10月 12, 2013

民間防衛

かなり以前、このブログで紹介したスイスの防衛教科書「民間防衛」が、最近の物騒な社会背景に後押しされ、新たに注目されているらしい。と言っても、中身は国家防衛の話だけれどね。ウチの次男がスイスに7年も住んでいたせいか、スイスの軍備にはそれなりに詳しくなっているワシです(笑)。

さてそんなスイスですが、この国は法律でも何でも国民投票で決めちゃう面白い国です。まあ700万人くらいしか住んでいないのでその方が手っ取り早いかもね。ウチの次男も、「そう簡単には外国人には永住権を下ろさないよ法」が卒業時に決まってしまい、かつて学生として5年住んだらもらえた永住権がもらえなくなってしまい、やむなく地元理系大学進学をあきらめて昨年帰国した経緯がある。

先日、スイスのサヨクが大騒ぎした(何処にでも生息してますなぁ)スイスに15万人も軍隊はいらない、コストがかかりすぎだ、徴兵制なんて撤廃しろ、という声がでかくなってやかましいので、とうとう国民投票になった。
結果は、有権者の73%という圧倒的多数が「徴兵制は必要」とし、全ての州で徴兵制廃止反対という結果になったようだ。

来年スイスは、スエーデン製の戦闘機を20機ほど買うか買わないかの国民投票をするけれど、この結果は購入に拍車を掛けるでしょうね。ていうか、国民投票をさせるまで騒いだサヨクな連中はこの結果をどう受け止めるのか。かつてその昔から貧しかったスイスは傭兵が産業の一つで、18世紀にはスイスの首都だったルツェルンにある瀕死のライオンの像は有名な観光スポット。要するにスイス人のアイデンティティーなんだろうね、軍隊というものが。

さて日本じゃどうなんだろう。少数派のサヨク諸君の声だけ異常に大きい、、というのはにているが如何。憲法改正もサッサと国民投票やればよろしい。ダメならダメ、良いなら良いと早く白黒付けないと、靖国の英霊や世界に散った日本を思って亡くなった英霊達に申し訳が立たないばかりか、それこそ日本人としてのアイデンティティーを失ってしまわないだろうか。

GHQの日本人骨抜き作戦は、朝日や毎日の後押しのおかげか、この60年で着実に成果を上げているらしい。・・・が、しかし、本当に大衆化しない庶民は、べらんめぃ、んな馬鹿なはあ無しがあるかょ、と大衆が泣いて喜ぶリベラルサヨク話には耳を貸さない。
だから、国民投票とは、どれくらいの庶民がいてどれくらいの洗脳された大衆がいるかの物差しにもなるだろうから、政治的判断をする上でとても大切だと思うよね。
これ、やられると困るのは与党?野党?(笑)安倍さん何怖じ気づいて靖国行かないとか言ってるの。まぁ〜たく、disappointment 、これじゃだめだね。


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