明日から八戸で始まるOJの総会は、八戸地区の学会としては相当大規模なものになりそうです。会長のNTBR先生他、関係者の皆さんご苦労様です。
さて、ワシがインプラントの蘊蓄を語ってもしょうが無いので、らしい情報を昨日に引き続き、イラク戦争後の円高に如何にして日本は立ち向かったか考えて見ましょう。
え、つまらない?ワシのブログはそういう時局分析の情報満載なのですよ(笑)。
当時円高を阻止するために財務省と日銀は共に大規模介入(円売りドル買い)したわけですが・・・・。
アメリカという国は経常収支赤字と財政赤字という2つの魔物との戦いのようで、これは今でもそうでしょう。戦争特需を見込んだイラク戦争で大きな打撃を被ったのはこの間の話。赤字補填のために流れ込んでいた見かけ上の日本や欧州からのドルは、アメリカの経済成長に期待できないとみるや自国に流れ込むという悪循環を起こしていました。結果ドルはどんどん安くなり円高になるわけですね。
実はここで我が国は、円高回避のために15億ドル以上つぎ込む約束をしましたがこれはあくまでもアメリカに対する「餌」でした。一時的にでもドル安が落ち着き為替介入は不要となり外貨準備は増えずに新たなアメリカ国債を日本は買わなくなります。欧州の資金はアメリカ国債を売って資金が自由に貫流し始めると、、、、アメリカの長期金利は静かに上昇を始め気がついたときには金利の上昇に伴う債券安で株価は暴落、そして通貨安というトリプル安で大混乱になるのですな。
しかしです、ここにアメリカのスパイが確実に政府内にいることが分かるほど、アメリカはあの手この手でこの日本の仕組んだグローバリズム破戒構想を阻むのです。
今まさに、このときと同じ状況が起きていると気がつかない民主党政府に、欧州でのEU騒ぎは対岸の火事ではないことを忠告しておこう(爆)。かつてのアメリカでの金融パニックが、ほぼ同じシステムで今欧州で起きていると言う事を忘れないで欲しいですね。
しかしですよ、ロシア、中東、中国マネーを元にECBの利上げで陥れようという魂胆の輩とは徹底的に戦っていただきたい(笑)。
0 件のコメント:
コメントを投稿