5月 30, 2013

WHEN I WAS YOUNG....

昨日の続き話です。

YMMT先生がお宝写真を沢山持ってきました。小澤の誕生日で30と言う話にからみます。

どうですかワシにも若い頃があって、しかも30キロほど今よりやせていた、ていうか、あの頃から30キロ増えた、、というか(笑)。ウチのスタッフは、驚愕のこの写真を見て、ワシがスポーツマンだったのはウソでは無いと確信するだろう。そう、30年前の話。30年で30キロ増殖。

最初の写真は白樺湖合宿の1枚。大阪のSGHR先輩が撮ってくれた。華麗な倒れ込みシュートを決めようとしたらボールがすっぽ抜け、もう一回お願いしますと懇願したらこっちのが面白いと断られた1枚。今こんな事やったら骨折るな。な、ドラえもんシュート・ヨシダ。








次の1枚は、今から25年前の開業時の写真ですな。みんな若い。右端の技工士NRT君は今では巨漢と成長した。ワシの腹が平らなことに何より驚く。女房殿はやはり若い(笑)。この3人とアシスタント3人受付1人でスタートした開業でした。それが今では、体も病院も大きく成長したわけです。





どちらの写真もクリックすると大きくなりますが、太りはしません。

HERZ会定例会

昨晩は恒例のHERZ会でした。わざわざ岩手の洋野町からも参加してくる先生が増え、若い先生方の活気を感じますね。昨日の本題は今年のIDSの半分以上のブースを占領していたcad/camの話で、かつてより国内の先陣を切っていたGCのお話でした。

中身を詳しく聞くと、確かに進化しているモノねぇ。まあ、ウチでは2000年過ぎからコンタクトプローブだった時代のノーベル製品から始まり、今ではジェニオンとか普通にばしばし使っているので、話を聞くと常に比較検討してしまいます。

現在の歯科環境での再建医療としてのデジタルトータルソリューションは、欧州製品に一歩先を超されています。3Dピクチャー、レントゲン、CT、顎運動解析、に光学印象を元にしたCAD/CAMがリンクすることで、顎運動解析をシミュレートした理想的な再建治療が獲得できると言う発想は、本来日本人が得意とするところでしょうが、出来ないのはつまらないとある理由がありますものね(笑)。

今年のIDSで欧州製品に目を向けると、CAD/CAMでのS社を筆頭に、K社やP社が一生懸命です。が、K社は詳しくは分かりませんが昔の職人気質の製品は今では影を潜め、かなり媚米的な製品ばかりに(笑)なりましたようで、、CEOが変わると言うことはそういうことなんでしょう。まあ、もともと、あまり好きではない会社ですけど。

再建理論に本当に優れているのは、小さなブースだけれど人だかりになっていたGAMMA社キャディアックスダイアグノスティックでも、なぜか此処はデジタルにめっぽう弱い。アナログのSAM咬合器から始まった素晴らしいDr.Slavicek咬合理論を展開してきたにもかかわらず、とんと日の目を見なかったのは、自分で使っていて何だけれど(笑)非常に貧弱なインターフェースとマニアックな解析プログラムの所為だと思っていますよ。

ま、顎歯列の3DトランスファーデジタルマウントはCTデータからならワシでも理解できるくらい簡単な話。数年のウチに、咀嚼パターンから顎運動データをCADに流し込むなんてのは当たり前になる可能性は大きいね。5年くらい先が楽しみです。

勉強会終了後24時まえの遅い時間から、当院勤務医の小澤先生の誕生会をささやかに開きました。オ先生やホ先生も来ましたが、「幾つになったのよ?」と言う質問。「え〜っまだ30なのぉ??」と驚く。
まだ30だって(笑)。

5月 27, 2013

体が痛いです

土曜の午後から二戸市に向かい、何年かぶりの野球と二戸の先生方との交流を持ってきました。野球は想像していなかったスタメンで、全く体を動かしていなかったワシには結構きつかったわけで、本日月曜日でも、まるで動きは四肢の障害を抱えているかのような緩慢な動きです。そして、物凄く痛い(笑)。

二戸との交流戦はかれこれ20年以上になるのです。ワシが野球を始めた25年前からすでにあったと記憶しています。コレは気持ちとしてですが、どんな交流戦より気持ちが通じると言いますか、気持ちが良いと言いますか、二戸の先生方の試合の中身や野次(笑)そして懇親会のホスピタリティに、ひどく感心すると同時に、何でしょうね、同じ臭いがします(笑)。コレがミソですか。ですから心地良いのだと思います。この先も絶対続けて行かなければならない交流だと思っています。久しぶりにお会いした二戸のMRKW先生の元気を少し分けてもらいました。

3次会4次会と力の限り参加してもなおいつもより早い就寝。そりゃ体疲れてるモノ(笑)。翌朝7時半には「メシを食おう」コールで起こされました。はえ〜。
ホテルの朝食をしこたま食べて、八戸に着いたのは10時前だったと思います。昼頃昼食をとりに南郷村の蕎麦屋まで出かけ、帰りに両親の今の住処にちょいと寄、草ぼうぼうの広い庭を見てこりゃいかんと、筋肉痛で悲鳴を上げている体にむち打って午後から草刈り。

日曜の夜から、階段もまともに上がれない(笑)トイレに座れない(笑)寝ると起き上がれない(笑)座ると座りっぱなし風呂に入ろうにも浴槽に入るのも出るのも手すりが無いと出来ない有様、そう、まるで動くことが出来ない体に成り下がっておりました。本日月曜の朝から、まあまあ、何とか自由を取り戻しましたが、それでもかなり制限のある体で働いております。しかしなぁ、体重はまるで変化なし(笑)。

それでも、久しぶりにフルに動かしたワシの体は、痛いながらも結構嬉しい悲鳴だったのでは無いかと感じているのですよ。


5月 25, 2013

物欲(笑)

腥い話題ばかりなので、ここらで一つたまには話題を変えてみようかと(笑)。

ちなみにワシは人並みに物欲があります。比較的何でも興味があって、それに伴う道具をそれなりにそろえちゃったりします。でも深入りはしないしマニアとは違う域値を持っているので端から見ると無駄使いに見えたりするかも。趣味は?と聞かれれば、、、非常に困るわけで、ま、強いて言えば仕事かな?等と気取っていたりしますが(笑)。

で、冷静に考えてみると、機械が好きなんですな。やはり。でも機械をいじるのはそこそこ出来ますが、最近はめんどくさい。でも、とんでもない数の計器類を見ると意味も無く興奮します。あるいは内燃機関は好きでバイクや車にはまりそうでも、実は好きですけど自分でカスタムするくらいいじるまではちょっと面倒。アウトドアだって相当道具はそろえましたが、全部人にあげちゃったり。カヌーの果てまで持ってても、いまじゃぁ出かけるのが面倒になってるし。飛行機飛ばすのが好きだけど計器を操作するのが好きなだけだから、実物は落っこちちゃうかもしれないからシミュレーターで十分。短波ラジオや無線機も機械好きにはたまらない存在ですが免許とるほどじゃない。パソコンもかつてマイコンの時からはまっていたし、自分でプログラムを書いてソフトを作ったりしていたけど、最近はそんな暇があったらむしろ出来合いを探すしね。星が好きででかい望遠鏡とかPCと連結させて星雲や惑星を導入して写真を撮っていた頃もあったけれど、素敵な星空の夜は空気の綺麗な冬の晴れた夜。寒いしね。
う〜ん、ダメじゃん(笑)。

だから、機械に関しては逆に変に見る目が出来ているのか。で、感性だけは維持しようと考えカメラだけは何とか持ち歩いたり。ところが普段持ち歩くiPhone5のカメラが殊の外発色が良くてねぇ。そんな中、でかいカメラを意地でも持って歩こうとしているワシにすごい奴が現れたわけで、皆さん注目してください。

プロも顔負けの驚異の全焦点カメラです。もうピンぼけからはおさらばなんですよ。写真の常識は被写体深度の関係で決められた範囲でしかピントが合わないのが常識。ところがカシオから発売されたEX-ZR700は、iPhoneのHDR合成を遙かに進化させ、近くから遠くまでを超高速で複数撮影してピントが合ったモノを1枚の写真に合成する技を持っているんですな。デジカメも此処まで進歩したかと驚く一品です。

コレで今まで技術的に難しいケースもあった口腔内撮影も、いとも簡単に全焦点で撮影できるようになるかな。ワシのカメラコレクションが一つ増えそうです。でも、深入りはしません(笑)。Laica D-LUX 5とSIGMA SD1とこれと、3つ持って歩くか(笑)。いやいやiPhoneで十分か(笑)。

機械好きのチップスでした。

5月 21, 2013

世界は195カ国あるんだよ

連日の橋下バッシングに嫌気を感じている諸公にとって、次の選挙はどうしようかと考える暇があったら棄権しちゃおうかなと良くない思考はダメですよ。でも、相変わらずのマスコミのおかしな報道姿勢ばかり気になっちゃって最近何を信じて良いのやらと感じている気持ちはよく分かります。

この人は結構まともかな?と思っていたジャーナリストや評論家まで、慰安婦問題は世界からも注目されて橋本発言は非難を浴びている、、、なんてことをいけしゃあしゃあというモノだから、ひねくれ者のワシはいつものように世界中のWEB新聞をひっくり返してみた。
言語を全て理解しているわけでは無いので、もちろん自動翻訳させるし特定新聞社内のWEB検索としてみた。あんたらの言う「外国」って何処なのかしら?


そう、皆さん気が付いている通り、偉そうな評論家が言う外国って「米国」のことです。米国議会に支那朝鮮がどれだけ金を使ってロビー活動をしているかは周知。そんな国の議会が騒ぐと「外国からも・・・」というフレーズになる何と幼稚なことか。その他の外国は言っときますけどほとんど報道やコラムは皆無だからね。嫌になったちゃうよ(笑)。



このバカマスコミのおかげでワシらは今までどれほどの不利益を被ったか。弁償してよ。

で、ご存じマスコミの言う「アジア」は支那朝鮮。で、コレもお馬鹿評論家達は「アジアに対して」とか念仏のように。あのさ、南朝鮮の異常なまでの反日病は、幼稚園の時からの洗脳の結果で、それこそ世界に対しての恥さらし。ウチの次男がスイスの学校にいたとき、転校生紹介で〜す。とセンセに言われてやってきたY君。ハイ皆さんに自己紹介してくださいと促され、Y君開口一番

「ドクトは韓国の領土です」

外国で恥をさらすとはこの事。かわいそうなY君には何の悪気も思想もない。諸外国のみんなと仲良くなりたかっただけなのに。ところが小さな時からそう言いなさいと教えられてきたことをキチンと守ったY君なのでした。もちろん回りの世界中のお友達は
「ぽかーーん」

政治家の皆さんに色々頼んでこういうのも何ですが、本当のソースで勉強してくださいね。こんなマスコミから勉強している政治家の何と多いことか。だから与党も野党も結局最後はアサヒル羽目になる(笑)。こわいですね〜アサヒ。

結論:だからそんな事を鵜呑みにしないで世界は195カ国もあると言う事をいつも頭に入れておきましょう。

5月 18, 2013

見事に快晴

昨日今日と、東京から帰るなり、いつもの青森での書類めくり&画面にらめっこのお仕事で、結局今週の本業は2日半だけでした。大丈夫かなぁ(笑)。

久しぶりの、本当に久しぶりの快晴に恵まれ、こりゃ遊びに行かなきゃ罰が当たるんじゃ無かろうか?と思わせるほどの素晴らしい気候になりました。ついこの間まで全国放送になるくらい天気悪くて大変だったし、まともに太陽を見るのは本当に久しぶりかもしれません。

今日は所用で青森泊まりですから、明日は新緑の八甲田を超えてゆるゆると帰ってこようかと思っています。

さて、2点。
橋下氏の発言で大変な事になっているようですが、あれは発言で大変になったんでは無くその報道のしかたで大変になったと言う事が、囲み会見VTRをキチンと見るとよく分かります。発言内容を擁護する気はありませんけれど、事実は事実です。報道がおかしい。

いつも言いますが、南朝鮮の気が狂ったような反日病に伴う日本へのたかり構造を、見事に朝日が逆に代弁しているのがよく分かるというモノです。朝日と毎日の報道姿勢の根本である「如何に体制や社会の揚げ足をとり反日を助長するか」という捏造記事に近い報道を、世の中が鵜呑みにしていることが分かりました。
是非VTRを見てご自身で判断しては如何かと思います。

もう一つ、飯島さんの訪北。マスコミが勝手に極秘極秘と騒ぐがこれとて政府は一度も極秘などとは言っちゃいない。コレもマスコミの得意技。もっと笑ったのは、北が韓国のキチガイメディアの騒ぎに対して

「何処の国の誰が何処へ行こうと大三者があれこれ言うことでは無い」

うははは、あまりにもまともすぎて笑ってしまったワシでした。その通り。

もうさ、南朝鮮というか韓国というか、731のナンバーの飛行機に首相が乗っているとか、コレは過去を彷彿させる意図があるとか、も、頭おかしいでしょ。大丈夫か?いままで、でっち上げの歴史や歪曲の反日報道など、みんながマンしてつきあってきたけれど、これ、怒る気にもならないくらいバカ。

5月 17, 2013

暑い東京でした

陳情の為の上京時、前日の打ち合わせを行いその後亀有に移動。目的は亀戸ギョウザでした。カウンターに座ると有無を言わさず餃子が一皿出て来ます。飲み物の注文をした直後ですね。食べているとすぐ追加のお皿が来ます。お一人様2皿ですと張り紙がしてあります。食べ物のメニューは餃子しか無いので、此処に座ったら亀戸な餃子なんですな。

一皿250円一人2皿から注文
ホルモン青木が混んでいたので、そのまま曳舟まで移動。筏流し蕎麦屋さんへ。ディープな世界だけれど、いいなぁ、下町は。途中、昔ながらの構えの銭湯やら、今ではもう見る事の無い商店街を抜け、2両編成の電車に乗り、いいなぁ、下町は。

翌朝、ホテルでもう一度打ち合わせを済ませ議員開会館に向かいました。陳情や厚労省交渉で何度も来ている永田町ですが何度来ても新鮮な感じがするのは何故でしょうね。衆議院の第2の会議室に荷物を置いて長い一日の始まりです。


訪問先

木村太郎(資料配付)
津島淳(政策秘書・懇談)
大島理森(資料配付)
阿部とも子(衆・無・南関東比例・小児科医)議員本人懇談
比嘉奈津美(衆・自民・沖縄1区・歯科医)議員本人懇談
遠藤利明(衆・自民・山形1区)政策秘書・懇談
木原稔(衆・自民・熊本1区)政策秘書・懇談・元 水野議員(歯)秘書
坂元大輔(衆・維新・中国比例)政策秘書・懇談・元 川口議員(歯)秘書
井野俊郎(衆・自民・群馬2区)政策秘書・懇談・元 吉田議員(歯)秘書
あべ俊子(衆・自民・比例中国・看護師)資料配付
逢沢一郎(衆・自民・岡山1区)資料配付
新原秀人(衆・維新・近畿比例)政策秘書・懇談
秋葉賢也(衆・自民・宮城2区)厚労副大臣・復興副大臣・資料配付
高橋千鶴子(衆・共産・比例東北)資料配付
櫻井充(参・民主・宮城)資料配付
石井みどり(参・自民・比例)資料配付
鶴保庸介(参・自民・和歌山)国交副大臣・資料配付
小西洋之(参・民主・千葉)政策秘書・懇談
川田龍平(参・みんな・東京)資料配付
広野ただし(参・生活・富山比例)議員本人懇談



と言う事で、沢山の情報を話してきました。資料配付でもただ渡す訳じゃ無いし、秘書対応でも議員懇談でも同じ話を何度も何度もするのはさすがにくたびれるわけですけれど、その思いを伝えるのは大事な事です。特に法改正を必要としない歯科点数改正とマテリアル範囲拡大に関しては喫緊の課題であるという認識は、右左関係なく訴えてきましたから。同調する方も沢山居ましたし、今後この問題をライフワークにして決着を付けたいと行ってくれた政策担当もいましたので良かったと思いますね。
個別の議員で、今季予算委員会などでの、、、どうしてこの人?(笑)という意見もあろうかと思いますが、ま、くまなくと言う事ですね。ご容赦を。

東京駅で僅かな時間を割いて反省会。来月、今度は具体的医療政策事案に関して、厚労省に乗り込んでみようと思います。

5月 15, 2013

久しぶりに陳情

水曜午後から木曜日にかけて、青森県保険医協会の国会行動として議員陳情に向かいます。歯科医師として、わしが一人で行きます。地元選出議員はもちろん今回新しく当選した歯系議員をはじめ、
かねてから精力的に行動している石井氏等、厚労議員その他20名近くになるでしょうか。アポイントの関係で直接議員とお会いできるのは限られてはいますが、昨今の保険歯科事情の疲弊感を少しでも理解して頂き、あわよくばかつて幾つかの事例で、ワシらの活躍により(笑)水面下で解決した諸問題と同じように、表だった通知通達では無くとも、何らかの改善を求めて、せめて委員会での質問まで持って行ければと思います。事務次官クラスの回答を引き出してくれるのは議員さん達ですからね。

しかし、どうしてこんな簡単なことをワシらの組織はもっと一生懸命やらないのか不思議でなりません。まるで役所のような手続きとひたすら待ち続ける上意下達のお達しに一喜一憂する暇があったら、一人の歯科医師として自分の仕事が国是に関わるというプライドを持って出かければ良いのにといつも思います。
憲法第16条で保障されている権利でしょうに。

今回は、「もういい加減にしてくれパラジウム問題」をメインに、歯科医療費がここ10年以上伸び悩む異常事態、加えて消費税増税に絡む最終納税者としてのシステム構築の如何、そして最近とみに厳しくなった診療報酬査定問題などなど、並べると切りが無いくらいワシらの業界はおかしなことになっているのですよ。

グローバルなワシは(笑)ふと世界の歯科事情に目をはせます。日本のような素晴らしい歯科診療ステムを持っている国はありません。だからといって補綴を外すとか諸外国の例にならう徴候は如何ともし難い訳で、何処の国にも負けない健康寿命を伸ばした先駆者としての我が国の歯科医療をもっと進化した形にもって行こうじゃないかと言う前向きな姿勢を理解してもらわないとね。

しかし最近、どこぞのコンサルが、割とさえない歯科医院に暗躍し、日本の誇る勤勉と技術の歯科医療を、技術そっちのけで集患に特化したイベント会社へと変身させ、真のホスピタリティがいつの間にやらイベント会社のホスピタリティに変身している現実は、実は裏を返せばそれだけ苦しいんだろうなと言う証拠。

ワシだって、もっと自分の勉強する時間が取れるのなら魅力的なこう言う企画にどしどし参加したい(笑)のだけれど、これとて所詮自院の話に終始してしまう悲しさを含んでいて、地域医療にこれっぽっちも還元できない悲しさです。だから年間4〜5回は出かける海外のミーティングやコングレスで学習した事をなるべくウチの勉強会で紹介するようにしているのです。そう言う知識や経験がファウンデーションになれば、保険診療も大きく様変わりして我が国の歯科医療の元で仕事する喜びが増すというモノでしょう。

でもさぁ、如何せん、そういうのを決める頭の良い偉い先生達って、、そうじゃないんだよなぁ。。。ま、だから陳情に行くんだけど(笑)。

5月 11, 2013

9条のおかげで平和?!

スタジオジブリの鈴木さんが、東京新聞でこんなことを言っています。。
「9条があったから日本は平和だった」

何か疲れますね。おまけに一昨日、官房長官は内閣として河野談話を踏襲する、、あれあれ?

え〜っと、じゃあ冷静に(笑)。
本当に9条のおかげだったのかしら?冷戦時代から続く平和と均衡は、バカじゃ無いのか?と思われるくらいの、行きすぎた核武装のおかげだと言うことは、各国の政治家は皆理解している。このスイッチを押せば地球自体が何度も滅びるほどの核兵器を作って、それこそ冷静に考えれば気が触れているとしか言いようのないあの状況こそ、欲と我にまみれた人類の最後の良心のリテラシーを信じて出来たわけで、人の業の嫌な深さを思い知るわけです。

日本が平和なのは9条のおかげなどでは無く、米国の核の傘に隠れているからで、ひとたび米国が元気がなくなったと感じれば、支那などあっという間に尖閣などに分け入ってくるわけで、今回、当然安保の範囲だよと言う米国の一言で急にベクトル方向変更している支那じゃ無いですか。異常な伸びを見せる支那軍事予算を何と考えるのか?9条信者。

チベットが9条を持っていれば虐殺されなくて済んだのかな。ウイグルで9条を持っていれば大丈夫だったのだろうか。イラクが恒久平和をうたっていればフセインは偉大な大統領として歴史に名を残したのかな。アフガニスタンの民族同士が9条を持っていれば悲惨な内戦は回避できたのだろうか。パレスチナは、タジキスタンは、キプロスは、チェチェンは、アルジェリアは、スーダンは、ソマリアは、、、、切りが無いですね。

細かな争いや大きな戦争の背景にはお互いの正義があります(但その正義の背景は種々の議論がありますから省きます)。だから厄介なんです。しかも責められる側の憲法が攻める側の意志に何か関係でもあるのでしょうか。

だからワシは、純粋に他国の思惑に左右されない「国家としての自立」が必要であり、「自立のための国家感」の育成が必要不可欠だと思うのですよ。
しかしそこに水を差す左翼思想は池上氏の言うとおり反日を元にした歴史観から成り立っており、本来の左翼思想とは異なることをワシらは覚えておかなくてはなりません。

かなり以前、スティンガーが大量にテロ組織に流れた事件をご記憶か。平和ぼけ日本政府が極秘にカネで解決しようと提案した時、主要各国代表は日本に対して「ろくな情報機関も待たず、まともに敵国と闘う能力も意思もない国は黙っていろ!」と、木偶の坊扱い。そりゃそうだ。9条のおかげで、金は出せるが人と戦力は出せないからね。

コレが自立国家と呼べるはずも無い。人の業とは斯くも残念なのだが、その上にワシらの日常は成り立っている。
それならばせめて、人の家に押し入ろうと計画する賊の情報を集め、押し入られて犠牲者が出る前に直前で闘う方が被害は少なくて済むんじゃ無いかなと思うが、それは今のところ許されないことなのだろう。
我が家の誰かがいきなり進入してきた賊に殺されたら、その時は条件付で誰かが闘ってねと9条信者は言っているような気がするよね。う〜む。

5月 09, 2013

形而上的研修医受け入れとは・・

ついというか、うっかりというか、研修医受け入れの申込書の提出を忘れていました。いや、多忙だったんです(笑)。大学の「おいらはすごいんだよ」プレゼンにも行けなかった
し(笑)、青森は八戸などのどちらかというと地の果ての歯科医院に研修医で来る根性など持っている学生君は今時は珍しいだろうなと思いつつ、どうせ誰も来やしないから、、なんて言う思いが忘れさせていたのかも。明日締め切り(笑)。慌ててパーソナルデータを見て、根性のありそうな学生君を数名ピックアップ。縁もゆかりも無い彼らに実は申し訳ないと思いつつ、書いてある内容や伝わった思いと経歴だけで書きましたからマッチングなんか絶対しないから安心してください。

でも彼ら、大学病院にしがみつくダメダメな研修医に比べれば、8ヶ月くらいは開業医のモトで社会の理不尽さでも(笑)勉強してこようかと考えている学生君の方がよほどまし。大学病院こそが臨床の最先端とホスピタリティの最先端を実践している訳では無いという事に気が付きそうな精鋭達ではあるのですよ。
この勘違いは、実は人も患者も病院もイヤと言うほどある首都圏と地方都市との比較でもあったりする。商業誌の大半は地方都市歯科医業の先生方の血と汗の臨床の貴重なデータ。そこにはいつも素敵な患者さんがついて回る。
全てが溢れている場所で開業して一番最初に考えることは、多分、業界で何かの1番になること。素敵な患者さんの前に、競争に勝てる患者さんを選ばなくてはならない。このスタートラインの違いが、実は患者さんに対する思いの違いとして如実に出てくるのでは無いかと常々思っていましたよ。

とは言え、素晴らしい医院が沢山あるのも首都圏。そりゃそうだ。クオリティの違いが実は地域総生産と密接に関係している以上それも頷けるというモノ。地方都市では愚直な診療姿勢がただ目立つだけでしょ?と言う反論にある意味頷けるわけで。う〜ん、どう考察してもワシのコンプレックスにしか聞こえないところが悔しいなぁ。。

いずれにせよ、かつては厳しい厚労省の施設基準のあった研修医受け入れ協力施設が、いつの間にかそんな基準も無くなり、とうとう厄介な存在になりはてた一番の原因は、実は受け入れ施設側の問題。
こう言う事を書くと炎上するかもしれないが(笑)、某横浜あたりの某駅とかの某歯科医院の看板に「○×大学附属病院研修医受け入れ施設」とでかでかと広告するあたり、受け入れることで一銭にもならないんだからせめてそう言う立派な医院なんだよと何気に広告する嫌らしさよなぁ。疲弊してないか?あなた。そんな事書く前に、研修医に対しての未来への歯科医療、歯科医師達への教育に燃えろよな、受け入れ施設として。

一昨年、ウチに研修医としてきて主催する勉強会で心電図や全身管理に目覚め、福岡大医学部に飛び麻酔医を目指している彼なんぞ、その根性は非常に素晴らしい。ウチに残っている研修医からの勤務医やそうでない勤務医も年数の割にはみんなちょっとしたスーパーデンティスト。そうこなくっちゃ。
だって、当院チーム一丸で育ってもらったんだもの。。。


5月 06, 2013

GWも終わりました

非常に天候に恵まれた関東地方を後にして帰路につきました。いつものように、東京の町を歩きながら散策した2日間でした。地方都市ではすでに全く出会うことの無い昭和の町並みがまともに残っているのもまた東京の魅力だったりします。
こちらにスナップがありますが、オーバースペック4800万画素のSIGMAsd1で、しかもかぶり気味で撮影してありますので注意が必要です(笑)。


時間があるときに立ち寄る靖国は、憲法記念日を避けるようにして本日5日こどもの日に行くというところが、ちょいとおしゃれ(笑)。
初めて靖国を訪れた過去に比べて、随分と様変わりした此処は、何か新しい意識が充満しています。ワシの目の前にいる青年は耳ピー舌ピーのオンパレード。横にいるやはりパンクな友人に「なあ、おまいりするときどうするんだっけ?なんかいおじぎすんだっけ?何回てぇたたくんだっけ?」
かつて此処では、それなりの経験を積んだ方々のかなり神聖な気持ちが凛として伝わってくるような所だったのですが、これも時代の変化なのか若いカップルやこのようなパンクな兄ちゃん達も沢山居るのに驚いた訳です。

お参りを済ませ遊就館へ。大東亜戦争70年展が特別企画で開催されておりまして、そちらも見学にと向かいました。何度来ても身が引き締まります。この英霊のおかげで今の自分達があるんだと言う当たり前の事を、何故今までこんなに粗末にしてきたのか不思議でなりません。永遠のゼロで感涙したついこの間のせいもあって、特攻隊員達の遺書や父母に宛てた手紙を読むと目頭が熱くなるのです。某朝日新聞はかつてこれらは洗脳の結果のテロリズムでは無いかと糾弾したことがありました。百田氏の小説にもそんなジャーナリストが登場しますね。一般人を巻き込む宗教的なテロと同じにする神経がどうしても理解できない、、というか、どういう精神構造でそういうことを平気で言うのかワシには全く理解できません。個人主義も此処まで来ると感情や深い思いと言った人本来の古い大脳皮質からわき出る本能すら否定する怖さに震え上がるのです。

若いカップルが遺書を読みながら涙していました。これとて作られた物だとサヨクは否定するのでしょうが。どう見てもキャバいお姉さんが堪えきれず涙していました。かと思えば、ワシの両親以上の年配の方も涙していました。要は、今のワシらに足りない「何のために誰のためになら命を投げ出す事が出来るのか」という「生きることとはどういうことなのか?」と言い換えることの出来る哲学命題に心が震えるのでしょう。
しかも戦死した彼ら彼女らは、まさしく将来の我が国のためにと言う思いを切々と綴るのです。夫が特攻隊の教官をしていて、教え子達だけを戦地に向かわせるわけにはいかないと自らも志願するが、妻と子がありその資格も無い苦悩する夫を案じて、自分達が足かせになっていると感じた妻は我が子と共に自殺。その気高い精神の妻の遺書を読み、体を震わせ泣く若者に感動するワシです。儚いセンチメンタリズムとは無縁の日本人としてのプライドに心が揺れるのでしょう。もちろん誰だって死にたくは無い。「しかしながら・・・」と事実は小説のように続くのでした。この「しかしながら・・」が何故感動を呼ぶのか、若い彼らが共感するのかが、これからの日本のあり方のキーワードでしょうね。ワンピースが爆発的な人気を呼ぶその背景こそに、靖国を訪れる若者が急増するヒントが隠されていると感じるのはワシだけじゃぁないでしょう。


5月 04, 2013

爽快だが不快な護憲

改憲護憲入り乱れての都心の戒厳令のような喧噪を離れて、ワシは深川を目指して地下鉄に乗りました。GW後半のお休みは、全く仕事から離れての久しぶりのオフの4日間。こんな事はめったにないからね。
普段の下町に比べれば、色々歩き回るとやはり、少し人が多いのかも。清澄庭園でのんびり鯉や亀を眺めている人が沢山居ます。暑くも無く寒くも無く丁度良い季候は今だけかな。21年ぶりの寒気団も北海道東北が異常に寒いだけで、東京は実は丁度良い。
小名木川など、江戸の昔の縦横の水運を渡る風は、今だってそんなに変わってはいないような気がしますね。実に気持ちが良い


ひとしきり歩いてホテルに帰ると、テレビでは改憲護憲の議論が沢山出ていますが、護憲派のうわごとのようなお題目の筆頭に社民党の党首の話が出ておりまして、やはりなぁ、吹き出しますよ(笑)。気持ちの良い下町の景色を永遠に残してつなげていくためには、これじゃあダメだろうな。世界最古の我が国の憲法にこだわるなら、時勢は変わってはいけないという根拠を是非とも欲しいですな。戦争をしない国になるのは構わないが、民族浄化されるのはイヤだろ普通。目の前に暴漢にやられている肉親が居たら、助ける為に戦うだろ普通。話し合いなんぞしないだろ普通。しかも言葉通じなかったら話し合いにならないでしょ(笑)。
ちなみに、かつての朝まで生テレビのやりとりを是非読んでみてください。せっかく良い気分になったのに(笑)。これは苦笑だな。だめだろこれ。


「朝まで生テレビ」での福島瑞穂氏の発言 

福島「ですから、日本はスイスのような平和中立国を目指すべきなんですぅ。」 
田原「スイスは国民皆兵制で、一般家庭に自動小銃が有る国だよ。」 
福島「いえ、例えばスウェーデンみたいな中立国もあるわけですしぃ…」 
田原「スウェーデンはナチに協力して中立を守った国だし、今では武器輸出大国だよ。」 
福島「えーと、ベルギーのように歴史的に中立を貫いた国もあるんですぅ。」 
田原「ベルギーみたいに何度も外国軍に蹂躙されてもいいの?」 
福島「・・・・」 
田原「ベルギーみたいに何度も外国軍に蹂躙されてもいいの?」 
福島「え~?でもぉ~、侵略するより侵略される方がイイですし~…」 
田原「・・・・?」 

福島瑞穂「警察官の拳銃使用は絶対だめです。犯罪者にも人権があります。例え凶器を持った犯人にでも警察官は丸腰で 
確保すべきなんです。」 
田原「それで警察官が殉職したら?」 
福島「それは警察の職務ですよ。」さらりと簡単に言う。 
会場「ええ!!??っ」という驚愕の声が響き渡った。福島も気まずくなり、 
福島「それに犯人が抵抗したら無理して逮捕する必要ないと思うんですよ。逃がしてもいい訳ですし。」 
田原「じゃ、その犯人が別の殺人事件起こしたら?」 
福島「それは、それで別の問題ですしぃ」 

・・・・だめだこりゃ。

5月 01, 2013

偉い先生達

朝から電話があった。

9月に予定していたスペインはサンセバスチャンの限定15名インプラントセミナーの申し込みは速攻でしていたが、同伴する某先生ののっぴきならない予定を待って入金を控えていた。とはいってもさ、WEB上でフライトの予約まで確実視していて、要は行く気満々というか行くつもりだったのだが、、この電話の内容が振るっている。9月の話をなんでそんなに焦っているのか?と、こっちが竈掛けて、偉い先生達とか予定を組めないでキャンセル待ちがあるからでしょうと苦笑しながら言うと、、そうなんですだって(笑)。


う〜ん、ワシは偉い先生じゃなからね。


有名無名を問わず、泡沫インプラントロジストが速攻で申し込んだのがバカだったのか、それとも早くにとっとと偉くなるべきだったのか自虐。世の中にはね、愚直に真面目にそれも相当長い間おつきあいしている人とかもいることを忘れないで欲しいね。上司に確認して大丈夫ですっ、とかどうでも良いんだよ。偉い先生達もそれを傘に圧力掛けて枠を確保しようなんて考えずに、早く申し込むように(笑)。
事務的事情はよく分かるが、会社の方針が何となく分かってとても残念な気持ちになりました。もちろん即刻キャンセル。冗談じゃ無いもう関係ないや。慌ててすっ飛んできた末端営業がとてもかわいそうでした。

と言う事で、9月末から開催されるAAPかなとふと考えまして、同伴の先生にも打診。そんな会社はほっといてこっちで勉強してこようと(笑)。組織システムと情報共有とは斯くも難しいモノだとお互い感じてもらえれば、この出来事も実になるというものです。
しかしなぁ、AAPも偉い先生だらけ(爆)で現場じゃめんどくさいことこの上ない。知名度があると言うだけでその偉い先生達に、朝からペコペコするのも性に合わない(笑)。(あ、ペコペコする必要も全く無いが若干世間体を気にしたバカなおいら)。
ワシだってそれくらいの自負した「偉い先生達に負けないくらい」の仕事はしているけど、公にはしていないだけだから(笑)。なんちゃって、兄ちゃんに「それじゃあ同じだろ」と怒られそう。

ああ、じゃなかったら、UCLAのわざわざこんな場末の当院まで来てくださったO先生の光の研究している所でも訪ねて行こうかしら。「行くと言ったらホントに行きますからね」と言った手前、社交辞令じゃない所を感じて頂けたらと。Dr.翼は進水式で忙しいからK君にコーディネートしてもらおうかな(笑)。

結構面白いブログネタをありがとうございました<m(__)m>