アップルのジョブス氏が亡くなってちょうど1年。アップルのサイトに行くと、それはもう素敵なセンスある追悼ページになっています。じっと見ながら、何か熱くなるものがありました。このセンス、この感覚、シンプルで清潔でそしてすがすがしい。
何と言われようが、エバンジェリストじゃないけれど、やはり、超COOL。
ワシのアップルとの出会いは20年以上前に遡ります。大学を卒業する1985年、大学に残る友人が「とんでもない物凄いコンピュータがある」とワシに告げたのでした。
当時のワシは1981年からシャープのMZ80Bという機種を使い、1983年からMZ5500をと使っていましたが、周囲のみんなは「コンピュータなんて何に使うの?」だったよなぁ。そりゃ数学や物理計算には力を発揮しましたけれど、ワープロ機能だって貧弱だしデータベースプログラムなんてないから自分で作るしかなかったわけで。結局はゲーム作成実行マシンとなっていました。ゲームは自力で何本か作りましたよ。
言語やOSはシャープのBASICかCPM/86という何とも今じゃ考えられないくらいめんどくさい物でしたが、当時コンピュータは「そんなもの」だと思っていましたね。
そこに登場したアップルの「Macintosh」は、驚愕のマシンなのでした。今まで使っていたコンピュータとはまるで次元の違う物でした。自分の意志をマウスを介して機械に伝達し、機械はそれを理解して次のステップに入る、、まあ、プログラムを考えたり作ったりしたことのある人は分かるでしょうけれど、今じゃ当たり前のこの基本動作が当時のマシンはまったく出来ない物ばかりだったんですから。命令はコマンドという特殊な言葉を使い、それが画面に表示される、、、今でもDOSを引きずってきている某WINマシン群はみんなそうですけど(笑)。
卒業後、開業に合わせてこの驚愕のマシンを購入。ゲイツの作ったワードとエクセルがバンドルされていました(笑)。20年前からツインディスプレイが当たり前に可能でした。その後ワシは新しいアップルマシンが出る度に、ほとんど手を出していたような気がします(笑)。ま、アップル内部のごたごたはおいとくとして(笑)。
しかし、スマホの原型を10年以上前に考案したり、iPadのデザイン原型は20年前まで遡ったり、とにかくその先進性は全ての面でお手本になっていることは間違いないでしょうね。物を考えて作る、そして売る、というのはこう言う事だと、史上最悪の売り上げを計上したパナソニックやソニーやシャープは、今一度考えて見ては如何でしょうか。支那や南朝に安売りで負けたからといって、質で負けた訳じゃ無いと奮い立ちましょう。
窓の人が亡くなったとき、ここまでオサレな追悼サイトは、絶対造れないだろうな、、と考えながら眺めていました。
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