7月 19, 2013

リヒテン3日目、4日目、そして祝着至極


イボクラ2日目(リヒテン3日目)のセミナーも無事終了。いまいち共有出来ない部分もあったけれど、彼らがそう考えて実践している事こそ重要だから敬意を表そう(笑)。


コンプリートデンチャーオクルージョンの問題は一番エビデンスがない部分。けれど、経験的にワシらはベストの方法を選んでいるに違いない。その背景にはかつて必死に学んだ理論があるだろうしそれを実践した経験がものを言う。



特にコンプリートデンチャーのオクルージョンは、フルバランスだシーケンシャルだ、あるいはケーナインガイダンスダだと議論しても始まらないのだろう。

ワシの持論は、デンチャーだろうが天然歯だろうが、生体の、顎口腔系周囲の他の機能に大きな変化がない(加齢に伴う若干の生体変化はランダム化比較研究では誤差の範囲内)のなら、オクルージョンの理屈がそこで変わるのはおかしいと素直にシンプルに。
配列のデモでも、日本人無歯顎の6割以上を占める円形の顎堤では西洋人の長円と同じ配列では犬歯間の距離が開きすぎてしまうわけで、この人種差の違いもある程度加味しないと。
う~ん、勉強した。
「よく出来ましたで笑」、をもらった。



マイエンフェルトの静かな通り
スマイルクラブのeducation & funの哲学はリヒテン4日目に本領発揮。我がHERZ会もこうでなくっちゃぁねぇ。本日の予定している150年続くスイスのクールのラボ見学。米国西海岸のRENZO Labの弟が引き継いでいるという。で高木兄ちゃん達は、此処まで自転車で移動。ワシらバイク組はバイクで移動。途中ハイジの舞台となったマイエンフェルトのあまりにも美しい景色の中をバイクで疾走、、といっても制限速度は守ってます。マイエンフェルトの
兄ちゃんのFBから無断借用。いや、かっぱらい。
この景色をバイクで横目で見てどうしても欲しかった。
糸杉のある欧州の典型的な風景、マイエンフェルト。
街の中は石畳の、静かな小さな素敵な街でした。






その後クールに向かい、キャセリーニラボへ。美しい最高の景色の中で最高の仕事が出来る、、と言ったのはチューリッヒ郊外で開業しているグルンダー先生。このラボも同じく、クールらしい素晴らしいロケーションの中、美し仕事をしているのですな。「老舗はいつも新しい」、、という「なだ万」の社是をまねしている当院ですが、このラボも大型のCAD/CAMを導入しており、なるほど、老舗はいつも新しくないとな、と改めて実感



夕方レンタルバイクを返しにクールからズーリックへ。時間を気にしながら、高速を使わず帰ろうとトライするも何度も道に迷い、結局高速ですっ飛んでいきました。iPhoneのナビは便利なようで若干迷います(笑)。高速走行中若干の雨に見舞われ、このまま本降りになったらどうしようと心配になったのですけれど、何とか持ちこたえてズーリック。今度は迷いもせずバイク屋へ、、と思ったら同じ名前のブランチでして親切な店のおじさんが行き先を指示してくれまして無事にバイクも返すことが出来ました。

その後、電車でサルガンスまで行き、タクシーでリヒテンのファドゥーツ。やはり自転車でクールの往復をした自転車組と約束した時間に、わしらバイク組はやや遅れてレストランに。毎日食い物飲み物(今日はハイジの故郷で作っているワイン)が美味くてたまらん。これはやばいけど、日本に帰ったらまた節制するから許してあげよう、自分。
本日最終日は、朝から車でズーリックに向かいます。高木兄ちゃん達の自転車組は中央駅からジュネーブに向かいます(多分、、?バーゼルだったかな)。ワシらは空港で13時のフライトまでお土産買ったりぶらぶらしたり。搭乗してメシ食って酒飲んだら睡魔。爆睡後気がつくとすでに日本海上空。寝たなぁ。成田には朝の8時過ぎに到着しました。余談ですが、オンシーズンもあってビジネスクラス、ファーストクラスも満席。景気良いのかな。。


只今帰りの新幹線の中でこれ書いてます。バイク組でサポートしてくれた、山形のSKRI先生や千葉のSTU先生、それに兵庫のMTI技工士に、無事今回のミッション終了につき感謝申し上げます。


明日から現実に戻り、ワシは書類めくり&画面にらめっこの三日間になる訳です。



今回は得意なスイス西部じゃなかったので、道に迷いましたなぁ


赤が初日の走行
青が初日午後の山登りラン
緑が最終日のジュネーブまで
気の利いた走行ログじゃないところがミソ(笑)

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