水曜日, 7月 09, 2014

保険医やめたら?その2

過去のブログで一番閲覧者数が多かったのがJapan Moves Righ(2012/12)だったのですが、前回のブログはそれを超え一日で1000件越えです。いかにこの問題に同業者を含め興味があるかという証拠でしょうか。

言っときますが、けんか売ってるんじゃないですよ。何が一番大切なのか見失わないでねと言っているんですよ。
ちなみに、名古屋のY先生は保険診療はしませんし、素晴らしいコンセプトとご自身のインプラントにかける診療システムをお持ちです。すばらしい。
一方、保険診療担保でビジネスコンセプトが優先なんて、歯科医師としてどうかと言う提言であり、批判ではありません。優先順位から言えば、胸を張って保険医を返上しては如何かと普通に思います。

イギリスだって、NHSに加盟せずに独自に思うがままに素晴らしいシステムを実現して開業している歯科医師は驚くほど沢山居ます。以前から書きましたが、BAのロンドン行きに乗ると、前日のイギリスの新聞とかいろいろ見ることが出来ます。必ずお目にかかる歯科のページでは、様々な付加価値をつけ自院の特徴を余す所なく紹介している歯科医院を色々見ることが出来ます。予防専門、矯正医だけれどウチの矯正はこうだとか、他にはない小児専門だとか、補綴でもCAD/CAMに力を入れている紹介だとか、それはもう沢山。

元々ガバメントインシュアランスの存在しない米国ではもっとでしょう。それはそれで歯科医という職業が尊敬され年収も高く若者のあこがれの職業として成り立っているらしいので、そのコンサルテーションやノウハウ及びビジネスフィロソフィーがぬきんでているところが沢山あっても不思議ではありません。

さて問題は、日本の医療システムの中でそういう事をどこまで容認するかという難しい話になります。かつて歯科ジャーナリストの秋本氏が「歯科においては、治療のゴールが患者本位になる」事をお話しなさったのはずいぶんと前です。今でこそ単に治療というくくりではなく疾病治療と再建治療を正しく理解すれば、再建治療という名前のものが実にその通りであることを実感するわけです。

しかし、今話題に取り上げた「ウチのコンセプト」が、目の前で困っている患者さんをいとも簡単に放り投げ、誰かそういうのが得意な人に診てもらえば良いでしょう、、という倫理観の欠落こそ大きな問題だと考えられませんか?MOGI先生の言うところの、コスパに長けた患者さんだけチョイスするハウツーを売りにしているコンサルに洗脳されている情けない現状こそ、今ワシらの業界が抱えている問題の新たな一面だと思わざるを得ません。何度も言いますが、否定はしないから保険医を担保にするなって言うの。

真面目にさ、保険医のあり方をもう一度考えてみては如何かな。療担規則をよく読んでみてはいかがかな。保険医としてどうあるべきか、あるいは返上して好きなことを信じたことを貫くか。

そしてその度胸があるのかどうか、患者さんはちゃんと見ていますよきっと。。。。




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