所属大学病院の研修医受け入れに関するマッチングを今日出しておいたが、誰が誰やら、、、ていうか、もうみんな決まってるだろ。何かの儀式のように臨床医のマッチングをして、本当にそこから真剣に選ぶ奴はいないだろうな。かつての研修医は、本気でそこから漏れてから来たせいもあって、本当に真剣で真面目で素晴らしい研修医達だったが。昨年今年と北限が宇都宮だと聞く(笑)。無理だな。
歯科医師研修医制度がなんだかもうという感じ。やる気のある大学とやる気のない大学に分かれていると聞いた。確かに(笑)。この季節になるといつもこの話題を書いているような気がする。自分の大学の臨床研修症例報告集はよく頑張ったねぇ、、という感想をいつも持つが、しかぁし、、研修医にこんな事教えて何か彼の将来のためになるんだろうかという症例が満載。小手先なんだよなぁ。。ま、今年も来る気配がないから、、いいか。
さて、話題を変えよう。
先般見学に来て頂いた宇歯の会長以下一緒にいらした先生方から、診療室も含め非常に高い評価を頂き感謝しております。ハードもソフトもなるべくしてなったわけではないし、一朝一夕のことでもないわけで。そうしようと思ったからそうなったと言う事を付け加えておきたいです。開業して28年、本当の歯科医療を求め続けて、今の形になりこれから次の世代まで、ますます進化するはずなのです。まだまだ老舗ではありませんが、老舗はいつも新しくなければならないという「なだ万」のかつてのお話しは忘れません。
研修医はそういう所に来なきゃダメでしょ(笑)。
もうひとつさて、
介護の現場と口腔ケアの話。口腔ケアに触手を伸ばして頂ける医科の素晴らしい先生方の話は後日。反面、実はもっと泥臭い話がココにはあります。
仕事には優先順位があります。介護の世界では特にそうです。ココに口腔ケアと言う概念が入ってきて、もうかれこれ10年以上は経ちませんか??なのに未だ「口腔ケアはとても必要だ」とかいろんな所で話を聞いて、今更ながらと思うのはワシだけだろうか。。。だって、当たり前じゃん。
ところがである。現場でこの話を徹底的にディスカッションし理解をしてもらい、介護の優先順位の上位までモチベーションを上げても、そのスタッフ達が長くて2年ほどでいなくなっちゃうのである。なんで??
介護の最前線の現場は、介護保険ベースだけで動いているなら10年働いて昇給が1万円程度と言われています。将来性も何もあったものではありません。夢とか希望とかなかなか抱けません。それを必死に支えているのが職員個人個人の介護に対する思いであったり自身の仕事に対するプライドであったり、そして、あきらめであったり。
そんな不自由な環境の中で、例えば口腔ケアなど後回しになっても仕方が無いのかなと思ったりします。ココをやめて100円でも高い職場に移ることを誰が非難できるでしょうか。次の職場で、率先して口腔ケアをきちんとやりましょうと新しい環境で新米が言えるとは到底思えません。
大切さの思いが伝わった職員が、条件次第で違う職場にどんどん移動する、そんな過酷な世界が介護の現場なのだと、自分でやり始めてなるほどと理解した次第でした。
そこで、、やはり介護の現場とはいえ、10年経ったら10万昇給しようを目標に、今真剣にその方法論を真剣に模索中なのでありました。あっと驚くプラン大歓迎。
これこそ、闇の中の明るい話題(笑)。
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