6月 19, 2026

スカイセンサー ICF5900


 衝動的に、先週ポチッと買った。スカイセンサーICF5900という名機だ。理系男子ならかなりの確率で持っているはず。八戸北高校の難関(笑笑)理数科に合格したとき、Sヤイリのギターとともにおめでとうと、故おやじさまに買ってもらった。1975年だった。

この時の奴は、まだ技工室でFM専用機として現役で使われている。今回の買い物は衝動的にあの操作感を思い出してついつい。中古とは言え全く問題なく使用できる。半世紀以上経過してもなおSONYの技術には脱帽だ。しかし、SONY は電子機器や光学機器その他電気製品から撤退して(名前は残して)、韓国や支那の会社に売却しているので残念ではあるけれど、新しい経営方針はハードではなくソフトウエアや金融にシフトすると決めたのだろう。世界の技術のSONYはもうない。

高校時代、家のベランダに短波のアンテナまで自作してこいつにつなぎ、世界の声を聞いていた。BCLがまだブームであったので、どれだけでも遠くの電波を拾ってカードをもらうことにトライしたが、はがきを出すのが面倒で諦めた。聞くだけでいいや(笑)。まあ、ベタだけどオーストラリアのカワセミの声を聞いて、アンデスの声を聞いて、ダブリンの風を聞いて、日本語放送だけじゃなく何言ってるのかわからない言語も含めて、地図帳を広げてBCLの雑誌を広げて、妄想の世界旅行をしていた。

実に楽しい時間だった。そしてそれがまさか20年後、これがファウンデーションとして、自分であちこち世界を旅する。そして、山形の高木兄ちゃんと知り合いになって世界中あちこち歩くことに拍車がかかった。だって、兄ちゃんは「じゃあ次のスペシャルセミナーはイエテボリ集合」とか「台北のどこどこ集合」とか世界中の現地集合は痺れる。とはいっても現在25カ国ほど。ユチューバーの「しげ旅」のように130カ国以上とかそりゃもうかなわない夢だけれどねぇ。殆ど学会とセミナーの海外旅行だけれど、サボればそれなりに楽しい。勿論勉強も楽しい(笑)。

このラジオでの短波放送で一番衝撃だったのは、時折受信する北朝鮮の謎の暗号放送「イニシャルK?」だったかなぁ。これは日本の工作員向けの暗号指令と言われていた。ひたすらモールス信号の「ツーツ,ツーツ」がずーっと繰り返されて、たまに「ツーツツ」とか混じる。インターネットの普及とともになくなったらしいが、ネットはクラッキングされるので最近はまた短波で毎日変化する乱数のみを放送しているらしい。怖い国だ。

またこのラジオを手に入れたことで、ネットのために老化した前頭葉に妄想が戻ってくることを期待したい(笑)。。

0 件のコメント: