5月 29, 2023

ここは自由が丘なんだよ青森じゃないんだよ (その3)

亀谷の自由が丘本店
続きは??という何人かの(笑)リクエストにお応えして。。 

自由が丘の素敵な歯科医院から、心を壊して帰省しているDHの傷は、1ヶ月程経つ今も傷口は開いたままのようだ。これ、このKデンタル(仮)の院長、パワハラで訴えられるかもしれない腹はくくっているかな? メンタルクリニックから診断書が出たらアウトですよ。

さて、悪行三昧というのは、一気に明るみに出るだけじゃなく静かに表に出てくる場合があるので紹介しておこう。このオフィスの実話ですわ。

何曜日しか来れない、何時しか来れないという人は自費に繋がらないから切っても良いらしい。・・・・・そうなんですか、勉強になります。ちなみに自費に繋がらないと仕事やる意味ないんですかね。なんで自費専門で開業してないんですか??自由が丘近辺なら、保険医じゃない素晴らしい先生方沢山いるじゃないですか。

模型まで用意した自費説明で矯正・イプラント等の話が通じないと、そういう患者は金にならないとみるや、その後必要な治療もせずメンテナンスのみで管理するという(不良補綴、デンチャーが必要でも作らない、治療しない)・・・・・ッこれ、当院で東京から来ましたって言う患者で一番多いパターンなんだが、自由が丘あたりでもこういうプロトコルがあるんだろうか?? 私が診たとき「えっ?これで何のメンテをしているの?保険でね?ペリオの問題も手がついていない、補綴物最悪、義歯無いんですけど作らないの?衛生士さんはこのまま問題ありませんから大丈夫ですって言うんですけど、、って。で、あげくに、田舎に帰るのなら。青森とか酷い治療だから数ヶ月に一回こちらに来れるようなら都会なウチでメンテは続けた方が良いですよって言われたって。このパターンですね。なるほど納得です。そういう理由だったんですか。でも患者さんもメンテしてますっ!って胸を張ってるのがなんとも可哀想なんですわ。どんな歯科医院に行っていたんだよ。

患者からのクレーム電話には対応しない。これも結構多いらしいが、まあ、自由が丘あたりじゃ、ひどく自由な患者さんも多いだろうから、クレームも自由過ぎで、難儀するんでしょう(笑)。ウチに来たやはり東京からの患者さんで、とんでもない義歯が入っていたので、なんで先生に言わないの?何度も調整に行かなきゃダメでしょ?と言ったら、電話すると院長が出なくて逃げて歩くんですよと(笑)。これも同じ理屈ですね。だからこのオフィスも、大体奥さん(DH)かそのトラブル時に対応していたスタッフに対応させて、自分は対応しない。自分のミスは部下のミス!かっこいいぞ!例の件で院長と電話したいと言われても出ないのは、とりあえず自分は関係ないと自分に言い聞かせなきゃ(笑)という妄想が現実になっているだけなのかな?

この、すさまじい高ストレスの環境で、日々診療に明け暮れているこの自由な丘のKなクリニックの院長先生は大変でしょうな。そして、そんな院長に診療してもらっている患者さんも大変ですな。でもなんか沢山お金が払えれば大丈夫みたいですから。だからぁ、、保険医やめたら??

日本じゅうの秀逸な先生方はその解決方法を人事の所為にはしませんよ。自分の判断なんですから。だから、自分が想像以上に全てにおいて無能だと早く認識するべきですね。ここは自由が丘なんだという暗黙の上から目線が全てを物語っているんですよ。歯科でも能力の無い奴ほど、自分より弱いと感じた者を蔑み罵倒するわけで。

あ〜、言ってみようかなぁ、ここは八戸なんだよ。。。。。。うんと、、飯は抜群に美味いんだよ、自由が丘じゃないんだよ(爆)

(続く)



5月 22, 2023

ラーメンの値段で賑やかになるTwitter

 ラーメンの値段で色々意見があるようで、実に面白い。結論は出ないような気がするが。。。

食べかけジュネーブラーメン(笑)

ジュネーブで最近食べた高額ラーメンは、以前もここで紹介したが日本人大将で1杯2800円くらい。ビール飲んでやらなんやらで3000円は超す。まあ、向こうの人は1杯のラーメンでワインとお喋りで2時間ぐらい長っ尻だからそうなのかなと思っていたが、以外とこの長っ尻だとそれでも割に合わないらしく、時間制にしなければならないかもしれないと。これって、今の日本のデフレマインドからすると、とんでもない高額ラーメンと言うことに也、「じょうだんじゃねぇよ、そんなラーメン食えるか、高すぎだろ」と言うことになる。一体幾らが適正価格なんだろうと考えてしまうが、デフレラーメンが当たり前である限り、日本の経済は危機的なんだと思う。(ラーメン1杯指数??)


前回のブログの関連で行くと、、、ここはジュネーブなんだよ、八戸じゃないんだよ(笑)を理解しなければならないのだろうか?私が小学生低学年時代の昭和40年代初頭では、初めて親に連れて行ってもらったラーメン屋のラーメンは50円くらいだった記憶がある。お小遣いは2週に10円。数円の駄菓子を我慢してちょっとためるとラーメンをこっそり食べれた記憶が。大阪万博のあたり小学校高学年になっていたが、ラーメン300円くらい。なんと5年で6倍の値段になっていたわけだが、小遣いも毎週50円に値上がりして(笑)なんと10倍に跳ね上がった。もちろん年齢と関係があるけれど、仮面ライダースナックはカード付きで30円もした記憶がある。この経済成長の時、インフレは当たり前でその事に大人達が文句を言っていたかどうかはわからない。小一の頃なら、ほうれん草を買ってこいとお使いを頼まれて10円握って八百屋に行き、駄賃でおつりの5円をもらううれしさを覚えている。高学年ではほうれん草のお使いなんて行かなかったのでここに関してはよくわからない(笑)多分30円以上はしたはず。

昭和な支那そば

近年のラーメンの値段に移ろう。いや、ラーメンと言うよりも歯科治療における保険診療の推移が面白い。評価額で一番の伸びは歯内療法で昭和40年頃に比較すると25倍になっている。一方、レントゲン(デンタル撮影)に関しては驚く事なかれ1.25倍。世の中の経済成長は全くと言って良いほど反映されていないが何故だろうか。もっと詳しく知りたい先生方は個人メールをくださいませ。で、ラーメンはと言うと、私はあまり食べないので現状は何処が平均的なのかはわからないが、700円前後だろうか。色々トッピングをすれば1000円は超えるかもしれないが、ごく一般的な「ラーメン」だが。いつもラーメンを食べている小池さん(藤子不二雄漫画)がこの件には思いが深いかもしれない。2000円のラーメンの原価を言う方もいるだろうけど、ビジネスの鉄則の原価率を考えれば決して一概に評価は出来ないと思うのだが。私が学生時代過ごした横須賀のラーメン屋台は「支那そば」1杯500円。。。40年以上前なんですが。。

さて、ここは自由が丘なんだよ、青森のような田舎じゃないんだ。ラーメン1杯作るのにどれだけ経費がかかっていると思っているんだ。と言う理屈が正論だと思うのなら、自由が丘やめれば良い。田舎は完全に歯科医師不足です(笑)。何でもお手伝いしますから。と言うのが正論ではないが、田舎のラーメン屋はどうやら自由が丘ほどのサービスはしないのだろうか??

話がそれました(笑)。ラーメンは味が勝負で、3000円払って客が満足するならそれでいいし、700円で大丈夫だと店主が思えば、それでいいという訳では無いのですかね。ラーメン大国の山形やいかに(笑)。




5月 07, 2023

ここは自由が丘なんだよ、青森じゃないんだよ、(その2)を千代田区内幸町1−1−1で書く(笑)

 


青森の田舎の治療は自由が丘にはそぐわないらしい話の続きをここ千代田区で(笑)考察してみる。

実は20年ほど前からこの手の話は、首都圏の先生方やローカルな先生方から色々伺っている。皆言い分は同じで、田舎はquantityに恵まれているのでqualityに問題があるという指摘。逆に言うと都市部は患者数に恵まれていないから質を向上させるのだという。その理屈本当なのか?なんとなく正論に聞こえなくもないが、実際は違うのでは?じゃあ、田舎では適当な治療でスキルアップデートもせずそれなりの収入があるということなのだろうか。来てみてやってみると良いと思う。きっと患者から酷く痛い目に遭う。首都圏でも素晴らしいスキルと知識を持って患者に真の歯科医療を提供している多くの歯科医師を知っている。保険も自費も関係無しに。そして彼らは地方の話等微塵もしない。なぜなら全てにおいてプライドと自信があるからなのだと思う。

ここは自由が丘なんだよ、、と言う背景には、「大切な患者様に不快な思いをさせたのではないか?自由が丘の患者様はバカな青森の田舎の患者とは訳が違うんだ、どうしてくれる」と言うことで、診療スキルの問題ではない事がわかる。しかし根底にあるのは田舎に対する上から目線の馬鹿にした基本思考で、全てそこから始まっているのでは?

今朝、東京の地方紙を見ると、日本橋の義歯専門歯科医院の広告が載っていた。(大繁盛のインプラント専門歯科医院じゃなく(笑))私にして見れば??なのだが、義歯の問題すら解決出来ない歯科医師が多いのか、それともそんなカネにもならない仕事をまじめにする気がない歯科医院が多いのか、あるいはその隙を突いて自費の義歯に持って行くためなのか、その真意は不明だが実に面白く疑問なのだ。むしろ自費だろうが何だろうがそれで医院の経営が成り立つところに、首都圏の真の歯科治療の闇が広がっていると思って間違いない。そういえば私の過去のクリニカルブログで紹介した都内の先生のようにポンコツが跋扈していることも事実だろう。義歯すらまともに作れないのにIODとはこれいかに。そして驚くほど高額。こんな物にこの価格??

歯科医療は確かに、場所ではなく人なんだという結論になりそうだ。しかし、その問題の「人」の知識とスキルの不足を場所の所為にしているのではないか?もちろん田舎の歯科医師とて「田舎だから」というスキル不足の逃げ道を作っている人もいるだろう。首都圏なら家賃も高額、人件費も高額、什器歯科備品類は同じだとしても、それに関わる経費が何倍にもなる。だから保険診療では成り立たない、という方程式をわざと甘んじて受け入れて、自費に逃げて、そして地方を馬鹿にする。私に言わせれば、そもそもバカなの?かしら。アップデートして自費ならわかるが、保険じゃぁダメだからと自費に誘導し逃げる構図が最悪。

日本全国、まじめにキチンと治療してる地方の先生方はごまんといる。そのレベルもすさまじく高い場合もある。だから、自由が丘という場所を使って自分の不手際を地方の所為にするのは、誠に卑怯だと言わざるを得ないわけだ。かつてうちに来た研修医のライター曰く「地方の研修施設では最新の技術や知識に接することは出来ないから、首都圏の受け入れ施設を選んだ方が良い」だそうだ。多分真逆のことを言っていることに気がついていないな。というか、場所じゃないから。受け入れ先の指導医だから、問題は(笑)。

(続く)


5月 02, 2023

ここは自由が丘なんだよ、青森じゃないんだよ。(その1)

 現在11名いる当院の衛生士(以下DH)は高度な教育を受けさせている。勤務継続最大34年、30年代3名、中間、若手、分散というラインナップ。海外学会はもとより、国内の学会やセミナー。それよりも何より、自分たちで問題点を探して全体ミーティング時プレゼンをして、情報の共有はもちろん、不足ならスキルの共有も常に行ってきた。得意不得意も克服するように研修を重ねて、悪い部分を指摘するよりどうすればそうならず、どうすればもっと良いかを検討している。要は、スーパーDHを目標にしているのだ。やや不足しているのはコンサル主導型のホスピタリティか(笑)。それとて各々時間が解決するからコンサルなどいらないし、むしろ各自に任せている。そしてそれは不足ながらも患者の心をつかんでいる。


そんなウチの衛生士が、友人DHの誘いもあって東京は自由が丘の小綺麗なK歯科医院に移っていったのが1年半前だろうか。当院としては非常に痛手だったが、彼女の人生を、私たちがあれこれ指図するものでもないし、何より彼女が自分自身を別の見ず知らずの地域で挑戦させたいという向上心もあったのだろう。もちろん後ろ髪引かれるほど、活発で朗らかで、自分の意見をキチンと言える素晴らしいDHだからこそ、旅を経験するのも人生の糧になるだろうと送り出してあげた。帰ってくることは期待せずに。

そんな明朗快活だった素敵なDHが、先日帰国してきた(笑)。どうやら、日々最大級のハラスメントを受けていたが、じっと我慢する毎日に心が壊れたようだ。「K歯科医院をやめてきたんですよ。」そして心が崩壊するほどの精神的ダメージを受けているようだ。当院に復職する意志はあるようだが、あまりにも心がすさんで今はそれどころではないようだ。一体彼女に何があったのだろう。

自由が丘に行ってすぐに私に状況報告と言うか質問が来た。今、歯周病のレントゲンの読影をしなさいと言われ、勉強しているが、キチンと読影をして診査診断した結果と他の検査結果を院長に報告し治療指針を建てるのだそうだ。凄く難しいので色々教えてほしいと。院長に聞いたら?と言ったが、教えてくれないという。まあ、悪くはないが診断するのはドクターだから参考までにでしょう?と言ったら違うのだという。それならと彼女は勉強するが総合診断はなかなか難しい。何とか診断すると、今度は診断結果が違うとぼろくそに非難され、また、院長の診断や処置に疑問を持つと頭ごなしに否定されるという。だったら何のためのDH診断なんだろう。診断基準の説明などない。当院では、レントゲン診断から精密検査結果、その他検査の結果の診断は全てドクターが行う。日々患者に接して処置を行うDHの情報は重要なので、それを元に処置内容を変える診断もドクターだ。カンファレンスにDHを参加させるのは素晴らしいが、頭ごなしにボロクソ言うならはじめからいらないでしょ。ちなみに私は、DHに叱られた時(笑)が自分の反省点なんだとして最高に感謝している。DHが意見を言ったならそれを実現するために頑張れる。

で、そのボロクソ内容が、「あのねぇ、ここは自由が丘、青森のような田舎じゃないんだ」。「ここは何処だと思っているんだ」「一日100人来る歯医者で働いてたのに何でこんな事も出来ないんだ?」ハイ、私の琴線に触れました(笑)。

出た。東京の自由が丘の勘違い都会自慢歯科自慢。「保険ではやってられないから保険の患者の治療は適当でいいんだよ」実際治療の内容はDHのちくり(笑)だが、耳を疑う内容を聞いた。そして「自費の患者様が最優先」という相変わらずのロジックで、DHは脱力する。確かに自費患者のプライオリティが高いのは認めるしかし、保険患者は適当治療で良いとか意味が分からない。保険でキチンと出来ない奴が何で自費でキチンと出来るんだ?そして、私がいつも言う「なんで保険医をやめないのか?知らずに来る患者に失礼ではないのか?患者自身の保険で正しく治療を受ける権利は奪われていることに患者は気がつくべき。それをカモフラージュすることで自費診療の価値を上げるという卑怯さもさることながら、そんな奴にまともな医療倫理観さえある訳がない。こういうドクターは、全てのことにおいて自分に酷く自信がないので他者に八つ当たりするのが常だが、そうなんだろうなぁ。自由が丘の患者さんが可哀想だ、、と上から目線になってしまう。

まあ、自分が一番偉くて賢いと勘違いしている院長はごまんといるが、そうでなければ自分を誇示できないのだろう。可哀想な人達なんだが、それが他人へのハラスメントになる事は人として許せない。自分の不始末はDHの所為、DHの不始末はDHの所為。どっかで聞いたことある台詞(笑)。会社で偉くなるのとは訳が違うことが理解出来ていない。本当にこんな子供のような奴が偉そうにきれい事のHPでは、世界基準だ、必要なことを当たり前にだ、と、美辞麗句を並べている。良い時代だなぁ。

さてどうだろう、保険医をやめてくれないか。自称つまらない保険にしがみつくなよ。で、再建治療のそれを否定して自費に誘導するなよ。あっ、あるいは、うちに来て私の代わりにやってほしい。好きにしていいから。で、当院の今以上の臨床成績を残せるよね?(笑)自由が丘だもの。

(続く)


4月 28, 2023

ドイツって。。。。

 今秋、ベルリンのEAO参加のレジストをしたので、前回のベルリンが2000年だったものだから、昨今のドイツ事情はどうなんだろうと色々調べていた。ドイツと言えばエネルギー政策に特徴があるのだが、当時衝撃的だったのは、徹底した省エネで、車を止めたら駐車場に入るためのバーの前だろうが、赤の交差点だろうがアイドリング禁止。エンジンはオフ。ホテルの廊下の明かりは必要最小限の電気を付けるだけであとは蝋燭だったりとか、まあその徹底ぶりに驚いたものだ。2005年にハイデルベルクに行ったときも同じ。しかしその後、2010年にハンブルグを訪れた際は、真夜中まで煌々と街が光り輝き省エネは何処に?

ドイツは最大で17基の原発を稼働させ、エネルギー的にはある意味その困窮ぶりから脱却していたように思う。しかし、みどりの党の宿願だった全ての原発を廃止したメルケル氏以降、60年続いたドイツの原発の歴史に終止符が打たれる。歴史的な日だと騒ぐ環境左翼とは別に、これは既に政策とはかけ離れた宗教のように見えるのは私だけだろうか。

何故そう思うかと言えば、経済、物理、倫理など無視して突っ走っているように見えるからだ。此を世では「破壊」と言わないのだろうか。産業国ドイツはこの結果、実質失われた価値を計算すると3000億ユーロにもなるのだという。日本と同様、ドイツもまたここ20年経済成長は著しく悪い。安いロシアガスは入らない。高価なノルウェーガス。高価なLNG。あげくは石炭、褐炭などCO2排出ベスト3の化石燃料に総出の状態。矛盾してないか??結果、電気料金の値上げは日本の比ではない。各産業界は悲鳴を上げている。世界最大手の化学コンツエルンBASFは、とうとう支那に逃げた。出て行けない企業は潰れるのもやむなし。どうするドイツ?

再生エネルギーの計算も無視して突き進んだ宗教の結果、国土の2%に5万機以上の風車を建設し、風車の森計画。そして膨大な面積の太陽光パネルを設置する青写真では、仮に新しく通そうとする法案であるところの再生エネルギー80%以上等という計画が、国民の反発を買うことは必然ではなかろうか。大体、ショルツ首相は風車を毎日4〜5基建てるのだと、、wwwww。正気か?2035年からはガソリン車の登録は禁止。来年2024年からは新築家屋はガスや灯油の暖房装置はダメ。暖房に使う燃料は65%が再生エネルギーとか、正気か?

まあ、政権与党のみどりの党は、環境左翼であるがゆえにCO2が毒ガスであると言う前提で事を進める一方、石炭褐炭のような火力発電で何百万トンものCO2排出にはだんまりなのだ。国内でも異論は出てきており、環境左翼妄想に我慢できなくなったバイエルン州のゼーダー州首相は「ウチの原発は博物館じゃない、動かすぞ、破壊するんじゃない!」(笑)

今回のドイツの脱原発の裏には、マスコミの偏向報道も大きな理由にもなっているらしい。脱原発に関しての異論は全て葬られ、原発を擁護することは自然や安全を無視した、お金と物に目がくらんでいる人でなしだとか、右翼だとか批判され、まじめに話そうとしてもタブー視される風潮をマスコミが作った事実がある。まあ、島国日本では出来そうもない夢のような話をドイツに見習えとばかり騒ぐことで、国民がどれだけの不利益を得るのかキチンと計算し、国民がそれに耐えうるためにはどうすれば良いかまでプロトコルを作成するべきなのだが、いかんせん強進しなければ事は進まないと言う理由から、都合の悪いことはきれい事で覆い隠さなければならないのが現実なのだろうか。

日本もいずれ原発はなくなると仮定して、私もそう思うが、反原発のカルトな宗教観で政策を推し進めたドイツが今後どういう状況になるのか注視しなければならない。なぜなら私たちは、現在のエネルギーの恩恵を受けている毎日の生活を数百年前のインフラに戻る勇気はないはずだから。

ベルリンの学会でのドイツ調べが、とんだことになった(笑)。



4月 13, 2023

スーパーGPになりたくて、駆け込み寺(笑)

 開業して35年。開業当初から、何でも出来るスーパーGPになりたかった。歯科が面白くて仕方なかったし、それで大きな収入を得たかった。通常の歯科治療も90点、補綴もPRD分類ならクラスIVまで普通に。保険でフルマウスリコンストラクション。必要があればインプラント、必要があれば矯正。それが普通だと信じていた。だから必要なスキル習得のため何度も講習に伺った。知識は本を読みあさった。やらないのは悪性腫瘍をはじめとする全身麻酔下の口腔外科手術にしようと。一時期はそれさえも考えて歯科総合病院(先輩の熊本の伊藤先生が憧れ)構想もあったが。東洋医学や漢方も猛勉強して上海の中医学院の通信教育も。あれほど支那が嫌いなのに(笑)。だから、大概の診断は出来るし、手を付けられる。一時期はその辺の内科医以上に色々わかっていたつもりだった。口腔の健康は体の健康。葉を見て木を見て森を見て山を見る。山を見たら大地を想像し広がる空と宇宙を想像する。これが本当の医療だろう。

近年、新規開業の先生方が「これは私には出来ません」とあまりにも普通の治療を大学病院に送るケースが激増していると、某教授が嘆いていた。内容たるや普通のちょっと難しい部類のエンドやペリオ。じゃあ何をしているのかと言えば、保存修復のみで生計を立てているという。そしてそれを修復シペシャリストと自称するらしい。面白いか?その仕事?と思うのは私だけではないだろう。やや難しい治療に手を付けて訴訟を恐れている風でもないらしい。単純に知識とスキルが圧倒的に不足しているのだという。何故そうなった?まあ、国試の選抜試験が原因だろうなと想像はつく。教育に問題有りだろう。卒後何でもかんでもセミナー大はやり万歳だ。

さて、先月あたりから他院からの流れ患者が急増している。一番多いのが「この歯はもうダメだから抜いてインプラントしかありませんね」と言われ、セカンドオピニオンと言うか、もうそこには行かないから診断してください、、というやつ。。ちなみに全てエンドとペリオで問題解決出来た。もちろん保険診療で。中には出来ないのもあるけど、診断順番が違うでしょ。インプラントありきじゃない。インプラントは目的ではなく手段なのだ。

何だろうな、、、この言い回しは、米国発祥で(20年以上前から米国の学会の発表にて、ええっ??この歯抜いちゃうの??という特有の経営重視診断?あるいは訴訟回避診断?)首都圏の特有の物だと思っていたら、地方都市ですら、コンサル重視経営重視、診断技術はおいといてという歯科医院が増えた所為もあるかもしれない。

当たり前の義歯増歯、ウチでは出来ないのであと一ヶ月このままで。下顎フルなのに5歯しかないPDをあと1ヶ月使ってくれと言われて当院に。何とかする心意気さえあれば何とかなるケースでも出来ないからで済む? あるいは、5時5分過ぎたら、もう終わりですから診ることは出来ませんという歯科からいきなり流れてきて5時30分に当院に。うちだって5時までだが、痛いんですよと言われたら。まあ、その医院の気持ちはわかるが、ウチでは心意気で診る。そしてもちろん終わるのは遅くなる。

ちなみに最新データによると、米国のインプラント新規患者は激減しており、より審美性の高い、よりFantasticExcellentな、よりdigitalで簡便で早い、そして今までに比較して料金が安い、そんな物が選択されるようで、何ら過去の反省がないばかりか、トピック重視の歯科医院経営がまたまたクローズアップされているようだ。結果、我が国では米国帰りの日本人は洗脳されやらなくてもやっても10年経過後に何ら差がない「余計??な」手術が最先端とばかりにトピックとなる。否定はしないが。

まあ何にせよ、患者に向き合い寄り添えれば何でも良い。しかし、知識不足やスキル不足は遺憾ともし難い。不足していても患者優先順位が違うのか。まあ、と言うわけで、駆け込み寺状態の当院、、貧乏暇無しwwwwwww(T-T) 他院がうらやましい!? アポ外で来るのも沢山だからそりゃ、これだもの、Google評価低いわね(笑)



3月 24, 2023

歯科医療後進国日本?

 アマゾンから「歯科医療後進国日本」という本が紹介DMで来た。アマゾンベストセラーになっている。以前買った本の関連として「こう言うのは如何?」というDMなんだけれど。興味があったので、紹介内容を読んでみた。不正確な書評は、たとえこのブログだろうとおいそれとは書けないので、注文してみた。だからまだキチンと読んでない(笑)。目次を見ただけなのだがちょっと気になるので。目次はまさに正しいことばかりと思います。あぁ、もう書いてるか(笑)。

何十年も前からこれ(日本の歯科医療)は言われてきたことなのだが、いつも私が言っているように、「だったら保険医やめなよ」という結論。数年米国の恵まれ過ぎた環境で勉学してきた米国帰りの米国かぶれの歯科医師はごまんと居て、今でも商業誌などで最先端治療やチャンピオン症例を次々出している。全く否定はしないし素晴らしいことだと思う。イニシアチブを持って若い歯科医師達が感化されそれに続くことを、私はなんとも思わないし、むしろ素晴らしいと思う。確かに自分も若い頃はそうであったように、何とかそのスキルを学習したいと、せっせと東京や大阪に通った。その費用たるや、多分数年の米国留学費用どころではないだろうな(笑)。だから、可能なら保険医じゃないとかそうなりたいが、隣家のおじいやおばあになんて言おうか(笑)。

が、しかし、それを隣家の仲の良いリタイヤして何年も経つおじいに提供することは出来なかった。カネがかかるからだ。その時の自分の選択肢は、隣のおじいも、地方都市の企業の社長も、皆患者として同列に扱いたいと普通に思っていた。だからウチの診療室は、「居心地の良い、高級なものもある、街の居酒屋食堂」で良いと。この本の筆者の言いたいことは「高級フレンチ専門店」の話なんだろうなと、漠然と思う。

街の食堂の親父を馬鹿にしてはいけない。薄利多売でも、限りある素材で寝る間も惜しんで仕込みに入り、せっかく来てくれた客に美味しい物を提供しようとする姿勢と哲学を否定してはいけない。もちろん高級フレンチも否定してはいけない。極上の材料を使い、海外で長い間スキルを磨きそれ相応の対価を請求することに何の疑問もない。

この本では、それ(大衆食堂)を否定しているのではないだろうか。私がそう感じるその背景には「手仕事の医療」(秋本秀俊 著)という、昭和の混沌期に歯科医療を見世物ではなく医療システムとして皆保険に組み込むことに尽力した人々の努力と苦悩が書かれている本の存在だ。筆者にはこの本を是非一読していただきたい。国民皆保険と歯科医療をどう組み込むか、その根本にあった日本人としての思いと、見え隠れするGHQの亡霊を是非読み取ってから考察してほしいと思った。この本の昭和の時代ですら、米国帰りの自称最先端歯科医師の現状否定が実に面白い。

我が国の歯科医療を切る前に、欧米の歴史的な苦悩も理解しなければ、例えば米国の歯科医療難民3000万〜4000万人を理解は出来ないだろうし(米国のドクターは、何度いろんな先生に聞いてもこの問題はノーコメント)、米国の診療室の前で客引きをする「弁護士」の存在も是非紹介していただきたい。米国の歯科医療費の90%が、米国の所得上位10%で消費される現実も。

EAOでのディナーパーティー。ルクセンブルクのインプラントおたくのドクターに、さんざん症例写真を見せつけられた後、他の治療の話になり、日本の歯科医療システムを教えたら目を見張り「素晴らしい!」と。所得格差を気にしない歯科医療の提供など、思いもつかないと。その時同席していたブラジルのドクターも同じ。スイスのドクターは、、国民が皆お金持ちなので興味なし(笑)。そして、ただし問題は、いかにそのシステムを向上させていくかの保険力やイニシアチブをとるドクターが、全体を考えるのか個人を考えるのかという話。実に面白かった。

私は、臨床37年、今でも思うのだが、米国の最先端の高額な治療を、何故国家の歯科医療政策に落とし込む先生がいなかったのか。この先生達はせこいんだろうなぁと思った時期も(笑)。一世を風靡したインフルエンサーたる先生方皆、肝心の未来に向けた国家的歯科医療システム構築に一ミリも関与していない現実。相互扶助という米国人の思いもつかないと言うか、絶対無理だと考えた皆保険(米国が日本に向けた試験運用だったんだけどね)に還元できなかったのか。

だから、日本の歯科医療を後進国だと言うのは40年言われ続けているわけで、新しいことではない。根本解決は、もう一度言うが「保険医をやめれば良いだけの話」という単純な話で。筆者が歯科医療後進国だと思っているのならなおさら。個人としての歯科では夢のような仕事でも、国家感としての米国の歯科医療システムは失敗しているのでは?米国医療はビジネスなんだもの。そして、もちろん、我が国は想像以上に自由なんですから。。。

あっ、保険医をやめない理由として、保険歯科医療(特に再建治療)を否定して自費を入れるという卑怯者は論外です(笑)。


3月 17, 2023

S国、、、Free, but a country like North Korea.(笑)

 3泊4日で何度目かのS国。今回はもっと内側からこの国を考察することにした。歩き回った距離は5〜6キロ。同級生がここで開業しているのだが、もし私がチャンスがあってもこの国は選ばないかな。しかし、経済は圧倒的に上だろう。人々の勢いがまるで違うような気がするのだが。これからこの国で一旗揚げようとする人、もしくはリタイヤ永住し見ようかな?な人は少し参考になるかも。


以下、SGP人から直接聞いたのだが。。。国土は東西に僅か43キロほどで自転車で日帰り往復可能。南北では23キロほど。これはほぼ私の街八戸と同じ広さなのだが、この狭い中に700万人近くが住んでいる。当然土地は殆どが国有地で、狭い国土に多くの人間が住まなければならないから建物は上に伸びるしかない。外国人の不動産売買は基本的には禁止されている。国が管理している賃貸住宅(殆どないが)は本当に貧しい人向けで月2万円程。一般的なマンションは安いのでは5000万程からあるが通常は安くて1億だが高ければ3億ぐらいが一番多いらしい。車の台数も制限されているので簡単には買えない。買う場合新車だろうが中古だろうが200パーセントの税金がかかる(購買目的によって違う)。デンマークのような家屋景観税(窓からの景色が良いとプラスされる)がないだけでもマシかもしれない。初任給をもらった時点で年金徴収がない代わりに強制的に20%天引きされ(税金とは別)強制預金させられる。これは法律で決まっている。リタイヤ時に預金は何に使ってもかまわない。途中で医療費として使うことも許される。基本的に相互扶助という考えはないので、基金を元に様々なパブリックな資金運用はないと思って間違いはない。私の金は私の金、、と言う考えが根本。1960年に出来た新しい国であることは承知だろうが、そのオリジンは東インド会社関連での海峡の船の通行税と水食糧の供給、そして飲食と船員相手の娼館での莫大な富をファウンデーションにしていた。

地政学的に非常に重要な港として発達してきた歴史は良書に譲るとして、実はこの国の非常に細かい「チクリ」法に注目したい。この国にはグリーンが非常に多く、在来種のみならず船で渡ってきた全ての大陸の植物が生息している。植物あるところに通常は多くの昆虫が生息するが、代表的な「蠅」「蚊」やその親戚筋は全く見ることがない。かなりの殺虫剤をまき、衛生管理は法で徹底している。ある日、玄関をノックされて出てみると政府の職員が抜き打ちでベランダの植物やその周囲の衛生管理、、例えば植木鉢の受け皿に水がたまっているとか、、をチェックする。基準にそぐわなければ高額の罰金が待っている。何故そこに取締官が来るのかと言えば「誰かのチクリ」と言うことになる。北の将軍様の国とあまり変わりは無いような気がする。監視カメラの数も尋常ではない。街にゴミを捨てる人、喫煙所以外でタバコを吸う人、ガムを噛んでいる人、景観を悪くする人、決められた枠から少しでもはみ出そう物なら、監視カメラとチクリであっという間に摘発されるのだ。

そんな社会でも、皆活気にあふれているのは、規律ある自由があると考えているかららしい。物価も酷く高いし、ラーメン指数で言うなら一杯3000円ほどだろうか。卵は6個で1000円。スーパーで簡単なお刺身セット3500円(笑)。マグロのさくで赤身4000円、牛乳(全て輸入)1リッター1000円ほど。何せ食糧の自給率は1割ほどもないからだろうか。しかし、金融と観光にかける意気込みはドバイにも負けてはいないだろう。何もない小さな漁村からスタートした国だからこそのエネルギーはひしひしと伝わってくるのだが。。。。いやぁ、、兎に角、暑いんだもの、私はそれだけで、まあ、めげる(笑)。

どうですか、これで見聞きした全てではないですが、ちょっとは参考になりましたか?知ってる人は知ってるS国事情でした。。


3月 14, 2023

毎度の季節の催し

 この時期は、ケルンのIDSかAO(米国のインプラント学会)の時期で、たいがいかぶるので、つわのもドクターは、例えばタラちゃん(人伝え)とか、ケルンの後にAOに来たりする。私はそんな大それた事は出来ないので、毎年どちらかに絞るんだけれど、この3年コロ助のおかげでどうにも居所が悪かった。

と言うことで、今年はケルンはドイツがウクライナに戦車を供給するので、きな臭いが為にフェニックスのAOにしようと思ったけれど、バイデン政権ではいつやばいことが起こらないと限らないので、憧れのフェニックスもパスした。

じゃあ、せっかく去年から休みを取っていたんで何処に行こうかと考えるのだけれど、なんか正直、、、、勉強するのに海外行くのが段々面倒になってきている。開業して34年。国内の学会はもとより海外の学会に積極的に参加して見聞を広めてきた。海外学会は年間3〜4回。恵まれた環境なので、感謝しかないが。。そこで見聞きした情報はリアルタイムで地元勉強会に還元した。これは凄いことなんだと気がつく先生は気がつく。だって、商業誌に紹介されるのは半年くらい後だから。で、だから私が何か得するかと言えば何も無いものだから、商業誌で活躍する先生方は「もったいない」というのですが。。。。用は早い情報を集めて紹介すれば金になるという話。ごめんなさい。元々お金を持っているグループではないので興味ないです(笑)。

海外の学会はいろんな先生方と知り合いになるから楽しいのですが、某先生方は著名な先生と知り合いになる事が目的だったりしますね。いやいや、そうじゃないですね。世界の日常歯科臨床を仕入れるのが目的ではないですかね。偉い先生方のチャンピオン症例を見ても、それが毎日の臨床に降りてくることはとてもまれです。日本独自のルールもありますしね。だから、偉い先生方のそこから外れている臨床家にとても興味があるんです。

若い先生方に提案です。日銭を切ってでも世界の状況に触れましょう。特に懇親会は重要です(笑)。酔うと本音が出ますから、ここ最重要ですよ。。



3月 01, 2023

多分FB版シャドウバンを食らっているワシの投稿(笑)

 ここ1年ぐらいの自分の投稿やブログ内容への閲覧者数を見ると、FBが勝手に選別している節が多々見受けられる。立民や共産党の考察だとか、大陸や半島の考察(笑)など、あるいは現与党の大陸寄り発言に対しての考察だとか、普段より極端に少ないアクションで、他の人が見ることの出来る友達タイムラインにはまず出てこない。一方、どうでも良いどっかの店の食い物だとか、皆で楽しくミーティングや懇親会などとても沢山のマークがつく。それだけ多くの友達の目に触れている(笑)。多分このブログの書き込み内容もFBで紹介してもFB友達には殆ど紹介されないだろう。

ということで、全くそんなことはなかった頃の書き込みを読み返して思ったのだが、大陸や半島や反日に関する国内の動きや医療問題も含めて、この30年殆ど何も変わっていないことに気がつく。左翼は反対運動が一定の資金源になっているから絶対に引かないし、そこに気を遣ってある程度の票を獲得する与党の構図も変わっていない。大きく変わった政治的背景は、安倍氏の亡くなった後の与党自民党の迷走と為体だろうか。媚中外交も酷い状況になっている。我が国のために期待する高市氏や小野田氏や青山氏の勢いも、何か目に見えない正体にやはり気を遣っているようだが、この構図を打破しようとする政治家は政治家生命を絶たれるのだろう。

昔、大上段でかまえてメンを繰り出す政治家に期待したが、ドンドン消えて行ってしまう。マスコミも大衆も水面下での動きは嫌いなはずなのに、特に新聞や地上波テレビなど、物を売っている以上売れてなんぼ。だから大衆の動きに敏感になり、売れるか売れないかで言えばゴシップの方が大衆受けするから、現状にネガティブな方を選んでいるだけだろう。置き去りにされている庶民なのだ。

なので、政治感覚で庶民を味方にするべく大衆を生み出すことが売れる。だから、麻生氏などはっきり物言う政治家がネットアンケートでは辞めてほしい政治家1位になったりする。「アベガー」一族の方々も同じロジックだったと思う。政治生命をかけて一言言うと、関係のないゴシップで揚げ足をとられ事実とは異なる発言の切り取り作業で葬られることに抵抗する気概ある政治家が消えてきた。

私自身も60も半ばにさしかかり、あと何年何十年生きていくのだろうかという昔では到底考えていなかった事を考えるに、今更どうにも出来ないのなら「まあ、良いか、めんどくさい」となって、他を批判する事などおこがましくもなる。しかし、まだ余力があるのなら、できる限りのことをするべきなのかなとも思うが。大ベストセラー「安倍晋三回顧録」で、もう一度反日サヨクを中心とした我が国に巣くっている何者かを考察しようかと思う。それが理解出来れば、学校の勉強はすこぶる良いが多分社会的にバカだと思われる官僚の思うがままになっている歯科医療制度も、何とか軌道修正の参考にでもなるような考察も出来るのだろうか。