6月 17, 2026

首都圏からの転院患者について考察

 6月頃のこの季節、4月に首都圏から八戸に転勤して、少し落ち着いて、治療途中だった歯科治療でも始めようかと転院してくる患者が少し増える。勿論首都圏からの転勤で、何故かいつものように、向こうでのなんちゃって処置のオンパレードだったり。何故なんだろう。

色々話を聞くと、やはりいつもの事だが、「保険治療は良くないから自費を勧められた」と言う。じゃあその自費のジルコニアとかフィットしているかと言えば、昨年セットしたブツの出来がすこぶる悪いと診断できるほどしょうもないものだったり。しかし患者にそれを伝えると可哀想な気もするし、前医の批判はしたくないからお茶を濁して、口腔内の資料をそろえてフルマウスの治療計画とかお話しするのだが、そんな話は初めて聞くらしい。勿論保険カバーでね。

やるやらないは別にして、ウチじゃあ、ここまで話をさせてもらってからタイムテーブルの作成に入る。特別な料金などもらってはいないし、説明後やはり今はまだ忙しいからとそこだけ治療のケースもままあるけれど、当院はフルマウスリコンストラクションで風評(笑)が出ているので、逆に以外と選択してくれる患者も多いものだから、そりゃレセ1枚あたりの平均点は2500点前後になる。ちなみに青森県の平均点は最新情報で1360点なり。行政個別指導は、その平均点の1.2倍のグループ上位8%だから、まあ、まっしぐらに当選(笑)。

Yahoo!ニュースに、歯科の資材不足テレビインタビューを私が受けた記事が載って、まあ、わかる人にはわかるだろうが、背景には政権批判を隠しての政権批判をオンエアしたいものだから、マスコミ得意の結構切り取り報道。マスコミはサヨク正義を是として偏向報道だから仕方ないかな。それより面白かったのは、、私に対するヤフコメのポンコツぶりで、中には歯科医師もいるだろうけれど、酷い認識とバカッぷりに、、「昨年歯科医院は過去最高の倒産件数」と報道されるのも納得するわね。

特に驚いたのが、歯科医師であろう匿名ヤフコメ。「歯科は患者一人あたりの点数を1000点以下に厚労省が決めていて、それを過ぎると歯科医師免許停止になるという国が酷い制限を設けている」という認識のバカっぶりにビックリしたわ。こう言うセンセは、先にも書いたように、保険で点数を上げると免停になると信じているので自費を勧める、、と言う新しいパターンかもしれない。言っとくけど、そんなわけないだろ(笑)。何処からどういう情報を整理するとこういうことを書くのかよくわからない。ということは普段の臨床もこんな感じで不確実。まあ、倒産の仲間入りになるのかなぁと漠然と思ったりする。

歯科医院倒産に関して、顔面広告のKNT歯科の先生が色々コメントしていて、確かに同意部分もあるけれど、私らのような地域医療に貢献している歯科医師としては、なんだかイミフの所もある。しかもウチではこうだと自慢げに話しているが、保険診療と自費診療の峻別はやはり都会の先生。信じられないかもしれませんが、クレームと煩悶を抱え当院にオタクからはるばる流れ込んできた患者もいますのでね。

要するに私も含めて100点満点の先生はいませんって。だけど、KNT先生も含めて、真摯にひたすらまじめに歯科医療に取り組んでいる先生と、あからさまなビジネス色を見破られないように高度なコンサル依存型の先生と、確かに2極化は進んでいるでしょうね。で、倒産するのは後者ですから、HP上の美辞麗句に注意しましょう。特に分院展開が凄い大手医療法人は、それぞれの医院の質を分院長任せだろうから、理事長は売り上げからしか見ることが出来ない分質は低下するでしょうね。知らんけど。                           

ちなみに今地方都市では歯科医院不足で歯科難民発生し始めています。痛くても初診2ヶ月先とか、、、、ウチは応召の義務守ってますから待合患者さん皆さんのアポからの待ち時間を約束よりだいぶ長くしてもらう時が時々ありますが。ごめんなさいとご理解ください。最後に言っておきますが、勿論首都圏においても保険診療で素晴らしい実績を上げておられる先生方もいらっしゃるので誤解無きように。。



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