土曜日、山形米沢は櫻井先生ご一行が4名ほど当院の見学においでましました。お昼からずっと本院、サロンと熱心に筆を取っていました。デジタルシステムでは絶対引けを取らない自信はありますがそんなものは助言にとどめ、だってただの道具ですからね。それよりも、歯科医療の神髄を色々なアイテムを介して紹介したつもりです。
もちろん、高木兄ちゃんの言うところの「補綴は歯科医師として負け」じゃないのか?という所をどうやってカバーするかも重要な内容でした。院内ラボの充実が歯科医師としての負けをどうやって取り戻すかのポイントですな。そして肝心な組織のあり方。ハイタッチなどせずに楽しく高スキルでレベルの高い医療を提供するためにはどんな組織作りが必要なのか相談した次第です。
偶然というか、たまたま、岩手の岩泉から届いたばかりの「訳あり傷物」岩泉産松茸が沢山ありまして、米沢のご一行は運良く松茸にありついたのでした(笑)。シンプルに「焼く+スダチ」が旨い。お遊びで丸ごと串刺し天ぷらがまたひどく旨い。出来るものなら是非お試しを(笑)。
この時やたらと飲んでしまった日本酒「火」。冷やでも旨いのだけれど、ちょっと肌寒かった昨晩は「お燗」をつけてみたところ、これが素晴らしい芳香を醸しだしこれまたバカウマで明らかに飲み過ぎた感じでした。
と言うことで、27時過ぎまで、本当にお疲れ様。勉強になりましたでしょうか。明日の診療から是非実践してみてください。そして、増改築も今日のことを参考にいいとこ取りしてください。
本日日曜日、所用で久慈野田村方面に出かけました。3.11の時、被災地医療支援で宮古までの道のり幾度となく通った道を久しぶりに走りながら、何となく心にこみ上げてくるものが。野田村の住人ではないのですが、道沿いの海の美しい海岸線はコンクリートの壁になり、、、かつての風景は何処にもないわけです。海の見える美しい海の町が、コンクリートに囲まれたコンクリの町に変身していました。
海岸線を抜け、小高い道の脇から海を眺めたとき、狂気の気配はまるで無い本当に美しい海が何処までも続いていました。
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