7月 23, 2012

リフレッシュ



久々の素晴らしい朝食溢れる山菜
土曜は酷く忙しく仕事終了。その夜はぐったりと早く床につきました。翌日曜、青森での所用と月曜の恒例青森画面にらめっこ最終日の仕事が重なったのを良いことに、本当に久しぶりに八甲田の猿倉温泉に一泊です。日曜の夜の泊まりですからお客さんはほとんどいません。夕方から深い霧に覆われ、ブナの原生林の中にぽっかりと口を開けたような露天風呂は最高に神秘的ですらあります。貸し切りと同じですから好きな風に誰にも気を遣わずに温泉三昧なのです。開かれた温泉ではありません。冬季閉鎖する八甲田山中の一軒宿なんですから。。

深夜、ふと露天風呂に行こうと思い立ちました。だあれもいない内湯を抜ける前に、さすがに寒そうなので熱めの湯に少し浸かります。硫黄泉ですからいわゆる温泉の臭いです。硫化物のハッカに似たようなつんと来る臭いもワシは好きです。30年前に比べると湯量も質も少し変わったような気はしますが、ワシにとってはベストワンの温泉ですね。
外に出ると真っ暗です。明かりが一つもありません。しかし目が慣れてくるとぼんやりと周りが見えてきました。

ブナの原生林に黒く縁取りされて、ワシは宇宙のまっただ中に放り出されたような感覚を覚えました。星が降るほどとか、満天の星とか、そういうレベルの星空ではありません。回りには音のするモノは掛け流し源泉の湯が溢れる音だけで、それがなければひたすらしんと静まりかえったまさしく宇宙でしょう。露天に浸かり天を仰ぎ、熱くなったら脇に寝転がり宇宙に身を任せる。  う・う・う・すごい。 何と言う贅沢、マインドリフレッシュ。

信じられないかもしれませんけれど、ワシの意識は眼前のデネブとベガとアルタイルの中心で、猛烈な宇宙線を浴び浄化しておりましたね(笑)。
宇宙から意識としてみた地球は、まさにみずみずしい惑星でして、ああ、この星に生まれて良かったと、宇宙を漂いながら考えていたわけです。

ま、
暢気に宇宙から見たとかの前に、、、、パンフが届きまして、、、「八戸から世界を睨む」、、とか、山形のほほえみ組の組長さんが、仮題とは言え講演内容に希望的命令が来ましたので、頭の中でプレゼンを宇宙の中で組み替えるという離れ業を、湯に浸かってはあがっては繰り返ししていたワシです。現物はまだありません。そうですねぇ、金曜日くらいには作ろうかと。思いっきり現実に引き戻された訳ですな。

と言う事で、バイクで行くことを断念。行きの新幹線とバスがプレゼンの勝負でしょう(笑)。八戸の歯科事情を理解して貰うには、まず、北方領土問題が不可欠ですね。
よし、つくろう!(*^_^*)

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