11月 02, 2020

ケニアのスラム街

 かつて311の時、キベラ(ナイロビのスラム街)の子供達は途轍もない災難に見舞われた所の、
しかし、自分たちよりははるかに裕福な日本人の中の被災者達に涙して歌ってくれた。あのビデオで涙した日本人は沢山いたのだと思う。


そのキベラが今、コロナで大変な事になっているという記事を目にした。世界中を見ても、あのファクトフルネスで強く書かれていた、「世界はドンドン良くなっている」、、と言う社会分析は2019年を境に大きく傾く事となる。一日一人あたり2ドル弱で暮らす最貧の人達が今までの予想より1,1〜1,4億人増えそうだという。1900年代後半で40億人ほどいたこの最貧人口は2018年までに5億人までに減った。これは素晴らしいことであると同時に、確かに新たな問題は噴出するだろうが、これだけのインフラに世界各国が血道を上げたと言うことだろう。例えば自分自身、かつて1970年に目の当たりにした(万博で(笑))象牙海岸のコートジボアールのアビジャンに思っていた景色は、今やマンハッタンを思わせる高層ビル群を臨み、自分の社会感覚知識のアップデートのなさに愕然とする。

ここまで発展してきた世界でも、武漢バイルスの脅威は、まずは貧困を抱える弱者からと言う構図は、バイルスと供に生きてきた人類の6000年前と何も変わらない。変わったのはコミュニケーションデバイスが発達したが為に、本体のコロナより恐ろしくなった「風評」なのだろう。

話は変わるが、久し振りにTORMOREが飲みたくなって買ってきた。封を切ったらコルクがば

らばらになって中に入ってしまったので違う瓶に粉砕されたコルクを濾して入れ替えたのだがなんだかなぁ。。。(笑)