3月 05, 2018

LA 総括じゃなくホスピタリティロジック?

以前は海外学会出張のブログを逐一毎日分書いていた。でもね、最近はそれが出来なくなって。。するとですね、何があったか、その時何を考えたか、ノートとか見直さないとすっかり忘れちゃうんです(笑)。

だから、帰ってからきちんと整理してブログアップしたいと思います、、、が、、、出来るかしら。と言うことで、時差ぼけの夜寝られなかった時にサーフィンしてたら目についた、苛つく話を書いちゃおう(笑)。

ホスピタリティロジックという詭弁に出会い、とても腹が立った。うちのくまさか歯科グループの今年の目標は、アシスタンス、ヒーリング、ホスピタリティ、エンターテイメント&アートだと新年のブログに書かせていただいた。六十数名がこの目標で仕事をしようと決めた。この中でホスピタリティはあくまでも心の問題で心を癒やす事。語源はラテン語のhospics「客の保護」という意味でここから様々な意味に広がっていった。そして重要なことは、帰結として絶対に対価を求めてはいけない心の帰結であることで、これは3000年ずっと変わってはいない。

ところがである。ホスピタリティロジックなる言葉が我が歯科界にも飛び込んできている。商売の根本にさえなることが出来ないこの言葉だが、コンサルの言葉の魔術で商売の根幹に関わる競争競合勝ち抜けファクターとして扱われて来ているようだ。これがうまく機能すれば患者が必ずリピートするという理屈かな(笑)。
バカか。ホスピタリティを理論で解説するなら哲学は不要になるだろう。しかし商売道具にするなら理論武装が必要ってか?心の問題であるにも関わらず、ここに大きな矛盾がある。そういうことに気がつかないバカどもはありがたい話として聞き入るのだろうか。
唯一ホスピタリティを商売にしているのが夜のお酒関係のお仕事かな。しかし彼らはそれを声に出して言わない。彼ら彼女らでもわかっている。それが普通だ。

震災時、不眠不休で三陸の地獄の悪魔の中で戦っていた国境なき医師団をはじめとするJMAT等の参加者はビジネスを考えていたのか?このくだらないパラダイムは彼らにどれほどの失礼をしているのかわからないのだろうか。まさかヒーリングだけが彼らの仕事だったと思っていやしないか。同時に参加した歯科とて全く同じなのである。

世界中でホスピタリティに命をかけて働いている人々は対価を要求しているのか?レッドオーシャンを泳ぎ切るためなのか?地域で一番になるためなのか?
人を馬鹿にするにも程がある。というか、震災復興に命がけで望んだ方々にこの非礼を謝るべきではないのか。
まあ、こういうことを考えるコンサルは良いとしよう。それ自体が商売だからね。問題はそこに乗っかるやばい歯科医師なのではないか?いままでマジにホスピタリティを意識しないで仕事していた歯科医師なのだろうか?だからこんな普通のことがそういう人相手に仕事になるんだぁ。あるいはこれでもかと地域一番を目指すのかな。いったい誰が幸せになるのかなぁ。


なんていう愚痴を、出発時間が延びたLAの空港で書いたりして、暇なのか私は(笑)。。

帰ったらAO学会記きちんとまとめます(笑)。



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