そして偶然フランスの学芸員にガイドを頼むことができた。彼は(年上だけれど)かつては大学で教鞭を執り素晴らしい学識経験者なのだ。モンサンに2年、ルーブルに2年、ツールに6年、学芸員としても仕事をしており、その知識たるやもの凄いのですよ。こういう方に説明を受けながら案内してもらうというのは、一日中文化歴史の講義を受けながらということで、しかも時間制限もない適当な感じの授業、、相当面白いのですよ。
その後、また電車に揺られ乗り換え一回してパリへ。ルーブルもまた30年ぶり。先にまとめておくけれど、すべての彫刻絵画には「わけ」があり、その「わけ」を紐解く謎かけがすべての展示室にあるというルーブルの思惑を99%の来場者は知らないらしい。その解説を聞かずして、アートとは何だろうという答えなどわかるはずもなく、歯科の偉い先生がしたり顔で「サイエンスとアートこそ歯科の神髄」なんて、もちろん知ってて言っているんだよね(笑)。
本当のアートに関する詳細は後日。「アートと職人」という命題にしておこう(笑)。
ここから歩いてオデオンまで行き、フランス革命発起の相談をした、カフェ・プレコップという欧州一古い歴史のあるレストランで、さっきパリに着いた松井先生を待ちながらビールを飲む。店の裏にはギロチン実験場が昔あって、どういう角度でどう落とせばきれいに首が切れるかとか、、、う〜、知ってか知らずかその真横でフレンチな地元カップルが飯食ってるわぁ。。(笑)牡蠣食って、カタツムリ食って、酒飲んで夜は更けていきました。
明日から本番の、、、え〜っと、、EAOか。
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