土曜日曜と、K師のお通夜お葬式で、沢山の方々と昔話に花が咲きました。師は湿っぽい席は大嫌いと長男が会場で弁を立たせ、その素晴らしい回顧物語と父に対する尊敬の念で会場は涙に包まれましたが、一転皆師の心意気を思い出し天から笑顔をもらえるように明るく式は終わりました。
どこまでも父を尊敬する娘息子達の立ち振る舞いに、ああ、こんな所に意志は受け継がれ、そして新しいページが書き込まれていくのだなと実感したわけです。
素晴らしいお送りなのでした。
中央前列、明後日を向いている態度の悪い奴がワシ |
「くませんせ〜、面白い写真が出てきたよ、送ってあげるよ」
ワシが勤務していた時代、長女は小学生。長男は幼稚園。次男は小さな子供(笑)。ワシが開業後ワシの診療所と師の診療所と合同の社員旅行に行ったときの写真です。そういえばこの時も、今や立派な挨拶をした彼を肩車して歩いたのは・・この変なワシでした(笑)。
集合写真で異常に態度の悪い奴が一人、何を隠そう24年前のやばいワシです(笑)。今時こんな態度の悪い奴居るだろうか。。。今更ながら、何考えてんだか(笑)。
(写っている方々の許可はもらってませんがあえて載せます、問題がありましたらご一報ください(笑))
さて、先週ホームの引き渡しがあり、ほぼ中身も完成したベルメゾンKであります。思いの外素晴らしい出来になっていますので、ご興味のある方は是非今週末の内覧会へどうぞ。もちろん7月からはいつでも見学可能です。正式開業日は7月1日となっております。
口腔ケアを最重要課題ととらえ、加えて24時間完全介護と日中の看護(24時間看護はまだシステムが出来ていません)を完全サポートする、非常に珍しいサービス付き高齢者住宅型有料老人ホームです。ちなみに今日も詳細点検について行きましたけれど、これ、ワシが年取って入居してももちろん良いな、これなら。自画自賛(笑)。
ちなみに、共有風呂が広くてとても良い。しかも300メートル以上井戸を掘っての完全地下湧水風呂です。水質検査はイオンミネラルバランス極上と報告を受けています。ある意味勝負に出た甲斐がありました(笑)。しかし、温泉の規定温度には当てはまりませんので沸かしています。あしからず。
食や口腔機能に重点を置いている我が施設ですが、ここでゴードン・シェファード博士の論文内容を紹介しましょう。博士はジャーナルオブニューロサイエンス誌の編集長を長年勤めた脳化学の世界では大御所的な方です。その論文記述の正確さや洞察力は目を見張るものがあると言われています。その博士が「人はその美味しさを感じる時、舌だけで感じるのではなく香りの重要性」を説いています。鼻をつまんで食べたり飲んだりしたときの感覚を思い出してみると良いと。
つまり、人は喉ごしから匂い知覚の出来る唯一の生物だからこそ食の文化が発達したと。歯科的には匂いだけではなく味、物体個性、視覚、音、等五感を「人の咀嚼」という特別のアクションを介して大脳が活性化されるわけで、ワシが尊敬する所のドナウ大学のDrスラバチェックの本とも多くの共通項が見受けられるのですよ。
咀嚼に加え、ワシが重要視している「話す」事もまた、味覚を活性化させる科学的背景があるとにらんでいます。そこで、ワシの考え。。ま、スラバチェックの受け売りですが(笑)。
Speech&mastication makes the brain, brain makes the speech&mastication .
(会話と咀嚼が大脳を創り、大脳が会話と咀嚼を創る)
これだ!
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