スタジオジブリの鈴木さんが、東京新聞でこんなことを言っています。。
「9条があったから日本は平和だった」
何か疲れますね。おまけに一昨日、官房長官は内閣として河野談話を踏襲する、、あれあれ?
え〜っと、じゃあ冷静に(笑)。
本当に9条のおかげだったのかしら?冷戦時代から続く平和と均衡は、バカじゃ無いのか?と思われるくらいの、行きすぎた核武装のおかげだと言うことは、各国の政治家は皆理解している。このスイッチを押せば地球自体が何度も滅びるほどの核兵器を作って、それこそ冷静に考えれば気が触れているとしか言いようのないあの状況こそ、欲と我にまみれた人類の最後の良心のリテラシーを信じて出来たわけで、人の業の嫌な深さを思い知るわけです。
日本が平和なのは9条のおかげなどでは無く、米国の核の傘に隠れているからで、ひとたび米国が元気がなくなったと感じれば、支那などあっという間に尖閣などに分け入ってくるわけで、今回、当然安保の範囲だよと言う米国の一言で急にベクトル方向変更している支那じゃ無いですか。異常な伸びを見せる支那軍事予算を何と考えるのか?9条信者。
チベットが9条を持っていれば虐殺されなくて済んだのかな。ウイグルで9条を持っていれば大丈夫だったのだろうか。イラクが恒久平和をうたっていればフセインは偉大な大統領として歴史に名を残したのかな。アフガニスタンの民族同士が9条を持っていれば悲惨な内戦は回避できたのだろうか。パレスチナは、タジキスタンは、キプロスは、チェチェンは、アルジェリアは、スーダンは、ソマリアは、、、、切りが無いですね。
細かな争いや大きな戦争の背景にはお互いの正義があります(但その正義の背景は種々の議論がありますから省きます)。だから厄介なんです。しかも責められる側の憲法が攻める側の意志に何か関係でもあるのでしょうか。
だからワシは、純粋に他国の思惑に左右されない「国家としての自立」が必要であり、「自立のための国家感」の育成が必要不可欠だと思うのですよ。
しかしそこに水を差す左翼思想は池上氏の言うとおり反日を元にした歴史観から成り立っており、本来の左翼思想とは異なることをワシらは覚えておかなくてはなりません。
かなり以前、スティンガーが大量にテロ組織に流れた事件をご記憶か。平和ぼけ日本政府が極秘にカネで解決しようと提案した時、主要各国代表は日本に対して「ろくな情報機関も待たず、まともに敵国と闘う能力も意思もない国は黙っていろ!」と、木偶の坊扱い。そりゃそうだ。9条のおかげで、金は出せるが人と戦力は出せないからね。
コレが自立国家と呼べるはずも無い。人の業とは斯くも残念なのだが、その上にワシらの日常は成り立っている。
それならばせめて、人の家に押し入ろうと計画する賊の情報を集め、押し入られて犠牲者が出る前に直前で闘う方が被害は少なくて済むんじゃ無いかなと思うが、それは今のところ許されないことなのだろう。
我が家の誰かがいきなり進入してきた賊に殺されたら、その時は条件付で誰かが闘ってねと9条信者は言っているような気がするよね。う〜む。
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