土曜の午前は青森でのお仕事。帰って、午後から診療を休診にし、スタッフ全員で「震災医療から見えてきた地域医療の課題と今後」というシンポジウムに参加です。なんたって、実行委員長がワシなのでスタッフ全員が参加しなきゃね。
医科歯科合同でなおかつ自衛隊まで参加してもらったこのシンポジウムは医療関係者以外にも聴講参加者は100名を超えたのは驚きです。災害地医療問題を考える上で非常に重要ですし、何しろ此処まで一同に集まらないでしょうと言うこと。手前ミソかもしれませんが、全国的にもまずあり得ない素晴らしい内容となり非常に有意義でした。
個人的には、医師歯科医師は有事即座に自衛隊の傘下に入り、統一された情報と命令系統の元での行動が一番じゃないかなと思います。くだらない組織間の軋轢やくだらない大学間のプライドなど、被災された患者さんには関係の無い話ですから。自衛隊の元で仕事することでこれらの障壁は全て無くなりますね。
講演会が終わり懇親会となりまして、時間的に足りなかった部分を反省しつつ話が弾みます。フロア発言で言い切れなかかった事とか、シンポジウムで十分に議論できなかった部分とか懇親会を利用しての活発な話がとても良かったですね。
なんか、普通の講演会シンポジウムと違うじゃないですか。個を捨て公に奔走する人達の集まりですもの。そういう気概が分かって欲しかったのと、記憶の片隅に追いやりたくないとの思いと、そして何より充実したマニュアルやプロトコル作成のために、どうしても必要な講演会でした。
本音を言えば、まだまだ出てこないえぐい話って沢山あるんですけどね。近所の某医大の話とかね(笑)。被災地で寝食を忘れて奔走するドクター達がどうしてぶち切れたか。でもそれは、ま、いいでしょ。モラルの問題だから(笑)。あぁ、歯科でもちょったあったか(笑)。
さて、翌日日曜は八戸市の花火大会でした。若きドクター達には炎天下昼から場所取りをしてもらい、毎年恒例のとても良い場所を今年も確保できました。日曜の夜ですから皆さん色々用事もあるようで、夕方からのBBQとか参加者は半分くらいかな。
八戸の夏は、花火大会が終わったくらいから徐々に終わりを告げますが、今年は比較的暑かもね。花火を見ているスタッフの子供達が夏休みの終わりを名残惜しそうに。とても、とてもいい感じでした。
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