木曜日, 2月 07, 2019

北方領土の日

2月7日は北方領土の日です。過去に毎年この事に関して書いてきました。そして何も変わらないし、日本政府の駆け引きの悪さに残念で仕方ありません。ロシアは自分たちより黄色い日本人を下に見ていることは歴然です。大東亜圏構想が実現していればなぁと、歴史にIFを持ち出し、妄想する私でした。

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さて、こんな記事を見つけました。
「北方領土が第二次世界大戦でロシア領になった、、というロシアの主張は間違い」
News Week

ロシアは第二次世界大戦の結果として南千島がロシアのものになったと言うことを日本に同意させたいらしいが、この事に日本は断固として反対していない事実があるのです。
う〜ん。第二次世界大戦を戦ったのは、ちなみにソビエト連邦で、マルクスレーニン主義の独裁国家です。現在のロシアとはまるで違います。こういう国としての形が全く違うにも関わらず、こういうことを言うわけです。

しかも、ソ連と日本は基本的には戦っていません。停戦後、ルーズベルトにそそのかされたスターリンが不可侵条約を一方的に破棄して千島になだれ込みました。もちろんその情報は欧州にいた小野寺諜報員の報告で政府には伝わっていましたが、時の政府は「ソ連の仲介による和平」に賭けており、やはり外務官僚の世間知らずさはいつの時代も同じなのです。

もう一つ重要な事が。すでに60年前からソ連-ロシアの高校歴史教科書や大学の自国史では、かつてロシア帝国領土だった千島は、日露戦争で奪われ、そして第二次世界大戦で奪還した、、、と言う事の詳細書かれています。もちろんこれは歪曲された作られた歴史で、事実とは異なります。しかし、現在、例えばロシアの外務官僚でも40〜50歳代。高校大学教育においてこれが史実として勉強してきている。
他国の教科書にがたがた言う、支那朝鮮のようにはなりたくないから言わないけれど、そういう間違った事実を学習してきた上での話なのだと、日本としては理解しながら交渉をするべきなのではないだろうか。

1956年に鳩山内閣が日ソ共同宣言を出して国交が回復しました。しかし、内容は酷かった。なぜなら、この共同宣言では「戦争状態の終結」という文言があるのだが、これは第二次世界大戦の話ではないはずなのだが、もちろん日本もそのつもりだったのだが、向こうはそうは思っていなかった。この辺のからくりを、ロシアは外交カードとして絶妙に使っている。本来、ポツダム宣言受諾後のロシアの侵攻なのだから、「日ソどさくさ紛れ戦争」とでも名前を付けなければならなかったのだ。

だから、ロシアの自己矛盾はロシアも本当は分かっているのだから、胸を張って、ど真ん中から否定した方が返還交渉はうまくいくって(笑)。

と、勝手に思う。

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