8月 21, 2023

青森県歯科医師会と青森県保険医協会との懇談

 多分だろうけれど、県の歯科医師会と県の保険医協会の会長同士の懇談が、史上初めて実現した。歯科医師会は会長以下理事者3名。協会は会長以下理事者2名に加えて事務局2名参加。現在の青森県保険医協会会長は、先般青森県医師会会長との懇談も行ったので、その流れで県歯科医師会会長との懇談にこぎ着けた。何か時代の流れを感じざるを得ない。

双方素晴らしい会長であるので、懇談内容も非常に多岐にわたりそして和気藹々と進んだ。様々な話の中で絶対出てくるだろうなと思われたのが、協会の左翼組織(共産党など)との繋がりであり、それはお互いの勘違いドクターらが散らかした風評の数々ではある。しかし、その一番の理由は保団連新聞と月刊保団連であり、常に書かれる内容の主義主張が共産党あるいは社民党、立憲民主党のような反体制勢力、、と言えば聞こえはいいが、反日活動を助長して一体何処の国の政党なのかわからない活動をしたり、非常に耳障りのいいことばかりを言って実は裏ではかなり怪しい活動をしているというような、いわゆるサヨクなアレな人達の主義主張ではないのか、、という意見なのだ。この10年特に酷くなっている。当然青森県の協会新聞にも自由意見としての脱原発リレートークなどもあり、余計そう思われている節がある。自由な意見と言っても、実はとても質が違う話を書き込んでいるので、どっちの主義にも相互にアレルギーを感じる人がいると言うことだろ。協会の会員の殆どが歯科医師会会員と同様に(同じなので同じなのだが(笑))保守本道を指示し現与党政治には非常に憤りを感じてはいるが、野党のどうしようもなさに与党支持しているという、ごくごく当たり前の世論体勢も理解していただいたつもりだ。そもそもそんなことは自由なのである。(WIKIでは完全に左翼組織として紹介されているのが残念)

今回の懇談は、そんな風評から来る誤解を払拭する狙いもあったので、とても有意義な時間を過ごさせていただいた。歯科医師会と保険医協会の会員はほぼ同じで、歯科医師会の会員数の90%以上をカバーしている青森協会なのだ。これは全国的にも素晴らしいことなのだと言うことを保団連は気がついていない。なぜなら、全国会員数の伸び悩む最大の理由は、安倍憎し等、まるで左翼活動家のような言動を繰り返し、しかも20年の長きにわたり会長の座を明け渡さない現会長のおかげだということを。つまり、左傾化を防ぎニュートラルな主義主張で行けば会員は増えるのだ。聞いていますか?Y県のN先生。ブロック会議で私が大批判したあなたも、あたかも口だけ左翼活動家ですよ。だから会員が増えないんですよ。余談ですが(笑)

歯科医師会に入会しないで保険医協会に入る事は青森協会としては推奨しないのだが、そこも誤解されている。新制歯科医師会はGHQの指示のもと公衆衛生の行政窓口として昭和20年代から始まった経緯がある。しかるに、開業医の労働団体としての色で昭和40年代にスタートした保険医協会とは始まりが違いすぎる。特に行政における個別指導時のサポート主導権は歯科医師会であり、協会はサブとして様々な情報を発信しているに過ぎない。だからこそ、本来なら両者が目的を同じくして社保の事業を行うとしたなら、かなり素晴らしい結果が出ると予想はされるけれど、歯科医師会では反対も多い。それはそうだろう。社保主権は歯科医師会にある。協会のサポートが余計なお世話だと思っても仕方ない部分もある。私とて歯科医師会の副会長としてそこはよく理解しているのだから。

保険医協会は医科歯科合同の開業医を主体とした労働団体組合様式であり、行政へのアプローチも労働団体特有の古くさい手法(デモ、座り込み、集会、署名等など)でしかなかった。しかし近年青森協会は、独自のロビー活動を積極的に行い党派を超えて認知を広げてきたおかげで、行政や政府の認識が以前とは比べものにならない程理解してもらっていることを付け加えておき、次回の懇談が今回以上に医科歯科連携事業などの具体的な素晴らしい話になることを期待しているのです。  保団連、これ読めますか?(笑)日医や日歯と具体的に懇談してみてくださいよ(笑)。



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