5月 21, 2015

ブログの更新のその影に(笑)

最近ブログ更新が滞っていて、どうしたのというメールを幾つかもらいました。FBに参加していない方々はどうやら定期的にワシのブログをチェックしているようで申し訳ないですな。

月曜火曜青森市出張、可能な限り早く帰ってきて通常診療。水曜午前衛生士学校の授業、帰ってきて通常診療。本日木曜また青森市出張。今週は過酷です。加えて、かつてワシと副院長以外で4人いた勤務医は皆独り立ちして現在は1名。週末だけ来る非常勤を含めても1.5人の勤務医体制では思うように深い思慮の治療が、思いもかけないほど時間がかかってしまいます。地方都市と言うか郡市レベルの深刻な歯科医師不足は此処数年拍車がかかっています。ちょうど歯科医師人気が絶不調だった頃の卒業生達が今の新歯科医師と重なるわけで、本当に何処にいるんだ?過剰だと言われる歯科医師は。
そんなにウチの医院は魅力ないか(笑)?ウチの医院を卒業して成功裏に独立開業している数多くのOB達も心配しているのです。ゼロ歳から人の終焉まで完璧に診る事の出来るスーパーデンティストを目指したい若き歯科医師大募集なのですよ。



そんな多忙な中、寝際にずっと読み返していた「ジパング」。漫画とは言え我が国の軍事を考えるに秀逸な作品だと思っています。まあ、最後の終わり方にタイムスリップ物のあるあるな不満は若干残る物の、今の日本が抱えている大いなる矛盾した「専守防衛」へのこだわりを、戦局当時の価値観で比較しながら多くの問題を投げ掛けた作品ではないでしょうか。タイムスリップ物等数あるフィクションの世界で、これだけ現代日本の軍事と現代日本人の正義を深く切り込んだ作品に出会った事がありません。

専守防衛へのこだわりとは実際どうなんだろうかと、9条信者達は考えるべきじゃないかな。このこだわりは、貴重な思いの死を経験する事が優先するという事を思い知るべきでしょうね。物語の中では専守防衛を堅持するために多くの隊員が殉職する。誰かが死ななければ反撃が出来ない矛盾こそ今の日本が抱える周囲の国への「思いやり」と勘違いされても仕方がない現実を直視して欲しいものです。
思いやりは我が国特有の大きな変化を望まない国民感情と一致します。ですがそれは絶対的民主主義とは一線を画す物であり、背景にある思惑の暗躍がワシらには見えにくいというやはり大きな矛盾を抱えます。かつて核で主導権を握りたいルーズベルトは民主主義政治とは利害関係や利権のバランス調整だと、そしてそのコントロールが芸術だと言っていましたが、結果民間への大空襲の悲劇が、広島長崎の悲劇が、、生まれています。

辺野古への基地移設反対の背景にある環境への思いやりは、支那の別次元の思惑と一致し、極東安全保障のたがを外そうとする動きにほかならない事が、見せかけの思いやりでカモフラージュされている始末です。歴史上非常に希有な経済発展を遂げたとは言え本当の独立国家として日本はまだまだアメリカの属国としての体を脱却しているとは言い難い現実で、ジパングの中でも最大なる矛盾として何度も登場するのです。加えて、核アレルギーを背景にワシら日本人の根底を微妙についてくる変わらぬ工作に今更ながら辟易するのはワシだけなんだろうかな。

ところで!!!共産党の志位氏の国会発言。正しい戦争とか悪い戦争とか、こいつ本物のバカであるだけじゃなく、どこまでも我が国を貶める、売国奴であるな。お花畑脳のふりをする極左テロ集団の代表だけあるね。じゃあ、過去の歴史でどこかの国の正しい戦争とやらを提示してみなよ。戦争とは価値観と利益のお互いのぶつかり合いを武力で解決する非常に高ストレスな政治判断じゃないか。戦う相手同士でお互いの正義がある以上こんな議論こそ、、、、ばっかじゃないの??




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