デイリー新潮のこの記事でもわかるように、日本共産党とは酷く民主的組織からかけ離れた政党のようだ。
https://www.dailyshincho.jp/article/2023/02141702/?all=1
さて、唐突だが、この共産党的発想に固執する保団連(全国保険医団体連合会)という組織がある。総会を経験すればわかるが、サヨクアジビラのような資料が全員に配られる。かつてはその資料の殆どが赤旗という異常さだった。近年、この資料は一政党の機関紙ではないか?それを会場で切り貼りして配るというのはおかしくないか?という質問が出て以来、珍しい事だが赤旗の資料は影を潜めた。共産党との関わりをごまかしたいのだろう。その代わり、なるほど朝日新聞や毎日新聞のようなパブリックペーパーでもかなり左傾的な新聞がドンドン登場している。(まあ、つい先日、共産党は両新聞に喧嘩を売っていたが(笑)サヨク新聞から批判される左翼政党(笑))
保団連総会決議案や各協会の文書及び発言通告には、必ずと言って良いほど「9条を守る」とか「核燃反対」とか「辺野古問題」とか、およそ医療団体とはかけ離れた思想主張がまかり通る。こう言う思想は多様性を重視する現代では自由にあってしかるべきだけれど、私はその手の活動家のごとく決議に賛成するわけにはいかない。同意できないからだ。本来ならそういう代議員がそれなりの数いてもおかしくはないはず。しかし、現実には、反対が1票とか保留が3票とか。全体数は100を超えるというのにだ。今日の思想信条の多様性を考えれば異常な世界と言わざるを得ない。
これこそが権威主義の最たる物で、共産党のごとく保団連会長は非常に長い間その座についている。私は執行部に加わることはないが、密かに情報を集めると、理事会において長老のような古株が一切民主的批判を受け付けず、長い間左翼活動から脱却できないのだという。左翼老人の老害という言葉がネット上にあふれるが、こういう人達は見たこともないのだろう。医療問題一つをまじめに取り上げても、出来もしない妄想的要求をひたすら繰り返し、あたかも国会での共産党の言い分とうり二つ。既にほぼ消滅している社民党の言い分とうり二つ。こんな事を延々と何十年も繰り返している愚かさに気がついていない。
実現可能な医療問題解決を本気で考えているのなら、人の所為ばかりにするのではなく、どうすればよりよい医療を提供できるのかと言うベクトルを持った意見が必要なのだが、ひたすら批判に終始し聞いていてもうんざりするほど自己矛盾に満ちている。アレはダメこれはダメばかりのまるで子供の駄々のようなサヨク思想ではないか。スタンフォード型ミーティングでは「NO」と言わない会議こそが本当の会議だと教わった。「YES AND〜」と言う発想は保団連には望めそうもなく共産党のように消滅を待つのか、それとも時代と供に希望に変わるのか、もうあと何年も私は仕事をするわけではないので傍観でもしていよう。(笑)
ちなみにこのままでは、これからの若い医師歯科医師は当然加入するわけはないと思うが、如何か。
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