木曜日, 1月 14, 2016

岩手の袖引き小僧

数日前、所用で出かけた花巻に宿泊しました。メシ食って風呂入って酒飲んでテレビ見て寝るかなぁ、、という感じで寝たわけです。明け方、何やらの物音で目が覚めました。

ところが体が動かない。いやいや、久しぶりの金縛り。この年になって金縛りとかに遭うと死ぬんじゃないかなーとか一瞬思うわけです。
若かりし頃、特に予備校生時代頻繁に金縛りに遭い、住んでいた寮の部屋を換えてもらったり。なぜかというと、その部屋の押し入れの裏側にマジックインキで怨念の遺書のようなものを発見驚愕、噂では電気コードとタイマーで自殺した予備校生が居たとの話。いやな感じだわ。そんな話を知らず、電気コードで体をぐるぐる巻きにされ耳元でささやく恨み節を聞きながら何度金縛りに遭ったか(笑)。

水木しげる先生の袖引き小僧図
素敵な金縛りなんぞと言うのは、小脳が爆睡していて大脳辺縁系が元気に起きてしまっているときにおきる。しかし、こう言う経験をすると一概に科学的なことだけでなく、なんか違う世界が窓開けてるんじゃないか?と考えちゃうわけです。だから多感な若かりし事に頻繁に出会ったのかもしれないなぁ(笑)。

さて、花巻でどうなったのか。金縛りに遭っただけではなく、もちろん声を出そうとしても声にならないのは、金縛り経験グループなら周知。今回はそれに加えて、手を引っ張られたんだなこれが。強く痛い程ではなく、小さな子供が引っ張る感じ。二度ほど引っ張ってもワシは金縛っちゃって動けないんだもの無理だと分かったのかベッドの下に潜り込んでいった。そのときの音をとてもリアルに覚えている。そう、かつて我が家にいた故ロビンというゴールデンレトリバーが旨そうな匂いをかぎつけドタバタと上へ下への大騒ぎするあの音だったが。。。う〜んなんだらう??

鳥取には昔、「袖引き小僧」と言って、夕方薄暗くなるとどこからともなく現れた子供が袖を引っ張って、えっ?と後ろを振り返っても誰も居ないし姿は見えないと言う妖怪が居たらしい。繁華街を歩いていると袖を引かれてなにやら怪しい店に連れ込まれることもあるらしいが、そう言うのじゃなくてね。

花巻で出会った素敵な金縛りは、どうやら岩手の袖引き小僧だったのではとか、ぼんやり考えていました。


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