9月 26, 2015

ストックホルム4日目

学会2日目は朝の8時45分から講義が始まりますので、ホテルを8時前には出て電車に乗ったのでした。朝のラッシュの最中にぶつかるわけでストックホルムセントラル駅は大変な混雑でした。

本日の大切な御題目は「エイジングインプラントデンティストリー」じゃないかなぁ。
とても期待を込めて「歯がない、お金がない、こんな年寄りの患者をどうしますか?」というスイスの先生の講演が楽しみだったのですが、、、イマイチ期待はずれで申し訳ない。要はお金をかけずに管理しやすくするのはインプラント上部構造を外してオーバーデンチャーにしようかというお話でした。そりゃそうなのだが。。。。

レクチャーが始まる前にアルブレットソン先生と写真を撮ったんですが、FBのコメントに老人とインプラントとか書いてしまい(笑)、兄ちゃんに「そりゃ失礼だろ」と怒られた。悪気はありませんので。はい。

遡りますがスタートは、日本でも問題になっている骨粗鬆症のBP製剤話。顎骨壊死に至るまでの詳しいお話だったのです、、、やはり医科に気を使ってるね欧州でも(笑)。歯科は本当に困っているんだから。歯科はもちろん医科の先生ももっと勉強しよう。。

アウトオブザボックスセッションでのSTEM CELLの話も、これからの医療を取り巻く重要な話で聴衆の先生方本当に良く頷いていました。山中教授の写真が出てきまして、なんだか日本人として誇らしく感じるのはおいらだけなのかな。。素晴らしいです。

EAOで一つ感心した事。今更ながらで申し訳ないが、何か組織が本当に新しくなった感じで、コンセンサスが非常に明確になったとこ。コンプリケーションファクターをここまで明確にしているのはAOでもちょっとないかも(あったらごめんなさい)。そんなコンセンサスカンファレンスが個人的にとても面白かったです。

奇跡的な天気です、さっきまで曇りだったんです
午後からはハンズオンばかりなので、ブースをゆっくり見学して、夕方から電車に揺られセントラルまで帰り市庁舎のタワーツアーに参加。死ぬほど階段を上がって放置プレイの後タイムアップと告げるお兄さんに促され、タワーの下に降りる、、、それだけのツアーでした(笑)。肝心のホール見学ツアーは昼の12時までなので明日も無理です。今回は諦めざるを得ないですな。いつになるかはわかりませんが次回までのお楽しみです。


その後、スタッフにせがまれた北欧の可愛いグッズを探しにデパートまで行き、まあ、いろいろ見繕いましたから、サロンにバッチリ飾りましょう。

明日を残して今学会も終わりに近ずきました。ちなみに最終日曜はブローネマルク先生の追悼シンポジウムです。飛行機の関係でわしは参加できません。
今でも忘れませんが、、26年前インプラントを志し、当時混沌としたインプラント界では哲学からスキルまで一番尊敬できる先生でした。しかし数年経過したある時、その関係であるところのインプラントスタディグループからワシは排除されたので(笑)近しくしていただくことはかないませんでした。ですから関連した本を読みあさり勉強はさせていただいた訳です。感謝はしております。
そういう経緯もあって、なんとかこのシンポジウムに参加したい、、、とまではいかないのでね、今更(笑)。
当時からヘソは曲がってますので(笑)。インプラントは真っ直ぐです、はい。



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