最初の話はダイオードレーザー。あのさ、毒吐くけど(笑)、10年以上前にワシがどれだけダイオードレーザーの有用性を皆さんに伝えても、なっちゃんはもとより誰も聞かなかったでしょ(笑)。ヤグ・レーザーだCO2だとそちらに熱心でだぁ〜れも関心無し。しかし、そのうち世界中でダイオードレーザーがどんどん使われるにいたってこれだもんね。エルビウムとダイオードが歯科レーザーの今のところ本道じゃないですかね。1番使えないCO2がなんでこんなに人気があるのか全く理解に苦しみます。ね、ダイオードだってば(笑)。
ところで、写真で見た本体のコンパクトさには脱帽です。15Wでこの大きさは、、、素晴らしい。
さて、光殺菌ですが、FBなんかを見てもなんかみんなひどく誤解してるんじゃなかろうか。このメインの話は光励起であってレーザーじゃない。レーザーはなんも関係が無い。要するに疑似波長の光ならトルイジンブルーやメチレンブルーは光励起して一重項酸素を出すという話。ブルーが浸透している細胞は電子を一つ盗られるので細胞単位で死滅します。単体で存在する細菌等は即死。近接する正常細胞はいわゆる薄皮一枚死にますが、そのすぐ下に細胞が列をなして存在しますから問題なしということなんです。
ところが今回のセミナーがらみで、光殺菌関連の歯科医師の書き込んでいるFB等を見ると、メチレンブルーに殺菌作用があると書き込んでいて、、、そんなバカな。光反応での殺菌作用ですよ。しかもそこにレーザーの殺菌作用が加わって強い殺菌力がでるとかなんとか。だめじゃん、ウソ言ったら(笑)。しかもみんな信じちゃダメでしょ。
それより何より、光反応を起こすこれらの物質の励起波長特性が手持ちの赤ランプとどういう関係があるというのだろう。この波長でなければ全く励起しないという訳じゃ無いでしょうに。確かに適切な波長の光を吸収して励起状態にはなるけれど、可視光線のように非常に幅の広い波長ならどうでも良いじゃん?あるいは620〜750nmあたりの赤い光なら何でも良いじゃん。ただの赤い光なんですよとどうして言わないのかしら?
なんかその辺の科学的な部分を曖昧にしてしまうと、デパートの実演販売みたいになっちゃうわけで、せっかくの良い機械が台無しになってしまいます。発想は素晴らしいんだからねぇ。
今回の勉強でワシは積極的に光殺菌を歯周病メインテナンス患者さんに使おうと思いますが、使用方法は独自のプロトコルと機械を使おうと思っています。
KOBO左端、第4世代Kindle中央、第3世代Kindle右 |
電子書籍もアマゾンに抵抗するようなら、この業界、日本のガラケーのように世界に相手にされない進化を遂げる可能性大です(笑)。でも、日本語の本が多いので(笑)ブラウザから買って同期すれば良いのかな。。しばらく使ってみましょう。。
でもさ、iPadミニが出たら、もうどれもこれもダメだね(笑)。
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