火曜日, 9月 03, 2019

介護コンテストに思う雑感

当院施設数名で、介護技術コンテストに参加した。うちをのぞく全てが社会福祉法人からの参加だったので、うちは最後に「ユニーク」とかレッテルを貼られた(笑)。まあ、これはとりもなおさず、歯科がいかに介護の世界に認知されていないかの表れだろう。歯科関連業種の方々は、これからますます歯科は重要だから、、というが、現場ではそう認識を持つ人達は極端に少ないと感じる。「大切なのは分かるが、それ以上に大切な事が山ほどあるんじゃない?」という教えなのだろう。

採点方法が公にはなっていないため、その基準が分からない。しかし、なんとなく感じるのは「教科書どおりのプロトコルをいかに忠実に守るか」という気がする。つまらない。私は一人の観覧者として「このチームは凄いじゃないか!おもしろいなぁ、やられたなぁ。」と素人目で感じた津軽の某チームは選から外れた。前述プロトコルから言えば「余計な事」をしたのだろう。しかしそれは私のような素人には「もし自分ならこうやってほしいな」と思わせる発表だった。そんなのは関係ないのだね。

当院施設ベルメゾンKは、発足当初本当に苦労した経験があり、スタッフのモチベーションもだだ下がった時期がある。その理由を分析すると「悪いところを見つけるのが得意な」某大学准教授のアドバイスをなるべく忠実に守ったからだと、今でも恨んでいる(笑)。その箍を外して私やアドバイザーが哲学とスキルを再教育し、育っていることを認め、個人の資質を十分に導き出し、個人の資質を十分に認めた結果、今では胸を張れる素晴らしい施設に生まれ変わった。一番信用できないのが大学の先生だった(笑)。

あれしてはダメ、これしちゃダメ、これは良くない、そういう言い方は良くない、一般の常識は介護の非常識(?)とか、あり得ないダメダメ発見方式で、こんな人が大学で教鞭とってるんじゃ話にならないなと感じてはいたものの、こちらはほぼ素人の集団だったから素直に従った結果が酷い様だった。

審査員も含め、大学でものを教える人達の頭は現状プロトコルからの減点採点。スタンフォード型の採点方式など多分知らないのだろう。だから、閉塞したと思わせる介護現場を作ったのは、エライあなた方だと認識するべきだろう。画期的な発想や、驚くようなひらめきが、介護の現場を明るく楽しくするとは夢にも思わないだろう。

だからもっと驚いたのは、後半の講演で「日本一イケメンの介護士」の「介護から未来を変える」というお話に県の重鎮が頷く頷く(笑)。内容は医療業界では当たり前の診療哲学の話をかみ砕いたもの。そして今流行のハイタッチ医療を介護に置き換えたもの(全く同意できない)。日本中で引っ張りだこだと自慢していたが、じゃあ、何故なにも未だ変わらないのかと言えば、彼の言うことを介護の重鎮達が理解出来ないからだけの話なのだろう。スピーカー仕事も大変だろうなと同情さえした。
ただ一つ、スキル20%メンタル80%が現場を変える、、、は大いに共感する(笑)。

入賞ではなく、業界に風穴を開けるため、来年は皆仰天するような内容で、再挑戦してみたい(笑)。と、皆で打ち上げ飲み会で真剣に話をした。
とにかく、私はそんな素晴らしいスタッフに囲まれ恵まれ大いに感動したのでした。




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