6月 16, 2014

顎咬合学会

金曜の午後から東京に向かった。土曜日曜が恒例の顎咬合学会で、認定医を維持するためにも参加が必須なのでR。金曜の夜、この間患者さんを初めて御紹介申し上げた先生と会合。やはりこう言うことは大切。荷物もあったので比較的早く切り上げ、部屋で7月のスマイルクラブプレゼンの原稿を作り始めた、、ものの、、いまいちピンとくるフレーズが出ないなぁ。等と寝追酒を飲んでいるうちに自宅のように酔いが回るのが早く、不覚にも爆睡してしまった(笑)。

いつになく沢山寝た翌朝は、ホテルの朝食をもりもり食い学会会場へ。Dr.パスカルのプレゼンを拝聴し、何か違和感。この先生審美修復の先生だと思うのだがなぜに顎咬合学会なのかな。プレゼン&しゃべりは上手だけれど、本来この学会の発足に携わった故HB先生はどう思うかな。むしろ以前のような歯科関係者ではない著名人の基調講演の方がよほどいいかも(笑)。

実はそんな話は、他の先生と昔から何度も話した。AGO学会がネタ切れと言えば悲しいだろうから、そう突っ込まないけれど、例えばね、米国かぶれの偉い先生方って沢山居るじゃないですか、そういう先生が考えるナソロジティックな日常臨床と、ヨーロピアンナソロジーと言われる考え方の討論会やシンポジウムでも考えたらどうだろう。

ワシが実践している「BRXはパラファンクションじゃないからね」、、という考えも、「そんなのどうでも良いじゃん、BRXはパラファンクションなんだよ」と米国びいきの偉い先生が言うと、わしがどんなに言っても誰も耳を傾けない(笑)ま、当たり前か(笑)。あるいは、大阪の偉い先生がひどいBRXで悩んで、あげくにボトックス注射(BRXが運動神経麻痺で軽減する)と。。
多分将来その先生は、とんでもないことになるだろうと予測しておいてあげよう。
しかし、見かけ上それがとても良いから、みんなに広げている。なんかさ、普通に生理学や薬理学を深く知っていたら、これまた本末転倒だと気がつく人は居ないか?
そこが古きヨーロッパ古典主義と、新合理主義の米国の違いだろうとも思うがどうなんだろう。多分そういう人には理屈が通じないから、BRXの理屈など通じない。すべてハウツー。日本の歯科会がこういう情けない状況だから、偉そうに言わせてもらえば、シンポジウムや討論会をするべきだという事ね。

ま、無理だろうけど。だって、偉い先生達の顔つぶすことになりかねないから(笑)。でも、それもワシら現場からしてみると本末転倒だよねぇ。
一方、ペリオシンドロームの話は非常によかった。やっとというか遅いよねと言うか、口腔のレスピレーションの重要性に着目した話で、ワシなんぞ勉強会で10年前から言ってるじゃないか(笑)えへん。
いつもこんな感想が出てくる学会なのでした。




さて、初日夜、ワシら自称最強メンバーとしての、(kuma,Miyazato,Mogi,Ozawa,Okumura,Satotyu)が向かった先は京成立石です。かねてからの懸案事項だった「立石再開発反対」問題(笑)。なんて、そうじゃなく、もしかしたらもう最後かもしれない立石の最後の昭和の中で呑む機会を頂いたわけです。ツアーガイドはオクネットの奥村氏。立石に着いたのは5時前だというのに、立石の関所と言われる「江戸っ子」はすでに超満員の状態で並ぶのを嫌ったワシらは、すぐ近くの呑んべ横町内にある「白河」に移動したのでした。座席数7席の小さな店で、すでに先客が一杯引っかけておりましたが、こんな小さな店ですよ、あっという間に意気投合。これが下町呑みですな。全く見ず知らずの人と初めてであって、空席がなければ出会わなかった店のおばちゃんと、実はいろんな共通点が出てきて実に面白い。1000年前か知らないが、かつてどこかでお会いしているからまた、こうして出会えたのでしょう。その奇跡に乾杯です。

その後、曳舟、有楽町ガード下と移動して、いつものように議論は絶えなかったのです。立石で合流した、サトチュウ先生が、ロスのスマイラーのセミナーは本当に素晴らしかったと力説。返す返すも参加できなかったワシは涙を流すのでした。


レバニラのレバーのつけだれにGFが入っていたのか、、食べて数十分後、いきなりの血圧低下にもんどり打つワシでしたが、微量だったのかすぐに復活。ま、ドクターだらけで呑んでいるので基本的に心配はないし、気管挿管が必要なくらい血圧低下しても、人工呼吸くらいしてくれるでしょ、多分(笑)。



翌日は10時から日本VSコートジボアールでして、学会にならない(笑)。10時からのチェアマンな高木先生にはご愁傷様としかいえないな。ワシはちゃっかりテレビとかちらちら見てたし。結局午後の早い時間に八戸に向かったのでした。




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