火曜日, 11月 20, 2018

インプラントと咬合とエイジングと

日曜日、くれなゐ塾の内藤先生をお呼びして、HERZ会特別講演会を開催した。参加者は30名弱と寂しかったが、それでも氏の熱い思いを皆間近で感じる事が出来たのではないかと思う。氏のお話しする内容は、以前から、私の感じてそして危惧しているここ10年以上続く流行のハウツーセミナーではない。午前中のお話など、とてつもなく広い医学的裾野を基礎の面から広く理解してもらうことでそれを咬合という問題にリンクさせる。
まさにSLAVICEKの人族以前からのHomoHabillisからの普系など、初めて聞く先生方にはピンとこないかもしれないが、発生学的考察から何故人はこういう咬合になったのかという思考の中、そこに咬合のそもそもが隠れていた。

ここからは、咬合で一番重要なブラキシズムに関する私的持論だけれど、、、、
人は武器としての顎口腔系の機能を捨てた代わりに言葉を選択した。大脳は言葉を作り言葉は大脳を作るとSLAVICEKは言ったが、まさにそこが重要だろう。武器として必要だった時代、生き死にに直面するストレスは非常に大きい。その時カテコルアミンを大放出させ戦い、そして命を守るのだ。
しかしサピエンスは言葉を選択した。言葉を選択したが為に得た様々な思考ストレスは身体ストレスと同等に扱われ、旧システムだけが残った。しかし、マネージメントできない事態が起こる。なぜなら戦いがないから。血中の戦う物質カテコルアミンはその濃度を増し、自己を攻撃し始める。その状況を大脳は回避したい。回避のための近道は筋組織の収縮と緊張に伴う微小血管の虚血再潅流。発生学的背景から大脳からの自立命令が唯一可能な咬筋群に筋収縮緊張弛緩の指令が飛び虚血再潅流が起こる、カテコルアミンの消費と供にスーパーオキサイドラジカルの出現を見るのだろう。局所における活性酸素の出現でその補償的脳内物質のドーパミンが拡散する。気持ちが良いのだ。

単にブラキシズムがストレスマネージメントと言うには事が重大。しかし、ブラキシズムのイベントの回数と強さが、どういう顎位で起ころうが「気持ちが良い」事が重要だろう。咬合を崩壊させるブラキシズムに対して、シーケンシャルやKNガイダンスでも、限界がある。負けない咬合と供に、ブラキシズムの原点をもっと探って様々な局面からアプローチすることの重要性も理解したいものだ。

内藤先生のお話の中に、ストレスマネージメントだけではないブラキスズムを誘導するかもしれない脳内物質のお話があった。まだ私が勝手に書くわけにはいかないが、非常に面白いアプローチだと思った。先が楽しみである。

さて、その咬合がきちんと理解されていない現状でのインプラントの狂気は、凶器に匹敵するだろうという論は、やや乱暴かもしれないが外れてはいない。なぜなら、「おれおれ」インプラントが横行し始め「私がやれば問題ない」と「こうすれば問題ない」いう非科学的な施術が注目を浴びたりするからだ。医療に100%が無いにもかかわらず、そして咬合理論が完成されているわけでもなく、あくまでも10年経過したから15年経過したからだけで全てを判断するのは、その先が見えていない証拠なのだろうと思う。
インプラントは素晴らしい治療法であることは間違いは無いが、その選択とリスク判断が将来の健康に繋がるというのはさすがに言い切れるものではないと考えている。インプラントに関する歯科医師の勉強不足はもってのほかだがそういうことではない。

ある、都内の知らない先生がとあるインプラントセミナーでエイジングの問題でこうも言った。
「金がないなら最後まで面倒見る必要はない」
ないならないでなんとかするシステムを作るとか、まるで倫理的発想がない、ただの米国かぶれのくだらない歯科医師が多すぎる。



金曜日, 11月 16, 2018

日弁連への痛快な良書

日弁連の正体という本を読んだ。私は開業して過去30年の間に、解決が難しくやむなく弁護士に相談した事例が2件あった。一つは金銭がらみのとある搾取で有り、一つはクレーマーに関する問題だった。そして、私の所属する組織でも日弁連のバックアップで主義主張を繰り返す項目もあったりした。常に疑問に思っていたことが、この本で溜飲が下がったまでは行かないが、非常に良く理解出来た。日弁連とGHQ、反日弁護士と日弁連、なるほど日弁連の左傾化が進んでいったのだと理解出来た。まるで彼らの主張は、共産党や社民党のような愚図の主張とうり二つなわけだ。

20数年前とある事業をスタートさせ、売上金を搾取された際、自称人権派弁護士に相談したことがある。彼曰く「契約書が巧妙で、無理ですねぇ、高い授業料だと思ってあきらめてください」だった。詳細を話すと、「先生の方が収入が多いのだから」と言う理由で取り合ってくれなかった。意味がわからない。まるで、弱いものでなくては味方はしませんよ、、と聞こえた。弁護士とはそういうものなんだろうかと思っていた。

10年ほど前、酷いクレーマー患者に出会った。やることなすこと全てに難癖を付け診療室で大げんかになった。この患者は共産党系労働組合の元書記長だった。埒があかないのでまたまた、今度は別の自称人権派弁護士に相談した。(私の所属している組織の顧問弁護士は皆人権派と自称する)

すると事もあろうか「先生はやらなくても良い治療をやったのではないか?だから文句を付けているのではないか?」と信じられないことを言う。私はすかさず「歯科医師の倫理の問題を言っているのですか?やらなくても良い治療を行う歯科医師がいると本気で思っているのですか?あなたは誰に相談を受けているのですか?この患者なのか?違うでしょ、私が費用を払ってあなたに相談しているのに、何故私がそんな有りもしないことで責められるのだ?」と喧嘩になった(笑)。最低の弁護士だなと啖呵を切って分かれた。

この時から、弁護士は本当に信用できないなと思い始めた。しかし最近、若くて勉強熱心でイデオロギーのかけらも感じさせない素晴らしい弁護士に出会ってはいる。彼のような弁護士が社会には必要だと強く思う。彼は日弁連をどう思っているのだろう。興味がわく。

日弁連は、死刑廃止、集団的自衛権行使反対、憲法改正反対、靖国参拝反対、慰安婦問題日本を追求、朝鮮学校無償化支持、拉致問題ミサイル実験無言、等など、およそ何処の国の人達なのか見当がつかない。むしろ朝鮮支那の言い分が正義で反日が正義だと信じている共産党や社民党のイデオロギーそのものなのだ。

ちなみに、日弁連は「こんなに危ない虫歯予防のフッ素塗布」と言う問題を「フッ素塗布は危険であり反対する」声明と文書を出している。あはははは、日教組だ。

北朝鮮の悪行に沈黙し、日本という国をおとしめる正義を振りかざす日弁連を理解する素晴らしい書籍であると思う。




月曜日, 11月 12, 2018

咬合医学の提言


30年前にアメリカンナソロジーでスタートした当院臨床。ヨーロピアンナソロジーに出会い軌道修正をした1995年。そして、その後2005年に佐藤貞雄氏が提言した「咬合医学の提言」は、アメリカンナソロジーと共有しながらも、私の臨床の様々な意味でのファウンデーションになっている。
今回、久し振りにその自分の検証というわけではないけれど、青木聡氏の「咬合に軸足臨床」セミナーに早くから参加申し込みをしていたので、スマイルクラブ大阪場所は欠場となってしまった。青木セミナーの内容はエッセンスながらもエクセレントだった。

改めて氏の話を聞きながら、つくづく思っ
たのだが、氏曰く「眼科において黒眼科白眼科上瞼科なんてないでしょ」に強く同感した。20年前のブログの中にも、歯科における分化科の意味がわからない、先進の米国でも患者はそんなことは望んでいない、なんてことを偉そうに書いていたのだが(笑)、誰も聞いてはくれなかった。分化してスペシャルな人になった方が本当に良いのだろうか?患者は安心か?スーパーGPじゃダメなのか?誰が得をしているのか?もちろんぼんくら歯科医師は絶対ダメだが(笑)。

咬合医学の提言は当時の私にはとても素晴らしい響きで、その内容もいちいち共感するものだった。そもそも、Slavicekの2002年の提言の一つに新たに共鳴したわけだが、あって話したこともないおじいさんだから、会える先生方がうらやましかったけれどね。ウチにある古い氏のセミナーシラバスは90年代中期なんだね。

さて、咬合を思考するときに避けて通れないBRX問題は、なんとなく嘗ての私の経験則持論と相まって、考えれば考えるほど楽しくなる。しかし、医学的に理解を増さなければならないストレスとはそもそも何か、結果カテコールアミン放出とホルモンの関係や、有名なFrankenhaeuser(1986)の「努力と悪性ストレスとホルモン」の関係とBRXがアロスタシス維持を担う関係を整理しなければならない。ただ整理するだけじゃなく、エビデンスがこうだからと言うだけじゃなく、私なりに推測もしたい、、と言うことで、「ストレスの仕組みと積極的対応」(藤田企画出版)という本を引っ張り出してきてみた。
ここに咬合医学を絡めると大変おいしくなるのでは(笑)。証拠もない持論として、私は、武器としての顎口腔機能を捨て、言葉を選んだ時、高ストレス処理のシステムだけが残って大脳はいきなり容量を増したのではないかと、高木兄ちゃんの文化人類学話も交えてふと思っている。そして、決してハウツーでは解決しないと思っている。シーケンシャルオクルージョンは一つの重要な選択肢だが、全ての解決策ではないのではないかなと。

諸般の事情で12月中に、BRXをわかりやすくまとめ、1月にプレゼンできるようになければならない。青木先生を始め、その道の高名な先生方に申し訳ないがなんだかやらざるを得ない。これがまた、私に大変なストレスなんだけれど(笑)。




木曜日, 11月 08, 2018

左翼記事(笑)

LITERAのド左翼記事が盛り上がっている。なぜだかわからないが、すばらしい?!(笑)。
「徴用工問題は本当に解決済みだったのか」
を読むと本気で気持ちが悪くなる。どんだけ韓流なのよ(笑)。そしてどんだけ韓国の捏造歴史感に心酔してるのよ(笑)。
LITERAのその他のWEB記事を愛読をしている方々に聞きたいが、あなた方の理想としている通りの社会ができあがると世の中は快適で幸せになれるのかしら。
安田会見を擁護したり国家の根幹に関わること自体を簡単に否定したり、何か、明治のアナキスト達の文面を思い出し末恐ろしくなる。
そもそも、日本という国がどうなれば良いのかという問題が全く見えてこない。知的好奇心をくすぐるとうたっているが、単なるゴロマキ記事でしかない。もう一度問うが、この国はどうなれば良いのだ??
何故、YES,ANDという理論展開が出来ないのだろうか???
かつて野党は、こんなころころとトップが変わる政治など信用できないと行き巻いていた。で、野党が与党になった。我が国は未曾有の大惨事になった。天災の話ではなく、政治的処理の問題と無能さだ。あきれるほど日本の経済力は地に落ち、未だかつてない最悪の政治を私たちは経験した。トップが変わらなくなった。独裁だと騒ぎ始めた。どんだけ頭悪いのよ。
そんなことは何処吹く風で、現与党を批判し攻撃する野党だが、どんな政党にもバカはいる。どうしようもないやつが間違って受かったりする。そこを攻めてどうしようというのか?そもそも重要な政策論争が出来ないくせに揚げ足ばかりをとる。この国をどうしたいのだろう。
なんていう事を、自身のブログで20年以上前から何度も書いていた私だ(笑)。与党自民党が素晴らしいなどと言っている訳ではなく、野党が腐りきっている以上、与党をなんとか応援しなければならない状況であることは皆さんよくわかっていると思う。かつての反体制的左翼正義がかっこいいと思われていた時代はとっくに終演している。明治維新が間違いであったのでは?と言う検証が出るくらい、実は革新的な事が正しいとは限らない。いや、保守の革新が必要であることは承知だが、韓国と国交断絶すら出来ない我が国の、なんとなくどんよりしたそして冷えていて変に賢い、、三島由紀夫が言っていた極東の小国に成り下がるのだけはごめんなのだが。