11月 04, 2021

久々のブログで毒を吐く

 選挙遅れでやってきた、選挙前の記事をまとった「全国保険医新聞」を、タイムマシンに乗った気でどれどれと読んでみた。そして吹き出した。

衆院選への保団連の姿勢、、と言う一面記事に注目。保団連は政治団体では無いはずだが、どのような姿勢でこの選挙に臨むのか会長に聞いた記事である。冒頭に与野党に働きかけ、、とあるが、嘘でしょう。今回の選挙も同様の姿勢で、、とありますが、嘘でしょう。なぜなら次の項目から読み取れるのは、現在の医療の状況を崩壊させたのは与党安倍政権であり、新総理とて、理念目標ばかりで具体策は示されないと記されている。兎に角、批判批判ばかりで、こうすれば良くなるという話はまるでない。

これはそのまま、保団連に対するブーメランでは無いのか?30年前から、夢のような理念目標ばかりを掲げ、具体的に実行する行動が空振りばかり。その最大の理由は、野党共闘におんぶに抱っこの政策理念だからでは無いのか?相変わらずの野党の「アベガー」一族から抜け出せず、批判と揚げ足取りばかり。これは今回の選挙で国民が「NO」を突きつけた結果からして、意味の無い「アベガー」では無いのか?

4ページ目に、総選挙に向けて各党と懇談!という記事もある。ほう、と見れば、なんと立民と共産党のみ。笑いが止まらなかった。国民支持率数パーセントの野党を相手に選挙に向けた懇談とは、なんともはや。これでは医療機関を支える大幅なプラス改定とか資料従事者への待遇改善とか、夢のまた夢の絵に描いた餅、以外の何物でも無いではないか。

要するに、保団連は立憲共産党の今回の選挙結果をどう読み取り、国民が何を望んでいるのか、自分たちの自慰行為に国民は付き合ってはくれないという結果をたたきつけられ、どう路線を転換していくのか、そしてかつてのイデオロギーに満ちた左翼運動のなれの果てをどう咀嚼するのか、そろそろ真剣に考えないと、これからの若い医師歯科医師が保団連と供に左翼運動をするとは到底思えない。左翼運動自体がすでに憤死した今回の選挙結果である。

地に足を付けた医療問題検討は、決して無能な野党のごとき左翼席からの批判と誹謗中傷の嵐の中では、我が国民のために実現しないのだと腹を据えておくべきだと思う。イデオロギーからの脱却こそ次の世代へのバトンで重要な項目なのではないか?

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