FBで怒ってしまった自分が情けないが、こういうこともあるのかと某岩手の大学の非常勤勤務歯科医師の派遣に大いなる疑問をもって、考察してやろう(笑)。
非常勤の派遣は、何も出来ないくせの小遣い稼ぎの馬鹿野郎から、何も出来ないけれど開業医の片鱗を本気で学びたい立派なやつまでい色々いるわけだが、そのこと自体が非常勤の勤務医が所属している医局のレベルで歴然としてしまう。ま、それは仕方ないが、クリニカルな局面に直結している医局であればなおさらなはずなのだけれど、その苦悩は逆にワシにはわからない。特にこの大学の他大では見られない医局至上重視主義に(もちろん皆ではないが)はワシは個人的に全くついて行けないから、ますます理解できない。
少なくとも、今までうちに来てくれた非常勤はそれなりの覚悟でまじめに取り組んできてもらったのだが、今年に入り週2回で2ヶ月とか週2回で4ヶ月とか、ふざけた感じでいやな感じ。で、インターンが終了しているといっても、驚くほど何も知らないわけで、これをリカバリーするエネルギーは並大抵ではない。が、彼らのこれからの将来を考えれば、ベースの診療哲学をきちんと理解してもらいさえするなら、いくらでもカバーは出来るというモノ。それぐらいは覚悟で、研修医ですら10年以上にわたってワシは受け入れてきたはず。
今回来ていた数名の先生方は、ひどく簡単な診断処置でもチェアータイムを非常に長く取ってしまうので、結果アポイント調整が難しく、一人の患者さんを抱え込むと全体が困ったことになることがまだよくわからないものだから、、、、ええいっ、仕方がない、診療ユニットを増やして、彼らがじっくり出来る時間を確保できるようにしてあげようと計画した。先週の日曜から工事が入り、今まで医局だった部屋を大改造して個室ユニットを設定しても、まあ、これから色々理解して勉強して頑張ってくれるだろう、、との甘い予測だったのだ(笑)。
そんな、明日も工事だなぁ、と言う時に舞い込んできた丁寧なふざけたメールに、う〜んと、何年かぶりにぶち切れた(笑)。すぐに返信すると暴言だらけになると思い、ちょっと我慢した。しかし、隅々には暴言がちりばめられていたと思う。その証拠に、向こうから来たその返信はわずか一行だった(笑)。どういう思いで派遣して、どういう思いで引き受けるか、きちんと話をしなければいけないんだろうと思ったね。ユニット投入だって、お金が余ってるわけじゃないんだから余計腹が立つわね。ま、向こうにすれば知ったことではないだろうけれど(笑)。歯科経済学とか医院経営とか全くわからないのだから仕方がない。
でもね、ちょっと思い当たる節がある。彼らの医局の先輩方の話をしている時
「その先輩、なんでこんなことも君に教えられないかわかるか?」
「いえ、ちょっとわかりません」
「それはね、知らないからだよ。これすらわからない先輩に教えを請う矛盾を先輩に対して胸を張って堂々と質問しなさい」
「えっ、そんなことうちの大学じゃあ出来ませんよ、怖くて」
「じゃあおまえは自分の人生を、地図も読めない馬鹿な先輩と偉ぶる大学に託すのか?」
「いやぁ、、、、、そういう、、、」
「自分で決められないような環境で歯科医師といえるのか?」
「いやぁ、、、、、そういう、、、」
なんていう論点がおかしくなってしまうやりとりが漏れていたのだと思う(爆)。論点がずれるとただの悪口に聞こえるからねぇ。。納得(笑)
歯科医師になって30年。まだまだ人格的にも未熟なワシなのでした。。
しかし、一つだけいえることは、、、ワシは間違ってはいない。。
今週のうちの勉強会であるところのヘルツ会は、ワシのありがたい「GPとは何だろう?」というプレゼンである。台風まっただ中になる気配。
こういうのを聞けない事になった君たちは残念なのだよ(笑)。
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