11月 05, 2013

ワイン・・は、ウマケりゃいいわけで

11月の第3木曜日が迫っていますが、ワシはこの日は台北にいるので、中華とヌーボーか。宮里先生も高木兄ちゃんも、コバちゃんも、みんな、インプラントと中華とヌーボー(笑)。

ところで、過去においてボジョレーヌーボーの評価を拾えるだけ拾ってみたら・・・・
2003年:過去100年で最高
2004年:100年に一度と評価された昨年を上回る出来
2005年:100年に一度と言われた一昨年をしのぐ
2006年:昨年同様最高の出来映え
2007年:柔らかく果実味豊かで上質
2008年:豊かな果実味とほどよい酸味
2009年:50年に一度の出来
2010年:昨年と同等の出来
2011年:近年の当たり年である2009年に匹敵する出来
2012年:史上最悪

何だかなぁ〜〜〜(笑)。2012年だけが正直だね。
しかし他はセールスな言い回し限界じゃ無ない? で、いつのが良かったわけ? しかも、すぐ飲まなきゃどんどん美味しくなくなるしね。

ワシはワインが日本酒の次に好きだけれど、ワインセラーにはビンテージを含め50本くらいは(エヘン)眠っているし、何時でも美味い物を取り出せるけれど、ボジョレーヌーボーは、ま、八戸の山の木ブドウジュースって感じなので、バカみたいにありがたがったりはしない。
だいたい醸造過程が特殊で、ブルゴーニュの極めて限られた南部の量産栽培なものだから、バブルの時の猫も杓子もありがたがって飲んでいるザマを奇異に感じてはいたけど、確かに12本とかまとめ買いして振る舞ったりはしていたが、結局自分では1本飲んで、「もういいや」てな感じでほとんどは料理酒となっていましたな。

香りはフルーティーだけど(葡萄酒だから当たり前)コクもうまみもほとんど無いさっぱり感が逆に老若男女に受けるらしい。だからフランスではあまり好まれないばかりか、ワインの味を理解していない日本や支那に大量に送りつけるらしいが本当だろうか??

そんなモノを買うぐらいなら、ワシの今お勧めの2000円を切る「シャトー・サン・ドミニク」2008年は如何だろうか。パーカーさんが98点という物凄い点数を叩き出した2008年のシャトー・ラフィットの醸造チームがそのまま担当。コンサルはあのルパンを造り出した世界屈指の凄腕ですよ。そんなワインがこの安さですからね。ラフィットの実力がそのまま受け継がれています。
クセになるかぐわしさと、奥深い魅惑的な香り。ベリー系の味わいは口の中ではじけ、繊細でありながら輪郭はハッキリしていて余韻は驚くほど長い、これはバカウマですな。・・・・・なんてね。

なんてただの能書きでして、、、要は、飲んだ人が美味いと思えばそれまでなので、あまり周囲にとらわれないように(笑)。何と言われようが、信じるのは自分の感覚ですから。。



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