8月 09, 2022

患者が流れてきた、、まあウチから行くケースもあるだろうけど

 


日本全国の限られた歯科医院には、THPなるトータルヘルスプログラムというシステムがあるらしく、(まあ、以前からあり、違う名前で公正取引委員会から注意勧告を受けていた物と同じかな)。北欧式とかあるが、北欧の大学の論文をあらかた調べたが見つけられなかった。全国、何何県ででは初めての認定医院、、と書かれているが、歯科医学会が認定しているわけでは無い。

そういう所から友人の歯科医院に、不定愁訴満載で流れてきた患者さん。患者曰く「魅惑的な夢のような広告」につい引かれ、あるいは他では(首都圏事例)、何かわからないうちにかなりの金額を支払い(混合診療なのかな?)サブスクのように含嗽剤を購入。今回のケースでは、1年ほど経過したが何か全く話が違うと、実は出戻って(笑)相談したと言うことらしい。

システム自体に異論は無いが、これ、保険診療でキチンと出来る事ばかり。細菌検査は必要なら行えば良い。薬物療法も必要なら行えば良い。何が普通の歯周病治療と違うか色々調べてみると秘密の「機能水」の存在が(笑)。20年以上前からこの手の「機能水」なる物はあり、当時は機能酸性水」からはじまり、「機能還元水」や「機能中性水」とか、まあ、電離水の類い。電解塩素イオンによる強い殺菌作用があることはその通りだが、作るのは機械を除けば殆どただなのでウチでは「機能中性水」は薬剤過敏の方に無料であげている(入れ物持参)。

この中で、活性酸素の云々が絶対出てくるんだが、よく考えてほしいのは、活性酸素から電子が飛び出し強い殺菌効果を出すためには、かなりの量のO2が必要なのだ。そもそもうがいを前提にした口腔内にはそんなものは多量にない。だからスーパーオキシドラジカルによる強い殺菌効果、果てはバイオフィルムまで破壊する、、なんて文言は嘘に決まっている。活性酸素フリーラジカルに関しては様々な研究が沢山あるので色々調べてみた。(自分のも含めて(笑))

さて、何でこういうシステムが重宝(?)されるのかの、そもそもを考えてみると、医院の差別化はもちろんだが、実は保険診療で当たり前にキチンと歯周治療を行っていない歯科医院が多過ぎるのだという実態に直面する。私の知る限りでも、歯科全体の1/4位がまともな歯周処置を行っているが、他は経営的な問題や採算が取れない、衛生士が確保できない、等などの理由でまともに取り組んでいないようだ。だからこう言うシステムの入り込む隙がある。やはりこう言うのはどこまで行っても患者不在の環境を作った歯科医師の責任なのだ。

そして、信じる物は救われるのだから、壺を買って歯周病を克服しよう!と同じロジックで、患者が色々な物を買う事に、全く違和感を覚えなくなるのも誰が悪いわけではない。そういう環境やシステムを作っただけの話なのだろう。

いつの時代も、物の所為にしがちで、これは核を含む武器の話にもなりそうだが、武器が悪いと言う理論は、人の暗黒面を隠す絶好の材料で、後で極悪兵器を作ったその人が反省したりして大笑いである。悪いのは人間の作るシステムなのだ。歯科だろうが社会だろうが戦争だろうが、ホモサピエンスがここまで生き残ってきた最大の暗黒面は本能闘争であり、その暗黒面を理解しない限り歴史は終わってしまうのと同じように、この手の歯科的トラブルもまた、背景の人々を理解し許容しない限り永遠と続くだろう。

ちなみに当院もまた、現症なら「パンパンに喉まで腫れた」明らかな蜂窩織炎の患者が、似たようなプログラムから抜け出て流れて来たが、その医院の優先順位が違うためにかなりの症状まで進んでしまったようだ。ウチでは当然勿論オーバーブック。他の患者さん達はアポイント時間どころじゃ無く待ち時間が増える。まあ、後医は名医と言われるのは嫌なので気をつけて抗生剤点滴4日間で何とか回復。この人のために自分の時間を割いて待ってくれた「お互い様」と理解しているの多くの素晴らしい社会的な患者には感謝なのだ。

私は、しがない、何でもできる頼まれたら断れないGP(笑)なんだと改めて考えてしまった次第。そんなウチから、こんな何でもありの現場の煩雑さに辛抱たまらず、口コミでさんざん悪態ついて(笑)綺麗に整理整頓された場所に憧れ流れ散った患者さん達もいるだろうから、宜しくお願いいたしますね。


8月 03, 2022

最近考える時間が無くなってきた

 何だろう。愚痴だな、これは(笑)。


最近思考する時間が極端に減ってきた。そして、その考えの基になる例えば本だが、、本の読み方はあい変わらず切り口を別にしないと作者の本当の意志がわからないと考えて、人とは違った読み方をするようには心がけていて、ちゃんと読めとか言われて(笑)実は影で薄笑いしているだろう。しかしそういう読み方しか出来ないからそうなんだよとね。実はこうだろうとね(笑)。作者の意図と対象の意図ははそういうものだと思う。真意はそこじゃ無いだろと言うこと。これは譲れない。そういえば遙か昔理数科時代、数少ない現国の授業で作者の意図に関して教師と言い争った(笑)。

60歳を3年ほど過ぎて、急に体に異変が起きてきたことも原因の一つか。まず、目が見えない(笑)飛蚊症でイライラする。このストレスはかなりの物で、なった人じゃないとわからないかも。なんか、頑張って購入した超LEDの高価な(笑)ものすごい明るいオペ用無影灯が原因じゃないかと密かに思っている。オペが終わり、無影灯外に目をそらすとクラクラチカチカするからだ。そしてオペの数は昨年の一年分を今年は半年でクリアしている。私はGPだからこれでも相当頑張っているのだが体が持たない。そうか、サングラス(爆)。それから背中が痛い。朝起きると背中が痛い。良くない兆候だろうと毎年PET検査するが異常は無い(笑)。それから歯が痛い。#24と#25のアピカルにデカい鶏卵大cystがある。もう10年くらいになるが放置してあり、気分が悪い時は痛む(笑)。

そして、人生の基本になる学問だが、ヒポクラテスは「学は長いが人生は短い」とおっしゃった。まさしくだ。仕事関係なら、最近の商業誌ですら流し読みで、キチンと読み込んでいないのを考えると、20年ほど前なら歯界展望やクイントの何月号の何ページにこういうことが書いてありますよ、、とHERZ会なんかのミーティングでもすぐに出てきた。学会で質問しても、歯科評論の何月号に出ていた写真ですよね、なんでまるで違うことを言ってるんですか?と超偉い先生に小さな喧嘩も売っていた(笑)。考えていたからだ。

思考と知識が増すと、カテゴリーは多岐にわたってきて、思考回路も全てにリンクしなければ納得出来なくなっていたのもついこの間までなのか。良いのか悪いのか、ぼーっとする時間も増えてきた。テレビや動画を見ているようで実は何も見ていない。こういう書き込みも段々面倒になってきている。皆好きにすれば良いじゃんと投げやりにもなってくる。これ、70名以上のスタッフを抱える院長としてダメですわね。

しかし、サヨク特有の自虐ロジックに走ると何も解決しないばかりか、自分のことは棚に上げて、全て回りの所為、人の所為になってくるから、ポジティブに年をとったのかと納得することにしている。考える時間の減少は、神がそうした方が良いのでは?との一つのベクトルなのだと理解するべきなのだろう。そして思考に最も大切な物は、「だからダメだ」「だから出来ない」では楽をしたい大脳の思うつぼ。「どうすればダメじゃないか」「どうすれば出来るか」という方向こそ思考を簡単に快適化する一つの方法だと思っている。絶対ハンターーーいが最も短絡的で、思考が停止する。情報すら受け取る隙が無くなる。

で、、思うが、、、さて、今晩はどんな酒を飲んでやろうか(笑)。



6月 26, 2022

どうしてあなたは保団連の代議員なの??という突っ込み(笑)

 本日、日曜朝から保団連代議員会にWEBで参加。相変わらずの会長の挨拶や発言文書(これこそ左傾化しているがためただのガス抜きが目立つ)に対する執行部答弁は共産党の街頭演説や弱小政党の雄叫びを聴いているようでうんざりした。あれがほしいこれがほしい、あれしろこれしろそれが出来ないのは与党の所為安倍の所為岸田の所為ヒトの所為。ドサヨクの特徴的なこのロジックに、私は到底同意できるものではない。確かに素晴らしいプランも少しは出たが、それを実現する為に何が必要かという議論は皆無。あげくに、今の参議院選挙で勝ち取ろうとか、マイノリティの僅かな集合でマジョリティを凌駕しようという発想自体、もうバッターボックスには立てないのだ。


非常にネガティブな問いかけに、とんでもなくネガティブな執行部同意という、なんともはや、これで何か解決出来ると本気で思っているのだろうか。実現するための具体策は勿論、切り口が180度変わったときのポジティブ部分を全く明示できないがため、言いっぱなしが如実なのだ。まあ、陰気くさい。この陰気臭さから将来の国民健康を守ろうとか、、どこかで茶が湧く。


そんな中でも、私が思うだけだが、僅かだけれど非常に有意義な発言こそ、具体的プランとしてプロトコルの作成を急ぐべきだと思うが、そういう事に保団連は興味が無いようだ。また、日歯や日歯連盟が動かなければ現実味を増さなかった歯科材料問題が、保団連、各県協会の運動の結果だと言い切る部分とか、自画自賛のみの宣伝をしすぎるところもまた左翼ロジックか。歯科医師会や歯科医師連盟とも同じ動きをしていたため、、、とか言えない物なのだろうか。


いずれにせよ、保団連の極左傾化は現会長になってからのここ10年ドンドン酷くなってきている。彼は誰を守ろうとしているのか??診療報酬や医療問題は勿論、私が許せないのは9条問題を取り上げること。9条が無くなれば日本は戦争への道を進むと真剣に考える人達がいること自体、なんと日本人を愚弄しているのかと。


実は並行しながら、「歯科診療報酬の論点」という本を読み切った。そして思った。歯科診療報酬に関して保団連の言い分がどこか的外れであり、「中医協に保団連から代表を!」という30年前から実現すらほど遠いスローガンが仮に実現したとしても、現保団連からキチンと論理的意見を述べられるヒトは皆無だろうなと思う。北海道のTNB副会長先生は別。


いつものことではあるが、そもそも何故保団連各県協会は仕事をしているのか?なんのために?開業医憲章を忘れてないか?誰のために考えているのか?


だから、9条は開業医を守るのか?結果国民は?沖縄発言から、基地があるから攻撃される。だから基地はいらない。というお花畑発言は、我が家を守るためガードマンを玄関に置くと強盗が来る、玄関に鍵をかけると泥棒が来る、ということか。ウクライナのリアルタイム教訓は、強引なクリミア併合以来の10年の間のロシアとの外交努力が、核を放棄した圧倒的な軍事力の差のため意味を成さなかったと言うことではないのか。9条を抱えて、是非ともロシアに行って頂きたい!これ、医療問題なのだろうか。。。。。


余談だが、執行部のおBAか先生、防衛費をあえて軍事費と言い換えたあたり、もう何を言っても全て信用できないですから。I don't trust anything you say at all.


本代議員会の決議、、賛成106、反対1、、、、うははははは。絶対にサヨクには染まらない!

6月 14, 2022

薪ストーブの煙被害に関しての考察

その昔、私が小学生の頃、学校から帰ってくる道すがら、家々の煙突から漏れてくる煙は薪を焚く匂いがして、それに合わせ夕餉の支度だろうか、色々な美味しそうな匂いが道にあふれていた。当然腹が鳴る。と言うことは、私は薪の匂いがすると、穏やかな夕餉を連想して腹が鳴るのである。

都市部市街地での薪を炊いた煙が臭いとか、ぜんそくになるとか、まあ、昔に比べて圧倒的に人口密度が高いエリアで、この煙が「悪」になっているようだ。どの程度なんだろうとTwitterを覗いてみると、まあそれはそれは沢山あるが、その書き込みのヒステリックさが、何か「除夜の鐘が五月蠅い騒動」に似たロジックである。

人が沢山いるところに住まなければならない理由は多々あるだろうから、そんなところに住まなければ良い、、では問題は解決しない。そんなところで薪を焚くな、も薪を焚きたい人がいる限り無理な話、ではどうしたら解決するのかを地域住民で考えなければならないはずなのに、圧倒的にコミュニケーションが取れない昨今の近隣住民コミュニティにおいては、それ自体が大きな問題なはずで、そのはけ口がTwitter等のSNSになっていることが大きな問題ではなかろうか。こんなにいるんだよと覗いても、何処の誰が何処でどうなのと言うそもそもの解決策を見いだせず、罵詈雑言で終わっている。

話は変わるが、「アゴラ」でこの問題を提起した文章が載り、コメント欄が賑やかになった。私が書いたコメントに真っ向から否定する主(匿名)がいて、煙反対を書き殴っていた。賛成論者には「出た!論理のすり替え」とか「ストーブが売れなくなると困るひと」とかずいぶんなレッテル貼りをしていたが、私(実名)に対しても酷い反論を書き、あげくに「どんな奴か調べたら、おまえの医院のGoogle評価が酷い、先にこっちを何とかしたら?」など直接関係の無いどうでも良い事を書き殴っていた。
ここからは憶測だが、その数時間後、私の医院のGoogle評価に星1を付け、名前は「あおいそら」(ゲラゲラ)。とある方法で紐付け確認するとウチの患者ではあり得ないエリアのIPアドレス。「あなたはウチの患者ではありませんね、こういう嫌がらせは断固処置します」と返信したところ即座に消去された。
これが、こういう人達の本性なのである。ふと、れいわ新選組の山○太郎を思い出す。何故かしら。(笑)

薪の匂いが臭いと感じる人はその通りなのだろうし、炊いてる人はわからないだろうし、それ自体を「悪」とするには感情論が先走りしすぎて議論にならない。電気や石油に頼り切って僅か50年だ。この先の問題として大いに議論がほしいところです。
そういえば、原発もまた、似たようなロジックだ。

世の中、おのれのことはさておき、好きと嫌いだけで社会が構成され始めている危機感を皆持ってほしいものだが。。。
私は、かつての夕餉を思い出す薪の煙が、あちこちからたなびく環境に戻ると嬉しいのだが。それもまた夢のような話なのかもしれない。

6月 07, 2022

何もないけど掛け流しのお湯がある

 
かつては、けっこうな頻度で書き込んでいたこの日記だが、古くは2000年に遡るので、もう22年ともなると、そりゃ、書き込む数も減るだろうし、FBにちょっとした愚痴や報告も出来る物だから、余程のことがない限り本来のブログに戻れないわけで、そういえば自前ブログサーバーが支那の攻撃で吹っ飛んで、数年分がなくなったものだから、躍起になって探し出しテキストだけでも保存したけれど、もう、それを整理する気力もなくて、丁度そのあたりだったか、某有名書店からこのブログを本にしないかと誘いがあり、半身乗り出したけど、なぁんだ、けっこう自腹切るのねと言うことで、丁重にお断りしたのも、ついこの間のような気がして、そんなことを思い出しながら、八甲田山中の電波がない秘湯に一泊二日だけれど、こもった物だから、何もないからこそ随分大脳を使うのだなということで、この久し振りのブログに筆が動いたわけだが、音と言えば雨の音と掛け流しの温泉の音、テレビはとりあえずあるけれど、付けてみると今更ながら、特にこういう場所では騒音以外の何物でもなく、騒音ではない時は、何かの意志の押し売りであることに、今更ながらはっとしたわけで、本来人という物は、こういう所でしんと静まる瞬間を大切にしながら、明日のことを色々考え、そしてその考えは膨らみ、ある意味の夢となり、それが実を結ぶためには何が必要なんだろうと、実に当たり前の事が、随分長い間忘れ去られていたことに、こういう何もない瞬間にふと思い出し、而して並行しながら全く別のことを考える余裕もまた、掛け流しの部屋付きの湯船に浸かり、ああ、そういえば小説を、Hanadaをと本を取り出し、あれあれ、この湯船では読めないじゃないかと、ふらふらと湯あたりしながら、久し振りに面白い小説に舌鼓を打てるこの時間さえ、何かさっきまで忘れていた。

雨の音と掛け流しの音だけ

ちなみに、この「。」のない小説的文章に初めて出会ったのは意外と楽しかったのに、なんか心がすさんでいた予備校時代。なんという作者かすら忘れたが、こういう本を借りた東武東上線「ときわ台」の図書館は覚えている(笑)。

なんていうどうでも良い事まで、すーっと思い出す、このお湯の不思議さなのでした。繰り返すが、電波というネット環境がないという幸福もあることを理解してほしいと、アナログではなくデジタルネットに訴える私。。(笑笑)

気は触れてません(笑)

5月 04, 2022

憲法記念日

 


憲法記念日を挟んで、以前のようなヒステリックな改憲反対はなくなったような気がするのは私だけだろうか。勿論、改憲することで不利益を感じる支那や朝鮮は、ありとあらゆる手を使い、工作員をマスコミは勿論政党や政治家に潜り込ませていることは、日本人なら当然気がつくだろう。改憲反対の人達って、日本人じゃないか、あるいは、日本人が心底嫌いな人達なんだ。立民など「国の暴走を防ぐには今の憲法が必要」と言い張るが、米国がそうしたかっただけで、我が国かこれから暴走するためのそもそもを教えてほしいものだ。今の憲法では誰かが死ななければ専守防衛は絶対に成り立たない9条とは「生け贄」憲法なのだと思うが如何か。

ここ3年、GWはほぼ家にいる。コロ助の所為もあるが、あえて人混みの中に出歩くのがおっくうなのだ。だから色々本を読んだりネットから情報を得たりしているが、昼のテレビもまた暇つぶしにはもってこいかもしれない。洗脳されないように「テレビは嘘つき」という前提で見ると、その背後にある無責任さと作り手の適当さ加減がよく見えてきて実に面白い。

ニュースがショウになって久しいが、ソースがここにしかない情報弱者には、ちょっと荷が重い「ウクライナ戦争」だろうか。まあ良くも(笑)降参しろとか、人身第一だからロシアの言うことを聞くべき、とか、第三次世界大戦を回避するためにはロシアに逆らうな、とか、日本人は本当にバカになっている。前述した改憲反対派の人達の今までの苦労が報われているのかしら??

日本が大東亜戦争で敗北してもなお、日本という国が今でも残っている最大の理由は「戦ったから」だと言うことを、お花畑の人達は理解していない。そして、日本は侵略戦争を仕掛けた独裁国家というレッテルを貼られているためか、ヒトラーとならんで酷かった国ベスト3に入るのだけれど、これとて、政府内にこの事を否定して世界に広めようという気概を持った人がいなかったからだけなので、戦勝国が歴史を作るという、まあ、エジプトの時代からそうだったが、そこを理解して否定しなければならないはず。日本という国を守らんが為の苦肉の開戦は私たちが理解すべき一番重要なポイントだ。これはウクライナとて同じではないのか?

数千年にわたる国体維持の我が国は、欧州の王でさえ跪く歴史であることを、日本国民に教えない我が国なのである。だから、アンケートで自国のために戦うと答えた若い人が僅か14%と言う驚く数字は、我が国の将来を暗示している。私は多分この若者達より先に死ぬのでなんとも複雑な思いなのです。

蹂躙されようが何されようが、生きていさいすれば、日本人としての矜持など捨てるという事に多くの人が同意しているわけだ。残念。


4月 14, 2022

口腔内細菌カウンター

 


今回の保険改定で新たに保険に導入された口腔細菌カウンター。当院では数年前から使用していたので、「ああ、ようやく導入されたか」と無償で行っていた物が承認されて安堵した。

しかしである。厚生局に届け出をしようとしたら、医療機器承認番号がないのでダメだという。メーカーに問い合わせると全く同じ物なのにである。役所仕事であるのはわかるが、何故なんだろう。繰り返すが、全く同じ仕様なのにもかかわらずだ。承認をとったYOSHIDAから購入した物以外はダメなのだ。

こういうおかしな既得権が医療の現場ではまかり通っている。理屈はわかるが大いに釈然としない。やれることも出来る事もやることも全く同じ機械なのである。承認番号をとった機械と何一つ変わらないのにである。これがもし僅かでも違うのなら諦めもするが、何故遡って認めないのだろう。あるいはメーカーから確認書をもらうとかね。問屋だけが美味い目を見る。そしてバージョンアップすらしていない。何らかのアップデートがある訳でも無い。保険導入に向けて消耗品をたくさん買っていたが今までと同じように無償で行うしかないか。

決まりを守ろうとする厚生局の言い分はわかるが、この融通のなさが例えばコロナの現場でのワクチンの大量廃棄とかシリンジの大量廃棄とか、行政の責任であることは間違いないのだが、同じロジックのような気がするわけだ。パナソニック(メーカー)が医療承認番号をとっていないだけで、おろし問屋のYOSHIDAが承認番号をとっていると言うだけの話で、現場は不都合以外の何者でもない。

いつになったら現場優先の医療体制になるんだろう。役所優先の医療であることは国家の保険である以上理解する。しかし・・なのである。まあ、ルールはルールと言われればそれまでなので、「これは介護の現場で使えるかも!」と先に目を付け現場で使っていた私がバカだったのだろう。。

4月 07, 2022

保険医やめれば良いだけだろ、(再度)

 当院副院長がTwitterで驚く発言を見たらしい。やり取りの中で、、、、

「先生のところは保険でNiTiファイルを使っているんですかぁ?」

だそうだ。????なのである。保険と自費の差別化のために、保険では手のファイル(ゲラゲラ)自費ではNiTiファイルを使うのだそうだ。病態で選択しているのではないところがミソ。

昨日私は上顎第2大臼歯で、超複雑に曲がりくねった根管をCTとマイクロとNiTiファイル加算でキチンと根充した。でも、95点かなぁ(笑)。。ちなみに全て保険で出来る。この先生はこういう時どうするんだろう??施設基準としてのマイクロ加算施設基準を持っていないのなら自費なのか?患者さんは厚生局でキチンとその診療所の施設基準一覧表を見て判断するべきだろう。それが賢い歯科医院の選択方法になるかもしれない。小綺麗な美辞麗句を並べたHPを信じてはいけないような気がする。(日本全国、、敵に回した(笑))

かつての私のブログで「保険医やめたら?」と罵倒(笑)された先生からクレームは来ていない。多分私の話が正論だからだろうか、あるいは戦いを好まないからだろうか(笑)ちなみに閲覧者数は相当な数になっているので皆関心はあるのかな?

http://dentalkuma.blogspot.com/2021/11/blog-post_24.html

しかし、、、お馬鹿ロジックは何も変わってはいない。だから、保険を否定し、しかしそれを担保に自費を進めるのは患者に対して失礼なのではないか?患者に「様」を付ける前に己を見つめ直すべきだ。自費治療は自費治療なのだ。

インプラントも、義歯をまともに作れないからインプラントを勧めるロジックもしかり。それぞれのメリットデメリットを評価する能力が欠けている上でのインプラントは災いの元になる。インプラントマネージメントだけではない。審美に対する患者のニーズに訴える理屈もしかり。患者ニーズとは歯科医師が作り出したものでアメリカンデンタルビジネスなのだ。某講演会で、ニーズを強調しそれに答えるスキルの獲得に関する原宿の某先生の考え方には大いに疑問を持ったものだ。全否定はしないが。

保険でキチンと診査診断してベストな処置を選択すれば赤字になるから保険はダメだというなら、保険医を返上するべきでしょ、、と言う私の考えは、30年程前、できたての雑誌アポロニアのインタビューで特集してもらったときから何も変わってはいない。そしてそうすることにより歯科医院が倒産するのなら、その明細を大々的に発表して保険診療評価の不備を世の中に訴える覚悟があるとその時発言した。保険だろうがなんだろうが、必要なことをキチンとやり、責任を持ち、患者とのコンセンサスを大切にすれば、あれやこれやとお祭りをしなくとも患者は来る。結果倒産するのなら、世に問う。この考え方間違っていますかね。

繰り返すが、NiTiファイルごときではあるが、「保険医やめれば良いだろうが」。生活がかかっているという意見もある。う〜ん、あなたの生活は患者に嘘をついて成り立つ生活なのか?そこをよく考えて頂きたい、倫理観ある人間として。

3月 04, 2022

私的脱「原発」脱「核」論

ある友人が言った。自動車事故で無くなる人が後を絶たないので、自動車は作るべきではない。たまにしか起きないが電車の事故は、しかし多くの人が亡くなるので電車は不要なのでは無いのか。飛行機に至っては事故ともなると悲惨を極める。飛行機など無くても良いのでは無いか。このロジックはそのまま、現在の脱原発の理論に当てはまる。いや、核という代物は人類が触れてはいけない神の領域で、未来に遺恨を残すのだからこれらのロジックは当てはまらないのだろうか。

いや、かつて内燃力学が提唱されたとき数多くの事故を経験した人類は内燃機関理論に対してこれは火神の領域で、必ずや未来に厳罰たる大きな負の遺産となると言っていた過去がある。確かに、当たらずとも遠からずではないか。パワーステーションを最初に作った西欧は、未来においてその主力が化石の火から核の火に移行すると予想だにしていなかったのだろうか。いや、その暗部をひたすら肯定するからこそ全てを克服する力を付けてきたのではないか?

私たちは人類の歴史の中で、核自体を歴史学者に預けることはなく、科学的でありながら政治学的にも利用してきている。なぜなら、人類が持つ全ての事案は明と暗があり、エネルギーもしかり。しかして、その絶妙なバランスを持って暗だけを前面に出して否定のみしてきた歴史はない。何かの利益ある事象は、いや利益とは公にとっても私にとってもであるが、必ずと言って良いほど暗部を持つ。その暗部をあらゆる角度から理解し克服することが未来の問題への担保となる事を実践してきた。


エネルギー環境問題で、SDGsやECOが未来を救うという明るい話の裏にある暗部もまた、すでに巨大利益に翻弄される現実を見れば、そもそもその暗部を深く知ることで方程式の不備を解くことが出来よう。この方程式に核エネルギーを当てはめたとき現在の脱原発論の空虚さが見えて来やしないだろうか。ましてや医師歯科医師であるなら反対するのは当然のごとくの感情論的主張のみでは、そのかたくななこその主張の先に現実として何が見えているのか。実はその未来に人は集まってこないと言う過去を知っているのではないか。暗部を否定のみしている。特に前提として、核に対して歴史的に積み重ねられた「嘘」「まやかし」「問題の先送り」「金と権力」「強制」を主題反論主張する方々に問いたい。過去の歴史で、他の事象でもそうではなかったことが人類史上一度でもあるのだろうか。解決不能の問題の背景には、その暗部の徹底した批判だけが一人歩きしているからなのではないだろうか。


スタンフォード型カンファレンスをしよう。それではダメダメなんだ、そんなことはやめなさい、、ではなく、こうすればもっと良いのではないか?へ。切り口と景色が変わるはずだ。


脱現発を理論的に時間的に現実の物とするために必要な方法とは?無知を罵りそれは成功するのか?民衆が偏向情報で大衆となる事を望むのか?あくまでも臨戦で徹底した抗議を行うのか?遺憾の連続か?私が何度も促すのは、明暗のバランスの承知である。


他のエネルギー問題では解決出来ない一面もまた脱原発論には隠れている。エネルギー安全保障問題だ。自国で必要なエネルギーは自国のみで生産可能か否かで状況は一変する。自国の平和を維持するために必要なエネルギーとは?維持するとは?


今まさに勃発したウクライナ戦争は、ブダペスト覚え書を反故にされた安全保障の「力」の問題だけではなく、EUにとってのかなり切羽詰まったエネルギー安全保障問題にも繋がる。総帥の気が触れているか否かは関係ない。最後の砦は核であろうと誰もが予想している安全保障なのだ。そしてそこをピンポイントで狙われたときの悲惨さが、人類史上最も残忍な結果になる事も暗部として理解しているからに他ならない。それを切り札としてプーチンは「勝者はない」と言う。原発を含む核問題の暗部を先に使われてしまった。


確かなのは「核」は途方もなく危険な暗部を持っていることを理解しながら使わざるを得ない現実に目をつぶる理解を無視してはいけない事なのではないだろうか。これが脱原発への確かな道のりとなると信じる。核のない世界を現実味のあるものにすると信じる。






2月 22, 2022

ウクライナの悲劇が次の日本にならないように

1991年、ソ連邦は崩壊した。ソ連邦の一部であったウクライナは、独立を果たした。この時、ウクライナ領内には約1900発の核弾頭が取り残されていた。ウクライナは独立国として、この核弾頭保持の意向を表明した。だが、ロシアはもちろんのこと、米国、英国が核拡散防止の観点からこれに強く反対した。

ウクライナに対し、核不拡散条約(NPT)への加盟と、核兵器の撤去が求められた。その条件として、「領土保全、政治的独立」に対する安全保障を3か国(米、英、ロ)が提供することで合意された。
これが「ブタペスト覚書」(1994.12.5)である。

フランス、支那はこの趣旨に賛同し、別々の書面で同様にウクライナに安全保障を提供した。国連の常任理事国がこぞってウクライナに対し、核兵器の撤去を条件に安全保障を約束したわけである。

しかし、、、、

国連がウクライナの領土の一体性を保障したにもかかわらず、2014年3月、クリミア半島はロシアに併合された。一夜にして「ブタペスト覚書」は反故にされ、国連はウクライナの領土保全を守れなかった。
(JBpress)

ロシアや支那のように「力」を信望している国が大国である限り、「力(核)」のない外交など、無力だと言うことが実証されているクリミアの悲劇だと思う。ウクライナに関して、日本のお花畑諸君は何故沈黙するのか?答えは、普段の思考回路が自己矛盾だと気がついているからだ。日本が外交問題で常に無力なのは、何を隠そう自国で自国を守るカードを持ち合わせていないからに他ならない。早期改憲は本当の日本人の悲願だ。