木曜日, 11月 07, 2019

万巻の書を読み、万里の道を往く

勉強抜きでレポートする今回の旅行は、わずか、4泊の3回目の倫敦。うち1泊は調整だから実質3日間の倫敦滞在で得るものは大きかった様な気がする。ドライバーさんに、「冬の倫敦ってどうなんですか?」と尋ねると「曇り、雨、夜」という答えが速攻で返ってきた(笑)。嵐はほとんどないが、とにかく暗いのだとか。なるほど、土地風土と知識や学問は比例するのだろう。することがないから、暗い部屋で研究に没頭するにはうってつけの人も多いかもしれない。

夏目金之助がわずか1年ほどのイギリス留学において「夏目発狂」と言われるまでの神経衰弱を引き起こした本当の原因は、この気候にあったのではないかと言われている。来る日も来る日も雨の倫敦で、暗い部屋に閉じこもる様子を下宿人の女主人は「驚くべきご様子で、猛烈の神経衰弱」(土井晩翠記)とまで言われていたのだから。

 水曜どうでしょう、、の鈴井君が(笑)、欧州制覇の旅でどうしても行きたかったコッツウォルツの村々を車で訪ねてみた。彼らが到着したのは日も暮れており番組ではただ真っ暗だった場所。
美しい昔の村々が残っており、川を挟む素晴らしい地形に家が建ち並ぶその姿は、日本人でも「住んでみたい」と思わせる素晴らしい景色。川沿いの一軒家が売りに出ていた。650年前に建てられたという小さなその家は8000万円ほどの値がついていた。その値段は便利性や快適性ではなくあくまでも歴史の値段なんだと思った。

2度目の大英博物館に行った。やはりここは、6£で借りる音声ガイドではなく学芸員レベルの本物のガイドさんに案内してもらわないと面白くない。あるいは万書を読みそこまで自分の知識を持っていかないと、ただただ見て回るだけの博物館になってしまう。倫敦大学と繋がっていることに初めて気がついた。大英博物館と倫敦大学は隣同士なのは知っていたが、同じ建物だとは知らなかったので、どちらにも用事がある場合は非常に利便だ。略奪の限りをして世界中から集めた名品の数々と言われるが、半分は当たっているものの、半分は誤解であることも理解出来た。ここにあるから保存できているものも相当数に上る事実は、決して過去を否定ばかりしてはいけないと感じる場面もある。

トラファルガー広場前のナショナルギャラリーで、これだけの名画をいっぺんに見られると言う幸福も、少ない時間を惜しんで出かけた甲斐があるというもの。金で雇われたゴーギャンをウザいほど愛してしまったゴッホ。この両方の絵が同じ部屋に並ぶ、やはり歴史感の妙がまた、日本的に粋だと思うのは私だけなんだろうか。

万感の書を読み万里の道を往く、、事を否定する方々もそれなりに多いと聞くが、それはとても合理的な米国的開拓の発想。歯科的発想は合理的でなくてはならないかもしれないけれど、日本的発想こそ「書を読み街に出よ」と寺山が(?笑)言うように、本質の分からない医療人にはなりたくないものだと思った。えへん。


金曜日, 10月 18, 2019

厚労省への質問と参議院議員懇談

今回、青森県保険医協会のミッションは、午前中の東北ブロック(東北6県)としての厚労省要請ディスカッションと午後からの参議院議員懇談でした。

厚労省要請に関して、直近の台風被害に遭われた方々への医療費負担問題や東日本大震災で被災された方々の負担金免除が解除された問題が重要項目となり、時間の関係上個別指導問題は影を薄め、また別個に持ち込もうとした衛生士における麻酔の可否に関する法的問題は次回持ち越しにしました。

負担金免除に関する要望はまさに現場の憤りと解決であり、当たり前の話なのでここでは深く述べない。また、個別指導問題は当県技官のみならず「技官の個体差」をクローズアップさせたかったが、年に数回の情報共有という至極当たり前の解答は想像はしていた。個別指導は必要であり、適正なシステム維持には不可欠であると個人的には思っているが、本省の思いと地方技官との指導内容に関する乖離はもう少し詳しく話したかった。特に地方厚生局に対して我々が幾度となく要請した「担当技官の講師依頼」が拒否されていることに関し、本省は個別に地方厚生局に対してものを言えないという状況が明るみに。続けて粘り強く要請してほしいという解答にはやや驚くと供に、まあ、水面下では色々ご苦労されているんだろうと半ば同情もする。どんな世界にも「しょうもない奴」はいる

衛生士の麻酔に関しては、前日別件で消息筋(笑)と会食。法的な問題はさておき、要は日歯にお伺いを立てた過去、そして日歯が反対した、、、日歯が積極的に動けばそうなりますと言うこと。それだけのよう。なんだかなぁ、な感じで尻すぼみでした。その昔、歯科医師達がパラデンタルスタッフのことを何処まで本気で考えていたのかという代償が今私たちの周りでおきていることなんでしょう。これは技工士も含みます。次世代へ残すことの出来ない負の遺産は早く消却したいものです。

午後、与党から野党まで、くまなく懇談。内容は多岐にわたりましたが、主には非常に裾野の広い歯科医師法17条に関して。これはなかなか難しい問題で、非常に参考になるお話を、そして非常に納得のお話を島村先生から頂戴した。さすが現在の歯科界を牽引するだけのことはあるなぁと非常に勉強になりました。やはりこれからの歯科界をどうすればよりよい方向へ持って行けるのか、考えている人は考えています。何か安心しました。
しかし、本当に法的な担保がない状況で、グレー部分の医業を歯科医師が歯科医業として行った場合、過去の判例を紐解いて問題なしとなっていても、時代の変遷と供に解釈は複雑怪奇になり、はたして、本当に次世代にそういう形で引き継いでいくことが正しいのだろうかという疑問は、個人的にはぬぐえません。過去からここまで頑張って引き継いできた歯科麻酔科医や歯科口腔外科医達の努力は、ある意味ある時突然無駄にならないように、慎重に事が進むことを期待して止まないわけです。


土曜日, 10月 05, 2019

エバースマイル、、そう笑顔と歯科は大切

 先般、両親の家の物置を整理(断捨離)していたら懐かしい映画が出てきた。1989年のアルゼンチン映画。エバースマイル。知ってる人は少ないだろうなぁ。

サイドカーを診療台にしたハーレーダビッドソンで南米パタゴニアを旅するファーガス(ルイス)は、慈善事業に熱心な財団の支援の下、行く先々で歯を無償で治療する「巡回歯科医」。
道中で知り合った女性エステラを助手に旅を続けますが、歯磨きはしても今までまともに歯の治療を受けたことがない村民達は彼を怖がって近づこうとせず、啓蒙活動は思うように進みません。人々の困窮の中に歯科治療など入り込む隙などありませんから。

ていうか、ここまで来て考える諸氏も多いのでは?歯科医師が主人公の映画で、しかも良い人の役なのは、後にも先にもこの映画だけではないかと記憶する。
本来、途中で出会ったガソリンスタンドで働いている女の子とのラブストーリーなのだが、その物語のバックに広がる荒涼としたパタゴニアの景色が、なんとも素晴らしい。ご覧になっていないかたは、是非とも見て頂きたいし、歯科医師や関係者ならなおさらですから(笑)。

さて、歯に関する映画をググってみたら、そうそう昨年日本歯科医師会が作成した「笑顔の向こうに」がありました。それなりに面白いと思っています。
が、キヌア・リーヴスが歯科医を演じている「サム・サッカー」も。高校生の指しゃぶりと催眠術をかける酷く奇妙な歯医者が面白いはず。
ブルース・ウィリスが主人公の「隣のヒットマン」オレは歯医者だ、、は見てませんが、これも主人公が歯科医師という数少ない映画ですが、悪い人ですから(笑)。

まあ、とにかく色々な映画やドラマに歯科医師は出てきはしますが、大体は、ずる賢くて悪知恵がはたらき、小金を持っていて、女にだらしなく、時に凄く悪い奴。こういうイメージが歯科医師なのねと思う。
しかし、エバースマイルの主人公の歯科医師は、繰り返すが(笑)、、本当に良い奴なんだよなぁ。。。

そして最後。「ノボケインの局部麻酔の罠」。みてないけど、題名でやばそう(笑)。舞台はもちろん歯科医院。順風満帆な歯科医が罠にはまる。時間外診療した美女の誘惑とは?もうさ、つまらなおもしろ映画見え見えですわ。アマゾンプライム配信(笑)。





金曜日, 10月 04, 2019

カルテを整理する

当院における、ここ31年分のカルテを整理することにしました。なんと言っても登録IDが40000件を超え、紙保存で隣接するアパートの一室をカルテ部屋として借り、過去に来院したことのある患者さんは、是が非でも当時の記録を引っ張り出して来ました。

例えば、25年前3歳の女の子のカルテには「泣いて泣いて何もさせてくれない」と言う記載から、時間を追って「今日は上手に歯磨きをさせてくれた」とか、いろんな記録が残っているだけじゃなく、現在に至って、その子が同じような子供を連れてお母さんとしてやってきて、「この子は何もさせてくれなくて困っている」と我々に相談。お母さんのカルテを見せてあげて、「大丈夫、あなたもこれこれこうだったから慌てる必要はないですよ!」とアドバイスすると、お母さんは「そんな昔のカルテまであるなんて感激です。分かりました。頑張って続けます」なんていう、ほんわかした、、だけれども詳細な大切な履歴ソースとして、私はどうしても「捨てられない」のです。

さて困りました。これをどうするのか。と言うことであれこれ考えた末、全てをデジタルPDFに落とし込み保存することにしたのです。何故PDFかというと、手書きの思いをそのまま保存したかったからに他なりませんし、次世代に繋がるカルテ資料としてもこっちの方がよりリアルだろうなと言う判断です。
自分でやるにはそんな時間なんてありませんから、マイクロシステムズという企業にお願いするのです。もちろん大変なお金がかかります。しかしこれは財産なんですね。一度に沢山出来はしないので。なんと3年がかりでの作業予定となりました。

良い思い出から、二度と思い出したくない事まで、診療室の思い出は、これから粛々とスキャニングされ小さなSSDの中に貯まっていくのです。

厚労省のお役人さんとかに、こう言う過去の記録を本当に大切にする歯科医院も沢山あるんですよと言いたいけど、そんな費用のかかることを勝手にあなた方がやっているんだから、私ら役人には関係ないとか言わないで、この重要性や歯科医療に対する認識を理解出来ないものですかね。
そうすれば、歯科の指導の端に、サブスクリプションを自分で設ける意義とか分かってきませんですか?法的に何年したら破棄して良いとか、悲しくないですか?
そこから、1号カルテの開始と治癒の年月日記載が、起始終了としてのルールは理解出来るが、目くじら立てるほどのことなのかしら。むしろ奇しくも人間としての連続性としていかに意味の無いものかクローズアップされてくるんですがね(笑)。
ダメですか?


木曜日, 10月 03, 2019

ポルトガル歯科雑感からの研修医

ポルトガルはとても良い。正直、個人的にもまた行きたい街ベスト3に入るリスボンだ。私自身は2007年にクリニカ麻呂(笑)のセミナーで来て以来2度目の訪問。
1番はスイスのレマン湖周囲の小さな街々、2番はアイルランドのダブリン、そしてリスボン。いや、順番は付けられないな(笑)。

リスボンのタクシーの運転手が言う。ドクター麻呂を知っているか?世界にも名だたる超有名なドクターだが知ってるか?デンタルの勉強しに来たのか?
これって、麻呂の善し悪しは別にしても、凄いことじゃないかしら。歯科が街のそれなりのシティアイディンティティーになるって。まあ、山形に行ってタクシー乗って運転手が「ドクター高木を知ってるか?」てなもんで、凄いことだと思う。

そんなリスボン、矯正をしている若い女性が目につく。歯科診療自体もちろん全て自費な訳だから、将来に向けて自己投資をしているのかなと思った。そんなところにも、日本は素晴らしい歯科システムを持っていると改めて思う。向こうに滞在中に、ある米国のニュースが流れてきた。大きな歯科診療キャンピングカーの話で、有志が集まり無料ボランティアで歯科診療をするという話だが、もちろん生涯ボランティアポイントはたまるだろうし受診者もありがたい。心温まる話のようで実は違う。米国の歯科難民は6000万人を超す。世界一の歯科診療レベルを提供しながらこのザマなのである。
素晴らしい気勢で米国でプレゼンしたり賞をもらったり勉強しに行ったりして、何か自分が素晴らしくなったと思っている歯科医師達よ。
何を勉強しに行っているのか、それをどうしようとしているのか、6000万人の歯科難民の前でTEDしてくれ。何を覚えてきたのだ???日本で数千万人の歯科難民を作ることなのか? かぶれる前に考えよ!

研修医の話がオクネットから流れてきた。歯科医師臨床研修の現状・課題という話。ワーキンググループのメンバーや話の要約を読んで、これではダメだと思った。偉そうな話をしていても結局現場の研修医の話が全く反映されていない。研修医受け入れ施設の判定を研修医にさせていないではないか。しかも相変わらず3年研修医が来なかったら指定を取り消す話。おまえら、地方都市での受け入れの現状と実態が分かっていないのではないか。ふざけるなと言いたい。自分の今居る大学のソバでしか研修が受けられない受けたくても見学にすら行けないシステムを各大学病院が作っており、私も何度も神奈川歯科大学に意見を申し入れた。聞く耳持たないけどね。自院をブランド化させたいが為の研修医受け入れ施設の話は10年以上前から私は危惧している話を言い続けたが。特に都市部に多いこういういい加減な施設で何も分からない研修医がどんな待遇を受けるか言わずもがなではないかと。
当院は研修医が義務化される以前からの受け入れ施設ではあるが、ここ何年も研修医は来ない。当時から視察に来た厚労省とSMTM先生のお墨付きだった。しかし、そろそろうちはクビになるだろう。理由は田舎の遠い歯科診療所だからと言われた。田舎は診療レベルが低いと都市部の先生方(特に新宿の某人ね(笑))は皆言うからね(笑)。
昔は気合いの入った研修医が当院で研修をして立派に羽ばたいていっていたが、近年の疲弊した大学教育の中での学生達は意思も意欲も脆弱なまま、こぎれいなスキルだけを求めて残念な歯科医師になっている例を多く見かける。彼らは何も出来ないで開業する。

研修医受け入れ施設に一番重要なのは、歯科医師たる臨床哲学と歯科医師たる患者への思いをいかに自己の物とし実存させるが為の苦悩を経験できるかであり、ワクワク楽しい学習とお気楽経験は患者を不幸にしかしないことを実感することにあると思っている。だから今時の研修医は敬遠するのだろうな。
見事に頑張ってほしい、昨今の若い歯科医師達なのだ。私で良ければいくらでも応援しようじゃないか。。



木曜日, 9月 12, 2019

集団的個別指導とは何だろう??

昨日、高点数だと言うことで集団的個別指導に呼ばれた。過去に2〜3回呼ばれたかもしれない。いつも思うのだが、何故青森市まで八戸から新幹線代とタクシー代をかけて(往復8000円以上)2時間の(すばらしい)話を聞きに行かなければならないのか。しかも平日仕事休んで。青森市内の先生なら自家用車ですぐの場所。おかしくないか?

要するに役人が歯科をなめてるんだろう(笑)。どんなに遠くとも、呼ばれたおまえがどうかしているんだと言わんばかりの遠回りの態度が不愉快だ。で、八戸はまだ交通の便が良いので良い方なんだろうが、大間とか佐井村エリアだと(すみません)、もう一日休診エリアじゃないかなぁ。どうするんだろう??
ちなみに八戸の場合、八戸が中核都市になったことは県庁では非常に面白くないからなのか、、、、なおさら嫌がらせに見える。(笑)

さて、集団的個別指導は粛々と始まり、保険制度の話とか事務的な話がスタートした。何だろう。ここに来ている先生方は保険診療の基本ルールとか当たり前の話等、こういうことを知らないで仕事しているんだろうという前提なんだろうか??医科の先生ならぶち切れるだろうな(笑)。というか、厚生局も一般医科にはホント優しい。この差別感は面白い。歯科はバカだという前提なんだろう。

本題の歯科診療に関する留意事項の話が、本県技官のプレゼンとして始まった。重箱の隅の話を聞いて皆面白いのだろうか?勉強になるのだろうか?重箱の隅があたかも重大犯罪のように説明する姿が痛々しい。
そうじゃない。患者ありきの歯科診療と保険診療の臨床的進捗の話だろ。あなたの話は患者不在で取説の奥の奥の話だ。他県の後輩審査員が言っていたが、技官は家電を買ったとき全ての人は取説を熟知しているだろうと言う前提で、「あなたこんな事も知らないの?ちゃんとここに書いてあるんですよ」言うことを平気で話す、、と言っていたが、ホントだ。それ、集めて、指摘して、一体何処の誰が幸せになるのかしら??

個人的には、疾病治療と再建治療の両輪で進む場合、学術的に正しいことや優れていることが、必ずしも保険適用では無い場合、臨床としてどう咀嚼すればルール違反にならないか聞きたいところだが、ふれもしない。
全てもって所見の書き方にご執心。あくまで予想だが、その通り所見を熱心に書くと、一体一日何人の患者を診る事になるんだろうと考えるとぞっとする。所見は大事。それは同意。だって、診断することが一番大切だからね。しかし、何から何まで書かせて患者が幸せになるのなら頑張るが、技官の為に書きたくはない。臨床の現場をなかなかご存じないとみた。

だから、言うように私は馬鹿なんで。書き方教えてよ、、、と言っても、まあ、無視されるのは、本当に不愉快だ。保険医協会からの要請を一体何度断っているのか?

それから、歯科医療犯罪者の新聞切り抜きを、我々指導を受ける歯科医師と同列に紹介するのは本当にどうかしていると思う。頭大丈夫だろうか?
彼らは犯罪者だ。医療保険を不正に踏みにじった犯罪者だ。今までの技官の話を厳守しないとこうなりますよと言う恫喝じみた話を、皆不快な思いで聞いていた。

さあ、とある技官は集団的個別指導後、皆から大きな拍手を受けて終了したという。旧本省課長の鳥山先生が来八しプレゼンした時もそうだった。保険診療に関し皆が本当に勉強になったのだと思う。
今回の集団的個別指導はその終了後しんと静まりかえっていた。誰も勉強になったと思っていないからではないのか?こうすればダメの話しかしないから。ダメが続くとこういう悲惨な状況になるというネガティブな話ばかりじゃ勉強にもならない。国際学会のプレゼンでも、スタンディングオベーション受ける人とそうじゃない人。上から目線で恐縮だが
この違いを何とか頑張って理解してほしいと思っている。




火曜日, 9月 03, 2019

介護コンテストに思う雑感

当院施設数名で、介護技術コンテストに参加した。うちをのぞく全てが社会福祉法人からの参加だったので、うちは最後に「ユニーク」とかレッテルを貼られた(笑)。まあ、これはとりもなおさず、歯科がいかに介護の世界に認知されていないかの表れだろう。歯科関連業種の方々は、これからますます歯科は重要だから、、というが、現場ではそう認識を持つ人達は極端に少ないと感じる。「大切なのは分かるが、それ以上に大切な事が山ほどあるんじゃない?」という教えなのだろう。

採点方法が公にはなっていないため、その基準が分からない。しかし、なんとなく感じるのは「教科書どおりのプロトコルをいかに忠実に守るか」という気がする。つまらない。私は一人の観覧者として「このチームは凄いじゃないか!おもしろいなぁ、やられたなぁ。」と素人目で感じた津軽の某チームは選から外れた。前述プロトコルから言えば「余計な事」をしたのだろう。しかしそれは私のような素人には「もし自分ならこうやってほしいな」と思わせる発表だった。そんなのは関係ないのだね。

当院施設ベルメゾンKは、発足当初本当に苦労した経験があり、スタッフのモチベーションもだだ下がった時期がある。その理由を分析すると「悪いところを見つけるのが得意な」某大学准教授のアドバイスをなるべく忠実に守ったからだと、今でも恨んでいる(笑)。その箍を外して私やアドバイザーが哲学とスキルを再教育し、育っていることを認め、個人の資質を十分に導き出し、個人の資質を十分に認めた結果、今では胸を張れる素晴らしい施設に生まれ変わった。一番信用できないのが大学の先生だった(笑)。

あれしてはダメ、これしちゃダメ、これは良くない、そういう言い方は良くない、一般の常識は介護の非常識(?)とか、あり得ないダメダメ発見方式で、こんな人が大学で教鞭とってるんじゃ話にならないなと感じてはいたものの、こちらはほぼ素人の集団だったから素直に従った結果が酷い様だった。

審査員も含め、大学でものを教える人達の頭は現状プロトコルからの減点採点。スタンフォード型の採点方式など多分知らないのだろう。だから、閉塞したと思わせる介護現場を作ったのは、エライあなた方だと認識するべきだろう。画期的な発想や、驚くようなひらめきが、介護の現場を明るく楽しくするとは夢にも思わないだろう。

だからもっと驚いたのは、後半の講演で「日本一イケメンの介護士」の「介護から未来を変える」というお話に県の重鎮が頷く頷く(笑)。内容は医療業界では当たり前の診療哲学の話をかみ砕いたもの。そして今流行のハイタッチ医療を介護に置き換えたもの(全く同意できない)。日本中で引っ張りだこだと自慢していたが、じゃあ、何故なにも未だ変わらないのかと言えば、彼の言うことを介護の重鎮達が理解出来ないからだけの話なのだろう。スピーカー仕事も大変だろうなと同情さえした。
ただ一つ、スキル20%メンタル80%が現場を変える、、、は大いに共感する(笑)。

入賞ではなく、業界に風穴を開けるため、来年は皆仰天するような内容で、再挑戦してみたい(笑)。と、皆で打ち上げ飲み会で真剣に話をした。
とにかく、私はそんな素晴らしいスタッフに囲まれ恵まれ大いに感動したのでした。




金曜日, 8月 30, 2019

ブレードランナー2049

2017年の話題作だった「ブレードランナー2049」をnetflixで風呂に入りながら見た。残念ながら、何故か、当時見ていなかったのを思い出したのだ。前作からのリック(ハリソンフォード)がなんだか凄く好きで、それはスターウヲーズファンだからと言うわけではない。おじいちゃんになっているから、なんだかまたしっくりくるし。

LAの街の変化も面白かった。セカンドランゲージが日本語というのも結構な皮肉だし、スポンサーのSONYがいやと言うほど出てくるのも米国映画だよね。支那漢字やハングルは影も形もない(笑)。記憶が確かなら、1作目は日本と支那と朝鮮がごちゃごちゃになっていたと思うがどうだったろう。当時のJAPAN AS No1を反映していたと言われていたが、要は当時は(たぶんいまも北東アジアは、西洋人にとっては皆ごちゃ混ぜだったと言うことだろう。

でも、、、なんだか中身が入ってこない(笑)面白いんだが、シチュエーションやシーナリーに気をとられる。サンディエゴがLAの巨大なゴミ捨て場というのもなんとなく分かる。肝心のレイチェルだがその名前を聞けばどうしてもERのグリーン先生の娘だし(笑)。

いずれにせよ、西洋人の世紀末思考や文明が全てを滅ぼしてしまうかもしれないと言う不安が、こういう映画に、いや、色々な映画に見え隠れするんだなぁと、もう2年も経った映画を考察してしまうのでした。


日曜日, 8月 25, 2019

まあ、皆気がついていたと思うけど(笑)

日経新聞8/23韓国が日韓軍事情報包括保護協定(GSOMIA)を延長しないと決めたことに日本や米国で困惑や失望が広がっている。ただ、日本の安全保障関係者の間では事態を静観する向きが多い。日本が提供した機密情報が韓国経由で中国などに漏れるリスクが減ることなど「今回の失効決定には利点もある」(日本の安保情報関係者)との指摘さえ聞かれる。

■韓国経由の機密漏洩を恐れていた日米韓国の情報機関、国家情報院の幹部が定期的に北京を訪れ、日本や米国が提供した機密情報を中国に漏らしているようだ」――。別の安保関係者は以前、米国防総省高官からこう告げられ、…

まあ、100人中100人が、そうかもしれないなと思っていたことだから(笑)あんまり驚かない。とにかくアタマのおかしい国であることは間違いない(笑)。というか、過去からそういうことを繰り返しながら生きながらえてきた国だから、100の嘘も100の裏切りも自分の生き残りのための選択肢だったのかもしれない。


なんて悲しい国なんだろう。静かに縁を切って、、そっとしておいてあげましょう。


土曜日, 8月 24, 2019

もう無理ですねこの方は

自民党の石破茂元幹事長は23日付の自身のブログで、韓国政府が日韓の軍事情報包括保護協定(GSOMIA)の破棄を決めたことについて、「日韓関係は問題解決の見込みの立たない状態に陥った。わが国が敗戦後、戦争責任と正面から向き合ってこなかったことが多くの問題の根底にあり、さまざまな形で表面化している」と分析した。
 石破氏は、明治維新後の日韓関係を再考する必要性を強調し、「(ナチス・ドイツの戦争犯罪を裁いた)ニュルンベルク裁判とは別に戦争責任を自らの手で明らかにしたドイツとの違いは認識しなくてはならない」とも指摘した。産経新聞2019/8/23
やれやれ、こんな人が総裁選を狙っている。共産党の勉強していない青年チンピラが言うことと同じ事を言い、そして日本国自体を後ろから援護射撃ではなく、後ろから撃っている(笑)。まさに韓国の言い分をそのまま話している。彼らの言う戦争責任という考えがいかに愚かでとりとめの無いものであることは、識者なら知っているはずだ。自国の過去の責任とは鎮魂であり未来に向けた自国愛を貫くことこそ、次の世代の同意を得られる。
ドイツの話が出てくることに驚きを隠せない。ドイツが何を謝罪したのか?ポーランド侵攻の何を謝罪したのか?戦争責任を自らの手で明らかにした???彼らはユダヤ人を民族を根絶やしにしようとした。日本人は朝鮮人を根絶やしなどにしようとはしていない。植民地と言うが、正しくは日本にしただけだ。むしろ、国家予算を上回る規模の予算を投入し、インフラ整備をし大学まで作った。泥水をすする国民と特権階級の為体を改革したわけだが、特権富裕階級は日本が攻めてきたと支那に泣きついただけの話。一般国民から搾取できなくなるから。そういう過去は恥ずかしいから、李承晩は教育を嘘で固め、それを鵜呑みにして大人になった人達が今の騒ぎの張本人たちではないか。そして、そういう状況をゆるゆると容認してしまった過去の我が国の責任も同じくらい問題がある。
ドイツは周囲国家に謝罪などしていない。謝罪したのはナチスを選んだという選択に対して謝罪したに過ぎない。当時の戦争に関し、必要があったから仕方のないことだと考えている。当たり前なのである。日本のサヨクが引き合いに出す「ドイツの謝罪」は、例によって朝日新聞が捏造したサヨク記事に他ならない。そしてそれを日本のリベラルなサヨク達が教本にしているだけなのである。そこに石破氏が乗っかったことに、大きな驚きと供に、もう終わったなぁと言う感じが大きくなる。防衛大臣の時は好感が持てたのだが。。。。。。。
https://www.youtube.com/watch?v=isR3RH75gMs