月曜日, 3月 25, 2019

ワシントン行きすがらの関係ない話(笑)

行きの機中で・・・

産経新聞の正論でとてもいい記事を読んだ。
個人とはすべて歴史的な存在だと小見出しがついたコラムだが、要約すると、、個人の属性は血脈を通じる祖先からの遺伝情報として伝達され、そうして現在の自己としてここに生きるという発想が、いかに今の我々に不足している考え方なのかと言うこと。個人はすべて歴史的な存在であり現世の個人とは連綿と続く血脈の中の一人の旅人なのだという言葉になぜか涙する。
本来、一世一元の制を守り続けようというコラムなのだが、本来こういう考え方に同調しない左翼的思想は、日本共産党が元号は廃止するべきと行っている事からもよくわかる。考えて見ると、共産主義とは今のみを生きるニヒリズムの塊だから、歴史や過去はすべて否定しないと自分たちが生きていけないのだと考えて行動しているのだろう。だから墓参りなどしないだろうし、伝統的な文化事業も否定するのだ。あぁ、辛亥革命がそうであったか。
全く共感できない。だからかもしれないが、支那や朝鮮は自分たちの過去の歴史を否定しているか、誤った歴史を教育されているかなので、現状では理解できない国家行動を平然と行うのではないだろうか。世界の中でもたぐいまれな、奇異な国家といえる。


さて、ワシントンDC。美しい街でした。建物に高さ制限があるため、空が広いのです。電線はありませんし、都市計画の元に出来たため道路がトラフィックとは別に整然としています。宿泊ホテルから会場のワシントンコンベンションセンターまでは、歩いて10分ほどだったので、毎日朝夕てくてくお散歩でした。

今回のAO学会の内容で一番印象に残ったのは、まあ、私はおかしな人なので「How valid is the literature in implant dentistry」と言う演目を出したDr.Laytonという知らない人(笑)の話。多分結構有名な人なんだと思うが。。以前のAOでもある口演で訴えた某J先生がいたが「エビデンスが多すぎんだよ!」であり、このLayton先生は優しく「文献の有効性」なんて言い方をするが、実は「だまされんなよ!」というお話でありました。

米国でこの手の話は、別にだまそうとしているわけじゃないし、サバイバルレートなどのこれ見よがしな数字のトリックにはまらなければ良いのですが、結構タブーだと聞きますし、時によってはスポンサーからの研究費等の打ち切りにまで繋がるらしく、そんな話を聞けば聞くほど、ああ、米国はやはり医療はサービスを含めビジネスなんだ!と思うわけであります。しかし、皆、この面白い話の時あんまり人がいなくて、次のインプラントサーフェースの話になったら人が集まってくる。なんてことだ(笑)。目先の方が大事なのね(笑)。

リンカーンを拝むときに上がっていく階段の途中にあるキング牧師のこの碑文が胸を打つ米国なのです。何故か皆、ここを踏んでいくのが悲しいですが。

これが米国のファウンデーションの全てなのだと思いますが、実際に住んでいる人、如何ですか??

金曜日, 3月 08, 2019

たまには良い話が出るじゃない(笑)


通常、ゴミ箱直行の月間保団連という雑誌。会費を払っている以上、毎月送られてくる。今月号は久し振りに目を見張った。そうなんですよ。こういう記事満載じゃなければ医療団体の機関誌とは言えないのだ。環境問題や人権問題の記事など、非常に重要な話だろうが、現状では見たくもない。しかし、こと、このような仕事直結の論文は大歓迎だし大いに共感した。

曖昧な「歯科医業」の定義と弊害と題する素晴らしい論文にお会いした。
医師法と歯科医師法の大きな矛盾点を筆者はついている。それは私も30年以上前から感じていた、何かもやもやとした疑問だ。

卒業したての春、開業医のある先輩が医師と酒場で話をしていた。私はおこぼれを預かりに同席。

「ものすごく腫れてきた患者が酷く痛がって来院したんですよ」
「ほう、それじゃあとりあえず君たちも感染症なら抗生剤を点滴静注して痛み止め流すんだろ?」
私は当然先輩がそのことを肯定するのだと思っていたら、あにはからんや、飛び出した言葉は、、、

「いえいえ、点滴など怖くて出来ませんし、それは医業だからやってはいけないと教わりました。」

新米の私には意味が分からなかったのを覚えている。確かに歯科医師法をよく読むと、これは医業に当たり歯科医業の定義(本来何もない、医業ではない歯科医師に当てはまること)から外れる。そして医師法違反なのだ。しかし、この古くさい歯科医師法をそのまま遵守する事で、実は患者も我々も大きな不利益を被ることが多々あるから、私たちは医業としての一面を持っている処置手術を行っているのだ。

近代歯科医療は、歯科医師法が出来た当時の貧弱な環境ではない。何処までも一般的な医療行為に近いものが要求されるようになってきた。本論文はそういう矛盾をきわめて冷静に鋭く突いている。


今朝ある先生から電話があった。薬問屋が「ロピオン」は歯科の適用がないから売ってくれないのだが馬鹿にされているのか?なぜ売ってくれないのだ?
管理薬剤師は保健所の指導だという。そして、保健所はその使用は医業に当たるのでダメだと指導したという。これは厚労省の指導なのだという。

この答えは、行政が歯科医師を医師だとは思っていないからであり、問屋には監査で厳しく注意する。「歯科適用の無いものは歯科に売ってはいけない」と。
行政は何処までも間抜けだと思う反面、この歯科医師法という古くさい法律を変えない限り、役人はそれを遵守しようとするわけだろう。厳密に言えば我々は毎日医師法違反をしているのかもしれない。だから、人の命に関わりそうなことが歯科医業の中で出てきても、その命は救ってはいけないのだろうなと法的には漠然と思ったりする。

ぜひ、この論文は一読して頂きたいものだ。



火曜日, 3月 05, 2019

やはり、機動性が大切だと思う拡大鏡!

かつてこんな記事を書いた。


で、今日こんな雑誌が届いた。熟読(?)した。そして思った。
ウチのツアイスのマイクロ君は4K搭載のSONYα7Rと親しい間柄になったところ、最近特になんだか張り切ってはいる。エンドモードに突入するとなんだか見えないモノまで4Kディスプレイに心霊写真のごとく出現する。マイクロが凄いのかSONY君が凄いのか、はたまた4Kディスプレイが凄いのか(笑)。

しかしである。この本を見ていても気がつくが、日頃使っているツアイスルーペの倍率の方が、マイクロの講釈倍率より大きいモノだから、記載記事が何かピンとこないだけじゃなく、パフォーマンス様講釈を感じる感じる(笑)。写真一つ見ても、こんな感じね〜と出された写真の多くは、私の使用のツアイス8倍140ミリより圧倒的に小さい見え方なのだ。
マイクロなオペなどと意識しなくとも、この凄ルーペでのオペは当たり前だし、残念ながら実はエンドでも機動性がまるで違う見え方。だからマイクロ君を出張らせる機会は極端に少ないのかもしれない。PZだって同じ同じ!上顎7番の遠心マージンをミラー無しで8倍で直視形成出来るのはすごくね?
何で発売中止にしたかね、ツアイスデンタル部門殿。使い切る人がいないとか、酔うとか、色々言われても、少なくともウチのドクター達は当たり前に毎日使う訳よ。

白水さん〜、なんとか特注で8倍をツアイスに頼んでくれないか??(笑)
以前も書いたが、態度の悪いサージテル10倍様は、ツアイス3.5倍とほぼ同等でしたと、工作員から報告を受けている(4年前)(笑)。