さて、
かつて、柄ちゃんと二人で車でスイスからフランスのストラスブールのインプラント学会に向かった時、一旦ドイツアウトバーンに入り西に折れてフランスのイミグレ直前でちょっと心配になった。スイス入国時は日本の赤いパスポートで「やぽーん」とフリーだったけれどなんかこっちはフランス語で聞かれたらどうしようとか。当時スイスはまだシェンゲン協定に加盟しておらず隣国ドイツからでも入国審査があった。フランスとてドイツとはEU仲間とはいえ、、、という心配は無用で、かつての検問所を横に見ながらそのまま何のことはなくフランスに入国できた。こんなに簡単なんだと感心したものだ。そしてこんなに簡単だから誰でも入国できるということがどういうことかきちんと理解はしていなかった。
あれから10年。フランスは国境を封鎖している。あたらな戦争だと大統領は言っている。多くの罪もない人々の犠牲という累々とした魂の敵(かたき)を取るだけではなく文明に対しての挑戦に真っ向から戦う姿勢のようだ。多くの犠牲者にさらなる追悼の意を捧げるしかわしはできない。当事者を目の前にしたら、「負の連鎖」などと軽々しく言ってはいけないような気がするが。9条がなによりも大切なあなた方に、こう言う場合の最適な対処法を聞きたいし、是非フランスに進言しては。世界の中で、実は特殊な「平和」に対する異端児の話として聞いてくれるかもしれない。いや聞くわけがないと思う。
土日沖縄を訪れた。支那人であふれかえるこの地で、以外と暢気なウチナンチュにかなりほっとした。地元の人の話で(遺跡のガイドさん)私たちは太古の昔から非常に貧しかったので縦の俯系が無い。皆横の俯系しかない。だから皆平等で困ったときにはお互いに助け合う精神が強いのだとか。小さなパトリを形成していた昔の日本人は皆そうだったからこれは同じかな。

穏やかで静かで歴史もゆっくり流れている今の沖縄をどうしてくれるんだと大騒ぎする本土の左巻き。しかし、冷静に、何があっても沖縄の魂は廃れはしないでしょというのが本当の感想。越冬するにはもってこいの場所を今からゆっくり探したい。
そんな場所にあった、白百合の園という老人ホーム。羨ましいなぁ、このロケーション。ウチのホーム第二段とかもこんな所に建てられたら最高だなぁとか考えていた。

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