1月 06, 2014

米国の驚きの医療費

米国在住のある20歳の男性。腹が痛くてたまらんと運ばれた病院で盲腸と診断され、すぐ手術しました。以下、手術後の請求書ですwww。ちなみに1日分wwww。

拡大してみてみてね

解説しよう。

請求の合計金額は55029.31ドル
(本日のレートで570万円なり)
保険による調整43909.78ドル
(本日のレートで458万円なり)
支払うべき金額11119.53ドル
(本日のレートで116万円なり)

・・・・・・・・・・・・・・・・・
うははははは、ばかだ!
日本では3割負担で5万ぐらいだったと記憶しているが。で、サヨクはこれでも高いと大騒ぎするが、ある意味頑張れ(笑)。
ワシはこちら側の人間だが、どんなに素晴らしい知識や技術でも、金がメインの医療はビジネスとしてなら理解できるが仁術としては理解できない。こんなの最高の技術と設備を限られた大金持ちだけに提供して満足している医者が沢山居るって言うことなのかな。御殿医様だね。羨ましいと感じるべきなのか??否!極端すぎるだろう。


部屋とベッドの使用料    4878.00$
薬             2420.50$
検査室の使用料       1408.00$
回復室の使用料(2時間)    7501.00$
手術器具使用料       6428.75$
CTスキャン          6983.00$
緊急室使用料        2703.00$
点滴            1658.00$(日本では950円(*^_^*))
その他治療サービス       210.00$
麻酔            4562.00$
手術室サービス        16277.00$

合計支払額          55029.31$

支払い調整
保険金手当        △37448.31$
個人保険手当       △  6461.47$

請求額           11119.53$

・・・・・・う〜んと、これさ、保険にはっていたからこれだけで済んだとみるべきなのかな。ワシのびんぼーな友人は米国で自爆交通事故で足を骨折。2泊3日で請求額が78000$だったらしいがwww。旅行保険に入っていなかったらどうなったんだろ。

この気が触れんばかりの医療費請求が妥当と感じるアメリカ人って、大丈夫なのか?回復室2時間で80万円近いって、、あんた。。
自由の国米国ならではのこの仕組みに、これじゃあイカンと少しだけ譲歩した医療システムの「オバマケア」だけれど、共和党のすさまじい反対に先行きはどうも怪しい。
なんでも言い分は、「医療費を公的保険でカバーするのは共産主義になってしまう」なのだそうだ。これはこれで、、もちろん、あたまぁわるいなぁ(笑)。

この盲腸の話、ネット上に公開されて世界中で物凄いブーイング(笑)。

一体米国はどうなっているんだ?
病気にならない自由の権利も保障されているって言うこと??

とかね。各国の反応がと実に面白い。年収10万ドルの家庭の子供が一人まさかの白血病になったとすると、約半年で一家離散してしまう、そんな医療システムに関して米国は最低ですな(笑)。

この国の歯科も含めた医療に、日本は一体何を学ぼうというのかな。医療経済学的に見たって何の参考にもならないし、この異常性はいらないでしょ。




0 件のコメント: