15日金曜日、ワシは青森県保険医協会の国会行動として、一部負担金問題を抱えて議員会館に赴いたのでした。特に東北6県での診療中断の割合が増加しており、その背景には慢性疾患の放棄や、歯科における急性症状の回避後の受診放棄など、問題点が深刻なのです。重症化してからの受診は今まで以上の負担を強いられ、強いては医療費の上昇に明らかに繋がります。
負担金0割で危惧される乱受診は、検診など
が比較的整備されている今の時代あり得ないでしょう。むしろ、児童まで及び高齢者負担割合を0割にした自治体は全体医療費の抑制を確認しているわけです。これをどう受け取るかは、地域差はもちろんあるでしょうが、そこにフィルターをいくつか設置すれば問題は解決できるはずです。また、医師側の徹底した倫理教育と罰則規定の整備は必要でしょう。医師性善説は今や庶民には受け入れられていません。
また、保険料を払っているにもかかわらず、受診時一部負担という名目で二重に徴収するシステムは法的に如何なモノか。この仕組みなら保険じゃないしw。そして、病院側の事務処理もきわめて煩雑になっていて、このデジタルの時代、しかも請求レセがほとんどデジタルの時代、全く逆行しているこの仕組みにメスを入れてくれるのはだぁれ?(笑)。
てな感じで行ってきた次第でした。
参議院会館は引っ越し優先になっていて、廊下はブルーシートで傷が付かないように養生しています。落選した人はものすごい速さで退去しなければいけないそうです。
なんかさ、色々感じますね。もののあわれとか。来る人は立派な議員さん、去る人はホントに普通の人、、新人さんや返り咲きさんは、この世界も大変だと思いますが、何とかワシらの話を少しでも聞いて下さいね。
さて、八戸に帰ってきて土曜からの三連休にしています。消毒滅菌システムの大幅な進化と改造にお休みを頂き、工事をしましたが、その間の土曜日ドクターミーティングも行いました。知識の整理と実践を確認したのですが、うちには現在数名の非常勤医師が居ますが皆研修医を終えて間もないドクター達ですが、、、一言言わせてもらうと、神奈川歯科大学の研修医でウチに来た数ある研修医達が研修医時代に習得していた1/4も知らないってどういうこと?(笑) 岩手医大の研修医って大学で一年間何してたの???という事で、猛特訓をしました。なんだよ、皆理解力は素晴らしいじゃないか。非常勤で今来ているのだからと言わず、大学の担当教員は猛省するように。学生の責任ではありません。大学のシステムと教員のやる気の問題です。
だいたい、大学で教わったスキルを臨床現場で活かすときに、非常勤で行っている歯科医院がもし違うメソッドならそれに会わせるようにとか、意味わからんし。理屈に自信なしなのか?そんなこと強要する病院になんか行かせちゃダメでしょ。意味わかるかなこれ。
都知事選が面白い事になってきています。ある民主主義の本を読んでちょっと勉強したのですが、庶民がマスコミなどで洗脳された状況を大衆というのは以前からワシが指摘していた。で、その大衆に迎合する愚民主主義の危険性を以前から指摘していたワシだが、果たして今回の都知事選はどうなるのか。まさかの鳥越氏の様ないかさまが当選したとしたら東京は愚民の巣窟という事になるだろうし、う〜ん、面白いですな。
大体野党が鳥越一本化とかあきれて物も言えない。真の野党がいない真の証拠だ。こんないい加減な人に本当に任せちゃうのかしらw。だからといって与党も自慢できるモノじゃない。小池氏の反乱を反乱として、都民のことよりも党内のことの方が重要だと選挙民に知らせているみたいなもので、これとて、選挙民が愚民だと勘違いしている失礼な話じゃないかな。
時々しか行かないから、ワシにとっては誰でもいいのだけれど(笑)、日本の首都の首長として、恥の文化だけは守って欲しい(笑)。お天道様が見ているのだ。
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