5月 11, 2024

スウェーデンの幻想を見る紹介本と

 美しい森と湖と小島が散在する国、スウェーデン。インプラントの父であるお方も、この国出身。そして予防歯科を始め歯科医学的システムの最先端を今でも継続していると思う。当院の衛生士数名も、カロリンスカ大学やマルメ大学の講義に参加させ、帰国後結構多方面で活躍している。

かくいう私も、インプラント関係でストックホルムの学会やイエテボリの講義に数度参加した。ついでに訪れたゴットランド島の閑静な美しさは、京都のそれではないけれど、実に心落ち付き、出来るなら数ヶ月でも住んでみたいと本気で思っていた。そして、歯周治療でも一定のレベルを維持し、スカンジナビアペリオの代名詞として、そのプロトコルは類を見ないだろうし、世界の教科書にもなっている。

しかし、訪問の回を追うごとにスウェーデンの暗部が段々見えてきた。日本で紹介されるこの国は、何故かいいとこ取りの話や景色ばかり。福祉の話にしても良い話ばかり。実はそれが全てではないはずなのだが。


数年前ストックホルムに滞在したとき、ストックホルム中央駅の回りは、スラブ系の人間でごった返していた。旅行者を品定めでもするかの目つきが、本当に怖い。集まっている理由はかつての上野公園のような炊き出しだ。北欧の福祉国家であったスウェーデンは、2015年、社民党左派政府の主導でシリアやイラク、アフガニスタンから16万3千人などのイスラム難民を大量に受け入れ、その後、人口の25%を占めるイスラム移民との社会統合に失敗し、麻薬組織と銃器犯罪で強盗犯罪率が欧州トップクラスに急上昇した。スウェーデン法務省の2022年9月の集計によると、両親がともに外国人移民である家庭の子供は、両親がスウェーデン生まれの家庭の子供よりも犯罪率が3.2倍高いことが分かった。安定していたスウェーデンの治安も急速に悪化し、社会問題となっている。まあ、そもそも世界的に武器輸出国として有名なわけでそういう暗部を元から見ないようにしている我が国なのだが。

そう、左傾化している我が国は、ひたすらこの道を歩む覚悟らしい。我が国の場合、島国という非常に不利益な地政学的条件なので、スラブに加えて支那朝鮮の大量流入は確実に国家を滅ぼすし、そのために我が国の野党と与党の一部が躍起になっているのは、相当美味しい利権が絡んでいるんだろう。

我が国日本をを我が国として愛し護りそのためには、腹をくくれる少数の政治家をきちんと育てる義務が私たちにはあるはずです。現自民党の媚中為体、空洞野党の無意味な反日立ち回り。外国人に支配されるマスコミ。全て私たちの責任ですというには重すぎますが、まあ、そうでしょう。

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