12月 01, 2012

Close to the Edge

風呂から上がると偶然、松任谷由実の40周年という何ともすごい番組を天下のNHKでやっておりまして、まあ、青春時代の当時のニューミュージック。なつかしいなぁ。「ひこうき雲」が好きでした。

そこで、いきなりアルバムが欲しくなりiTunesやアマゾンMP3に行ったのですけれどCDでしか売ってないのね。な〜んだ。と言うことで番組中にHipgnosisデザインのジャケットが沢山出て来て、、おぉ、Atom Heart Mother、おぉ、The Dark Side of the Moon、おぉHouses of the Holyとか、なんか異常に懐かしくなり、なんか結局、ピンクフロイドとかイエスをダウンロード(笑)。なんだい、荒井由実じゃないじゃないか(笑)。しかもイエスとかHipgnosisあんまり関係ないし(笑)。

高校生になるかならないかの一時期、プログレに異常にこってしまって、ピンクフロイドはもちろんキングクリムゾン、El&P、中でも大好きで死ぬほど聞いたのがイエスのClose to the Edgeと言うデビューアルバム。物凄い衝撃だったのを覚えています。目をつぶってヘッドホンで音の隅々まで詳細に何度も聞いては感嘆していたのでした。。。実は今かけています(爆)。

さて、がらりと話は変わって、、風呂に入る前に読んだのですが「天才バカボンの時代」。赤塚不二夫のすごさが伝わってきました。第一回の天才バカボンのお話を知っている人は少ないかもしれませんが、バカボンパパは最初は「靴屋」なんですナ。植木職人じゃないんです。その靴を食ってるんですね(笑)。だってするめで作ってますから。そんな馬鹿話の背景は、当時の社会観が手に取るように表現されていて回数を追う毎に社会差別のギャグがちりばめられ、その背景に隠れる純粋な心のペーソスを絶対にいれているんですなぁ。
最後にバカボンがパパやママに言うんですね。「ウソつきはよくないね」とか「なんでも自慢ばかりする人はバカだね」とか。それが最終ページの1/2ページにまとめられるので、子供ながらに、壮絶なバカギャグの最後の一瞬がサブミナルのように脳裏に焼き付いていたはずなんです。そしてまた、ある時はパパが実は壮大な哲学を語り、あるときはハジメちゃんが壮絶な計算をする。庶民が元気だった時代、大衆として毒されないかたくななな正義をギャグで表すなんて言う発想。しかもそんな非日常の中に絶対一筋の清廉な光を忘れない訳で。。
すごいな、赤塚不二夫。。。。手塚もそうだけれど、トキワ荘がすごいのか・・・。

でもう一度話は戻ってプログレッシブロック。アルバム全体を一つの作品とするコンセプトアルバムと言う考え方はプログレロックが初めてで、ワシらはこれに壮大な物語をイメージしたんですね。まさに音のイメージだけで今で言うRPGの世界観を作っていたわけです。
あぁ、本当に懐かしい。。テストがないならあの頃に戻りたいですなぁ。。。(笑)

皆さんなら、いつの時代に戻りたいですか?ワシは小学生でも良いな(笑)。

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