昨日、日本医療企画という会社の全国版雑紙「クリニックバンブー」の取材を受けました。これは、一般医療関係のクリニック向け雑誌で、歯科関係の方はまず見ることはないかもしれません。歯科医師が始める有料老人ホーム、、にことのほか興味があるようで、というか、これからの歯科関係者がどれだけ人の人生に関わっていけるのか、周囲の介護業界関係の注目でもあるわけです。
歯科医師が直接深入りする老人ホーム開業の経緯だとか、目的だとか、歯科医師が語る介護の近い将来は面白いものに写ったに違いありません。ヒト科の口腔の正常なCMファンクションとエイジングとは?なんて、米国の偉そうな先生だって知らない人が多いわけで、それを介護の現場に持っていく意味や意義は必ず近い将来大きな波になることは間違いないでしょう。←AOK先生待っててねぇ。。(笑)
日本の歯科医療の昏迷は、誰が誰のために?というとてもシンプルな命題に簡潔に答えられる人がいないせいだろうし、そう言うからには腹をくくっているんだろうね、と言う人が希少だからかもしれませんね。いやいやみんな言うじゃないですか、、患者のため、、と。・・・そうなんですか?・・・アメリカ人ドクターの中には患者のためなんて言わない人が時々いて、誠に潔い(笑)。
確かにパブリックインシュアランスを共産主義と否定する彼らには社会保障の社の字も理解できまい。見事にビジネスと言い切る姿はある意味好感が持てるし、それについて行く患者もすごいわけで。だけど、ワシは違うと思う。共産主義者ではないけど(笑)。
一方、基本的に社会保障の中で怪しくうごめくワシらは、最新の再建治療やハウツーを詭弁ともいえるマジックでパブリックなものに仕立て上げる特殊能力のある方々が素晴らしいとされる時がある。その精神スキルではない特殊能力を持っている人は良いとして、それこそが歯科医師としての上位性だと勘違いする同業者とはあまり仲良くは成りたくない。某Q的有名な先生方とか(笑)。だから、そう考えるワシのような変わり者は、その先生方の肩書きなど、もちろんどうでも良い。
そして、本来これは胸を張って医療として還元する義務があるのだけれど、我が国の場合それは医療ではなく医業の側面を表に出す方が、やはりどうやら偉いらしい(笑)。
そんな中でワシの冒険は明らかにエイジング&デンティストリーに向かったのだという話をしたつもり。マッサンの中で(笑)「どうせ短い人生だから冒険しなければ!人生は冒険!」とエリーのお父さんもサントリーの創業者も言っているではないですか。「冒険は無謀ではいけないけれど、駄目かもしれないと思ったらそれは死ぬときなんだ」と、カリプソ号で世界の海を探検したクストー船長が言っていたではないですか。
なっちゃんには、センセは違う世界に行ってしまった、、、と言われるけど(笑)そりゃ違う。エイジングとデンティストリーは、今まさに自分の話でありあなたもあなたもあなたもよ!とジュネーブ大学の女先生がダブリンEAOで力説したではないですか。
ワシはそこに直接飛び込んでいったに過ぎない、普通だけど引き出しがすごく多い(笑)歯科医師なのですから。
で、良いのか悪いのか、、、確かにこう言う所が買いかぶられるのかもしれませんが。。
(爆)
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