昨日のニュースで、秋田国際教養大学の学長である中嶋氏がお亡くなりになったという。正直、この大学のことはあまりよく知らなかったわけでして。授業がほとんど英語で行われるとかぐらいの情報しかなかった大学なのですが、こういう風に紹介されるとは、学長がよほどの人物であったからでしょう。
1〜2年留学しないと卒業できないなどのユニークなカリキュラム等も有り、僅か創立9年にして、近年では東大京大並の難易度と聞いています。氏が思いを込めて紹介しているビジョンの何と素晴らしい事か。
そうだよね、ワシらも人生に何かしらのビジョンを持ってきたからこそ今の自分があるわけでして、これからもまた、自分に対してだけではなく、他に対しても関われるだけの関わり合いとしても、ビジョンを持ってして取り組む事の大切さを忘れちゃいかんでしょうな。
ところで、テレビなどにかつての氏の顔が映し出されているのをよ〜く見ると、、、#11#21#22が欠損なんですね。もしかすると下顎も両側で遊離端。画面は数年前です。で、そこに前歯のパーシャルデンチャーが入っているのには驚いたんですけれど。#23にはシルバーのエーカースクラスプがきらりと光ったりして。他にやりようなんぞ山ほどあろうに。再建治療の選択肢をどこぞの歯科医はキチンと出したんだろうか??
う〜ん、こんなインターナショナルな素晴らしい先生が、これで本当に世界で通用したんだろうかと、少し不思議な感じになります。確かに#23は歯周病で完全にフレアアウトしているところを見ると、前歯の抜歯理由はその辺だと思うのですが、、、こう言う偉い先生の主治医って、結構ワシら業界の偉い先生じゃないですか。なんだかなぁ〜という残念な感じになりました。と同時に、ワシらの業界のこう言う偉い先生達の感性やもの言いで、ワシらの未来のビジョンが決まるのかと思うとぞっとします。
氏は素晴らしい。高い教養を持ったグローバルな国際人。その人の口腔内を受け持った歯科医師は、どう考えても、センスのない残念歯科医師。みんなにばれてしまった?(笑)
というか、実は歯なんてグローバルなディスカッションには関係ない?!
そりゃ困る(笑)。
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