴニアの景色が、なんとも素晴らしい。ご覧になっていないかたは、是非とも見て頂きたいし、歯科医師や関係者ならなおさらですから(笑)。

さて、歯に関する映画をググってみたら、そうそう昨年日本歯科医師会が作成した「笑顔の向こうに」がありました。それなりに面白いと思っています。
が、キヌア・リーヴスが歯科医を演じている「サム・サッカー」も。高校生の指しゃぶりと催眠術をかける酷く奇妙な歯医者が面白いはず。
ブルース・ウィリスが主人公の「隣のヒットマン」オレは歯医者だ、、は見てませんが、これも主人公が歯科医師という数少ない映画ですが、悪い人ですから(笑)。

まあ、とにかく色々な映画やドラマに歯科医師は出てきはしますが、大体は、ずる賢くて悪知恵がはたらき、小金を持っていて、女にだらしなく、時に凄く悪い奴。こういうイメージが歯科医師なのねと思う。
しかし、エバースマイルの主人公の歯科医師は、繰り返すが(笑)、、本当に良い奴なんだよなぁ。。。

そして最後。「ノボケインの局部麻酔の罠」。みてないけど、題名でやばそう(笑)。舞台はもちろん歯科医院。順風満帆な歯科医が罠にはまる。時間外診療した美女の誘惑とは?もうさ、つまらなおもしろ映画見え見えですわ。アマゾンプライム配信(笑)。





10月 04, 2019

カルテを整理する

当院における、ここ31年分のカルテを整理することにしました。なんと言っても登録IDが40000件を超え、紙保存で隣接するアパートの一室をカルテ部屋として借り、過去に来院したことのある患者さんは、是が非でも当時の記録を引っ張り出して来ました。

例えば、25年前3歳の女の子のカルテには「泣いて泣いて何もさせてくれない」と言う記載から、時間を追って「今日は上手に歯磨きをさせてくれた」とか、いろんな記録が残っているだけじゃなく、現在に至って、その子が同じような子供を連れてお母さんとしてやってきて、「この子は何もさせてくれなくて困っている」と我々に相談。お母さんのカルテを見せてあげて、「大丈夫、あなたもこれこれこうだったから慌てる必要はないですよ!」とアドバイスすると、お母さんは「そんな昔のカルテまであるなんて感激です。分かりました。頑張って続けます」なんていう、ほんわかした、、だけれども詳細な大切な履歴ソースとして、私はどうしても「捨てられない」のです。

さて困りました。これをどうするのか。と言うことであれこれ考えた末、全てをデジタルPDFに落とし込み保存することにしたのです。何故PDFかというと、手書きの思いをそのまま保存したかったからに他なりませんし、次世代に繋がるカルテ資料としてもこっちの方がよりリアルだろうなと言う判断です。
自分でやるにはそんな時間なんてありませんから、マイクロシステムズという企業にお願いするのです。もちろん大変なお金がかかります。しかしこれは財産なんですね。一度に沢山出来はしないので。なんと3年がかりでの作業予定となりました。

良い思い出から、二度と思い出したくない事まで、診療室の思い出は、これから粛々とスキャニングされ小さなSSDの中に貯まっていくのです。

厚労省のお役人さんとかに、こう言う過去の記録を本当に大切にする歯科医院も沢山あるんですよと言いたいけど、そんな費用のかかることを勝手にあなた方がやっているんだから、私ら役人には関係ないとか言わないで、この重要性や歯科医療に対する認識を理解出来ないものですかね。
そうすれば、歯科の指導の端に、サブスクリプションを自分で設ける意義とか分かってきませんですか?法的に何年したら破棄して良いとか、悲しくないですか?
そこから、1号カルテの開始と治癒の年月日記載が、起始終了としてのルールは理解出来るが、目くじら立てるほどのことなのかしら。むしろ奇しくも人間としての連続性としていかに意味の無いものかクローズアップされてくるんですがね(笑)。
ダメですか?


10月 03, 2019

ポルトガル歯科雑感からの研修医

ポルトガルはとても良い。正直、個人的にもまた行きたい街ベスト3に入るリスボンだ。私自身は2007年にクリニカ麻呂(笑)のセミナーで来て以来2度目の訪問。
1番はスイスのレマン湖周囲の小さな街々、2番はアイルランドのダブリン、そしてリスボン。いや、順番は付けられないな(笑)。

リスボンのタクシーの運転手が言う。ドクター麻呂を知っているか?世界にも名だたる超有名なドクターだが知ってるか?デンタルの勉強しに来たのか?
これって、麻呂の善し悪しは別にしても、凄いことじゃないかしら。歯科が街のそれなりのシティアイディンティティーになるって。まあ、山形に行ってタクシー乗って運転手が「ドクター高木を知ってるか?」てなもんで、凄いことだと思う。

そんなリスボン、矯正をしている若い女性が目につく。歯科診療自体もちろん全て自費な訳だから、将来に向けて自己投資をしているのかなと思った。そんなところにも、日本は素晴らしい歯科システムを持っていると改めて思う。向こうに滞在中に、ある米国のニュースが流れてきた。大きな歯科診療キャンピングカーの話で、有志が集まり無料ボランティアで歯科診療をするという話だが、もちろん生涯ボランティアポイントはたまるだろうし受診者もありがたい。心温まる話のようで実は違う。米国の歯科難民は6000万人を超す。世界一の歯科診療レベルを提供しながらこのザマなのである。
素晴らしい気勢で米国でプレゼンしたり賞をもらったり勉強しに行ったりして、何か自分が素晴らしくなったと思っている歯科医師達よ。
何を勉強しに行っているのか、それをどうしようとしているのか、6000万人の歯科難民の前でTEDしてくれ。何を覚えてきたのだ???日本で数千万人の歯科難民を作ることなのか? かぶれる前に考えよ!

研修医の話がオクネットから流れてきた。歯科医師臨床研修の現状・課題という話。ワーキンググループのメンバーや話の要約を読んで、これではダメだと思った。偉そうな話をしていても結局現場の研修医の話が全く反映されていない。研修医受け入れ施設の判定を研修医にさせていないではないか。しかも相変わらず3年研修医が来なかったら指定を取り消す話。おまえら、地方都市での受け入れの現状と実態が分かっていないのではないか。ふざけるなと言いたい。自分の今居る大学のソバでしか研修が受けられない受けたくても見学にすら行けないシステムを各大学病院が作っており、私も何度も神奈川歯科大学に意見を申し入れた。聞く耳持たないけどね。自院をブランド化させたいが為の研修医受け入れ施設の話は10年以上前から私は危惧している話を言い続けたが。特に都市部に多いこういういい加減な施設で何も分からない研修医がどんな待遇を受けるか言わずもがなではないかと。
当院は研修医が義務化される以前からの受け入れ施設ではあるが、ここ何年も研修医は来ない。当時から視察に来た厚労省とSMTM先生のお墨付きだった。しかし、そろそろうちはクビになるだろう。理由は田舎の遠い歯科診療所だからと言われた。田舎は診療レベルが低いと都市部の先生方(特に新宿の某人ね(笑))は皆言うからね(笑)。
昔は気合いの入った研修医が当院で研修をして立派に羽ばたいていっていたが、近年の疲弊した大学教育の中での学生達は意思も意欲も脆弱なまま、こぎれいなスキルだけを求めて残念な歯科医師になっている例を多く見かける。彼らは何も出来ないで開業する。

研修医受け入れ施設に一番重要なのは、歯科医師たる臨床哲学と歯科医師たる患者への思いをいかに自己の物とし実存させるが為の苦悩を経験できるかであり、ワクワク楽しい学習とお気楽経験は患者を不幸にしかしないことを実感することにあると思っている。だから今時の研修医は敬遠するのだろうな。
見事に頑張ってほしい、昨今の若い歯科医師達なのだ。私で良ければいくらでも応援しようじゃないか。。



9月 12, 2019

集団的個別指導とは何だろう??

昨日、高点数だと言うことで集団的個別指導に呼ばれた。過去に2〜3回呼ばれたかもしれない。いつも思うのだが、何故青森市まで八戸から新幹線代とタクシー代をかけて(往復8000円以上)2時間の(すばらしい)話を聞きに行かなければならないのか。しかも平日仕事休んで。青森市内の先生なら自家用車ですぐの場所。おかしくないか?

要するに役人が歯科をなめてるんだろう(笑)。どんなに遠くとも、呼ばれたおまえがどうかしているんだと言わんばかりの遠回りの態度が不愉快だ。で、八戸はまだ交通の便が良いので良い方なんだろうが、大間とか佐井村エリアだと(すみません)、もう一日休診エリアじゃないかなぁ。どうするんだろう??
ちなみに八戸の場合、八戸が中核都市になったことは県庁では非常に面白くないからなのか、、、、なおさら嫌がらせに見える。(笑)

さて、集団的個別指導は粛々と始まり、保険制度の話とか事務的な話がスタートした。何だろう。ここに来ている先生方は保険診療の基本ルールとか当たり前の話等、こういうことを知らないで仕事しているんだろうという前提なんだろうか??医科の先生ならぶち切れるだろうな(笑)。というか、厚生局も一般医科にはホント優しい。この差別感は面白い。歯科はバカだという前提なんだろう。

本題の歯科診療に関する留意事項の話が、本県技官のプレゼンとして始まった。重箱の隅の話を聞いて皆面白いのだろうか?勉強になるのだろうか?重箱の隅があたかも重大犯罪のように説明する姿が痛々しい。
そうじゃない。患者ありきの歯科診療と保険診療の臨床的進捗の話だろ。あなたの話は患者不在で取説の奥の奥の話だ。他県の後輩審査員が言っていたが、技官は家電を買ったとき全ての人は取説を熟知しているだろうと言う前提で、「あなたこんな事も知らないの?ちゃんとここに書いてあるんですよ」言うことを平気で話す、、と言っていたが、ホントだ。それ、集めて、指摘して、一体何処の誰が幸せになるのかしら??

個人的には、疾病治療と再建治療の両輪で進む場合、学術的に正しいことや優れていることが、必ずしも保険適用では無い場合、臨床としてどう咀嚼すればルール違反にならないか聞きたいところだが、ふれもしない。
全てもって所見の書き方にご執心。あくまで予想だが、その通り所見を熱心に書くと、一体一日何人の患者を診る事になるんだろうと考えるとぞっとする。所見は大事。それは同意。だって、診断することが一番大切だからね。しかし、何から何まで書かせて患者が幸せになるのなら頑張るが、技官の為に書きたくはない。臨床の現場をなかなかご存じないとみた。

だから、言うように私は馬鹿なんで。書き方教えてよ、、、と言っても、まあ、無視されるのは、本当に不愉快だ。保険医協会からの要請を一体何度断っているのか?

それから、歯科医療犯罪者の新聞切り抜きを、我々指導を受ける歯科医師と同列に紹介するのは本当にどうかしていると思う。頭大丈夫だろうか?
彼らは犯罪者だ。医療保険を不正に踏みにじった犯罪者だ。今までの技官の話を厳守しないとこうなりますよと言う恫喝じみた話を、皆不快な思いで聞いていた。

さあ、とある技官は集団的個別指導後、皆から大きな拍手を受けて終了したという。旧本省課長の鳥山先生が来八しプレゼンした時もそうだった。保険診療に関し皆が本当に勉強になったのだと思う。
今回の集団的個別指導はその終了後しんと静まりかえっていた。誰も勉強になったと思っていないからではないのか?こうすればダメの話しかしないから。ダメが続くとこういう悲惨な状況になるというネガティブな話ばかりじゃ勉強にもならない。国際学会のプレゼンでも、スタンディングオベーション受ける人とそうじゃない人。上から目線で恐縮だが
この違いを何とか頑張って理解してほしいと思っている。




9月 03, 2019

介護コンテストに思う雑感

当院施設数名で、介護技術コンテストに参加した。うちをのぞく全てが社会福祉法人からの参加だったので、うちは最後に「ユニーク」とかレッテルを貼られた(笑)。まあ、これはとりもなおさず、歯科がいかに介護の世界に認知されていないかの表れだろう。歯科関連業種の方々は、これからますます歯科は重要だから、、というが、現場ではそう認識を持つ人達は極端に少ないと感じる。「大切なのは分かるが、それ以上に大切な事が山ほどあるんじゃない?」という教えなのだろう。

採点方法が公にはなっていないため、その基準が分からない。しかし、なんとなく感じるのは「教科書どおりのプロトコルをいかに忠実に守るか」という気がする。つまらない。私は一人の観覧者として「このチームは凄いじゃないか!おもしろいなぁ、やられたなぁ。」と素人目で感じた津軽の某チームは選から外れた。前述プロトコルから言えば「余計な事」をしたのだろう。しかしそれは私のような素人には「もし自分ならこうやってほしいな」と思わせる発表だった。そんなのは関係ないのだね。

当院施設ベルメゾンKは、発足当初本当に苦労した経験があり、スタッフのモチベーションもだだ下がった時期がある。その理由を分析すると「悪いところを見つけるのが得意な」某大学准教授のアドバイスをなるべく忠実に守ったからだと、今でも恨んでいる(笑)。その箍を外して私やアドバイザーが哲学とスキルを再教育し、育っていることを認め、個人の資質を十分に導き出し、個人の資質を十分に認めた結果、今では胸を張れる素晴らしい施設に生まれ変わった。一番信用できないのが大学の先生だった(笑)。

あれしてはダメ、これしちゃダメ、これは良くない、そういう言い方は良くない、一般の常識は介護の非常識(?)とか、あり得ないダメダメ発見方式で、こんな人が大学で教鞭とってるんじゃ話にならないなと感じてはいたものの、こちらはほぼ素人の集団だったから素直に従った結果が酷い様だった。

審査員も含め、大学でものを教える人達の頭は現状プロトコルからの減点採点。スタンフォード型の採点方式など多分知らないのだろう。だから、閉塞したと思わせる介護現場を作ったのは、エライあなた方だと認識するべきだろう。画期的な発想や、驚くようなひらめきが、介護の現場を明るく楽しくするとは夢にも思わないだろう。

だからもっと驚いたのは、後半の講演で「日本一イケメンの介護士」の「介護から未来を変える」というお話に県の重鎮が頷く頷く(笑)。内容は医療業界では当たり前の診療哲学の話をかみ砕いたもの。そして今流行のハイタッチ医療を介護に置き換えたもの(全く同意できない)。日本中で引っ張りだこだと自慢していたが、じゃあ、何故なにも未だ変わらないのかと言えば、彼の言うことを介護の重鎮達が理解出来ないからだけの話なのだろう。スピーカー仕事も大変だろうなと同情さえした。
ただ一つ、スキル20%メンタル80%が現場を変える、、、は大いに共感する(笑)。

入賞ではなく、業界に風穴を開けるため、来年は皆仰天するような内容で、再挑戦してみたい(笑)。と、皆で打ち上げ飲み会で真剣に話をした。
とにかく、私はそんな素晴らしいスタッフに囲まれ恵まれ大いに感動したのでした。




8月 30, 2019

ブレードランナー2049

2017年の話題作だった「ブレードランナー2049」をnetflixで風呂に入りながら見た。残念ながら、何故か、当時見ていなかったのを思い出したのだ。前作からのリック(ハリソンフォード)がなんだか凄く好きで、それはスターウヲーズファンだからと言うわけではない。おじいちゃんになっているから、なんだかまたしっくりくるし。

LAの街の変化も面白かった。セカンドランゲージが日本語というのも結構な皮肉だし、スポンサーのSONYがいやと言うほど出てくるのも米国映画だよね。支那漢字やハングルは影も形もない(笑)。記憶が確かなら、1作目は日本と支那と朝鮮がごちゃごちゃになっていたと思うがどうだったろう。当時のJAPAN AS No1を反映していたと言われていたが、要は当時は(たぶんいまも北東アジアは、西洋人にとっては皆ごちゃ混ぜだったと言うことだろう。

でも、、、なんだか中身が入ってこない(笑)面白いんだが、シチュエーションやシーナリーに気をとられる。サンディエゴがLAの巨大なゴミ捨て場というのもなんとなく分かる。肝心のレイチェルだがその名前を聞けばどうしてもERのグリーン先生の娘だし(笑)。

いずれにせよ、西洋人の世紀末思考や文明が全てを滅ぼしてしまうかもしれないと言う不安が、こういう映画に、いや、色々な映画に見え隠れするんだなぁと、もう2年も経った映画を考察してしまうのでした。


8月 25, 2019

まあ、皆気がついていたと思うけど(笑)

日経新聞8/23韓国が日韓軍事情報包括保護協定(GSOMIA)を延長しないと決めたことに日本や米国で困惑や失望が広がっている。ただ、日本の安全保障関係者の間では事態を静観する向きが多い。日本が提供した機密情報が韓国経由で中国などに漏れるリスクが減ることなど「今回の失効決定には利点もある」(日本の安保情報関係者)との指摘さえ聞かれる。

■韓国経由の機密漏洩を恐れていた日米韓国の情報機関、国家情報院の幹部が定期的に北京を訪れ、日本や米国が提供した機密情報を中国に漏らしているようだ」――。別の安保関係者は以前、米国防総省高官からこう告げられ、…

まあ、100人中100人が、そうかもしれないなと思っていたことだから(笑)あんまり驚かない。とにかくアタマのおかしい国であることは間違いない(笑)。というか、過去からそういうことを繰り返しながら生きながらえてきた国だから、100の嘘も100の裏切りも自分の生き残りのための選択肢だったのかもしれない。


なんて悲しい国なんだろう。静かに縁を切って、、そっとしておいてあげましょう。


8月 24, 2019

もう無理ですねこの方は

自民党の石破茂元幹事長は23日付の自身のブログで、韓国政府が日韓の軍事情報包括保護協定(GSOMIA)の破棄を決めたことについて、「日韓関係は問題解決の見込みの立たない状態に陥った。わが国が敗戦後、戦争責任と正面から向き合ってこなかったことが多くの問題の根底にあり、さまざまな形で表面化している」と分析した。
 石破氏は、明治維新後の日韓関係を再考する必要性を強調し、「(ナチス・ドイツの戦争犯罪を裁いた)ニュルンベルク裁判とは別に戦争責任を自らの手で明らかにしたドイツとの違いは認識しなくてはならない」とも指摘した。産経新聞2019/8/23
やれやれ、こんな人が総裁選を狙っている。共産党の勉強していない青年チンピラが言うことと同じ事を言い、そして日本国自体を後ろから援護射撃ではなく、後ろから撃っている(笑)。まさに韓国の言い分をそのまま話している。彼らの言う戦争責任という考えがいかに愚かでとりとめの無いものであることは、識者なら知っているはずだ。自国の過去の責任とは鎮魂であり未来に向けた自国愛を貫くことこそ、次の世代の同意を得られる。
ドイツの話が出てくることに驚きを隠せない。ドイツが何を謝罪したのか?ポーランド侵攻の何を謝罪したのか?戦争責任を自らの手で明らかにした???彼らはユダヤ人を民族を根絶やしにしようとした。日本人は朝鮮人を根絶やしなどにしようとはしていない。植民地と言うが、正しくは日本にしただけだ。むしろ、国家予算を上回る規模の予算を投入し、インフラ整備をし大学まで作った。泥水をすする国民と特権階級の為体を改革したわけだが、特権富裕階級は日本が攻めてきたと支那に泣きついただけの話。一般国民から搾取できなくなるから。そういう過去は恥ずかしいから、李承晩は教育を嘘で固め、それを鵜呑みにして大人になった人達が今の騒ぎの張本人たちではないか。そして、そういう状況をゆるゆると容認してしまった過去の我が国の責任も同じくらい問題がある。
ドイツは周囲国家に謝罪などしていない。謝罪したのはナチスを選んだという選択に対して謝罪したに過ぎない。当時の戦争に関し、必要があったから仕方のないことだと考えている。当たり前なのである。日本のサヨクが引き合いに出す「ドイツの謝罪」は、例によって朝日新聞が捏造したサヨク記事に他ならない。そしてそれを日本のリベラルなサヨク達が教本にしているだけなのである。そこに石破氏が乗っかったことに、大きな驚きと供に、もう終わったなぁと言う感じが大きくなる。防衛大臣の時は好感が持てたのだが。。。。。。。
https://www.youtube.com/watch?v=isR3RH75gMs

8月 17, 2019

暑い日が続く、、のは、良いことなのだろう

韓国の相変わらずの発狂ぶりは、どうやらあの国のまともな言論を封鎖して作り上げられたものらしく、鈍い私でもなんとなく分かってきた。後ろで糸を引いている張本人は誰なんだろう。いずれにせよ、法治国家とは名ばかりのあの国の出来事や言い分は、もうほっといて、とっとと断交すれば良いだけなのだが。

藤澤清造氏の「根津権現裏」を読んでいるうちに、あまりにも深く沈み込んだ地の底にへばりつくような暗黒を見て(笑)、その背景にある貧困が現代にオーバーラップする間違えた感覚を持ってしまう。そこで、並行しながら、佐藤正午氏の「鳩の撃退法」や百田氏の「夏の騎士」などを読む。寝てから夢の中でごちゃごちゃになる(笑)。

10年前の夏今頃、カフカやスタンダールやゲーテを読んでいたメモが出てきた。そして200年立っても色あせない幸福と不幸を感じていたようだ。
私もある日、高ストレスで、顎が痛くなる代わりに「虫になる」日があるのだろうか(笑)。家族はどう反応する?周りの人は? そう、だから真実のファウストを探して人はどんな時代も旅をして赤い衣装と黒い衣装を着て、宇宙を流れるのだろう。

と言うことで、気が変になりそうな時、出くわした。つくみず氏の「少女終末旅行」(笑)。やばい、ちょっと面白いじゃないか(笑)。まあ、ありがちなSF設定とシチュエーションだが単純だから疲れない。先が読める楽しさもあるかも。

と、またふと、思い出した。9月にリスボンに行く。そういえば宮本輝氏の「ここに地終わり海始まる」というロカ岬への物語。とにかく面白かったので今度は「泥の川」を引っ張り出す。大御所の小説は、なんとも言いようがない程ひたすら、人が描く文章としてうますぎることが分かる。すごい。

暑い日が続くと、クーラーの効いた部屋で読書、、、と、兄ちゃんが言うように、自殺行為ともとれる自転車なんか乗ってる場合じゃないかもしれないなと、ふと天井を見上げた。


8月 16, 2019

終戦記念日に思う

相も変わらぬ自虐史観の正義感は我が国を幸せにするのか?
支那朝鮮を幸せにするのか?

終戦記念日。令和天皇はいみじくも「大きな反省」を仰せられた。それは我が国が侵略戦争をしたとかそういうことではなく、「戦争」自体に対するお言葉と受け止めた。戦争は大きな決断の元に迫られる手段である。その手段を選ぶにはそれ相応の理由があり、自国至上主義と批判されようが、自国の繁栄を未来せず何をするのか?というエゴイスティックな帰結を持つことが、左の人達は恥ずかしいのだという。そういう人達はハルノートの元、自分の子供を道連れに静かに死んでくれと言いたくなる。私なら自分が死んでも絶対に守る。武士道は日本人の心だ。

日本ほどの優れた教育の元で自由にものを考え発信することが出来る事と、同じだろうと憶測するのは、世界中を知らないと言っているようなものだろう。
アジアとは、支那朝鮮だけではない。朝日新聞の狂ったような朝鮮支那を擁護するだけの反日報道はもううんざりなのだよ。

かつてのビルマの首相「幾度もの対英戦争でどん底に落とされた時、アジアを救う指導者を待望しつつあり、ついにこれを大日本帝国に発見した。ビルマ人はこのビルマに対する最大の貢献をした日本への感謝を永久に記録することを希望する」

タイ元首相ー独立宣言から「日本のおかげでアジアの諸国は全て独立した。日本というお母さんは難産して母体を損なったが生まれた子供はすくすくと育っている。今日、東南アジアの諸国が米英と対等に話が出来るのは一体誰のおかげであるのか。それは身を殺して仁を成した日本というお母さんがあったためである」

フィリピンの小さな村のお祭り「村を守るために命がけで戦ってくれた戦闘機に乗ってやってきた日本兵に、感謝の意を込めて毎年欠かさず皆で鎮魂します」

米国太平洋艦隊司令官「この島を訪れる諸々の国の旅人よ。故郷に帰ったら伝えてくれ。この島を守るために、日本人は全員玉砕して果てた。その壮絶きわまる勇気と祖国を思う心を」


こう言う歴史とその言葉は、戦争を美化しているに過ぎない捏造だと、戦後ワシらの教育は徹底的にこれらを否定してきました。しかし、真実です。悲惨ではない戦争はありません。その中に心の光を見つけて、私を捨て公の為に尽くした先人達に感謝せずには居られないでしょう。

韓国紙にかつて「日本人は正しい歴史を学ぶべき」という社説が載った。その内容は我が国の自虐歴史観に成り立つ捏造された、朝鮮と中国に対するプロパガンダとしての歴史であり、全く正しくはない歴史。それを鵜呑みにする日本人とは一体??そう、朝日新聞(笑)が糸を引く(笑)。


竹島ポピュリズムの影に、海軍配備とのこと。本来本当に領土なら、軍配備をして紛争地域にする理由が分からない訳で、日本人立ち入り禁止ともかさなって、まさしくウソの歴史がばれようとしているのを必死に防ごうとしている様子が笑えてくる。韓国国内では年間1万件を超える様々な反何々デモや集会や暴動が起きているのだが、それを日本人は知っているのか?
そのうち何パーセントが「NO JAPAN」なんだろうか。
むしろ、彼らのこう言う国民性を理解して、今日こそ、先の大東亜戦争を冷静に考える良い機会ではないですか。

サヨクの大好きないわゆる自虐史観は、日本人の精神の根底を揺るがして、モラルレスでマナーレスな酷い社会を形成してきたことはもう明らかです。

本日、合掌して、苦難はまだまだあるけれど、狭い国土にこれだけの人間がひしめいてもなお、素晴らしい国でありますと、英霊達を安心させてあげようじゃありませんか。(首相!なんで靖国に行かないんですか???)


8月 05, 2019

日本の歯科医療はダメなのか?

先日、イギリスマンチェスター在住の方が、智歯周囲炎で来院された。上顎の智歯が挺出し、下顎の智歯部の歯肉を咬みこんで炎症を起こし、今まで何度か繰り返していたという。下顎の智歯は智歯で水平埋伏し、第2大臼歯の遠心根が左右とも吸収され処置不可能な状態。

炎症の処置はすぐ出来るが、下顎の埋伏智歯の処置や第2大臼歯の処置は、CT等で確認すると第2大臼歯抜歯後の智歯矯正で行くのがベストであろうと診断した。しかし、日本での治療期間はわずか10日ではいかんともしがたいので、とりあえず上顎の挺出した知歯を抜歯し、イギリスに紹介状を書こうか迷い、当人にマンチャスターやリバプール近隣での歯科治療継続を勧めた。

通常NHS加盟歯科医院はどんなに急性症状があってもアポイントは3〜6ヶ月待ちだという。しかも、そこの紹介がなければパブリックな口腔外科には受診できないという。それは知っていたので、「NHSでの治療は大変だよねぇ」と共感すると「知っているんですか?イギリスの歯科のいい加減さを!」と感激された(笑)。私の知人の何人かも、なかなかに酷い治療で泣かされ、結局プライベートクリニックで高額な(米国ほどじゃないけど)治療費を支払い処置をして事なきを得ている。

では、NHSの処置評価額はいかほどかと調べると、明らかに日本より随分と高いが、人頭制も有り年間の予算が決まっているので、まあ、大体年末月は休診となるケースがほとんどだろう。単価が高くなれば良いというものでもない。

日本のまじめな歯科医師は、その多くを保険診療の中でまかない、そしてその評価額が米国などに比較して安すぎると声を上げる。そりゃそうなのだ。チントンシャンと進む歯科は如何様でもなるだろうが、保険診療は社会保障であると言う大前提で進むため、思い通りにはならないケースばかりだ。
しかしよく考えてほしい。イギリスの彼はこう言った。
「イギリスのNHS加盟歯科医師は異常ににレベルが低いが、日本で時々こうやって処置を受けて思うのだが、日本の保険歯科医療は素晴らしいレベルを維持していると思う。」
なんということだろう(笑)。私も日本の社会保障の中での70点治療は悪くはないと思っている。100点目指すスキルを持ち合わせなければならないのは当然だが、それを何食わぬ顔して社会保障に昇華している日本の歯科医師のたゆまぬ努力が見えてきている。

日本の歯科はダメだダメだと言う前に、こうすればもっと良くなると言う発想と、色々比較したら世界一じゃないか、と言うことに気がつくことが出来ない歯科医師は、まるで自虐反日思想の輩に似ているから気をつけたい。

まあ、手に負えないのはどんな業界でも欧米かぶれだが(笑)。かぶれる前に自国をよく見るべしです。

                                                                                                                                                                                                                                                                                                    

7月 17, 2019

介護現場(訪問診療など)でのインプラントなトラブルに関して

本気の歯科関連介護の自称(笑)先人として・・・・・・

とある先生からの投稿で、介護現場で問題になっているのはインプラントではなく天然歯のトラブルだという投稿があった。訪問診療を積極的に行っている先生とお話をして確かにそれはそうなのだが、比較する母集団の処理ロジックにインプラントありきというバイアスがかかっている以上、その発言は腑に落ちないと。私も30年にわたり多くのインプラントを手がけているのだけれど、介護の現場でインプラントのトラブルはあまり経験はしていない。それはそうだろう。当たり前なのである。

問題は、インプラントが素晴らしいとか、天然歯の処置に問題がありトラブルが起きるとかではなく、介護の現場で「インプラントに出くわしトラブルを持っているときのプロトコルの不在や周知徹底」なのではないだろうか。だからインプラントがよろしくないという結論は的外れであることは同意するが、だからインプラントで助かったという結論はもっと的外れではないかと考える。

某大学で近畿エリアの介護施設にインプラントに関するアンケートをとった結果が非常に興味深い。それが何か分からない、見たこともない、トラブルに関してどうすれば良いかも分からないという答えを集計すると90%以上がインプラントに関して無知なのである。ところが、口腔機能改善を目的とした予防を含め、処置、外科、全身管理に関して、かかりつけの歯科医師の指示を仰ぐことが出来る、あるいは現場での処置を想像できる場合はほぼ100%になる事が容易に推測出来る。

要約すると、介護の現場で活躍している歯科医師は積極的な情報収集の元、インプラント以外の事に関しては、現場での創意工夫も含めほぼ完全なプロトコルが存在するが、インプラントに関しては、その多種性や構造やデザインやファイナルストラクチャーの多様性がフラクタルのごとくちりばめられており、リカバリーすら想像できない場合が存在するのである。否、数は極端に少ない(通常診療に比較して)であろうことはその通りなのだ。

極論を現場に言わせれば、当然、その状況すら想像だにできない以上「インプラント不要」にたどり着くのは仕方のない事ではある。数が少ないのだから。私は個人的には不要だとは思わないが条件がある。それは私が理解していると言う条件であり、多くのインプラント施術者がそう思っていることは否定したくない。ところがその条件が外れたときに、圧倒的に数は少ないけれど「凶器となるインプラント」は存在しうるのである。

プラットフォームの統一性や、口腔健康に関する思考ベクトルとそれに沿ったインプラントのトラブルシュートの確立こそ介護の現場に求められるようになることは重要なのだ。しかし、各インプラントメーカーがそこまで知恵を回せるのか、あるいは、私がやれば大丈夫と考える非科学的歯科医師が大勢を占めている限り、口腔インプラントは科学的な医療オプションとして、いつか痛いしっぺ返しを受けることは想像だに難くない。

7月 03, 2019

何故なんだろう保団連の脳内(2)

忘れないうちにもう一つ私の疑問に答えてほしいことがある。保団連執行部でこの文書を読んだ方は是非ご回答願いたい。

毎度のことだが、共産党と同じ思考回路で念仏のように常に出てくる文言がある。「大企業優先政策及び搾取」「内部留保が異常に多額」これら二点に関して言えばそのままズバリ共産党機関誌赤旗の言い回しなので、是非、執行部に回答していただきたい。なぜなら決議文にさえ出てくる文言だからだ。大企業優先経済政策が問題なのだという(笑)。

さて、大企業に関してだが、、、、、
法律で「大企業」そのものが定義されているわけではなく、中小企業基本法[1]第二条で定義された「中小企業」の反対解釈として「大企業」とみなすのが一般的である。その場合、大企業の定義は以下のようになる。(wiki)

  1. 資本金の額又は出資の総額が3億円を越え、かつ (and) 常時使用する従業員の数が300人を越える会社及び個人であって、製造業建設業運輸業その他の業種(次号から第四号までに掲げる業種を除く)に属する事業を主たる事業として営むもの
  1. 資本金の額又は出資の総額が1億円を越え、かつ (and) 常時使用する従業員の数が100人を越える会社及び個人であって、卸売業に属する事業を主たる事業として営むもの
  1. 資本金の額又は出資の総額が5000万円を越え、かつ (and) 常時使用する従業員の数が100人を越える会社及び個人であって、サービス業に属する事業を主たる事業として営むもの
  1. 資本金の額又は出資の総額が5000万円を越え、かつ (and) 常時使用する従業員の数が50人を越える会社及び個人であって、小売業に属する事業を主たる事業として営むもの

ここから次の統計を見ていただきたい。
大企業従事者は約1430万人。中小企業は約3360万人だ。大企業と呼ばれる企業に直接関わり合いのある中小企業はその35〜40%に上るらしいのでよく調べてみると、直接関連企業として中小企業の約40%と言う数字が一般的なのだそうだ。(子・孫会社という意味も含め取引会社として)すると、従業員数は約1400万人増える計算になる。また、間接的にあおりを受ける中小企業は約30%にもなり、従業員数で言えば、中小企業就労人口の87%に何らかの影響があると言う。すると合計すると低く見積もっても全企業就労人口の約4000万人あまりになるという凄い数字が出てきた。

これが分かっていて、共産党をはじめとする野党および保団連は「憎き大企業」を堂々と掲げているのだろうか??内部留保は企業の肝臓で、エネルギーを蓄えておく重要な意味あいがあると思っている。保団連は大企業の内部留保を脂肪肝のごとく言うのだけれど、それは当てはまらない。これだけの関連企業の未来を支えていることも確かなわけで、大企業憎しの発想は、共産主義のかつてのレーニンやマルクスや毛沢東が唱えた平等ロジックとするなら、何のことはない、すでに世界中で崩壊しているではないか。


一体何処のどんな立場の誰が、こんな無茶な理論を奉るのか、保団連執行部のご意見を伺いたい。言い換えるなら、大企業が健全経営にほど遠くなればなるほど、4000万人が路頭に迷う政策を、一体誰が支持するのだ???
ご回答を!そして、医療問題から直接かけ離れたこれらをいつまで続けるつもりなのか??




7月 02, 2019

何故なんだろう?保団連の脳内

フェイスブックに日々の長いツイットが書き込めるものだから、このブログはほとんどサヨク保団連批判の記事ばかりになってきた(笑)。ご容赦を。そして、まじめに協会活動をしている諸氏は是非読んで意見を頂きたい!

さて、保団連代議員会なのである。相変わらずのドサヨクっぷりに、なんか、可哀想な気もしてきた。願いではなく呪いに聞こえてくる意見続出。しかし、長崎協会から、特定野党の言い分じゃないかというすばらしい意見が出ていたが、まさにその通りなのだ。しかし、そのことに関して気がつかないそしてかみ合わない現執行部がいかにサヨク脳に犯されているのか非常に良くわかるやり取りだった。こうなると何を言っても議論にならないだろう。

野党の支持率は数パーセントなのであるが、意見が合うからと、それら腐れ野党と共闘しながら一体何が出来るのだろうか?共産党は公安の対象組織でしょ。国民民主と社民は崩壊寸前でしょ。立憲は烏合の衆と国民が認めたでしょ。もちろん自民公明が素晴らしいなどとは思わないが、少なくとも与党として国民の一定の支持を受けているでしょ。
保団連は一体何がしたいのだろうか?国民医療を本気で良くしようなどと思っているのなら、こんなガス抜きお馬鹿代議員会など、ただの傷のなめ合い代議員会と名称変更していただきたい。それなら出席しない大義名分が出来るというものだ。

かつて、共産党の機関誌「赤旗」の切り抜きが、代議員会参考資料の大半を飾っていた。私は特定機関誌の切り抜きを使用するのはおかしいと主張した。すると、良いことが書いてあるので使っていると回答した馬鹿がいる。じゃあ、良いことが書いてあるなら聖教新聞も使うのかとその時思ったが、これも議論にならないので打ち切った。その後何故か赤旗はほとんど姿を消した。そして「朝日新聞」の切り抜きだらけになってきた。販売部数がかつての1/10までに落ち込んでいる、フェイクと支那と朝鮮が大好きな新聞だ。国民は馬鹿ではないから部数が減るのだ。

野党のことも、朝日新聞のことも、こいつらは支持を得られないからと言う理由で保団連は左巻き脳で応援しているとしか思えない。目の前の患者のことを考えているとは到底思えない。この組織運営と事業では暴力革命でも起きない限り無理だと分かっているくせに、アベガーアベガーと頭の悪さをひけらかしている。最高学府を出た人ばかりの集団なのに。あきれる。

全てに理由があり原因があるから因果は応報するとシッダルーダは言った。だから目覚めブッダとなった。アベガーアベガーの頭の悪い人達に聞きたい。これだけ国民の支持が少数に固まっている左巻き意見の何処に正義があるのか答えはないはずだが、医療を良い状況にするために本当にこれでいいのかもう一度考えてみるべきだろう。かつてその昔、保団連から中医協へ代表を送ろう!なんて、盛り上がったときがあるが、ドンドン離れていく現執行部のドサヨクぶりなのである。

憲法9条を守ると、辺野古に反対すると、今の医療は数段良くなるらしい。そのクソのようなロジックを信じている医療教団に未来はあるのか?



6月 07, 2019

「保険でより良い歯科医療を求める」6・6総決起集会の詭弁

同意できる部分も、出来ない部分も、いったいどんなロジックで語られているのか検証し次につなげていきたい。下記基調報告のその多くは、巧みな詭弁と共産党機関誌のごとくの代案無しの夢物語にしか聞こえないのは私だけだろうか。ピックアップの疑問点は赤字で追加してみる。長文なので興味の無い人は読まない方が良いでしょう。
あくまでも、わたし個人の意見の記憶の記録です。毒を吐くなら、こんなブツが理事会で承認されることに驚きを隠せません。



「保険でより良い歯科医療を求める」6・6総決起集会
     基調報告(案)
   患者さんと歯科医療従事者が手をとりあって、 歯科医療費の総枠拡大実現を(患者と手を取り合ってと言う、これこそ詭弁以外の何物でもない。自分たちの話を患者の話にすり替える詭弁なのだ)

1、はじめに-本集会の目的
2、歯科の重要性が社会的に注目されてきている 
3、歯科医療の危機
(1)患者さんをめぐる状況
(2)歯科医療従事者をめぐる状況 
4、歯科医療危機打開のために-歯科医療費の総枠拡大、患者負担の軽減を

1、はじめに-本集会の目的
お口の中を健康に保つことは、全身の健康に大きく関係することは、広く国民のみなさ んに認識されてきました。ところが、そうした認識に制度が対応しきれていないのが現状 です。(これに関してはその通りと思う)
私たちは、歯科医療従事者が安定した経営基盤のもとで地域の歯科診療に携われるよう にするためにも、患者さん・国民のみなさんが安心して歯科治療を受けられるようにする ためにも、歯科医療費総枠の拡大、歯科診療報酬の大幅改善が必要と考えます。
(歯科医師が安心できれば患者も安心できるという理論展開がまるでおかしいことに気がつかないのだろうか。歯科医師はどんなに苦しくとも、目の前の患者に誠心誠意正義を尽くす義務があるではないか。患者は賢いのだから、そのことが見えない歯科医師から離れていくだけなのだ)
本集会は、歯科医療費の総枠拡大を求めて、全国から歯科医療従事者・患者さんが結集 して開かれるものです。

2、歯科の重要性が社会的に注目されてきている
歯科医療は糖尿病など生活習慣病の改善や認知症予防などにつながり、ますます重要に なっています。本日の、国会議員要請資料「国民の喜び、健康の回復、維持、増進に欠か せない歯科医療 『よりよく食べるは、よりよく生きる』-健康と長寿の鍵は歯科医療に - 全国保険医団体連合会 歯科医師4万人からの提言と展望」では、その点について、 豊富な事例を交えて紹介しています。(もう4万人の話と言う部分で嘘の臭いがする。本提言の都合の良い部分だけへの切り取りではないですか?また、苦しい中からの成功事例を挙げていますか?)

近年、政府も歯科医療の重要性を強調しています。「財政運営と改革の基本方針 2018(骨 太の方針 2018)」では、生涯を通じた歯科健診の充実、入院患者や要介護者をはじめとする 国民に対する口腔機能管理の推進など歯科口腔保健の充実や、地域における医科歯科連携 の構築など歯科保健医療の充実に取り組むことが記述されました。それを受けて、昨年末 に出された「改革工程表」でも具体的な取り組みが明記されました。
しかし、歯科医療の重要性が強調されているにも関わらず、残念ながら、地区歯科医師 会のメッセージにもあるように(結局歯科医師会の話が信用できるという事でしょうか?)、「歯科口腔保健の充実と歯科保健医療の充実」が実現でき るような歯科医療費の伸びとはなっていません。
   
3、歯科医療の危機
歯科医療の重要性は確かに高まってきています。それにも関わらず、歯科医療の現場は まさに「未曽有の危機」(何と比較しているのか不明の未曾有とまで言い切るのなら、それを作ったのは歯科医師達ではなく国なのですか?)を迎えているのが現状ではないでしょうか。
その原因として、1つは、歯科医療にかかれない患者・国民が存在すること(?)、2つ目は、 歯科医療機関の経営状況の悪化、歯科医師・歯科技工士・歯科衛生士といった歯科医療従 事者の困難さ(?)、があげられます。

(1)患者さんをめぐる状況(患者様と言わないのは素晴らしいと思います)
経済的理由により早期受診が困難であったり、治療の中断が増加するなど、子どもから 高齢者まで口腔状況の悪化や口腔崩壊ともいえる深刻な実態があります。(「行けない」のではなく「行かない」のも一緒に計算しているのではないですか?)
国立社会保障・人口問題研究所「生活と支え合いに関する調査」結果(2017 年実施)に よれば、「金銭的な理由により必要なときに歯科医にかかれない」と回答した世帯は3%(医 科では 2.3%)でした。推計すると、全国で約 160 万世帯(=3%×5333 万世帯(日本の 全世帯数)が歯科受診を抑制したことになります。(これは多いのですか?世界レベルなら決して多いとは言えないのではないですか?)
さらに歯科では、一般的に普及した治療で保険のきかない治療があることが、受診を防 げる要因にもなっています。丈夫で違和感の少ない金属床の入れ歯や自然の歯の色に近い かぶせ物、学校歯科健診で治療が必要とされた不正咬合の治療など、保険のきく範囲は制 限されています。(例えば他国と比較すると日本の社会保障の中での歯科治療は世界でもまれなほどその処置の多くをカバーしています。一体何処の世界との比較なのでしょうか。むしろ60年にわたり、そこまでのレベルに持って行った努力を認め、さらに現在のシステムを壊さずよりよい方向へ持って行く代案を考えていくのなら賛同できますが、支持率が地に落ちている野党のように要求と反対ばかり念仏のように唱えてもただの夢物語になりませんか?現実的な改正案を考えましょうよ。)

(2)歯科医療従事者をめぐる状況
その間、歯科医療機関の経営状況は悪化し続け、格差も拡大し何と比較して経営が悪化しているのか? 歯科医院サイドの格差拡大が諸悪であるという根拠は?そしてその理由は歯科医師個人ではなく国にあると考える根拠は?医院経営に問題のない盛業歯科医院はおかしな悪い歯科医院であると言うことか?)、現在、最頻値の収支差 額は、月額わずか 51.9 万円となっています。(どんないい加減な仕事をすればここまで落ち込むのか逆に教えていただきたい。患者を馬鹿にしているのだろうか?マスコミのようにワーキングプアを助長して、歯科医師自身や歯科医師を目指す人達が奮起するのか?歯科医師の中にはこの金額しか手に入れることが出来ない者達も少数居るが、これは希少例なのだと言い換えるべきなのではないか?)

2018 年診療報酬改定では、歯科の改定率は+0.69%に留まり、歯科医療機関の厳しい経 営状況を打開するには程遠く、極めて不十分な改定でした。(改定は不十分だと感じるが、まるで楽してもうけさせろと言わんばかりの物言いに辟易する)また、医療機能の分化の名目 の下で、施設基準を歯科医療機関の選別に露骨に用いており、歯科医療機関の格差がさら に広がっています。(患者サイドでは、設備投資をする正しい歯科医院と、いい加減な歯科医院を峻別する素晴らしい機会だとの意見として多く聞こえてくるが、こういう物言いではますます患者の同意が得られないのでは?)さらに医療機関に格差をつけることは、保険診療内での患者さんの差 別にも繋がるものです。(差別が悪なのなら、歯科医師自体も差別されないようなスキルと知識を持つべきなのに、それは棚上げで全て回りの所為にしていると聞こえて来る。確かに患者に対して差別に繋がるが歯科医師はそれを避ける義務があり患者の問題ではない。これこそ詭弁ではないか?)

最近では、いわゆる「銀歯」の材料である「金銀パラジウム合金」の市場価格の高騰と その動きに対応できていない制度(半年に1回、保険償還価格を見直す制度=随時改定) の問題によって、歯科医院はさらに経営悪化に追い込まれています。(それは認めます。しかし、この問題をここまで放置した責任は国ではなく歯科医師の責任だと考える。なぜなら代替えの先進医療材料への取り組みを保険枠で本気で考えていなかったツケだと考える)

 こうしたことが、歯科技工問題や歯科衛生士の雇用困難を生み出しています。(どんな適当なロジックでそう考えるのか。だから技工士や衛生士が離れていくと言うことが分からないのか?経営的に困難な状況を生んだのは医療に取り組む意思とスキルと知識のない歯科医師で有り、そんなところにパラデンタルが夢を抱いて伺うと言うことがあり得るのか?全て人の所為にするから、人は離れていくことに気がつかないのか?)

歯科技工士の状況は、まさに危機的状況です。歯科技工士の多くが、長時間・低収入と いった過酷な労働環境におかれています。そのため、若い歯科技工士の離職、歯科技工士 志望者の減少、養成校の閉校が相次ぐなど、深刻な事態が進んでいます。(全て馬鹿な歯科医師の所為なのではありませんか?)低すぎる保険点 数のため、歯科技工士は技術と労働に見合った委託技工料金を得ることができていません。(高くなってもダンピングを強いる歯科医師が非常に多いから高くならなかったのではありませんか?)
口腔ケアや診療の補助などを行う歯科衛生士の役割は近年、大きくなっています。しか し、歯科医療現場では「歯科衛生士不足」が深刻です。(その理由も人の所為ですか?ウチは衛生士を雇う余裕がないから助手で十分という、本来のそして現代の歯科医療とはかけ離れた感覚をお持ちの歯科医師がまだまだ多い現場が全てを物語ってます。歯科医療をそれだけないがしろにしている歯科医師が多いと言うことです。どんなに苦しくとも、衛生士や技工士を守る義務を放棄したのは歯科医師ではないですか?見捨てられた彼らが一体何処に戻るというのでしょうか)

4、歯科医療危機打開のために -歯科医療費の総枠拡大、患者負担の軽減を
 歯科医療のこのような困窮状況の打開策は、歯科医療費の総枠拡大以外にありません。
(思いは同じですが、全く欠如している歯科医師のスキルや知識格差や倫理観是正を踏まえていないと、人は話は聞いてくれないでしょう。と言うことは下記提案はただの夢物語で全く実現できない対案ですから、念仏のように唱えても実現することはありません)

「保険で良い入れ歯」の運動をはじめた頃の 1992 年の国民医療費は約 23.5 兆円。その うち歯科医療費は約 2.3 兆円で、国民医療費に対する構成比は 9.8%でした。
それが直近の 2017 年では、国民医療費は約 42.2 兆円(92 年からの伸びは 1.80 倍)に 対し、歯科医療費は約 2.9 兆円(92 年からの伸びは 1.26 倍)で、国民医療費に対する構成 比は 6.9%です。1992 年当時の 9.8%を現在の国民医療費に換算すれば、現在の医療費は 約 4.1 兆円になるはずです。(これに関しては同意です)

1.2 兆円をどのように捻出するか。まず、(1)歯科診療報酬を基礎的技術料中心に引き上 げることで公費負担分を推計 4000 億円、(2)保険適用の拡大で推計 4000 億円、(3)患者負 担の軽減や歯科受診の促進で推計 3000 億円等が考えられます。(この妄想の中で特に際立つのが患者負担の軽減と歯科受診の促進部分です。歯科受診の促進を患者負担の軽減だけに求めているのなら、前述の理屈から言えばわずか3%の世帯にしかならず、負担軽減と合わせてどう3000億に達するのでしょうか。また、全く別のカテゴリーになるこの二つを合わせた理由は何でしょう? 公費負担分や保険適用拡大は喫緊の課題ですからこの部分に関しては現実的な数字を積み重ねていくべきでしょう)

現行の約 2.9 兆から約 4.1 兆円へと歯科医療費が約 1.2 兆円増加すれば、(1)保険給付範 囲の拡大、(2)歯科健診、在宅医療・介護、病院歯科、医科歯科連携の充実、(3)歯科診療 所の経営が安定し、歯科技工士の待遇改善、歯科衛生士が子育てしながら働き続けられる 環境の実現、が可能です。(そうでしょうか?かつて昭和40年代の歯科医療費増加に伴い歯科医療やパラデンタルスタッフの境遇が改善されている事実がありません。これとは違うロジックでそれぞれの問題に取り組むべきで、全てが国の所為だという繰り返しの主張を、そのまま聞くとはとうてい思えません)

また、歯科医療費の総枠拡大とあわせて、患者負担の軽減を求めることによって、経済 的理由で歯科治療が受けられない人をなくしていくことも必要です。(世界にもたぐいまれなわずか3%の世帯ですが?と言うと弱い者を差別していると言われそうですが、差別ではなく区別であり、本当に困っている人への別の枠組みが現在もあるではありませんか?その枠組みシステムの改善とこの話を一緒にするべきではありません)

そのためにも、現在取り組んでいる「保険でより良い歯科医療を求める」請願署名の取 り組みは重要です。
本日の集会を、歯科医療の正当な評価を求める全国的規模の大運動の第一歩と位置付け、 歯科医療費の総枠拡大へ向けて、奮闘していこうではありませんか。

以下総論的個人の感想
このアジビラのごとくの表明文を読んで、どんな議員や役人が共感し心動かされるというのでしょう。政のファウンデーションはお金と心だと思っています。心動かす思いがお金を必要とするとき、国民は快くそれに応じるでしょう。現在の政において与党の努力を認めず、闇雲に反対する野党勢力の気持ちが全く国民に届いていない現実を見てもなお、同じような愚行を繰り返し、ただひたすら騒ぎ立てる様の向こうに、本当に歯科医療の改善を望み国民歯科医療をよりよい方向へ導こうという、思いのかけらも感じる事が出来ません。なにか、座ってかまえて適当に患者が来て楽に飯が食え、おまけで貧困者に少しだけ気を遣う、そして適当に余裕が出来ればなおよし、、、、そんな歯科医師像が理想と連想させる上記基調報告に、まともな国民が共感するとでも思うのでしょうか。。。





5月 18, 2019

きわめて残念なスタンスに活を入れる

5月16日、朝から議員会館を回った。何のどんな立場での議員陳情かとよく言われるが、青森協会ほぼ独自の与党議員構成なのだ。本来保団連がイニシアチブをとって多くの議員陳情するものなのだが、回る議員が共産党や支持率低迷以下の野党ばかりで、全く話にならないばかりか議論にすらならないため、ただのガス抜き陳情になっていることは間違いが無い。野党が憲法議論を放棄しているように、歯科の問題でも逆に同じ事がおきるに決まっているではないか。

保団連の用意した陳情資料は話にならない。こんなものは使えない。と言うことで独自に整理した資料を持って歩いたわけだが、ある保団連代表の歯科医師が集合時に熱弁を振るっていた。今話題の「キムリア」の価格が3300万円という途方もない金額になった事を揶揄して「私の歯科医院の年商よりも多い、こんな事が許されるのか?」と。
おいおい、議論の論点がまるで違う。かつて共産党が、軍事費を削って医療費を上げろと言っていた、意味不明のロジックだ。
あのね、あなたの医院がわずかな収入しかないのは、回りのせいじゃないでしょ。あなたの所為でしょ。それをロジックをすり替えて陳情するから、まともな議員は相手にしないと言うことが分からないのですかね。薬価の設定にはおかしな部分があるから「キムリア」に関しても産経新聞でその実態や妥当性や有効性を論じていたけれど、先生の話しぶりじゃあ「そんな高い薬を認可するぐらいなら歯科に回せ」というキチガイじみた話になる。バカだ。こんな人達と同じだとはとうてい思われたくない。

今回のメインは、そもそも歯科用金属のように相場に左右される価格変動するような医療材料ってあり?と言う話と、歯科医師法に関する話。歯科医業は医業ではないと定義されており、楽観的にそこに含まれるとか曖昧な話をしてすでに100年経過した。法的に明文化されていない歯科医業だから、歯科医師が口腔に関連する医業を行って何かあっても、定義がなく明文化されていないために、歯科に関して言えば、法には規制されるが法には守られていないというおかしな状況をなんとなくグレーにもやもやした感じで続けてきたツケがどこかで爆発しないかという危惧と、次世代に胸を張って既成事実のみで引き継ぐのか、法的に明文化した状態で引き継ぐのかはとても重要な問題だと考えたからだ。
「口腔に関連する医業は歯科医業に含まれる」たったこの一文を歯科医師法に加えるだけで大きく状況は変わるのだ。削る詰める抜く被せるそして矯正、、、これが法的な歯科医業であるから、我々は日常で医師法違反を行っている。

ちなみに今回参考にさせて頂いた福岡の横田先生の論文は多くの人に読んでいただきたい。それだけではなく、その意見として山形の高木先生のご意見は非常に面白く、議員達もよく読んでみたいと非常に関心を持っていた。下記勝手に頂いた横田論文感想文的高木論文掲載(笑)



 歯科医の将来像  ―歯科と医科の境界線を考える―
歯科大学を卒業して、入局した口腔外科の主任教授は歯科医ではなく消化器外科を専門 にする医師だった。口腔がんの手術では、大胆な頸部郭清や上肢からの皮弁による再建手術 などをおこない、口蓋裂の患者へは腸骨移植して骨欠損部を閉鎖していた。昔耳鼻科医がよ くおこなっていた蓄膿症(慢性上顎洞炎)の根治手術が原因で多発した、術後性頬部(上顎) 嚢胞の摘出手術は多くの若い口腔外科医もおこなう手術のひとつだった。入局間もない新 米の口腔外科医の僕にとって、歯科の領域を大きく逸脱した口腔外科の臨床は興奮の日々 だった。

ある日、比較的大きな歯根嚢胞の症例を前に、教授は新米の僕に「嚢胞摘出後、この歯は 残せますか?」と聞いてきた。「歯の保存、抜歯の基準は歯科医師である君の方が判断でき るだろうから」とのことだった。歯科と医科の領域を強く意識した出来事だった。
口腔外科に在籍しているときには「全身管理ができる」ことは、どのような「メスさばき」 よりも重要であるといわれ、入院患者を担当させられて日々臨床検査値の意味するところ を勉強し、患者の静脈確保や点滴を訓練した。当時はガン末期の看取りも口腔外科でおこな うことも少なくなかったので、臨終間際の心マッサージや、家族への臨終の宣言の仕方など、 医局の先輩や同期のドクターといろいろディスカッションしたものだった。死亡診断書も 数通書いた。

それらは町医者になってからもバックグラウンドとしては大いに役に立ったが、実際に チェアサイドで「点滴をしますから」と患者に言っても「え?歯医者で・・・!医者でもな いのに」というようなリアクションがたびたびあり、やがて小手術の際にも点滴などはおこ なわなくなった。世間は、「歯医者」と「医者」をそのように大いに異なった目で見ている ようだ。
横田論文にもあるように、歯科医が歯の修復以外の医療の深い部分に立ち入ろうとする と、一般の人々や医師からは「歯医者ごときが・・・」という〝感情的′′な因子が先行して なかなかできないことが多い。しかし、観血的歯科治療をおこなう場合のみならず、歯周疾 患の予防的処置をおこなう際でも、全身疾患を把握し全身管理をおこなわなければならな い場合は多々ある。
国内最初の免許を持った歯科医師といわれる小幡英之助は、慶応大学で医学を学び、その 後米国人歯科医エリオットから西洋医学に基づいた歯科技術を学んで、明治 年医制公布 後、第 1 回目の医術開業試験に「歯科」として受験し合格した。医籍に登録されているの で、正しくは、最初に歯科を専攻にした医師であって、「歯科医師ではない」と、ウィキペディアに記されている。医科と歯科が区別されるようになったのは、高山紀斎が日本に最初 の歯科学校、高山歯科医学院を開設したことによるのではないかと個人的には考えている。
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もともとは、歯科は眼科や耳鼻科、皮膚科などと同じように医科の一分野であり、人とし ての生命体を診るという点では根本的には同じ範疇であると思うし、同じでなければなら ないはずだ。「歯科」というから、あの無機質的で硬い「歯」しかイメージできないのであ って、江戸時代までに使われていた「口中医」というように、口を診る医者としての立場を 確立しなければ、「削って、詰めて、抜いて、埋める」という時代から、「口腔の健康を守り、 維持する」という近未来的な歯科医療(「口腔医療」と呼びたい)の実現はあり得ないと思 うのだ。

横田論文が示すように、現代の医療において医業と歯科医業を分業にするのはナンセン スである。暴論と言われるかもしれないが、将来的には「歯科大学」や「歯学部」はすべて 廃校にし、歯科医師国家試験も廃止し、医師法一本に統合すべきだと思う。医学教育の中で 歯学をもっと濃密におこない、国家試験終了後研修医の時期に各人が将来の専門性を選択 する中で、外科や内科、耳鼻科や眼科を選ぶように、歯科を選択すればよいだけの話だ。

米国の best jobs のランキングでは、常に dentist は physician よりも上位にいる。現在 の日本においては、マスコミが「歯医者はコンビニより多い」と揶揄されたり、歯学生の多 くが「医学部に入れなかったから歯学部にきた・・・」みたいな卑屈な精神で歯学教育を受 けている。歯学部の偏差値は著しく低下し、収入も激減して疲弊しきった現代日本の歯科状 況を打破し、優秀な歯科専門医師(oral physician)を育て日本国民の真の口腔健康を得る ためにも、これは誰かに聞いてもらいたい話だと思い、読み返しもせずに書き綴った。
まずは、「歯科」という日本語を改めたいね・・・。
2019.5.12. 高木幸人


5月 07, 2019

あなたの知らないインドネシアを垣間見て

バリプロの茂木先生や吉岡先生をのけて書くほどでもないことなのだが、、、、、

史上初めての、ウチでは9連休、世の中は10連休、、を利用して、仕事に影響が出る左肩痛(60肩(笑))には、暖かい、いや、暑い気温のなかでの安静が最適だろうと言うことで、インドネシアのバリに向かった。
我が家の周囲では、桜が満開で、何もこんな素敵な時期にと思ってしまうが、無性に行きたくなっただけなのである。
三沢-羽田-シンガポール-デンパサール、、という非常にアクセスの良いフライトで、ストレス無く現地入りした。

南国なのである。暑いのである。汗が噴き出すのである。そして、初日にバリ腹(ググってください)になってしまったのである。考えられる原因は、生野菜かな??
まあ、程度は軽かったので2日くらいで回復するも、食欲はないし、香草だらけの食事は苦手だし、ただのパンと中華のえびせんのようなものばかり食べていたような。。。
ああ、ビールは点滴のように頂いてはいました。だって、のど渇くし(笑)。ポークソーセージの香草なしで何も味付けなしにマスタードだけで、赤ワインを頂いて、ああ、うまいなぁ、これ、と思ったのは3日目のことでした。

日本のネギのように入るパクチーは、タイやベトナムやカンボジアほどではないけれど、何がうまいのか?好きな人には申し訳ないが、あの臭いは、七戸小学校の古い木造校舎の便所裏のバツ当番の草刈りのドクダミ臭と、事もあろうか間違えてカメムシをつぶした、そんな臭いなのだ。一口すると、見事にその風景がよみがえる。

インドネシアの軍の参謀が「支那人には毒でも食わせておけば良い」と言って更迭されたように、インドネシアの人々は支那人が嫌いなのに、中央高速鉄道とかだまされて契約して、案の定何も進まず頓挫している様は、大きな反感を買っていて、「ほら見てみろ、安物買いで失う銭高はとんでもない、だから日本に頼めば良かったのに」という声が凄い。この国は、領海で拿捕した外国船(主に支那船)を40艘ばかり爆破するらしい。見せしめなのだという。日本政府は是非見習うべきだ。

矯正治療をしている大人女子を沢山見かける。費用が格安なのだと言うが、きちんと見てみると、ちゃんとしている。一番安い費用だと日本円で15000円。大学新卒初任給が38000円だから、彼らにとっては決して安くはないが、見栄えとできあがりにはそれほど差が無いと感じる。

ものすごい上顎前突の神様がいるからなのかな?と写真を撮ってしまった(笑)。

インドネシアを格下に見ているわけではないけれど、デンタルな経済はホワイトニング専門という小綺麗なおしゃれなものがそれなりに沢山あったり、矯正が盛んだったりと、サブスクリプション近代デンタルはきちんと機能していたんです。最後に、インドネシアの民族独立と、スカルノ第2婦人及び日本国は、そこに大いに貢献したことを覚えておくべきだろう。





4月 24, 2019

選挙の怪、共産党

知事選挙や地方区国選で、どう考えても受かるはずのない政党や個人が立候補することは大切な事なのだろうかと、統一地方選挙を振り返ってふと考えてみた。

民主主義の本道からすれば何もおかしな事は無い。無投票再選を阻止したいが為に受かるはずのない選挙に出ることは大変な勇気のいることなのかなとも思う。しかしそこには膨大な資金が流れ貫流しその多くは税金でまかなわれる。仕方ないことなのだろう。

その一つの政党に共産党があげられる。私の所属する保団連などは、事もあろうか共産党を支持している(否定はしているが(笑))。この共産党の歴史を読み解くと背筋が寒くなる光景が次々と浮かび上がってくる。数々の武装闘争事件を起こし多くの死傷者を出している。打倒安倍政権どころではない。

公安調査庁は毎年「内外情勢の回顧と展望」というリポートを出している。日本にとって懸念される国際情勢はもとより、国内における危険団体についても報告されるが、そこには「オウム真理教」をはじめ「過激派組織」「右翼団体」などと同列に「共産党」が記載されていることを多くの方々は知らないだろう。今国会でも話題になったが、「それは違う」と小池氏が嘘のTwitterを流していたことも話題にはなった。

選挙の度に、いかにも弱者に優しく、政権を厳しく批判する「正義の味方」のように振る舞う共産党は、実はその素顔は今でも「共産主義国家」の構築である。共産党綱領を見てみよう。はっきり書かれているではないか。

日本の社会発展の次の段階では、資本主義を乗り越え、社会主義・共産主義の社会への前進をはかる社会主義的変革が、課題となる。これまでの世界では、資本主義時代の高度な経済的・社会的な達成を踏まえて、社会主義的変革に本格的に取り組んだ経験はなかった。発達した資本主義の国での社会主義・共産主義への前進をめざす取り組みは、二一世紀の新しい世界史的な課題である。

はっきり書かれているではないか。しかもその革命という目的のためなら、デマ、テロ、など、手段を選ばずとしてきた独善的な体質に最大の問題があり、近年はそこに在日外国人という弱者を巻き込んだ複雑きわまりない組織体系を構築している。

1951年の綱領で 
われわれは武装の準備と行動を開始しなければならない。
と書かれており、これは58年にこの綱領を廃止する際(52年総選挙で全議席を失った為)「これ自体ひとつの重要な歴史的役割を果たした」と、開き直り、70年では自分たちの目指す「革命」が平和的となるか非平和的となるかは敵の出方次第、、、と暴力革命を選択肢とする姿勢は現在も何も変わってはいない。
再確認したいが、「恐ろしい政党」であることは全く間違ってはいない。

では、受かるはずもない選挙に出たり、あるいは反政権として陰ひなたで支援して共産党支持であることを隠しながら選挙に出たり、しかし、当選の目はまずあり得ないにも関わらず、彼らは彼らの憲法とも言える綱領を、まるで聖書のようにあがめその目的実行のためには手段を選ばない、、、、オウムではないかと言う疑問を、多くの国民は持つべきなのではないだろうか。
共産主義国家における粛清は、世界中で優に1億人を超えていることを、我々は自覚したいものだ。社会の理想と現実を見つめるすべを知らない結果なのだろう。

4月 23, 2019

思考は停止してはいけない!

4月20日、還暦を迎えるその日、私は仕事始めは皆に赤のちゃんちゃんこで祝ってもらい、午後からは歯科医師会総会の場にいました。特に大きな問題もなく、粛々と総会は終了したわけですが、会員動向を見てやはり思うのは、歯科医師会とてもちろん超高齢化の波には逆らえないということでしょう。極端に若手不足の地域医療を目の当たりにしています。だってこの私が還暦なんだから。

当院に新しい勤務医として、東北大から松井先生がやってきました。研究歴は15年以上ですが臨床歴はそこまでではないと思います。まだまだ戸惑い苦労するでしょう。時間軸と経済価値とスキル軸のxyzという三次方程式のグラフに加え、社会評価という+d(ax³+by²+cz+d=0)切片を理解し実践するまで、戸惑いとストレスはついて回ります。今までの研究は決して直接現場に役立つものではないと勘違いしないで、相当役立ちますからどしどし還元して頂きたいものです。

歯科の未来のあり方に、このまま厚労省の言いなりでは埒があかない、等と苦言を呈する組織、団体や、新たにそういうものを作ろうとする動きなど、昔から繰り返されてきて、近年FB上でもそれなりに盛り上がったりしているようですが、いままで、そういうものを沢山見て、そして能動的に参加してきた私自身の感想では、数年で確実に収束して現実的にはただのガス抜き団体になってしまうだろうなと思うのです。

その理由の一つが、画一化されていない歯科医師自身のスキルと知識と歯科以外の知識と教養です。一定レベル(これが曖昧)を維持する為にどういう知識と教養とスキルが必要なのかと言う基準がないので、例えば行政に対しての言い分がかなりばらけてしまい信用をなくしてしまうのです。現在の日歯や保団連の護送船団方式と何も代わりはしません。特に保団連のように闇雲に反対を唱えても、今の野党の終焉と同じでしょう。
だから、一定のルールや思考ベクトルが出来た背景を肯定し、なおかつそれならばこうすればもっと良いのでは?(yes and)という肯定的な問いと、より改善するそれを実行するための手段を構築していくことが肝要なのでは無いかと思うのです。何かを勝ち取る為の共闘(死語)など情報過多のSNS上でも意味が無いとこを理解したいものです。

要するに、世間知らずの歯科村現住所の歯科医師は、高木兄ちゃん先生の言葉を借りるなら
「職業訓練校しか出ていない歯科医師の多くは、「削る・詰める・切った・貼った・抜く・埋める」などのhow toを学ぶことが勉強だと思い込んでいる場合が多いので、たまにはスマイル倶楽部で知性と教養を磨いてほしい。」
に大いに共感するわけです。私たちのHERZ会にも置き換えたいものです。

知性教養の欠落は、思わぬ思考停止に陥り、突然集患のためのコンサルに傾倒したり自己啓発にエネルギーを裂いたりと、あらぬベクトル方向に流されていく悲しい側面を持っているわけです。それだから歯科医療人の慢性的な不足や自身の待遇改善という受動的思考はいつまで経ってもぬぐえないのではないでしょうか。
なんてことを、考えていましたところの、還暦でした。。。。(笑)








4月 10, 2019

F35A 三沢沖で何が・・・・・

F 35Aの墜落事故で思うが、岩屋防衛大臣は国の為に殉職したかもしれないパイロットの安否を心配することより、三沢市長(種市氏77歳のサヨクおじいさま)に対し「市民に不安を与えた、大変申し訳ない」などの発言が、個人的には何か腹が立つ。

三沢は私の生まれた街。そしてこういう事態は、もしかすればの微妙な範囲で、重々承知で日々暮らしている。そしておおくの本当の市民は米軍と共存している。だから、そんなことよりもパイロットを心底心配している。左派市長だからこんな間抜けな意見を求めただけだ。
基地に中に入ると格納庫にはこう書いてある。この騒音は不愉快かもしれないが、本当の自由を獲得するための騒音なんだ。そして、その訓練飛行騒音に共産党の反日連中はものすごい気勢(奇声)を上げて反対する。自由などいらないと、私には聞こえる。

自民党麻生派とはいえ、元ポンコツ総理鳩山の秘書でまさしくポンコツ。宮古島からサヨクに「ごめんなさい」といって弾薬を全て引き上げる当たり、現場の自衛官の士気がどれだけ下がるか、そしてそれが安全保障上どれだけ異常なことなのかまるで分かっていない。いざというとき彼らはどう戦うのか??どう命を守るのだ??このタイミングで支那戦闘機の領空侵犯が異常な数となっている。分かっているのだろうか?9条に戦争しないと書いてあるから大丈夫なのか???
韓国からロックオンされたときの話にならない対応も防衛大臣としてこの国を守るという気概のかけらも見られない。

こういう大臣の時に、これだけ士気の下がった中で、重大な事故が起こるのは本当に悲しいことだ。

パイロットの安否と原因究明に全力を注ぐ意思ぐらい、当たり前だが、その大臣としての確固たる表明すらせずに、真の日本国民ではないだろう市民にあり得ないほど気を遣う様は、怒りを通り越している方々がごまんといるのではないだろうか??

大丈夫か?自民党。次の選挙は。野党がどうしようもなく「低脳へなちょこ」だからと安心してはいけないのではないか?

3月 25, 2019

ワシントン行きすがらの関係ない話(笑)

行きの機中で・・・

産経新聞の正論でとてもいい記事を読んだ。
個人とはすべて歴史的な存在だと小見出しがついたコラムだが、要約すると、、個人の属性は血脈を通じる祖先からの遺伝情報として伝達され、そうして現在の自己としてここに生きるという発想が、いかに今の我々に不足している考え方なのかと言うこと。個人はすべて歴史的な存在であり現世の個人とは連綿と続く血脈の中の一人の旅人なのだという言葉になぜか涙する。
本来、一世一元の制を守り続けようというコラムなのだが、本来こういう考え方に同調しない左翼的思想は、日本共産党が元号は廃止するべきと行っている事からもよくわかる。考えて見ると、共産主義とは今のみを生きるニヒリズムの塊だから、歴史や過去はすべて否定しないと自分たちが生きていけないのだと考えて行動しているのだろう。だから墓参りなどしないだろうし、伝統的な文化事業も否定するのだ。あぁ、辛亥革命がそうであったか。
全く共感できない。だからかもしれないが、支那や朝鮮は自分たちの過去の歴史を否定しているか、誤った歴史を教育されているかなので、現状では理解できない国家行動を平然と行うのではないだろうか。世界の中でもたぐいまれな、奇異な国家といえる。


さて、ワシントンDC。美しい街でした。建物に高さ制限があるため、空が広いのです。電線はありませんし、都市計画の元に出来たため道路がトラフィックとは別に整然としています。宿泊ホテルから会場のワシントンコンベンションセンターまでは、歩いて10分ほどだったので、毎日朝夕てくてくお散歩でした。

今回のAO学会の内容で一番印象に残ったのは、まあ、私はおかしな人なので「How valid is the literature in implant dentistry」と言う演目を出したDr.Laytonという知らない人(笑)の話。多分結構有名な人なんだと思うが。。以前のAOでもある口演で訴えた某J先生がいたが「エビデンスが多すぎんだよ!」であり、このLayton先生は優しく「文献の有効性」なんて言い方をするが、実は「だまされんなよ!」というお話でありました。

米国でこの手の話は、別にだまそうとしているわけじゃないし、サバイバルレートなどのこれ見よがしな数字のトリックにはまらなければ良いのですが、結構タブーだと聞きますし、時によってはスポンサーからの研究費等の打ち切りにまで繋がるらしく、そんな話を聞けば聞くほど、ああ、米国はやはり医療はサービスを含めビジネスなんだ!と思うわけであります。しかし、皆、この面白い話の時あんまり人がいなくて、次のインプラントサーフェースの話になったら人が集まってくる。なんてことだ(笑)。目先の方が大事なのね(笑)。

リンカーンを拝むときに上がっていく階段の途中にあるキング牧師のこの碑文が胸を打つ米国なのです。何故か皆、ここを踏んでいくのが悲しいですが。

これが米国のファウンデーションの全てなのだと思いますが、実際に住んでいる人、如何ですか??

3月 08, 2019

たまには良い話が出るじゃない(笑)


通常、ゴミ箱直行の月間保団連という雑誌。会費を払っている以上、毎月送られてくる。今月号は久し振りに目を見張った。そうなんですよ。こういう記事満載じゃなければ医療団体の機関誌とは言えないのだ。環境問題や人権問題の記事など、非常に重要な話だろうが、現状では見たくもない。しかし、こと、このような仕事直結の論文は大歓迎だし大いに共感した。

曖昧な「歯科医業」の定義と弊害と題する素晴らしい論文にお会いした。
医師法と歯科医師法の大きな矛盾点を筆者はついている。それは私も30年以上前から感じていた、何かもやもやとした疑問だ。

卒業したての春、開業医のある先輩が医師と酒場で話をしていた。私はおこぼれを預かりに同席。

「ものすごく腫れてきた患者が酷く痛がって来院したんですよ」
「ほう、それじゃあとりあえず君たちも感染症なら抗生剤を点滴静注して痛み止め流すんだろ?」
私は当然先輩がそのことを肯定するのだと思っていたら、あにはからんや、飛び出した言葉は、、、

「いえいえ、点滴など怖くて出来ませんし、それは医業だからやってはいけないと教わりました。」

新米の私には意味が分からなかったのを覚えている。確かに歯科医師法をよく読むと、これは医業に当たり歯科医業の定義(本来何もない、医業ではない歯科医師に当てはまること)から外れる。そして医師法違反なのだ。しかし、この古くさい歯科医師法をそのまま遵守する事で、実は患者も我々も大きな不利益を被ることが多々あるから、私たちは医業としての一面を持っている処置手術を行っているのだ。

近代歯科医療は、歯科医師法が出来た当時の貧弱な環境ではない。何処までも一般的な医療行為に近いものが要求されるようになってきた。本論文はそういう矛盾をきわめて冷静に鋭く突いている。


今朝ある先生から電話があった。薬問屋が「ロピオン」は歯科の適用がないから売ってくれないのだが馬鹿にされているのか?なぜ売ってくれないのだ?
管理薬剤師は保健所の指導だという。そして、保健所はその使用は医業に当たるのでダメだと指導したという。これは厚労省の指導なのだという。

この答えは、行政が歯科医師を医師だとは思っていないからであり、問屋には監査で厳しく注意する。「歯科適用の無いものは歯科に売ってはいけない」と。
行政は何処までも間抜けだと思う反面、この歯科医師法という古くさい法律を変えない限り、役人はそれを遵守しようとするわけだろう。厳密に言えば我々は毎日医師法違反をしているのかもしれない。だから、人の命に関わりそうなことが歯科医業の中で出てきても、その命は救ってはいけないのだろうなと法的には漠然と思ったりする。

ぜひ、この論文は一読して頂きたいものだ。



3月 05, 2019

やはり、機動性が大切だと思う拡大鏡!

かつてこんな記事を書いた。


で、今日こんな雑誌が届いた。熟読(?)した。そして思った。
ウチのツアイスのマイクロ君は4K搭載のSONYα7Rと親しい間柄になったところ、最近特になんだか張り切ってはいる。エンドモードに突入するとなんだか見えないモノまで4Kディスプレイに心霊写真のごとく出現する。マイクロが凄いのかSONY君が凄いのか、はたまた4Kディスプレイが凄いのか(笑)。

しかしである。この本を見ていても気がつくが、日頃使っているツアイスルーペの倍率の方が、マイクロの講釈倍率より大きいモノだから、記載記事が何かピンとこないだけじゃなく、パフォーマンス様講釈を感じる感じる(笑)。写真一つ見ても、こんな感じね〜と出された写真の多くは、私の使用のツアイス8倍140ミリより圧倒的に小さい見え方なのだ。
マイクロなオペなどと意識しなくとも、この凄ルーペでのオペは当たり前だし、残念ながら実はエンドでも機動性がまるで違う見え方。だからマイクロ君を出張らせる機会は極端に少ないのかもしれない。PZだって同じ同じ!上顎7番の遠心マージンをミラー無しで8倍で直視形成出来るのはすごくね?
何で発売中止にしたかね、ツアイスデンタル部門殿。使い切る人がいないとか、酔うとか、色々言われても、少なくともウチのドクター達は当たり前に毎日使う訳よ。

白水さん〜、なんとか特注で8倍をツアイスに頼んでくれないか??(笑)
以前も書いたが、態度の悪いサージテル10倍様は、ツアイス3.5倍とほぼ同等でしたと、工作員から報告を受けている(4年前)(笑)。

2月 20, 2019

新聞記事になるとやはりこうなる

日本だけかと思いきや、東アジアの報道姿勢とはこういうモノなんだろうか。
下記。Q&Aは、情けない防衛大臣との2/19の記者会見のやり取り。内容はいかんともしがたく、こういう人が防衛大臣かよと残念で仕方ない。

それが中央日報日本語版の記事になるとこうなる。文中の日本のメディアとはやはり「朝日」であった。防衛大臣の情けなさが倍増し、韓国の威張りっぷりが如実に表れてくる。

朝日、毎日、そして機関誌の赤旗などを信用している諸氏。これが東アジアの報道姿勢だと理解しておくべきだろう。これがソースになり、次々と拡散していくのが目に見えるようだ(笑)。


Q:韓国艦艇によるレーダー照射事案について伺います。昨年12月20日の発生から間もなく2カ月、防衛省として最終見解を公表してから明後日で1カ月となります。大臣はこの間、再発防止の重要性を強調されてこられましたけれども、その取組の進捗状況、また今後の日韓の防衛協力の見通しについてお聞かせください。
A:この問題については、先にお示しをした最終見解に尽きておりまして、私どもとしては、韓国側にレーダー照射の事実を認め、再発防止を図られたいということを申し上げております。この姿勢に変わりはありません。
一方、この地域の安全保障を考えた時に、やはり、日韓、あるいは日米韓の連携というのは極めて重要なことだと思っておりますので、レーダー事案については、しっかりと私どもの考えを伝えた上で、防衛交流については、適宜適切に判断して、できるものは続けていくという方針で取り組んでおります。
おそらく、韓国サイドにも私どもの思いは届いているのではないかと思いますので、先般のようなことが二度と起こらないようにしていくと同時に、防衛交流は、適宜適切に行っていきたい、続けていきたいと思っています。


日本防衛相「日韓防衛協力改善の兆し疎通環境を作っている」
[ⓒ 中央日報日本語版]

  岩屋毅防衛相が韓日間防衛協力が改善される兆しが見えていると話した 

  岩屋防衛相は19日、記者会見で韓国側から目につく反発がないとし「疎通を図る環境が徐々に作られている」と主張したと日本のメディアが報じた。 
  日本政府は昨年12月20日、韓国駆逐艦が日本自衛隊の哨戒機に火器管制レーダーを稼動したと主張した。これを受け、韓国国防部は火器管制レーダーを稼動した事実がなく、むしろ日本自衛隊の哨戒機が低空威嚇飛行をしたと主張した。 
  韓国と日本軍当局は互いに自身の主張が正しいとして動画証拠を公開したが、それからこれといった接点は見出せていない。1月23日には韓日外相が会談して哨戒機問題を議論したが、その時にも合意点は見つからず主張の食い違いを繰り返した。 

  一方、岩屋防衛相は強制徴用被害者の損害賠償判決と慰安婦問題などに言及して「他の外交案件もある。残念ながら、このような案件は厳しい方向へ向かっている」と述べた。

2月 16, 2019

久しぶりのトラブルか

今朝の事だった。朝4時半ごろだろうか。突然猛烈な吐き気と胃痛に襲われた。
「ムカムカムカムカムカムカムカムカムカムカムカムカムカムカムカムカムカ」
「う〜っぷ シクシク う〜っぷ シクシク う〜っぷ シクシク」
「無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理」
寝返りを打つたびに大いに気持ちが悪くなる。トイレに走っても、だからといって何もリバースしない。此れは本当に苦しい。

まんじりとも出来ずに、就業時間を迎える。
これは多分「急性ビールスの性山根君の病気」
ふらふらとしながら受け付けに電話。
「重病なので今日は無理」

気持ちが悪かろうが、腹が痛かろうが、特効薬はないとみた。対処療法の吐き気止めと胃腸薬等要らない。寝る。根性で。

午後2時、右足がつって目が覚めた。「イタイタイタイタイタイタイタ」
深呼吸をしてつった足をなだめる。驚いた。人って、調子が悪いと修復を試みてそうとう寝られるんだなぁ、と感心したりして。しかし、腕や足が重くて動かない。成る程こう言う感じで寝たきりじいさんはでき上がるような気がする。

まだ胃は痛いし、軽い吐き気も治まってはいないが、午前中に比べればだいぶ良い。起き出さないと寝たきりになりそうだから無理に起きるのだが、身体を動かすともどしそうになる。しかし、私の身体の中には消化システム中にはいま、全く何もない、すっからかん。余計にあるのは「タチの悪いばヰらす」だけだろう。

思わぬところでプチ断食を実践だ。物事ポジティブに。

さ、もう少し眠れそうだ。いい意味身体をリセットしてみよう。

2月 14, 2019

日王って、あんた、何人だよ

日本共産党・志位和夫委員長発言
「戦争責任はヒロヒト前日王にあり、現日王には謝罪権限がないので総理が肉声で謝罪すべきだ」
日王とは天皇を侮辱した表現だが、韓国はぶち切れ本性丸出しで、共産党もいよいよ本性むき出しになってきたな。
何度も思うが、韓国への対応如何で次の選挙が決まると思って間違いないのでは??
国民は本当に腹が立っている。しかし、大人の対応を求める声も多い。でもよく考えてみよう。そういうことが通じる我々の倫理と常識が今まで一度たりとも通じたことがあったのだろうか??
自分に非があったとしても、威圧的に相手に謝罪させると言う構図は何も変わっていない。かつての自民党政権が、なあなあで蓋をしてきたツケが今まとめてやってきたように思う。かの国は、総理経験者でも難癖で刑務所に入ったり死刑になったり自殺したりだから、文ちゃんの家族が海外移住するなんて、日本人の常識からは考えられないだろうが、そうなるかもしれないという危機感からだとすれば、彼らもどうすることも出来ない状況を理解しつつ、とにかく是非は別にして突っ走るしかない、、、、そういう半島の性がそうさせていると我らも理解しなければならないだろう。

だから、結論。国交断絶、特に問題なし!総理、ご決断を!(笑)


2月 07, 2019

北方領土の日

2月7日は北方領土の日です。過去に毎年この事に関して書いてきました。そして何も変わらないし、日本政府の駆け引きの悪さに残念で仕方ありません。ロシアは自分たちより黄色い日本人を下に見ていることは歴然です。大東亜圏構想が実現していればなぁと、歴史にIFを持ち出し、妄想する私でした。

このブログの左上検索に「北方領土」と入力して過去のブログをご覧ください。是非。

さて、こんな記事を見つけました。
「北方領土が第二次世界大戦でロシア領になった、、というロシアの主張は間違い」
News Week

ロシアは第二次世界大戦の結果として南千島がロシアのものになったと言うことを日本に同意させたいらしいが、この事に日本は断固として反対していない事実があるのです。
う〜ん。第二次世界大戦を戦ったのは、ちなみにソビエト連邦で、マルクスレーニン主義の独裁国家です。現在のロシアとはまるで違います。こういう国としての形が全く違うにも関わらず、こういうことを言うわけです。

しかも、ソ連と日本は基本的には戦っていません。停戦後、ルーズベルトにそそのかされたスターリンが不可侵条約を一方的に破棄して千島になだれ込みました。もちろんその情報は欧州にいた小野寺諜報員の報告で政府には伝わっていましたが、時の政府は「ソ連の仲介による和平」に賭けており、やはり外務官僚の世間知らずさはいつの時代も同じなのです。

もう一つ重要な事が。すでに60年前からソ連-ロシアの高校歴史教科書や大学の自国史では、かつてロシア帝国領土だった千島は、日露戦争で奪われ、そして第二次世界大戦で奪還した、、、と言う事の詳細書かれています。もちろんこれは歪曲された作られた歴史で、事実とは異なります。しかし、現在、例えばロシアの外務官僚でも40〜50歳代。高校大学教育においてこれが史実として勉強してきている。
他国の教科書にがたがた言う、支那朝鮮のようにはなりたくないから言わないけれど、そういう間違った事実を学習してきた上での話なのだと、日本としては理解しながら交渉をするべきなのではないだろうか。

1956年に鳩山内閣が日ソ共同宣言を出して国交が回復しました。しかし、内容は酷かった。なぜなら、この共同宣言では「戦争状態の終結」という文言があるのだが、これは第二次世界大戦の話ではないはずなのだが、もちろん日本もそのつもりだったのだが、向こうはそうは思っていなかった。この辺のからくりを、ロシアは外交カードとして絶妙に使っている。本来、ポツダム宣言受諾後のロシアの侵攻なのだから、「日ソどさくさ紛れ戦争」とでも名前を付けなければならなかったのだ。

だから、ロシアの自己矛盾はロシアも本当は分かっているのだから、胸を張って、ど真ん中から否定した方が返還交渉はうまくいくって(笑)。

と、勝手に思う。

1月 30, 2019

いつものように迷走する保団連

保団連の50周年記念レセプションに、何故か参加してきた(笑)。翌日が代議員会だったので。というか、保団連会長の話が聞きたくてなのだが。

挨拶の席上、話を聞いて、ちょっとというかかなり残念だった。出てくる言葉は「アベガ〜」で終始し、将来の医療システムに対する保団連としてのビジョンや再構築の話は全くなく、現システムに対する批判ばかりが耳につき、嘗てこういう戦いをして勝ち取ったとか、どこぞの組合との共闘が重要だったとか、結果のない自己満足の話。じゃあ、今は何だろうとクエスチョンマークの連続なのに大きな拍手が理解出来なかった。ここまで成り下がっているのだろうか。素晴らしい過去が歴史となっていない。

代議員会でも野党共闘を叫ぶ理事も多く、共感する代議員も多い。まあ、そういう左翼集会なのだから仕方が無いが、発表の中にはうなずける素晴らしい考えの先生もごく少数だがいらっしゃって少し胸をなで下ろす。

ところで、この「アベガ〜」の先生方はこの国の医療を本当に良くしたいと、あるいは世界一の社会保障を堅持したいと本気で思っているのだろうか。もしかすると保団連が野党共闘してこの30年、もしかしたら何も良くなってはいないのではとふと思う。嘗ての保団連は医師会の左派として本家と非常に強力な体制を保持しながら将来ビジョンを持って活動してきたように写る。(誤解かもしれないが)
しかし、現在、腐れ野党と同じ、一貫性のない批判を繰り返し全ての悪の根源は今の政府にあるのだと言いきるあたり、本当に勉強していないんだなぁ、本当に知識が不足し不足分を左翼情報が埋めているのだなぁと、少し悲しくなるのだ。

そして何より、どうやらこの人達はこの国が嫌いなのでは無いかと感じる。思考の根底にある「日本人を恥と思う」、「我が国日本を恥と思う」、そういうネガティブな発想しか見えてこない悲しさなのだ。そういう人達は、インテリ左翼の批判を浴びてもなお、ものすごい勢いで「日本国記」が売れている現状を正しく理解し、その「反」日本人発想では、未来がないことを覚悟した方が良い。保団連会員が伸びていると歓んでいるが、それは思想信条に共鳴したからではなく、都合の良いシステムが動いているだけなのだからと、新規加入の先生方に聞いた。毎月送られてくる雑誌新聞はそのままゴミ箱に行ってもなお、加入するメリットがあると判断しているに過ぎない。

だから、勘違いしてはいけない。
なのに、保団連思想信条が現在の医療問題より重要だと思わせる発言は極力控えてほしい。そして、未来に向けて現状の医療の問題を野党のようにバカ批判するのではなく、それに加えてこうすればもっと良くなるのでは?というカンファレンスが出来る舞台に出ていくようにするべきだろう。

保団連が外野からモノを投げて試合を一時中断させるだけの組織に成り下がって久しい。投手と打者にならなければ試合の作戦が練れないではないか。30年前、総会の場で「中医協に代表を送ろうではないか!」と言う素晴らしいスローガンが、今はただただ空しい。

私は現在、歯科とそれに付随する介護として、ありがたいことに盛業。多くの人々の幸福に寄与したと思っている。スタッフは70名。もっての懸案の技工士など5名を自院で抱える。無一文からスタートして、それが私の思想信条を元にした己の歯科医療を支える見えないエビデンスとなっている。
田舎だからと馬鹿にされ、同じ事を幾度も言われたが、あなたはじゃあここで同じように出来るよね?

反論ご意見、どうぞご自由に(笑)。貴重なご意見ですから。


1月 23, 2019

おめでとうございますもおこがましいか(笑)

気がつくと1月の22日になっている。明けましておめでとうございます・・・・も、おこがましいかな。最近こちらのブログのウエートが減り、SNSであるところのFBにガス抜きが移ったせいか、昨年来から極端にブログ記載が減ったのかも知れない。

そして実はもう一つ気がついたことがあった。
このブログの平均閲覧数は、わずかだが一つの記事で1000前後、多いときは4000ぐらいになる。しかし、昨年から左翼批判記事や韓国や支那の批判記事を書くと二桁まで閲覧数が落ちるのである。試しに同じ内容のキーワードで検索すると数年前の同じブログはヒットするが最近の同様の記事はググっても出てこないのだ。おやおや、何かを誰かがしているのかな、と勘ぐってしまうが、違うとしたら、、こんな右翼記事同意できないから誰にも教えない、、という方々が増えたのか。

2000年から続いている私のブログのカテゴリーを見ると、多分一番多いのが愛国的な保守記事に関連する支那朝鮮の批判記事だろう。次に多いのが海外の話題。実際に行ったときの旅行記はもちろん、行ったことのある場所での後日ニュースとか。そして、三番目は歯科医療システムに関する話だろう。当然昨年来続いている歯科における行政指導(ある技官は行政指導ではないと言うが)の実態や問題点等。これは誤解をしてほしくないが、指導を行う技官だけの話ではなく、受ける側に時々表れるポンコツ歯科医の話も同カテゴリーだ。

今年はイノシシ年で、私はイノシシ。年男だから気をつけなければならないことは沢山あるらしい。ちなみにおみくじは大吉だったから、ますます気をつけないと、色々な局面で図に乗る。これはいけない。
はい、FB同様、皆様今年も宜しくお付き合いください。