6月 28, 2015

迷走?する額?咬合学会の考察

毎年のお祭り学会の印象がますます強くなる額咬合学会にとりあえず参加。内容はともかく、その後みんなで飲み食いしながらの考察が面白かったので記録しておこうかな。

顎咬合学会に初めて参加したのは20年以上前だろうかな。今は亡き保母先生のアメリカンナソロジーと日常臨床への応用に強い興味を持ったからだったと思う。当時の会員数はそれほど多くなく、そういえば認定医試験を受けに新潟まで行ったっけ。この頃から会員数は大幅に増えたように思います。認定医だから何だというわけではなく、当時のワシの咬合に対する取り組みや、ワシの周りの先生方も含めて、実に当たり前のことを確認する試験だったのかな。
その後、神奈川歯科大の佐藤先生がヨーロピアンナソロジーを前面に出しながら大会企画を練られていたのですが、周囲には全く興味を持たれずナソロジー自体クールダウンしてしまったような気がします。これは理由は簡単。お金にならないからに間違いない。医療哲学や倫理観よりそっち。。
このあたりからこの学会の迷走が始まるような気がしますね。開業医の学会としてお祭り騒ぎのようになるその背景にあるハウツー物が大挙して押し寄せ、カテゴリーを問わず(と言うところが開業医の学会という面白いところでもあるのでしょうが)あれやこれやと、もう何がなんだか(笑)。そして未だに偉い先生が「パラファンクション」だと。違うよ、ファンクションでしょ(笑)。

今回の朝一番のAAP会長の特別講演を聴いて、真っ先に感じたのは、その疾患は主訴なのか?その割合は?であり、、こちらサイドの人間が患者に対して疾患を作っているんじゃないのか?もしそれをそのままにして適切なメンテを繰り返してももっとダメになるのか?など、米国の歯科医療のいやな部分を垣間見たことでしょうね。もちろん国際学会では当たり前にいつも感じることだけれど、通訳日本語で聞くと余計にね。
ぶっちゃけ、やることなくなって、次々に擬似疾患を作り出しそれをリカバーするテクが量産されるという、なんかさ、10年以上前からの米国の歯科のやり口かな。
つまらん、非常につまらん(笑)。。

正ちゃんの店で牛すじ
米国という国の根本哲学は、文化も歴史も日本や欧州の足下にも及ばないことをリカバーするために「頭が良い=金持ち」という構図らしい。帰りの新幹線で拾い読みしたスタンフォードの天才達の話しでふと気が付いたワケ。これがないと米国じゃないからアメリカンドリームは現に存在するのだろうね。で、世界を動かすスタンフォードの超人達が「超頭が良い=超金持ち」というベースを全く疑問視しないところに大いに憤るワシなのである。そしてそれを世界に押し売りしている。長い歴史と文化を持っていればそんなことは考えないと思うのだが如何か。ふふ、偉そうだなぁ(笑)。

だから、米国の歯科スーパーテク(別に普通だけど(笑))をどんなに見ても、その背景に社会性の「しゃ」の字も見せることの出来ない彼らの鬱が見え隠れする。ゼロか100かが彼らの医療であり、どっこいワシら日本人の60〜70%の医療スキル提供を卑下する理由などどこにもないことを誇りに思うべきなのである。そしてその中には当然100もあるし。
君らが出来ないことをワシらはやってのけているはずなのに、グローバリズムを勘違いした同胞の輩が最近量産されていることに腹立たしくも感じる始末だよ(笑)。

真のグローバリズムとは(ま、シカゴ大学のイデオロギーだけどね)、海外からの輸入ではない。日本からのこれでもかという発信も含め真のグローバリズム(そうでなければ米国帝国主義だとかアメリカニゼーションに成り下がる)なのだから、多くの海外学会でいつも思うけれど、例えば今回の八戸からのなっちゃんの秀逸なテーブルクリニック等を、どんどん外に輸出してこそのグローバリズムだと思うが如何か。

ま、兎に角、迷走そして昏迷こそ、今学会ではなく今の歯科医療そのものだと言うことが分かっただけでも行った甲斐があったかと。深夜まで議論におつきあいして頂いた皆様との出会いに感謝いたします。

詳細はこちら、、うはははは、勝手に無断でリンク!

6月 23, 2015

介護現場の憂鬱とシステム問題

ペッパーを購入してウチのホームにプレゼントしようと思ったら、、、1分で完売だと。
残念、次の機会を。。。。ワシの年代にしてみると、21世紀舞台の鉄腕アトムの時代に入る前は、家庭ロボと言えばこのロボットだった。手塚先生の世界が今やっと来たかな。

ベルメゾンKという有料老人ホームを立ち上げ1年が経とうとしています。手探りながらもスタッフの献身的な事業立ち上げからの頑張りに頭が下がる思いです。口腔関連システムを付加価値投入してはいるものの、マンパワーの重要性に比較してその低い評価にももがいているのが現状なのです。そして一番重要なことと感じている、発想の転換という大脳を180度ヒックリ返すほどの思考転換がなかなかできないというのがこの介護の現場なのでしょうか。

介護に必要なサービスとそれに付随する付加価値サービスは、少なくとも公費で賄われなければならないという前提であるなら、現場は受ける側も提供する側も大きなストレスを抱えることになります。その昔、かつての医療費の一部として扱われてきたサービス的医療の一分野を分離することで、介護ビジネスの将来希望を民間に委託するはずだったのもが、民間の「本来の介護という心」を忘れたビジネス展開がいろんな所でも急峻に進行するに従い、「そこまでする必要はない」という暗黙の前提が出来上がり、心ある介護の現場を圧迫し始め、ひいては介護全体の質の低下が顕著になって来ているのが現状ではなかろうかと感じ始めました。

皆一生懸命なのになぜ??という疑問が次から次へと湧いてきます。そうすると、結果として凛とした将来を見据えて次世代への現場を構築しようとする意欲は薄れ、現場本位のまま事態は進行し、スタッフはそれに漫然と従うのみという現象が現れると聞きます。それに加え、その周囲の間接的ビジネスも、ありえないくらいの怠慢がまかり通り、医療サイドからそれを眺めた時愕然とするわけです。要するに、関連業種本意の介護の現場の実態、が出来上がります。その理由こそ、今述べた事以外に原因は思い当たりません。要するに、行き場のない現場が怠惰な関連業種を生むと言うことですな。。残念。

ふと、我が本業である所の歯科を振り返っても、いい加減な現場にアカデミックで規範ある関連メーカーやディーラーが入り込むわけはなく、どちらかというとなあなあなちょっとどんぶりでしかし主導権を握るそんな会社が来るなぁと。要するに、どんなメーカーやディーラーが入り込むかは、歯科医療を提供しているワシらの状況を丸写しにしていると言うことか。

まとめて考察するに、介護の現場はその低評価故に現場スタッフの思惑とは別に思うようにハイレベルな環境を作ることが出来ないため、取り巻きの関連業者も適当につきあい始める。改善するには、圧倒的な発想の転換を持って、その評価を大きく向上させるように感覚を磨かなくてはならない。

歯科医療の現場では、発想の転換が上手くいっている現場では、歯科が今や大変じゃないかと周りが騒ぐのが不思議なくらい、問題なく物理的にも精神的にも拡張を続ける歯科医院が現存する。当然そこにはアカデミックでクリアな関連業種が集まってくる。

あ〜、今日も青森出張の帰り、こんな事をメモしていました(笑)。





6月 20, 2015

集団的自衛権の拡大が、なぜ戦争が出来る国になるのか?

http://news.tv-asahi.co.jp/news_politics/articles/000053043.html

国会前じゃないでしょ、支那の大使館前でしょ、これをやるのは。大丈夫なのかこの若者達。支那が今の今でもどれだけの虐殺と侵略を画策しているのか分かっているのかいないのか。だから周辺諸国は毅然とした態度を取っているのに。領海侵犯した支那の漁船を爆破したインドネシアの思いを彼らは分かっているのか??
そして我が国は、インドネシアの程の国益さえ守ることが出来ないで、貴重な珊瑚は大量に略奪されたのです。そしていつも思う。肝心なとき我が国は我が国民の誰も守ることが出来ない。その大きな理由は、このサヨクどもだとね。

サヨクに洗脳されてしまった若者は怖いね。ニュースを見て大昔の学生運動の影像を思い出しました。誰だって戦争なんかしたくないし死にたくないのに、論点を見事にすり替えている。平和を維持するための方法論の話しが、いつの間にか国会の中でも戦争がしたいかしたくないかの話になっている。共産党の「良い戦争と悪い戦争」なんていう間抜けなバカ話を延延と議論。加えて民主党の質問、特に辻本とか「バカか」という公明党議員のヤジで問題になっているようだが、こんな最低に奴を当選させ、引き受ける政党っていうのもどうなんだろうね。「あほかぁ」なら大阪はOKだったか(笑)。逮捕されようが何だろうが、某国の工作員だろうが、左巻きでいさえすれば何とか国会議員にはなれるというワケか。

今まで70年間見事に戦争をしていない我が国が、戦争をしたい国になるという彼らの言っているイミが分からないのは私だけ??特に支那の横暴さの前に、米国様だけに頼る独立国家って如何な物かという当たり前の議論の始まりに過ぎないではないか。ワシの残りの人生に期待する社会の変化とは、やがて憲法は改正され、我が国は未来永劫恒久的な平和維持を約束できるようになると願う一人だが、支那の属国になる訳にはいかないと最近台湾が気合いを入れているのを見るに、太平洋は米国と支那という2大国で成り立っているという習ちゃんの厚顔無恥な発言に、台湾は激怒するし、香港が返還時の約束などこれぽっちも守っていない現実を見るに、支那の環太平洋に対する脅威は、独立国家なら当たり前に国益を守るべき物なのではないかな。

で、国会の議論をよくよく観察すると、要するに自国を本気で信じている本当の保守と自分の国が信じられない左巻きグループという構図なのね。つまり、大きな権力はやがて暴走し国益のため国は戦争への道をひた走るという、戦後のGHQの妄想が、なんと今の今まで左巻き脳には住み着いているのですな。。

マッカーサーも言ってたじゃない。大東亜戦争はハルに仕掛けられたわけで、日本じゃなくたってあそこまでいじめられれば、死んだふりで国を放棄し日本がなくいなるか、ぶち切れるかでしょ、、って。日本人はいじめの張本人の白人に手を上げた自衛戦争を選択したに過ぎないのですから。




6月 14, 2015

体を使うこと(笑)

国会から帰り、いつものようにDr.不足でただただ忙しく働き、その週の日曜は珍しく野球に参加。練習試合ですけれど歯の衛生週間と重なってメンバーが不足し、事もあろうかワシがサードでフル出場。体が全く機能していないのだけれど、大脳はかつての動きを記憶しているからたちが悪いですな。

4回、動きのだら付いているワシを狙ったサード前のセーフティーバント。かつてのワシなら何も問題は無いが、ダッシュした途端足がつった(笑)。で、お手玉。だめだこりゃ。次の回はトンネル。明らかに筋力が無くなってきているわけで、バッターボックスに立ったってバットが振れないよぉ。と言う事で終わった日曜日でした。
翌日から三日間、強烈な筋肉痛と関節痛とで、要介護3くらいになっていました。

それでも一週間、粛々と仕事を行い、衛生士学校の講義も二回ありました。「歯科領域における心身症」のこの講義で2年生の前期のワシの授業は終わりでした。この中で自臭症と言う名の口臭症を作り出した歯科医師達を糾弾しました。もちろん教科書にも出てくるわけですが心身症のカテゴリーの中でとても重要な項目です。本来そんな病気は無かったけれど、歯科医師達が作った「心の病気」の責任は大きいのではないですか。もっとシンプルだったのに、エクセレントな息が本当に必要で大切なのは「患者」ではなくて「歯科医師」であることが判明しました。

木曜日、訳あって本業をほぼ一人でこなしました。ユニット一台あたりに調整してもなお8.3人来た計算ですが、久しぶりにしびれました。でも、なんだ、やれば出来るじゃん(笑)。
兎に角、あっという間の1週間に我を忘れて取り組んで、本日日曜を迎えましたが、数日前岡田先生と飲みながらチャリツーリングの話をして「よし!日曜日行こう!」と言う事になり本日の朝です。朝早く行くからね、と言っていたせいか、岡田先生は朝5時前からスタンバっていたようです。ワシが家を出たのは7時過ぎでした。岡田先生の家まで3キロちょっとあるので15分くらいで着いた計算になります。そこから二人して新郷村に向かったのでした。

iPhoneアプリで記録するのを忘れていたんで、途中からですが、KMZファイルではき出したGoogleearthの地図がこちら。う〜ん、わかりにくい(笑)。何か良いやつ無いですかね。でもこれGPSものすごく正確で、コンビニでうろうろしているのまで全部記録されていました。午前11時半には帰宅し風呂につかるワシなのでした。

上記、ケシ畑じゃないのか??(笑)の前で撮った一枚の写真の中のワシはまだまだ元気なのでしたが、本日の距離は50キロ、最高標高は91メートル、最高速度37キロという記録でした。
オートバイとは又違う自転車の魅力を少し垣間見た一日なのでした。速い速度では見逃してしまうちょっとした時間と景色の切り取りが非常に楽しいかも。
が、ケツが痛いなぁ。。。なんか肘も痛い、腰にもきてますなぁ、明日それなりの本数の埋入のオペが朝からあるが。。。。

それより、走っている最中、沖縄の宮里先生からメールと写真。沖縄の青い空の下でまたりとしているそうです。羨ましいなぁ、それはそれで。


6月 04, 2015

歯は命、6.4国会行動にて

本日6/4木曜日、朝から議員会館に。参議院衆議院の議員を周り(と言っても国会会期中はよほど暇な議員しか会えないのが本当、で、もちろん議員には会えないので政策担当秘書を中心に)歯科医療費問題や歯科医師需給問題(ワシは決して多いとは思っていないからそういう説明)、技工士のブラックさ、衛生士の労働環境改善問題などを中心に陳情をしてきました。保団連が大好きな共産党など行くわけがないけど、それが何か?

本来保団連の企画だけれど、見事に赤いこの組織は好きになれないが、こういう企画は出してくれるので、いいように使っているのが実際のところ。青森保険医協会は保団連の組織とはいえ私は副会長だけれど生粋の保守である。関係ないが改憲派である。
この組織の名前を出すと、多くの議員さんたちが「共産党関係」と誤解する。あのね、保守だから。防衛費を削れだとか公共事業を縮小しろとか大企業の内部保留金だとか、的外れの財源確保の話をするから保団連を誰も相手にしてくれないことを肝に銘じなさい(笑)。

陳情はそれはそれで滞りなく説明して回りました。メインは午後からの厚労省です。1年ぶりに歯科の鳥山課長とじっくりお話ししまして、大変有意義かつ重要なお話しを聞かせていただきました。2年前鳥山先生のプレゼンを個人的に拝聴しひどく感銘を受けたのでしたが、左向きの人たちは私に「言いくるめられたんでしょ」と言います。否!どんでもない。こんなクレバーな人が歯科保健行政のトップであることを改めて感謝いたします。逆に、日本歯科医師会のペーパーを昨晩大量に読んで思うのですが、目線がどこ向いているのか非常に不明。若き次の世代の歯科医師たちに何をしようとしているのか思っているのか本当に疑問だらけでしたが、反面厚生行政での本日のお話しを聞き非常に納得したのでした。

さて、自分たちの話は置いといて話題を2つ。
山梨で開業したかつての勤務医のO先生から電話が。何やら保健請求で山梨の特殊な環境が、というか歯科医師会ぐるみのおかしな違法行為が明るみに。必要があって行った精密検査が意味不明で基本検査に減算されるという。

「山梨県は1回目は基本検査だから」・・・・なんだこれ?

詳細は後日書きますがこんな違法行為がまかり通っているらしい。ここで「はて?」と思うのだけれど、一体誰の得になっているのか全く不明。今までの歯科医師達は一体何をやっているのだろうか?疑問に思って、物言いを誰も付けなかったのが一人もいないのが意味不明。そんなにこの県はバカばかりなのか?青本や厚労省発の検査に関する疑義解釈を理解できないのか?ローカルルールにしてはあまりにもひどいこの背景を考えるに、個別指導や監査の恐怖を植え付ける歯科医師会組織のいやらしさが見えてくるわけです。というか、みんなそんなに個別指導などを避けたいということは、何かあるのか??と勘ぐられても仕方ないでしょう。で、戻るが、、、誰が得しているんだ????

国民は平等に医療を受ける権利を持っています。それをはなから否定するこの田舎臭いルールというか意味不明の縛りにみんななぜ立ち上がらないのか???怖いのか??一体何が???
疑問符だらけなのである。厚労省にはきちんと伝えました。
山梨あげて大事になりそうな予感、ごめんね、でも正義は必要だ、戦おう。絶対になぁなぁで済ませてはいけない。いずれ己の首を絞める。。。ワシや全国の同志が絶対に味方になるから安心しなさい。戦おう。

もう一つ。医科歯科連携の要の一つである介護と口腔健康の話。うちでは口腔ケア、摂食嚥下という付加価値をつけた老人ホームを運営してもうすぐ1年が経とうとしているわけで、衛生士達のたゆまぬ努力の甲斐あって、明らかに日常を取り戻した事例がたくさん出てきているわけです。当然介護度を下げる努力にもつながるわけですが、、、、、みんなで頑張って介護度を下げたら介護収入が減るというパラドックスに陥ります。これも実は10年前からの議論らしいのですけれど、まだ何も解決していません。介護現場のモチベーションがダダ下がる現行制度の改善要求は、今回の国会行動の中で、わしにとっては非常に重要な項目でした。「さらなる議論がまさに今必要だと思う」、、課長のこの言葉にとても勇気づけられたのでした。

と言っても、問題は財務省。厚労省は頑張っていると思うね。偉そうな物言いだけれど(笑)。

6月 01, 2015

台湾行って気が付く、うすらサヨク(笑)


高木先生と李先生

金曜日から台湾に行きました。日曜に帰りました。なんとわずか2日です(笑)。しかも2回しか行ってない羽田からわずか2時間半の外国です。で、特別な緊急ミーティングで、サティフィケートももらいました。李登輝氏の遠縁かもしれない李先生にお世話になりました。支那人は大嫌いですが台湾本省人はその限りではありません。大変有意義な2日間でした。





さて、こう言う非常に近い外国に行くと思うことがあります。真っ先に思い出すのが、我が国きっての売国奴とうたわれる河野洋平氏の「台湾には降りない」事件。悪天候に遭い緊急着陸したにもかかわらず、大好きな支那に気を遣って台湾に上陸しなかった。国民党と共産党の内戦をもっとよく勉強するべきでしたね。無知も甚だしい政治家の一人です。

台北ポストという英字新聞が朝ホテルの部屋に配られます。世界情勢の欄には、世界各地で起こっているテロへの警戒や軍事力の増強がなぜ必要なのかとか、そんな独立国家としての当たり前の記事が満載です。

そんな記事を斜め読みしながらテレビをつけるとNHKが普通に見られます。日曜の朝からテレビ日曜討論が行われていました。戦争へ対する認識のお花畑理論を切々と問うている民主や共産の話があまりにも世界から隔離されていることに外にいるからますます際立つのです。

沖縄の記事がありました。領有を巡る反駁は台湾とて同じですが、東シナ海の支那の横暴に対する警戒を考えるに、米国の傘の下の(と言っても日本のために米国が核を使うなどあり得ないが)安全保障として沖縄の基地の存続は非常に重要なわけです。
で、尾長知事という支那の工作員と化した政治家が、まさかの「やはり日本人ではないのね、この人は」と思わせるとんでもないことを米国で発信するバッタ市長を連れて行ったね。

<米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の同県名護市辺野古への移設計画をめぐり、同市の稲嶺進市長は30日(日本時間31日)、米ワシントンで市民団体と意見交換会を開いた。移設反対を訴えるため訪米中の翁長雄志知事に同行している稲嶺氏は、移設作業が続く沖縄の現状について「植民地と言っても過言ではない」と市民団体側に説明した。>
<また、辺野古の米軍基地前や海上で移設反対派と県警、第11管区海上保安本部が衝突している写真を紹介し、「県民同士を対立させ、分断させるのは植民地政策の常套手段だ」と日米両政府を批判した。>

でた!市民団体(笑)。その正体を明かせよ。しかも、一体どこの国のどんな奴が、自分の国をしかも自分の自治体を「植民地」とか言うのか??売国奴も甚だしいじゃないか。例えば米国や欧州で、自分の国の州や県を「植民地「」と発言して知事という仕事が成り立つのか?普通こんなことを言ったら国を追放されてもおかしくないだろう。
「国辱」だよこれは。目覚めよ、沖縄の人々。こんなワシだって借りは返したいし意識もたくさんしている。が、これはないだろう。

沖縄の平和と愛のために基地反対集会が日本各地で行われているようだが、何度も言うがこれは本当に沖縄の民意なのか?あの女子高校生の切実なそして毅然としたスピーチはウソなのか?沖縄の本当の幸福を乱す本土のうすらサヨクの愚民こそ、この混乱の最大の元凶だと持っているが、文句のある奴は実名でここに来なさい(笑)。
独立国家として軍事力を認めないうすらサヨクよ、話し合いでISISが解決できるならその地に大挙して行くが良い。未来に対する本当の愛と平和なぞ「今の自分」に比べればどうでも良いのだと君たちが実践している現実を直視するが良い。

帰り道、本を一冊読みました。佐々淳行氏の「私を通り過ぎた政治家たち」。佐々氏の人柄もさることながら、我が国をダメにした政治家を名指しであげているのが痛快です。
是非ご一読を。。。