8月 02, 2025

Googleの星何個ってホント信用出来ないね

 訪問診療などを行っていると、医科主治医の患者に対する思いとか意外と伝わってくる。かなり昔だと、歯医者ごときに何がわかる!という、じいさまな医者もチラホラいたが、最近は見かけることはなくなった。歯科医師側も居宅療養管理の重要項目に沿うようかなり勉強しているし、摂食嚥下に関してはそれなりの敬意を払って頂いたりして、逆に恐縮することもある。

直接お会いしても、勉強熱心な患者への向き合い方も素晴らしい開業医師が多く、かつて「開業医に成り下がってしまいましたよ」なんて言う大馬鹿者はいないのではないかと思ったりしている。

そんな素晴らしい先生に紹介状を書こうと思い、ググって住所などを調べる際、否が応でも飛び込んでくる星評価がある。つい興味が湧いて見てみると、平気で星1つつけ罵詈雑言を並べている、どこかの自称お偉いさんが結構いることに気がつく。おまえは何処の誰でどんなに優れた人間なんだよと突っ込みたくなるが、まあ、通常の感覚では無く「俺様を誰様だと思っているんだ?天下の患者様だぞ!」という具合。同業者から見れば、こんなに患者に尽くしている素晴らしいドクターでも、何か気に食わないことが1ミリでもあると、まあ、大変なクレーム祭りなのだ。書き込みの語彙から分析すると、典型的なのは自己中で、何でも全て人の所為にする人々かな。どんな生き方してるんだろう。そして、語彙力の無いデジタルコミュニケーションしか出来ない匿名人達よ。面と向かってきちんと言えるのそれ(笑)。

いつの時代から、日本人はこんなにもさもしくなったんだろうといつも思う。Googleの評価の書き込みに対する裁判も絶えないと聞いている。星を消すビジネスや高評価をつけるビジネスも大はやりだということは、基本的に信用してはいけないことなんだろう。何かしらの参考になるのかならないのか見た人の判断以外何の役にも立たないし、ましてやこれが命に関わる医師への評価だとしたら、最大の不利益を受けているのは患者そのものなのではないだろうか。評価を見る前に、自分の目と耳と足で確認するべきなのではないだろうか。

ちなみに、Googleに星をつけるとしたら(笑)皆はいくつをつけるのかしら。。。普段からデジタルコミュニケーションしか出来ない匿名人達は、胸を張って評価できますか?(笑)


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