6月 19, 2016

スキルアップとは何だろう

土曜、青森出張が終わり、いい話を聞いて、いつもの疑問が湧いたまま痛飲。
日曜、天気に誘われて自転車で出かけいい汗を。

只今深夜、とんでもない雷雨。で、少し考えた。

歯科医師にとってのスキルアップとは何だろうなぁ。それには二種類あるような気がする。一つは目の前の患者のために何とかしてあげることは出来ないだろうかというジレンマから来るスキルアップ。そしてもう一つは、嫌らしいが、「これ」を覚え「実践」することで収入が増えるからスキルアップをする、、、、なんだかなぁ。

今、巷の都会の若い先生方とお話しをすると後者が圧倒的だから、田舎くんだりの歯科医師にはなりたくないらしい。後10年すると人口1万人で一軒も歯科がない地域が、地方にはごまんと出来るんだよ。くだらない経営セミナーに感心しながらお金をつぎ込んでいなくても、そこで開業した途端「地域一番」歯科になれるよ(笑)。でも前者のスキルアップが無い限り、むなしい一生を送ることになるでしょうね。

そんなことを飲みながらうっすらと考えていましたが。

話は変わるが、ブラキシズムを含め、顎運動の中にパラファンクションなどあるものかと、偉い人の話を聞きながら毎度感じる。アロスタシスを理解すればこその、ワシらにとっての負の顎運動の解決の糸口を無視して(これとて生理的に必要だと知らずに)、まさかボトックス注射で咬合力を弱めるなどと、本末転倒も甚だしいことにを知らないことで、大変なことになるのは患者ではないのか。
何てことを、例の本を思い出しながら、酔った勢いで誰かに熱心に講釈をする、、そんな週末でした。

いかんなぁ。。

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