6月 13, 2023

予防歯科と呼ぼう歯科・・www上手いこと言うもんだ(笑)

 私の予防歯科シンポ感想の続編 第一報を読んだらしい方々へ(笑)


JK先生からメールが届いた。先生、あれは予防歯科じゃなく康本塾の「呼ぼう歯科」に間違って行ってしまったんですね。(笑) 何通か同じようなメールをいただいた。(く)まさか先生がいるとは!とか、私はあのグループ苦手なんですとか。正直、康本塾がなんなのかを全く知らなかった私なんですが、です。「塾」がつくなら、尊敬する内藤先生の「くれなゐ塾」とかとはまるで様子が違うのですね。方向性がまるで違う「くれなゐ塾」のアップデートの徹底したエビデンススキルの口腔完全理解等とはまるで次元が違いすぎてビックリ。歯科と言うよりはやはり自己啓発セミナーなのね。

ここで検証してみよう。「人を動かす」という有名な自己啓発書がある。デール・カーネギーが1937年に著した。この中で、ビジネスの成功は専門知識以上に統率力、説得力、対人関係力を含めた自己表現力だと書かれている。そして、自己表現力を発揮する目的だが、相手を自分の考え方に無理なく引き込むことで、そう、相手を自分の目標に向かって変化させて行くことが重要。だから自分も変えるのだという理論だ。

ここで賢明なる諸君は気がつくのではないかしら。カーネギーの授ける知恵を信じたとしよう。実行したとしよう。「人を動かす」という本が人を動かしていることに気がつくだろう。なぜなら、この本はベストセラーなのだが、多数に読まれたのではなく多数に買われたのだ。自分が成功したいという欲望が社会に蔓延しているから、買ってから読み、その現象を著者個人の力量に還元することで理解しているだけなのだ。これこそが人間中心主義の始まりであり、人が人を動かすプロセスに注目するあまり、そのプロセスのみならず精神まで管理するルール、言説、文化、といった個々人が生まれる前からある権力のようなものを持つことにある。これこそが見事な自己啓発の始まりなのである。子羊たちには目から鱗の新世界であることは間違いない。

これを歯科に当てはめたとき諸君は気がつくだろう。多くのコンサルが言うようにビジネスの成功は専門知識以上に、、と言う言説が、当てはまるのだろうか?私はそうは思わない。私の周りの、歯科医療に真摯に取り組んでいる先生方は、お金は結果に付いてくるものだという本来医療人が持つべき姿勢を崩していない。結果とは?私たちは患者と療養の給付(現物給付)の契約をしている。療養の給付の元になるのはその信頼と歯科医学の知識とスキルに他ならないから、集患のための様々な事業はそれらの背徳行為に繋がると考える。保険だろうが自費だろうが患者ファーストなら当然そうなるべきで、「患者が来なければ話にならない」は言い換えると「来た患者にまともに療養を給付していない」からそうなる訳だ。

多くの先生方は、ビジネスの成功例として次々出てくるこれらの医院を批判するわけではないと思う。好きにすれば良いのだ。しかし、その人が人を動かし、患者を動かし、精神管理するプロセスに、全く同意できなかったと言うことなのだろう。

もう一つ気になった事がある。支那だ。沖縄はその歴史を見ても交易はあったにせよ、DNAも地政学的にも日本であることは間違いが無いが、風評として、沖縄が生き残るには朝鮮と支那を味方に付けろという新聞が発行されている。そしてこのグループは支那に組みいろうとしている。この姿勢が全く理解出来ない。もちろん支那の「お金」であることは間違いないだろう。これ以上は差し障りがありそうなので触れないが、いやな空気であったことは間違いが無い。

と言うことで、お門違いだった私の参加はこうして幕を閉じたのでした。

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