11月 02, 2017

イタリアを含む欧州今回の総括(笑)

今回のneoss linkミーティング、ソレントという素敵な場所だったが、日本からは不便な場所でもあったわけで、そうかヨーロッパは共同体だもんな、、とある意味納得した。北欧だって離れてるとはいえ、ナポリ直行便はたくさんある。欧州各地からはナポリ行き凄いたくさんLCCも。で、空港からソレントへすぐ行こうと思ったらタクシーなら100ユーロでまあ大丈夫。バスだってたくさん出てるし欧州人はそんなに不便な感じがしないかもソレント。

しかし、いざ東洋からだと、私で2ストップ(三沢、羽田、パリ、ナポリ)関西からの強者は格安3ストップも(笑)。でも、かなりの収穫があったので苦痛ではなかったかな。NEOSSと言う会社がいかにブローネマルク教授のDNAを引き継ぎ、そしてアップグレードしているのか本当によくわかったわけです。他社がだめとかじゃなく哲学的にもと言う意味です。近代インプラントはなぜ始まりなぜ今まで引き継がれ、そしてなぜそれが良いのだと感じるのかとても大切なことだと思います。

シャモニとエギューイミディ
ジュネーブとジュネーブ空港
さて、パリのトランジット中、帰国しながらこれを書いてますが、イタリアは日本と同じ山と火山と扇状地。だから南ほど地形が複雑で平地はわずかで谷は深い。そして、そのまま北上すればアルプス。大きな地殻変動でイタリア北部からフランススイスオーストリアの山々はできあがったのでとにかく険しい。だから、イタリアなどは南の海から攻められていた歴史が沢山あり、文化もそれに従って多様化していますね。ナポリやソレント近郊のゴシックの教会にちりばめられるビザンチンの名残はオスマントルコの時代
をかいくぐってきた証拠なのでしょう。

ソレントは田舎なので比較的穏やかですが、ナポリは、申し訳ないが交通事情といい、混雑ぶりといい、なんだかインドのムンバイを思い出した。その一番の理由は移民だろうな。街の至る所でビジネス展開をする移民の方々が、本来はそうではないイタリアの文化を台無しにしている感じがしてなら無い。道ばたで堂々と偽ブランド物をブランドの国イタリアで売る神経はイタリア人であるはずがないわけで。まあ、北アフリカからアラブの春だとかなんだとかで相当数流れてきているだろうは一目瞭然。

交通ルールはインドに匹敵する混乱ぶりでレンタカーを借りようかなと言う気にならない。もちろんローマもね(笑)。北部はまだもう少しまともらしい。都市は悪い人であふれているから気をつけてね、で、イタリアの田舎に行けばいい人が沢山いるよと教えられたが、日本と同じでイタリアの田舎の第一村人発見はまずかなりの高齢者。そりゃそうだ。悪い人はいない(笑)。

歯科事情を都市部で聞いてみた。まともな人は医療費は高額なんだけれどプライベートクリニックにしか行かない。パブリッククリニックは建物古い、機材が古い、何ヶ月も待たされる、、で、余程所得の低い人でなければ行かないのだそうだ。これが先進国保険診療の現実なのに、日本の話をするとやはりみんな驚く。さすがだ日本、そんなことがパブリック契約で出来るの????だって。

帰りのナポリからのフライトは好天だったのでぼんやり外を眺めていた。前述のような「地形」が好きな私はただただ眺めてるのが好き。アルプスを越えたあたりから全く山がなくなりフランスの穏やかな丘陵地帯が広がり始める。そして全てが河岸段丘で出来ている。肥沃な土地だろう。一次産業の自国充実がうらやましいですね。

欧州共同体は日本で言う県単位と同じ感覚だと思う。眼下にフランスはアルデンヌエリアの原発が見えてきた。仏全土58基の原発は欧州の電力を下支えしているだろうが、ドイツにはないとか威張るが買ってるだろ。ま、日本で言うと秋田岩手にないけど青森にある、、ぐらいの感覚でしょ。あれこれ思う人はまず行って、感じて、そこの人と話して、空気を吸ってくるべきだろうな。原発ツアーじゃなく(笑)。。。

欧州、、、何度も何度も行ったが、何度も色々考えさせられるわ。














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