4月 12, 2006

HP、ブログ活用術・・だってサ

業界紙のアポロニアにHPブログ活用術なるものが掲載されている。なんでも、来院促進のためにHPはすこぶる重要なのだそうな。著述されている2名の先生方は確かに誰でも名前は聞いた事がある先生。別にHPで登場しなくともそれなりの蘊蓄をお持ちの著名な先生です。その片方の先生が言い切った。初めて来院する患者さんの半分はHPを見て来るんだと!だから、コンテンツはニーズに合わせた小奇麗な分かりやすい表現と更新が必要・・・・ま、あたり前。しかし、来院動機のHP!これは驚きとともに衝撃であり、逆にある意味あきれたですよ。おしゃれなイタ飯屋じゃあるまいし、どんな美辞麗句を並べると(失礼)そうなるもんなんでしょう。と言うより、都会での患者の漂流とは、かくも凄まじい難民を排出しているのでしょうか。素晴らしい歯科医院にHPを介して・・もじどおりスクワレタのですなぁ。日本の歯科医療とは一体・・・・・。

何も情報集めを否定してるんじゃないですよ。適正な情報を掲載するなと言っているんじゃないですよ。勘違いしないでくださいね。

インターネット上は無法地帯と化していますが、そのことには一言もふれていません。私の知る、かつて親しくしてしまった詐欺師まがいの歯科医師のHPは、それはそれはそれなりに素晴らしくでき上がっております。ちょい有名人のインタビューや推薦文などもありますなぁ。剣呑剣呑。。。

これらの先生やコンサル会社(WEB制作)の言い分を私なりにまとめると、HPやブログは患者さんを引っかける餌なそうな?!歯科の情報や状況に飢えている患者が、ネットと言う海原で餌を探して泳ぎまくるのだ。そこに歯科専用ポータルサイトなどと言う撒き餌があり、ポータルサイトやランキングサイトで幾つかの本命らしいサイトに食いつく。しかし、そこまでの情報はネットに流れている情報を鵜呑みにしているので、ポータルサイトと歯科医院の間にはビジネスが成り立つ。まあ当然です。歯科業界そこまで落ちぶれたか・・・・・・・。

当院は何から何まで(サーバからブログスクリプトまで)自作ですから、こう言うモノとは無縁の状況で10年経過しました。ですから、かなり個人的な表現や理解しにくい表現も多々あります。度重なるポータルサイトからの誘いも全てNO! 載せるのは勝手だが一銭も払わない条件。あるいは前述の歯科医師のたぐいなどが同居していたら、即座にリンクお断り。
もう一つ、彼らに言わせるとHP上で院長の個人的な独り言的ブログは用の無いものなんだとか(笑)。はいすいませんm(ToT)m
日本中、貴社で作製したおんなじようなHPがごろごろするさぁ。

一体彼らは、どれくらいの規模を維持するためにどれくらいの患者を確保したくてHPにエネルギーを費やすのか?初診の半分をHPからの患者にする事はそんなに意味のある事なんだろうか?今まで通り口コミとリコールではダメな世の中だとしたら、ネット上を見れば分かるじゃないですか、そう、そんな業界とっくにすたれるって。・・・ああ、もうすたれてるからこうなるのか・・しみじみ。。

しかしなぁ、家に一番近い近所の歯科医院はそんなに信用できんのかい!何も相談にはのらないオオバカ歯医者かい??
今回の特集の著者sの方向性、無知すぎてナンか無性に腹立つなぁ・・・・ヽ(`Д´)ノ。。。。。

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