8月 16, 2020

初盆と父と

 昨年秋に私の父親が亡くなったので、今年のお盆は初盆となる。

迎え火を焚き、亡き父が父として蝉として舞い込んできたのは紹介した。翌日、亡き父が父として蜻蛉として私の指に静かに止まって動かなかったことも。実は女房の父が亡くなった仏事の時も、突如として庭の松の木で夜だというのに蝉が鳴き出し、皆、父が帰ってきたんだよと言っていた話を思い出した。


確実に父の気配を感じるので、本来ならば初盆として数日蟄居すべき所を、父の好きだった北山崎や鵜ノ巣断崖まで連れて行った。車の後部座席には、確かに父の気配がある。が、私が数年前にいつも車で移動するとき憑いてきた少女の気配も感じていた。ウチのお墓はとても賑やかで、中に8歳の女の子も入っている。名字は違うが、何かの関係者だろう。私はその子だといつも思っていた。



奇しくも終戦記念日と北山崎は毎年重なるので、北山崎の太平洋を大きく望む展望台から靖国に向けて感謝の祈りを捧げたが、私の父はあまりそう言うことを私には話さなかった。しかし、仏壇の中の写真には日の丸に多くの激励の言葉が綴ってある親戚の出征写真が数枚ある。この国を命がけで守ろうとすることに何の疑義を持つのか、左翼連中に突きつけてやりたい凜々しいお顔なのだ。

曹洞宗では、16日の夕方に、向こうの国へ行く最終便が出るので、昼のうちに墓に連れて行った。名残惜しそうだったが、ここで帰らねば冥界を一年彷徨う事になるので、早めにチェックインしてラウンジで一休みを提案すると快く応じてくれた。帰宅し微睡んだ時分夢を見た。縁台に座る父。横には小さな女の子。勝手が分からない父をその子は色々と指南しているようだった。回りには多くの親戚。皆一様に笑顔であることが、生きている私たちの幸せなのだと咬み締める。

話は変わるが、八戸から北山崎や鵜ノ巣断崖を経由して宮古市まで、震災復興道路と言う途轍もなく綺麗な道が出来ている。まだ途中工事区間はあるが、これが全て繋がると八戸から福島沿岸まで、苦労に苦労をして行った峠と谷と海岸が、トンネルと大きな橋でまっすぐに全て繋がることになるのだという。かつて3時間以上かかったルートが2時間弱で繋がる。これが復興だろう。小さな漁村を抱えた村々には、見上げても空が見えない巨大な防潮堤と防潮門が作られている。そして数百メートルを超すリアスの間の谷には、巨大なアーチが次々と現れる。不謹慎かもしれないが、まさしくエバンゲリオンの要塞都市を思わせる巨大建築物が次々と出現しているのだが、都会で静かに当たり前のようにそびえ立つ鉄筋建造物を見慣れている諸氏に、この険しい山々の緑と美しい青い海と深い渓谷と、そして巨大建造物のコントラストを、死ぬまでに絶対見るべきと思っている。そこには人間の果てなく続く「何か」が見えてくるのだ。

8月 06, 2020

原子力爆弾

米紙ロサンゼルス・タイムズは5日、広島、長崎への原爆投下を巡り「米国は核時代の幕を開ける必要はなかった」と題し歴史家らが寄稿した記事を掲載した。トルーマン大統領(当時)が原爆を使わなくとも日本が近く降伏すると認識していたことは証明済みだとし、「日本への核兵器使用を巡る真摯な国民的対話」の必要性を訴えた。

米国も当時とは様子が違うことは間違いないが、トルーマンが言うように「必要は無かった」ことは以前から言われていた。歴史の闇に迷入している「日米開戦の秘話」も、結局は日本は「はめられていた」わけで、パールハーバーの奇襲は実は知っていたと言うことは事実であることが確認されている。確かにハルノートを突きつけられた時点で、「有色人種が白人に楯突くとは何事だ」というベースは確かにあった。だから、当時のアメリカにしてみれば、どうしても「コテンパン」にしなくてはならなかった。有史以来初めて白人に「我々は家畜ではない」と刃向かった日本人だったのだ。勿論それを支えたのは数千年に及ぶ国体そのものであることを彼らは知るよしも無かったはずだ。

広島に原爆が投下された後、駆けつけた軍人に向かって瀕死の市民らが「へいたいさん、かたきをとってください・・・」と切にあちこちから言われたことを後のGHQが作った歴史では表に出てこない。GHQはなんとしても、本来は有色人種への人体実験としての原爆投下というホロコーストを戦勝国として隠さなければなかった。だから戦争の悲惨さや平和の尊さを蔑ろにした悪の日本軍というキャンペーンは大成功を収め、原爆を投下した米国の卑劣さは、日本軍の卑劣さというベールで完全に包まれた。

結果、極悪なのは日本であり、正義の鉄槌を下したのは米国であると言う戦後の洗脳は大成功を収めた。おかげで、日教組をはじめ日本の左翼の精神的ファウンデーションは見事にGHQの作られた歴史なのである。それを都合の良いようにプロパガンダする支那と、喜んで日本人として戦うことを選択した朝鮮人、しかし後に日本人と同等に扱われていたにもかかわらず、被害者そして戦勝国のような振る舞いをする南北朝鮮なのである。
深く正しく学習すればするほど、これが事実だと分かってくる。

原爆投下後の悲惨さを目の当たりにした世界は、思想信条の違いをあからさまにする、まさしく最後の切り札として、狂ったように原爆を作り始めた。我が地球が何度も消滅するほどの量を作った最大の理由は、日本の悲惨な状況を常にフィードバックしていたからだろう。結果、大国と対等に交渉をするために無くてはならないものになったのも皮肉だろうか。北朝鮮が核にこだわる最大の理由は、北朝鮮のような小国が、西欧の列強と机を並べても対等に話が出来るようにする為だろう。

東西冷戦中、驚愕の有り余る核の下で、世界はやはり経験のしたことの無い平和な穏やかな時間を持つことが出来た。そうはいっても核のない世界が理想である。その理想実現のため、核ではない切り札を、我々人類はなんとしても持ち合わせなければならない。なぜなら人類皆兄弟と言う発想は、育った時間も教育の種類も時間も食べ物も気候も価値観もまるで違う人々が全てにおいて共通認識で生きていくとは、私は到底考えられない。
世界中全ての人が、生活水準がレベル4になったとき、初めて共通の会話が出来るというものだろう。

手塚のアトムは、やはり科学と平和の子であったのだ。


8月 01, 2020

謎の謎の謎の種

支那から送られてくる謎の種。アマゾン経由らしいが、米国は50州で危険情報を出した。植物防疫上も問題がある。ブラッシング詐欺の可能性もある。

しかし、どうやって住所がわかるんだろうか、、、と言うことは、、、支那アプリや支那製電話から住所が抜き取られているらしいと判明。ダウンタウンの浜田氏の奥さんが無謀にも庭に植えちゃったらしいが、種子の中にはジャイアント・ホグウィードなんていう樹液に触れるとやけどのような酷い毒性のある症状の出るものまであるようで。
そもそも外来の植物など、絶対に届け出が必要なわけで、気持ち悪いとゴミ箱に捨ててもダメだと思う。自分で燃やすしかない。じゃないと何らかの経路でまき散る。

これ植物テロだよなぁ。それより何より、やはり我々の情報が支那に丸わかりになっている事実を認識した方が良い。米国で使用停止になったTikTokはもちろんHuaweiのスマホとか、その他出所不明の支那アプリなど、危機感を持って対応するべきでしょうね。


そんな中でも、支那に工場を作る「シャープ」や「不二家」、、、意味が分からない。将来に向けた企業展開の読みはそれでいいのだろうか?見切りを付けて撤退する企業は負け組なのだろうか?自国プライドを、そう安々と売り渡して良いのだろうか?
というか、それだけ企業内に支那人が入り込んでいる証拠なのだろうね。
北海道も支那飛び地になるのは時間の問題のような気がするし。私たちは何も出来ずにただ見ているしかないのだろうか。

いや、そういう売国議員達を一掃すれば良いのだから、選挙は正しい判断で、目先のことにとらわれず、自国の子供達の未来のために、正しい目を養わなければならない。
それには、支那にまみれている大手マスコミやテレビを信じてはいけないのだろうと思う。