11月 18, 2015

自分ができる事は祈ることだけで申し訳ない

今日は青森出張。今、新幹線待ちで前半のこれ書いてます。明後日は久しぶりのしびれるオペが待っていて東京から麻酔科のドクターが来てくれるのは本当にうれしい(笑)。
さて、

かつて、柄ちゃんと二人で車でスイスからフランスのストラスブールのインプラント学会に向かった時、一旦ドイツアウトバーンに入り西に折れてフランスのイミグレ直前でちょっと心配になった。スイス入国時は日本の赤いパスポートで「やぽーん」とフリーだったけれどなんかこっちはフランス語で聞かれたらどうしようとか。当時スイスはまだシェンゲン協定に加盟しておらず隣国ドイツからでも入国審査があった。フランスとてドイツとはEU仲間とはいえ、、、という心配は無用で、かつての検問所を横に見ながらそのまま何のことはなくフランスに入国できた。こんなに簡単なんだと感心したものだ。そしてこんなに簡単だから誰でも入国できるということがどういうことかきちんと理解はしていなかった。

あれから10年。フランスは国境を封鎖している。あたらな戦争だと大統領は言っている。多くの罪もない人々の犠牲という累々とした魂の敵(かたき)を取るだけではなく文明に対しての挑戦に真っ向から戦う姿勢のようだ。多くの犠牲者にさらなる追悼の意を捧げるしかわしはできない。当事者を目の前にしたら、「負の連鎖」などと軽々しく言ってはいけないような気がするが。9条がなによりも大切なあなた方に、こう言う場合の最適な対処法を聞きたいし、是非フランスに進言しては。世界の中で、実は特殊な「平和」に対する異端児の話として聞いてくれるかもしれない。いや聞くわけがないと思う。

土日沖縄を訪れた。支那人であふれかえるこの地で、以外と暢気なウチナンチュにかなりほっとした。地元の人の話で(遺跡のガイドさん)私たちは太古の昔から非常に貧しかったので縦の俯系が無い。皆横の俯系しかない。だから皆平等で困ったときにはお互いに助け合う精神が強いのだとか。小さなパトリを形成していた昔の日本人は皆そうだったからこれは同じかな。
しかし、沖縄のその暢気とも言える素敵な平等意識に旨く絡みついたのが、共産主義とサヨクだったのではと考えた。その証拠に沖縄のマスコミは完全にいかれている。正しいとか正しくないとか関係ない報道が、当たり前のように流れている光景にぶち当たった。まあ大体、沖縄の朝刊の一面で驚くが、みんな慣れっこになっているのか気にしてないのか。一番騒いでいるのは、どうやら本土から来たサヨクな連中だと行けばすぐ分かる。困ったモノだ。

穏やかで静かで歴史もゆっくり流れている今の沖縄をどうしてくれるんだと大騒ぎする本土の左巻き。しかし、冷静に、何があっても沖縄の魂は廃れはしないでしょというのが本当の感想。越冬するにはもってこいの場所を今からゆっくり探したい。

そんな場所にあった、白百合の園という老人ホーム。羨ましいなぁ、このロケーション。ウチのホーム第二段とかもこんな所に建てられたら最高だなぁとか考えていた。


過去に今に何があろうが起きようが、久高島の神々にすべて浄化され続けているこの空と海に感動するのでした。

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