11月 21, 2022

夢の話、、、続き

 前回、犬の話をした。その記憶をもう少したどってみたい。犬の記憶と言うより、犬の見た景色の記憶だろうか。数年前ソレントの学会の帰り、突然何かに誘われる波が来て、ナポリに一泊して船でプローチダ島まで訪ねてみた。映画イルポスティーノの舞台になった島なのだ。何故?そう、引かれ誘われるように、訪れた。この映画が心底好きだったわけでもない。とても良い映画だが撮影地を訪れるほどのマニアではない。イタリアナポリ湾だけれど地中海の匂い。港では漁師達が漁網の修繕にいそしんでいる。その上に茶色の犬が鎮座して私を凝視する。私のことを知っているのか?と言う感覚は、その場にいる当事者でなければわからないかもしれない。彼は私を知っている。確実に私はここに誘われたと実感する。数百年の時を超えている。

10年ほど前までウチにはデカい犬がいた。彼は6匹の子犬の中からウチの息子達が選んで持って来たもらい犬。ゴールデンレトリバーで正式な血統名はジョセフィーヌという。俗名ロビン。来てすぐはバカ犬だったが1年ほど幼稚園のような所に通わせたらやたらと賢くなって助かった物だった。その彼がある日夢に出てきた。彼は昔私の飼い主だったという。人と犬の関係を前回話をした深層催眠の彼が多くの人の深層催眠でわかったことがあると言っていた。飼い主に対して、飼い犬や飼い猫はかつての主人であると。ウチの犬はかつての優しい飼い主だった。だから私は飼い犬だったと夢の中で見た。そして、彼とは代えがたい貴重な記憶を10年以上共有させてもらい、この上ない幸せな時間を過ごさせてもらったわけで、それはその昔逆の関係だったからなのだという。当然、虐待された犬猫は生まれ変わって飼い主だった犬猫を虐待するのだという。実に面白い。

プローチダ島で会った彼とは話はしていない。彼は私の飼い主ではないから知っているだけの関係だったのか。やはり私は地中海を中心にしたエリアでその昔犬として生きてきたのかもしれない。不思議な夢の話はまだある、高校時代の北朝鮮「拉致」事件。

続く

11月 17, 2022

夢の話、、

かなり前にブログかFBで紹介したことがあると思うが、昨夜この夢をまた見たので備忘録。 

小学校に入る前だろうか。いつも同じ夢を見ていた。石畳の岸壁から出港する大きな帆船を見送っていた。帆船の後部が多分船長室のようになっている、映画グーニーズで見る海賊船のような帆船だ。遠くに行くまで見送っていた。そして目線がとても低い。子供なのか、いや、動物なのかな、犬目線だろうな。見えなくなると、とぼとぼと岸壁にならんだ石造りの家々の間の石畳路地を抜け、右に曲がると小さな教会があり、その入り口に座っていた。とても腹が減っている。

この夢を何度も何度も繰り返し見ていた。

私の初めての海外旅行は、飛行機に24時間乗って到着したアテネだった。27歳の時だ。せっかくだからとエーゲ海クルーズに申し込んだ。日帰りクルーズなので近場の島々を回る。その中で立ち寄ったイドラ島という島に上陸。背筋に何かが走った記憶がある。今から36年前だからまだ近代化の波は押し寄せていない小さな島なのだが、桟橋をおりて石畳を散歩していたとき急に何かの記憶がよみがえった。そう、子供の頃夢で見ていた景色なのではないか。高鳴る心臓の鼓動を押さえ裏路地に向かう。右に曲がる小さな路地を進むとなんと教会があるではないか。今だからこそGooglemapで調べられるのだが、その教会は「Dormition of the Mother of Lord Hydra Orthodox Cathedral Church」と言うらしい。新しく大きく建て替えられた?ものの数百年の歴史ある教会のようだから記憶と一致するかもしれない。ただし私の夢の中では貧相な小さな教会だったので感覚は違うのだろう。そしてそれだけではなかった。路地という路地、記憶と地図が一致する。ここを曲がれば道が二股に分かれてとか、ここをまっすぐ行くと山の方に向かうとか、この角を曲がると行き止まりとか、それはそれは驚いたものだった。

誰しも、こういう経験は少なからずあると思う。しかし、デジャブとは違う夢の記憶なのだからなんとも不思議な思いなのだ。30年ほど前、ウチで導入した医療機器のエンジニアが実は深層催眠が専門職で、やってもらったことがある。真偽はさておき、私は生前、支那で鉄道工夫として働いており、理不尽な不慮の事故で死んだのだそうだ。なるほど支那が大嫌いなわけだなと思った。これは比較的新しい過去であり、掘り下げて行くとそのまた昔は犬だったとも言われた。なぜなら深層催眠が深くなるにつれ、犬のように唸るかららしい。合点がいく。犬だった。工作員のような狗ではないので。かつて大はやりした江原何とかなら、ヨーロッパの貴族でとか何とか良い感じの生前を言ってくれたかもしれないが、実に犬なのである。

続く



11月 03, 2022

プレゼンkeynote作っていたのだが、、、

歯科医師会関連で、青森県介護支援専門委員会からの要請と言うことで、介護と口腔ケアと介護保険の通所と在宅の機能向上加算のケアマネ向けプレゼンをちょびちょび作っている。50名定員だそうだ。満席になりますから、、だそうだ。それはまだ時間があるから追々。自分の座右の銘を忘れずに。座右の銘は「明日出来る事は明日やる」という脱力な(笑)。

もちろん色々調べ物をしなきゃならないので 、あちこち見て回ったり本を読んだり。今日のような天気の悪い休みは、朝からのJアラートを覗けば(将軍様は今日のミサイル連発で、日本円で100億円使ったそうだ。金持ちなのか?)こういう日に色々調べたりするのが都合が良い。余談だが、講演も何度か聴いた菊谷先生ってホント凄いな!

で、、唐突だが、私の琴線に触れる言葉に遭遇した。「患者に対するサービスの意味を履違え、患者さんの歓心を買う為の治療と毎日をせっせとセミナーで修得すると言う事は、「患者様」と呼ぶその後ろにあざとい商人が影で笑う」・・・・・ナイス。

かつてのドベタダメダメ歯科医師が、この10年で何億稼ぐようになったのは、今まで知らなかった組織作りとメンタルとスタッフのモチベーションと患者ニーズの創作とそれに対する答えだと、講演して歩いている先生も、後ろのコンサルに首根っこを捕まれて、自己啓発セミナーのごとく大金を払い続け(壺は買ってないと思う)歯科医学的なスキルは置いといても、数億稼ぐ結果は結果と言い抜ける根性。凄い。患者は何処に?コンサルいなかったら、自分のダメさ加減を吹聴して歩きます??否定はしてません。頑張っていただきた。い。ちなみに黙っていてもそれぐらい稼いでいる先生方はごまんといますね。何でですかね(笑)。

いっときますが、稼ぎが悪くて(いろんな理由で患者に嫌われて)あえいでいる先生方は、もう10年もすれば世の中が変わるくらい歯科医師数は激減しますから大丈夫ですよ。かつての歯科ネガキャンで、昼休みあんパン一つ食って盛られまくった年収250万は大嘘で、仕事シリーズ最新統計では歯科医師9位平均700万位だったかな。それももうすぐ医師の1200万位をドンドン抜きます。しかし、どんなに歯科医師が減っても、不器用でダメな奴はダメでしょう(笑)。勉強もしないで適当なことしている歯科医師は激減したらしいので、これからの歯科医療は個人レベルでは問題ないのです。ただし患者さんは大変になるかも。だから今のうちにあらゆる予防にもっとドンドン関心を持つべし。

しかし、パブリックな健診事業等では、数的に相当難しくなるはずですから、それ相応の医師並みの手当を用意しないと自分ちが大忙しなのに行けない可能性も出てきますな。で、医師並みの手当と言いましたが、この辺が医師法と違う歯科医師法のやっつけ作成感が強くて、なんともはや。確かに勉強いまいちで医学部落ちて、しょうが無いからと歯学部合格したりするから、歯科は常に医師が上から目線で話すのは仕方ないのだろうけど、歯科医師になりたくて選択した人も多いはず。専門プロとしては対等なはず。いや、医師コンプレックス持ってる歯科医師はちょっと難しい(笑)か。なんか自分は元々そんなに国試前では勉強が好きじゃなかったからこんな感じで過ごせて幸せかも。で、趣味の一つが歯科だと気がついたのは臨床始めて2年目くらい。今は亡き近藤先生に教わった。32年も経つ。そりゃ色々覚えるわね(笑)。

10月 31, 2022

忘れてた(笑)

 考えてみると、3年前までは何処か学会に出席すると大概はブログでその考察をカキコしていた。が、、今回のジュネーブEAOは総括を忘れていた。と言うことで考察。

本当に久し振りの海外学会だったんですが、飛行機はアラスカ廻りで15時間近くかかってロンドンヒースロー空港。僅かな時間で乗り換えてジュネーブに。ここで気がつくのは、ヒースローに到着して、マスクな人は日本人だけと気がついた。むしろマスクな自分がちょっと恥ずかしい感じ。第何波が来ようが、もうマスクの有効性なんて誰も信じていない感じ。自由主義国家では日本だけがガラパゴス的だと強く感じるのです。

EAOスタートの三日前からジュネーブに入り、初日はジェットラグ解消のためにジュネーブ散歩。あいにくの雨模様だが、連れの次男の奥さんドクターNNは異常な晴れ女だと自負している。確かにさっきまでぱらついていた雨は、道すがら止むのだ(笑)。傘を持ってホテルを出たが全く必要なかった。ベタなジュネーブ観光をしながらあまり美味しいわけでは無い昼食。まあ、フォンデュだがハズレでは無い。パスタはなんかスイスの山の上で食べるのびのびしたパスタで、まずいわね(笑)。

翌日は次男の故郷ともいえるLausanneとSaanen-GstaadまでMontreux経由でゴールデンパスに乗って卒業した中学や高校やフランス語学校に。こっちもしょっちゅう連れて行ったり迎えに行っていたからとてもとても懐かしかったのでした。でも天気がくすぶりせっかくのスイスな町並みや山並みは雲にかすむのでした。勿論雨はこらえたけど(笑)

次の日は、都城のジュネーブ大学に留学していた田中先生のお計らいでジュネーブ大学の歯学部見学。これはまた、面白かった。この話は後でまとめて紹介と考察ですな。


さて、やっとEAO。朝から期待していたレクチャーは、実は期待外れでガッカリ物ばかりなのでした。絶対あるだろうと思ったグルンダー先生の話は今回はなし。ものすごく期待していたジュネーブ大学のIrena先生のライブ(笑)も殆ど無し。まあ、チェアマンだからね。アイルランドEAOの講義でものすごく面白かったから。いつも思うのだが、自分のおかれている立ち位置を確認する目的も大いにあるEAO等のミーティング。真新しいことは特に感じないけれど、レクチャーの先生方の入れ替わりには感心した。そしてEAOの最大の特徴は(私の勝手な意見)社会性とインプラント。方や、米国のAOの特徴は「私が一番」と思う個人の自慢とインプラント。EAOは哲学的。AOは技術的。こんな感想はいつもある。

今回、前回のポルトより、より若手の精力的な先生方が、例えばデジタルをファウンデーションに様々な取り組みをしたり考えたり。そういえば、かなり多くのメモがあるので(皆写メだろうけど(笑)私はメモる、、)整理すると言うより備忘するためにね。

ちょっと気がついたのだけれど、各社ブースを見て回って、なんか知らない聞いたこともないメーカーが凄い沢山増えたような気がする。シンガポールに行った佐久間先生も感じたようだが、なんか、ノーベルアクティブのコピーの様な形態が凄い増えているのは同じ感想。まあ、こう言うのがこれからのトレンドになるならそれはそれでいいのかな。

この先私がインプラントをあとどれ位やって、あとどれ位面倒を見続けられるのかを考えたとき、今回のインプラント学会で結構刺激を受けた次男夫婦が、私の後をキチンと引き受けてくれそうなことが、今でも新しいインプラントや施術にちょっと興味を持ち続ける私の救いなのかもしれない。そうでなければ、記憶障害とか出てきている自分では(笑)このまま続けても患者さんに迷惑をかける事になりかねないから、本来ならもう少しずつフェードアウトの準備に入らなければならないのでしょうけどね。



10月 25, 2022

歯科医師がいない

 最近、歯科医師法改正の為に何が出来るかという仕事をしている。一般の人はわからないかもしれないが、私たち歯科医師は法的な担保が非常に希薄な医師なのだ。110年前の歯科医師法に拘束され、現代歯科にマッチする医科歯科連携に必要な知識とスキルは、厚労省の官僚の手の内で踊らされている現実があるのだが、まあそれはおいておこう。これから少しずつこの話をしていこうかなと思う。FBだけでは不十分だろう(笑)。

様々な資料をつらつら見る機会が以前より増えた。で、その中で気がつくことがある。2025年以降歯科医師はドンドン減ってくるのでは?という現実だろう。昨年の厚労省のデータでは、私や王林ちゃんが愛する青森県は、全国ワーストワン。なにが?歯科医師の数です。10万人あたりの歯科医師は青森県では50人ちょっと。一番多い東京で120人ちょっと。確かに人口から行けば、青森129万人、東京1400万人。東京が多いと言うよりは、青森の少なさが確かに際立つ。

そして加えて、現在、歯科医師の平均年齢は54歳で右肩上がり。既に歯科医師の3人に1人が60歳以上となっており、開業歯科医に限定すれば平均年齢が60歳を超えている。うち約9割が「後継者なし」の状況と言われており、安定的な歯科医療の提供体制が揺らぐ可能性がある。これは地方都市ではとても深刻な問題で、行政とタイアップする様々な歯科事業が出来なくなる可能性も出てくるのだ。ここに加えて来年山田参議院議員が提出するだろう「国民総歯科検診」事業も、素晴らしいのだけれどやり手がいなくなってしまうのだ。

歯科医師数自体は2025年頃から減少し、15年後には全国平均で人口10万対で63.5人(1994年の水準+今の青森県(笑))になるという推計をするコンサルも出てきて、歯科コンサルビジネスチャンス(笑)。そして女性歯科医師の今よりの増加では、そのライフイベントを考えればさらに少なくなるのでは無いかしら。いや、歯科医師ではない旦那が子育てと主婦をすれば良いだけなのだが。。。


さて、暫くFBの所為にしてサボっていたブログだが、業界人には面白いネタが増えたので、歯科医師の法的な綱渡り診療を是非紹介していこうかと思う(笑)。



9月 08, 2022

日本人が本物のバカだと世界に知らしめる国葬反対運動

 安倍晋三元首相の国葬(国葬儀)に関する衆院議院運営委員会の閉会中審査を昼休みチラ見していたが、首相の歯切れの悪さがなんとももどかしい。「さっきから違うと言っているじゃないですか!」とか「多くの国民がと言うがどれだけの国民なんですか?」とか、「法的に問題ないと何度言わせれば気が済むのか?」とか、、何度もそういうタイミングがあったのだが、そこまで言うには麻生氏の根性が必要か?だから歯切れが悪い。誰かに気を遣っている。優しいから後で困るかもしれない。

とても不思議なのは、世界的にも日本でも、内外からこれだけ素晴らしい評価を受け、優れた功績のあった首相がテロに倒れ、その原因はもとより警備体制の不備など徹底した検証を元にこれからの体制を構築していかなければならないのに、犯人に寄り添い犯人の人権ばかりを擁護し、元首相の人権は蔑ろにして、あげくに死者を冒涜し、統一教会がぁ〜、アベガァ〜と集団ヒステリーと魔女狩りに翻弄するマスコミのごとくの野党の質問は、どう考えてもおかしくないだろうか?だから政権が取れないと猛省した方が良い。あ、共産党は別。暴力革命が党是だもの。

何かマスゴミや、国葬反対派は、自分たちの正義?とおぼしき主張に酔っているだけで、この国の未来に対してのビジョンなど一ミリも持ち合わせていないようだ。その証拠に、過去の安倍氏の功績を評価することが出来ない、いや、しようとしない頭脳なのである。反対や批判は楽なのだ。なぜならその時点で議論が終わるから。後は騒ぐだけ。どうすればより良い状況になるかと考えるのは議論が進み問題が解決するのだが。野党にそんな頭は無いような気がする。あぁ、保団連もそうだな。

だから、そんな頭では、せいぜい、保身のためなのか犯人の謎のリークを先にした奈良県警の思うつぼとなり、マスコミはこぞって彼の生い立ちを追いかけ同情する。糾弾すべきは生い立ちではない。ましてや、その背後にいた統一教会などどうでもいい話。背後からのテロに屈した奈良県警の警備体制とその直轄の命令不備なのだ。司法解剖も奈良県警の結果と和歌山医大の結果が食い違う理由は何なのか、そちらの究明こそ何百倍も重要なのではないのか?
モリカケでうまみを知った反日マスコミは、今度もまた新興宗教枠でマスコミを使い誘導する。そもそも元がどうでもいいほぼ作り話なのだから同じ理屈で動いている。しかし、それに飛びつく大衆という情弱者が大勢居るのでうまみのあるビジネスが成り立っているのだろう。ポリシーなど微塵も無い。

しかし、どんな理由があろうが、人殺しは人殺しなのだ、、、と当たり前のことを言わせない今の世なのだ。減刑を望む署名とか、他の殺人者でそういう事例はあるのか?まあ、中には情状酌量の、のっぴきならない動機という物があることもあろうが、今回のケースでは話にならない。
頭がおかしい悲惨な生い立ちの人間が、殺人を犯しても、犯人の人権だけが一人歩きし被害者の人権は無視するこう言う世の中はおかしいでしょ。死刑反対弁護士が、自分たちに酔っている構図と全く同じかな。このままでは民主主義は死んでしまうと彼らは騒ぐが、???、テロを許す社会こそ民主主義の崩壊では無いのか??

上野元東大教授、国葬やめろと裁判起こす。国葬やるなら私は支那に移住すると。あははは、どうぞ後勝手に。あなたがいることでこの国がどうなるのか、あるいはその逆も予想できないらしい。反対している人達って、、やはり、勉強は出来るが、実は頭が悪い人達なんだ。

8月 09, 2022

患者が流れてきた、、まあウチから行くケースもあるだろうけど

 


日本全国の限られた歯科医院には、THPなるトータルヘルスプログラムというシステムがあるらしく、(まあ、以前からあり、違う名前で公正取引委員会から注意勧告を受けていた物と同じかな)。北欧式とかあるが、北欧の大学の論文をあらかた調べたが見つけられなかった。全国、何何県ででは初めての認定医院、、と書かれているが、歯科医学会が認定しているわけでは無い。

そういう所から友人の歯科医院に、不定愁訴満載で流れてきた患者さん。患者曰く「魅惑的な夢のような広告」につい引かれ、あるいは他では(首都圏事例)、何かわからないうちにかなりの金額を支払い(混合診療なのかな?)サブスクのように含嗽剤を購入。今回のケースでは、1年ほど経過したが何か全く話が違うと、実は出戻って(笑)相談したと言うことらしい。

システム自体に異論は無いが、これ、保険診療でキチンと出来る事ばかり。細菌検査は必要なら行えば良い。薬物療法も必要なら行えば良い。何が普通の歯周病治療と違うか色々調べてみると秘密の「機能水」の存在が(笑)。20年以上前からこの手の「機能水」なる物はあり、当時は機能酸性水」からはじまり、「機能還元水」や「機能中性水」とか、まあ、電離水の類い。電解塩素イオンによる強い殺菌作用があることはその通りだが、作るのは機械を除けば殆どただなのでウチでは「機能中性水」は薬剤過敏の方に無料であげている(入れ物持参)。

この中で、活性酸素の云々が絶対出てくるんだが、よく考えてほしいのは、活性酸素から電子が飛び出し強い殺菌効果を出すためには、かなりの量のO2が必要なのだ。そもそもうがいを前提にした口腔内にはそんなものは多量にない。だからスーパーオキシドラジカルによる強い殺菌効果、果てはバイオフィルムまで破壊する、、なんて文言は嘘に決まっている。活性酸素フリーラジカルに関しては様々な研究が沢山あるので色々調べてみた。(自分のも含めて(笑))

さて、何でこういうシステムが重宝(?)されるのかの、そもそもを考えてみると、医院の差別化はもちろんだが、実は保険診療で当たり前にキチンと歯周治療を行っていない歯科医院が多過ぎるのだという実態に直面する。私の知る限りでも、歯科全体の1/4位がまともな歯周処置を行っているが、他は経営的な問題や採算が取れない、衛生士が確保できない、等などの理由でまともに取り組んでいないようだ。だからこう言うシステムの入り込む隙がある。やはりこう言うのはどこまで行っても患者不在の環境を作った歯科医師の責任なのだ。

そして、信じる物は救われるのだから、壺を買って歯周病を克服しよう!と同じロジックで、患者が色々な物を買う事に、全く違和感を覚えなくなるのも誰が悪いわけではない。そういう環境やシステムを作っただけの話なのだろう。

いつの時代も、物の所為にしがちで、これは核を含む武器の話にもなりそうだが、武器が悪いと言う理論は、人の暗黒面を隠す絶好の材料で、後で極悪兵器を作ったその人が反省したりして大笑いである。悪いのは人間の作るシステムなのだ。歯科だろうが社会だろうが戦争だろうが、ホモサピエンスがここまで生き残ってきた最大の暗黒面は本能闘争であり、その暗黒面を理解しない限り歴史は終わってしまうのと同じように、この手の歯科的トラブルもまた、背景の人々を理解し許容しない限り永遠と続くだろう。

ちなみに当院もまた、現症なら「パンパンに喉まで腫れた」明らかな蜂窩織炎の患者が、似たようなプログラムから抜け出て流れて来たが、その医院の優先順位が違うためにかなりの症状まで進んでしまったようだ。ウチでは当然勿論オーバーブック。他の患者さん達はアポイント時間どころじゃ無く待ち時間が増える。まあ、後医は名医と言われるのは嫌なので気をつけて抗生剤点滴4日間で何とか回復。この人のために自分の時間を割いて待ってくれた「お互い様」と理解しているの多くの素晴らしい社会的な患者には感謝なのだ。

私は、しがない、何でもできる頼まれたら断れないGP(笑)なんだと改めて考えてしまった次第。そんなウチから、こんな何でもありの現場の煩雑さに辛抱たまらず、口コミでさんざん悪態ついて(笑)綺麗に整理整頓された場所に憧れ流れ散った患者さん達もいるだろうから、宜しくお願いいたしますね。


8月 03, 2022

最近考える時間が無くなってきた

 何だろう。愚痴だな、これは(笑)。


最近思考する時間が極端に減ってきた。そして、その考えの基になる例えば本だが、、本の読み方はあい変わらず切り口を別にしないと作者の本当の意志がわからないと考えて、人とは違った読み方をするようには心がけていて、ちゃんと読めとか言われて(笑)実は影で薄笑いしているだろう。しかしそういう読み方しか出来ないからそうなんだよとね。実はこうだろうとね(笑)。作者の意図と対象の意図ははそういうものだと思う。真意はそこじゃ無いだろと言うこと。これは譲れない。そういえば遙か昔理数科時代、数少ない現国の授業で作者の意図に関して教師と言い争った(笑)。

60歳を3年ほど過ぎて、急に体に異変が起きてきたことも原因の一つか。まず、目が見えない(笑)飛蚊症でイライラする。このストレスはかなりの物で、なった人じゃないとわからないかも。なんか、頑張って購入した超LEDの高価な(笑)ものすごい明るいオペ用無影灯が原因じゃないかと密かに思っている。オペが終わり、無影灯外に目をそらすとクラクラチカチカするからだ。そしてオペの数は昨年の一年分を今年は半年でクリアしている。私はGPだからこれでも相当頑張っているのだが体が持たない。そうか、サングラス(爆)。それから背中が痛い。朝起きると背中が痛い。良くない兆候だろうと毎年PET検査するが異常は無い(笑)。それから歯が痛い。#24と#25のアピカルにデカい鶏卵大cystがある。もう10年くらいになるが放置してあり、気分が悪い時は痛む(笑)。

そして、人生の基本になる学問だが、ヒポクラテスは「学は長いが人生は短い」とおっしゃった。まさしくだ。仕事関係なら、最近の商業誌ですら流し読みで、キチンと読み込んでいないのを考えると、20年ほど前なら歯界展望やクイントの何月号の何ページにこういうことが書いてありますよ、、とHERZ会なんかのミーティングでもすぐに出てきた。学会で質問しても、歯科評論の何月号に出ていた写真ですよね、なんでまるで違うことを言ってるんですか?と超偉い先生に小さな喧嘩も売っていた(笑)。考えていたからだ。

思考と知識が増すと、カテゴリーは多岐にわたってきて、思考回路も全てにリンクしなければ納得出来なくなっていたのもついこの間までなのか。良いのか悪いのか、ぼーっとする時間も増えてきた。テレビや動画を見ているようで実は何も見ていない。こういう書き込みも段々面倒になってきている。皆好きにすれば良いじゃんと投げやりにもなってくる。これ、70名以上のスタッフを抱える院長としてダメですわね。

しかし、サヨク特有の自虐ロジックに走ると何も解決しないばかりか、自分のことは棚に上げて、全て回りの所為、人の所為になってくるから、ポジティブに年をとったのかと納得することにしている。考える時間の減少は、神がそうした方が良いのでは?との一つのベクトルなのだと理解するべきなのだろう。そして思考に最も大切な物は、「だからダメだ」「だから出来ない」では楽をしたい大脳の思うつぼ。「どうすればダメじゃないか」「どうすれば出来るか」という方向こそ思考を簡単に快適化する一つの方法だと思っている。絶対ハンターーーいが最も短絡的で、思考が停止する。情報すら受け取る隙が無くなる。

で、、思うが、、、さて、今晩はどんな酒を飲んでやろうか(笑)。



6月 26, 2022

どうしてあなたは保団連の代議員なの??という突っ込み(笑)

 本日、日曜朝から保団連代議員会にWEBで参加。相変わらずの会長の挨拶や発言文書(これこそ左傾化しているがためただのガス抜きが目立つ)に対する執行部答弁は共産党の街頭演説や弱小政党の雄叫びを聴いているようでうんざりした。あれがほしいこれがほしい、あれしろこれしろそれが出来ないのは与党の所為安倍の所為岸田の所為ヒトの所為。ドサヨクの特徴的なこのロジックに、私は到底同意できるものではない。確かに素晴らしいプランも少しは出たが、それを実現する為に何が必要かという議論は皆無。あげくに、今の参議院選挙で勝ち取ろうとか、マイノリティの僅かな集合でマジョリティを凌駕しようという発想自体、もうバッターボックスには立てないのだ。


非常にネガティブな問いかけに、とんでもなくネガティブな執行部同意という、なんともはや、これで何か解決出来ると本気で思っているのだろうか。実現するための具体策は勿論、切り口が180度変わったときのポジティブ部分を全く明示できないがため、言いっぱなしが如実なのだ。まあ、陰気くさい。この陰気臭さから将来の国民健康を守ろうとか、、どこかで茶が湧く。


そんな中でも、私が思うだけだが、僅かだけれど非常に有意義な発言こそ、具体的プランとしてプロトコルの作成を急ぐべきだと思うが、そういう事に保団連は興味が無いようだ。また、日歯や日歯連盟が動かなければ現実味を増さなかった歯科材料問題が、保団連、各県協会の運動の結果だと言い切る部分とか、自画自賛のみの宣伝をしすぎるところもまた左翼ロジックか。歯科医師会や歯科医師連盟とも同じ動きをしていたため、、、とか言えない物なのだろうか。


いずれにせよ、保団連の極左傾化は現会長になってからのここ10年ドンドン酷くなってきている。彼は誰を守ろうとしているのか??診療報酬や医療問題は勿論、私が許せないのは9条問題を取り上げること。9条が無くなれば日本は戦争への道を進むと真剣に考える人達がいること自体、なんと日本人を愚弄しているのかと。


実は並行しながら、「歯科診療報酬の論点」という本を読み切った。そして思った。歯科診療報酬に関して保団連の言い分がどこか的外れであり、「中医協に保団連から代表を!」という30年前から実現すらほど遠いスローガンが仮に実現したとしても、現保団連からキチンと論理的意見を述べられるヒトは皆無だろうなと思う。北海道のTNB副会長先生は別。


いつものことではあるが、そもそも何故保団連各県協会は仕事をしているのか?なんのために?開業医憲章を忘れてないか?誰のために考えているのか?


だから、9条は開業医を守るのか?結果国民は?沖縄発言から、基地があるから攻撃される。だから基地はいらない。というお花畑発言は、我が家を守るためガードマンを玄関に置くと強盗が来る、玄関に鍵をかけると泥棒が来る、ということか。ウクライナのリアルタイム教訓は、強引なクリミア併合以来の10年の間のロシアとの外交努力が、核を放棄した圧倒的な軍事力の差のため意味を成さなかったと言うことではないのか。9条を抱えて、是非ともロシアに行って頂きたい!これ、医療問題なのだろうか。。。。。


余談だが、執行部のおBAか先生、防衛費をあえて軍事費と言い換えたあたり、もう何を言っても全て信用できないですから。I don't trust anything you say at all.


本代議員会の決議、、賛成106、反対1、、、、うははははは。絶対にサヨクには染まらない!

6月 14, 2022

薪ストーブの煙被害に関しての考察

その昔、私が小学生の頃、学校から帰ってくる道すがら、家々の煙突から漏れてくる煙は薪を焚く匂いがして、それに合わせ夕餉の支度だろうか、色々な美味しそうな匂いが道にあふれていた。当然腹が鳴る。と言うことは、私は薪の匂いがすると、穏やかな夕餉を連想して腹が鳴るのである。

都市部市街地での薪を炊いた煙が臭いとか、ぜんそくになるとか、まあ、昔に比べて圧倒的に人口密度が高いエリアで、この煙が「悪」になっているようだ。どの程度なんだろうとTwitterを覗いてみると、まあそれはそれは沢山あるが、その書き込みのヒステリックさが、何か「除夜の鐘が五月蠅い騒動」に似たロジックである。

人が沢山いるところに住まなければならない理由は多々あるだろうから、そんなところに住まなければ良い、、では問題は解決しない。そんなところで薪を焚くな、も薪を焚きたい人がいる限り無理な話、ではどうしたら解決するのかを地域住民で考えなければならないはずなのに、圧倒的にコミュニケーションが取れない昨今の近隣住民コミュニティにおいては、それ自体が大きな問題なはずで、そのはけ口がTwitter等のSNSになっていることが大きな問題ではなかろうか。こんなにいるんだよと覗いても、何処の誰が何処でどうなのと言うそもそもの解決策を見いだせず、罵詈雑言で終わっている。

話は変わるが、「アゴラ」でこの問題を提起した文章が載り、コメント欄が賑やかになった。私が書いたコメントに真っ向から否定する主(匿名)がいて、煙反対を書き殴っていた。賛成論者には「出た!論理のすり替え」とか「ストーブが売れなくなると困るひと」とかずいぶんなレッテル貼りをしていたが、私(実名)に対しても酷い反論を書き、あげくに「どんな奴か調べたら、おまえの医院のGoogle評価が酷い、先にこっちを何とかしたら?」など直接関係の無いどうでも良い事を書き殴っていた。
ここからは憶測だが、その数時間後、私の医院のGoogle評価に星1を付け、名前は「あおいそら」(ゲラゲラ)。とある方法で紐付け確認するとウチの患者ではあり得ないエリアのIPアドレス。「あなたはウチの患者ではありませんね、こういう嫌がらせは断固処置します」と返信したところ即座に消去された。
これが、こういう人達の本性なのである。ふと、れいわ新選組の山○太郎を思い出す。何故かしら。(笑)

薪の匂いが臭いと感じる人はその通りなのだろうし、炊いてる人はわからないだろうし、それ自体を「悪」とするには感情論が先走りしすぎて議論にならない。電気や石油に頼り切って僅か50年だ。この先の問題として大いに議論がほしいところです。
そういえば、原発もまた、似たようなロジックだ。

世の中、おのれのことはさておき、好きと嫌いだけで社会が構成され始めている危機感を皆持ってほしいものだが。。。
私は、かつての夕餉を思い出す薪の煙が、あちこちからたなびく環境に戻ると嬉しいのだが。それもまた夢のような話なのかもしれない。